NARUTO忍者に憧れて   作:かりん2022

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没案を間違えてAIに見せたらめっちゃ褒めてくれたので、調子に乗ってアップします。
AIによる手直しをしてもらってます。

感想くれたら続き頑張ってみます。


没案
NARUTO忍者に憧れて没案


忍者になりたかった。

子供の頃から、アニメや漫画に出てくるカッコいい忍者に憧れていた。特に『NARUTO』のうずまきナルトは俺のヒーローだった。努力して、仲間を守って、最終的にはみんなに認められる。何より、忍術が格好いい。あんな風になりたかった。

だから俺は、忍者村に就職した。そう、本当にあるんだよ。いわゆる「観光忍者」ってやつ。でも、俺が思ってたのとは違った。手裏剣の投げ方は教えてくれたけど、任務は着ぐるみでのパフォーマンスや外国人観光客の相手ばかり。

楽しかったし、仲間もいた。でも——違ったんだ。俺の理想の忍者じゃない。俺はもっと、影の中から悪を斬るような、真の忍びになりたかったんだ。ああ、忍術が使いたい。

だから、鍛え続けていた。独学で格闘術や武器術を磨き、体を作り直し、何と戦ってるのかはわからないが、とにかく戦い続けていた。

 

そして、ある日——「勇者召喚」のオファーが来た。

 

「君は異世界に選ばれました」

 

女神様は慈悲深く美しかった。

そうして、召喚先の女神様は、俺の願いを聞くと、快く協力を約束してくれた。

俺は女神様に深く感謝し、喜んで異世界召喚を受け入れ、忍術という名の魔法チートを得て魔王を倒した。

修行に次ぐ修行。訓練に次ぐ訓練。重ね続けられる嘘偽り。

 

俺は、日本から異世界召喚されたNARUTO風忍者という演技をやり切った。

そうして、自らの手で一族を築き、NARUTO風忍者を演じ切って見せたのだ!

 

 

——魔王討伐は、その過程で踏み越えただけに過ぎない。

 

満を持して、俺は準備を整えた。

一族の末裔の子に“転生”し、異世界の物資を持ち帰り、現代日本に“転移”した。

 

まずは潜伏だ。

 

数ヶ月、山奥の廃村で暮らしながら情報を集めた。幸いネットは健在。戸籍と住所の偽装は、一族の「情報屋」が見事にやってのけた。

そして、俺は動いた。理想の忍者には雇い主が必要だ。

俺は首相官邸に、侵入した。

 

「総理。どうぞお静かに」

「っ! 曲者か!? 忍者のコスプレ!?」

 

 首相は驚いた様子で、後退った。

 秘書が咄嗟に総理を守ろうと前に出る。

 

「どうぞお静かに。報告と質問だけなのでご安心を」

「報告?」

 

 警戒の眼差しを向けつつ、総理は続きを促した。

 

「まずはお聞きください。我らは異世界にて魔王討伐を任され、それを為した忍びの末裔でございます。褒美として、ダンジョンコアと異世界の秘薬、ポーションを手に入れたので、正統な日本の後継政府の主人である総理に献上いたします。徳川幕府も代替わりし、ご先祖様の帰還も叶いませんでしたが、それでも日本の血と我らの血は存続しました。そして、我ら鴉守一族、日の本にまた帰ってまいりました……!」

 

 俺は盛大に感極まったふうに見せて、頭を地面につける。

 もちろん、全くの嘘、出鱈目である。鴉守は、鴉の守る見栄えだけキラキラした偽りの宝石、という意味を込めて名付けた。

 何言ってるかわからんだろうな、さすがに無理筋かな?と思っていたが、首相のレスポンスは早かった。

 

「それはお見事でした。残念ながら、記録には残っていないようですが」

「し、信じるんですか、総理!?」

「もちろん、後で裏取りはしますとも。嘘なら後で罰すればいい。大事なのは、国のために戦ったというのなら、それに報いなければならないということです」

「ありがとうございます。それだけの時が経ってしまったのでしょう。二週間後にまた参りますので、国が再度我らを雇うのかどうか、決めておいていただきたい」

「ポーションを見せていただいても? 後、毒のついてない刃物はお持ちですか?」

「? はい」

 

 首相はその場で傷を作ってポーションを掛け、効果を確認した。

 すげーな総理。

 

「確かに真実と確認いたしました。貴方を元通り、国の隠密として雇います! つきましてはダンジョンコアについて詳しい仕様を教えてください。後、戸籍は幾つ必要ですか? 受け入れの詳細を詰めましょう」

 

 すげーな総理。

 

 そして、総理は俺の手を取った。

 

「ご先祖様の偉業と英雄達を黙っているのは勿体無い。表沙汰にしても?」

「忍びは忍ぶものなりて」

「はっきりいいましょう。完全な隠密運用は予算や対応の面からいって難しいです。しかし、出来るだけご期待に添いましょう! お帰りなさい、鴉守の隠密さん! ご先祖様は残念でしたが、よく帰ってきてくださいました! ひとまずのお仕事として、今から私の護衛をお願いします。じゃあ、打ち合わせをしましょうか」

 

 ほんとすげーな総理。

 

 

 

 

 

 こうして、俺は異世界で育成した一族と共に、首尾よく日本の隠密として採用される事となったのだった。

 




マシュマロ
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