NARUTO忍者に憧れて   作:かりん2022

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医療忍者になります!

私は新人の薬師寺 桜。

今年薬品会社に入社した新人だ。

 

ある日、私は主任に呼び出された。

 

「君は銀行強盗を倒した忍者を知っているかね?」

「忍くんですね。今、めちゃくちゃ報道されてますよね」

「そう。忍くん。彼が使っている忍びの軟膏がこれだ」

「主原料はヨモギっぽいですね。とても滑らか……。個人でこれはすごいですね」

「すごいなんてものじゃない」

 

 主任はラットに小さな傷をつけて、軟膏を塗って拭いた。

 傷が消えていた。

 

「えっ」

「この軟膏を我が社で作りたいので、作り方を聞いてきてほしい。一億くらいまでならそちらの判断で約束していい。それ以上は相談してくれ。とりあえず手付金で100万持たせる。行ってきてくれるか? 向こうも冴えないおじさんよりも、可愛い女の子の方が良かろう」

「わかりました。交渉してきます」

 

 そうして、私は忍くんの家へと向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「主任! 相手はガチの忍びでした! 頑張りました!」

「すごい荷物だな。もしかして材料を分けてもらったのか?」

「はい! 忍びの秘伝の薬草に、レシピ、忍びの教本、忍びの覚醒薬を貰ってきました! 忍びの覚醒薬を飲まないと忍びの秘伝の薬は出来ないそうです。忍びの覚醒薬は一粒10万円で、とりあえず実験用に10粒買ってきました! 後、月謝20万、週五回、二時間ずつなら講習をしてくれるそうです。医療忍者コースなら一月で大丈夫だそうです。後の薬草、レシピ、教本は後でお金を払いますって言ってきました! 量が多いんで、他社と共同出資でもいいんじゃないかなって思います。やっかみが怖いですし。その話もちらっとしておきました。警察から自作の薬は他人に使っちゃダメだと言われたそうで、ケチらなければ色々教えてもらえそうです。主任、ケチっちゃダメですよ。搾取して本物の忍者を敵に回したらたまったもんじゃないですからね」

 

 マシンガントークをしながら、ドンドンドン、と荷物を置いていく。

 

「忍びの覚醒薬?」

「私、使いたいです! いいですか? 主任!」

「成分分析してからだ」

 

 分析の結果、地球のものではない物質が検出された。

 っていうか忍びの秘伝の薬草が未発見のものだった。

 主任は頭を抱えた。

 

「お願いです! 覚醒薬を使わせてください! 医療忍者促成栽培コースにも通いたいです! 一月でしかも20万で秘伝の薬が作れるようになるんですよ!? 絶対お得です! 後国にも認可をもらいやすく働きかけましょう!」

「しかし」

「秘伝の薬の中には若返り薬もあるんですよ!」

「若がえ……?」

「期待が持てます! 何せ秘伝の薬ですから!」

「我が社は傷薬が得意分野なのだが……。ああ、それで他社も巻き込んで、か」

「ですです!」

「えたいは知らないがいいのか?」

「はい!」

「主任! 新人ばっかりずるいです! 俺にも挑戦させてください!」

「俺も!」

「私もお願いします!」

「じゃあ、誓約書を書いて希望者に飲んでもらおうか」

 

 私達は薬を飲む。

 腹の中がポカポカする感じがする。

 

「チャクラを練って、イメージをする! ポカポカしたものを手から放出! うおおお光玉弾!」

 

 私は力一杯手を突き出す。

 その私の手から、小さな光がぽひゅって出た。

 

「えっ 簡単。講師いる、これ?」

「負けてられるか! うおおおおおおおおお!!」

「教本によると……秘伝の調合方法は……」

 

 主任はポカンとして、覚醒薬が残っているか確かめた。

 残っているはずがなく、あるのは半分ほど試験に使った物だけである。

 その半粒を、主任は飲んだ。

 それでも効果はあったらしく、指を立ててそこから光を出す。

 

「桜くん」

「はい!」

「覚醒薬はあるだけ買おうか。あと、全メンバー半数づつ2ヶ月通おう」

「はい!」

「俺、ちょっと外で火遁の術を練習してきます!」

「おいバカやめろ。水遁にしろ水遁に」

「流石にそれは習ってからにしろよ」

「私はちょっと国と交渉する。手作りの薬でも売れるように法改正してもらわないとな」

「頑張ってください、主任!」




マシュマロ
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