超次元ゲイムネプテューヌ Origins Transition   作:シモツキ

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技(スキル)集&機体解説

技(スキル)集

 

ルナ

 

ルナチョップ

 やる気と力とその場の勢いを込めた手刀を打ち込む技。それ以上でもそれ以下でもないが、単純明快な攻撃故に、ぱっと即座に出す事が出来る。ノリにノっていたからか、ルナはこの技(素手)でスイカを割った……可能性がなくもない。

(使い手から一言)「えぇっ!?これって技!?技なの!?確かにあの時は勢いで、えいやーっ!ってやったけども!っていうか、一番最初に紹介されるのがこれ!?」

 

転換支配(トランスドミネーター)

 シェアエナジーの受け渡しを行う転換移行(トランスコンバート)、それが使い手たるルナが極度の興奮状態に陥った事で、実質暴走する形で発生した技。基本的な性質は元の技と変わらないものの、そちらはあくまでシェアエナジーを必要とする相手に必要な分だけ送る『支援』の技だが、こちらは対象のシェアエナジーを大量に徴収し、興奮状態のルナの感情を乗せて強引に返還する、更にそれを繰り返し行う事で強制的に対象の精神をルナの込めた感情で染め上げていく『支配』の技となっている。精神への干渉は、大量のシェアエナジーを急速に奪われる事で対象となった女神は一種の飢餓状態に陥り、シェアエナジーに込められた感情を精製する事なく取り込んでしまう事も一因。加えてルナの能力そのものも拡張されているのか、触れる事なく発動が可能な他、月光剣との遠隔会話も出来るようになっている。このように強力どころか凶悪とすら言える技だが、極度の興奮(=任意の使用は困難)と対象との信頼関係(=敵を対象にしても基本機能しない)が必要な上、信次元の性質も関係していると思われる為、戦闘での実用性は殆どない。また──そもそもこのような技が、本当に実在するのかも不明。

(使い手から一言)「…ええ、っと…なんだろう、この技…。こんな技、あったっけ……?いや、でも…何かあったような気もする…けど…うぅ、思い出せない……」

 

 

サンダーライト・フォース

使い手・ルナ、エリナ、ズェピア・エルトナム、ビッキィ・ガングニル

 

 使い手それぞれが電撃魔法(ズェピアは魔術、ビッキィは忍術)を放ち、四方向からの同時攻撃を行う連携技。それだけならば単なる一回攻撃だが、この技最大の強みは、電気同士の引き合う力…クーロン力を利用する事により軌道を変化させ、変則的な攻撃、更には追尾攻撃をも可能なものとしている点。当然ながら、本来クーロン力は自由自在に操れるものではない為、電撃の出力や方向を始めとする各種要素を緻密にズェピアが計算し、クーロン力が望む形で作用するよう指示を出し続ける事で成立させている。四人連携の技であり、十分な威力がある事は間違いないが、自在に軌道を変化させられる性質を活かし、支援や誘導に活用する事も出来る。

(使い手達から一言)

「かなり即興の技でしたけど、かなり上手くいきましたよね!でも、びっくりしちゃいました。どういう技になるかは聞いていましたけど、あんなにも動きが変化するなんて」

「確かに、自分の放った電撃がああも曲がるとは思わなかったわ。…けど、ズェピアは本当に凄まじいわね。思い通りの動きになるよう、電撃同士の影響を計算し続けるなんて……」

「ふっ、少しばかり計算は得意でね。しかしどれだけ計算をしようとも、出来ようとも、それに君達が合わせてくれなければ無意味というもの。君達の即応力も大したものだと私は思うよ」

「いや、絶対少しばかり…なんて言葉で括れるレベルの計算じゃないでしょう…。…でもほんと、ルナやエリナちゃんの魔法も凄かったというか……わたしも、負けていられないな」

 

 

アブソリュート・ローゼスタール

使い手・ディール、エスト、篠宮アイ

 

 足場へと魔力を満たし、魔法陣と共に多数の氷柱を展開する技である『フリージング・テリトリア』を発展させた連携技。元々はディール一人で行う技を、エストと共同で発動させ、更にアイが加わる事でより強大且つ強力な、凍て付く薔薇の園を広範囲へと作り出す。基本的な使用用途や強みもフリージング・テリトリアと共通しているが、こちらは術式そのものの制御と維持をディール、エストが行い、技としての操作はアイが行うという役割分担をする事で、単純に三人の力を合算した以上の精度を実現している他、茨による拘束、棘による刺突、氷華による防御等、アイの加入により技としての幅もより広がっている。但し、高位の魔法使い二人が制御維持を行う大魔法を一人で操作する都合上、操作を行う難度は非常に高く、加えて即興の連携でもあった為に、アイは自身の身にも魔法を取り込む(凍結のリスクを背負う)事で強引に成立させていた。無論、この問題点に関しては、練度を高める事で軽減、改善していく余地がある。

(使い手達から一言)

「単純に魔法としてのレベルが上がっただけじゃなくて、見た目もなんかより良い感じになったし、やっぱりアイに協力してもらって正解だったわね。…と、言いたいところだけど……」

「幾ら正確に操作する為とはいえ、自分の身体まで内側から凍るのを許容するなんて常軌を逸してますよ…。勿論、悪いのはあんな失敗出来ない場で無茶なお願いをしたわたし達ですけど……」

「そんな気に病む事はないッスよ、二人共。二人は全力を尽くしただけ、ウチはウチがやり易いようにやっただけの話なんスから。しかしアレッスね、ウチが凍る…これぞ正にアイッスね!」

 

 

擬似台風

 

使い手・ディール、エスト、凍月影、凍月茜、ルナ、エリナ、フロスト(愛月)、ズェピア・エルトナム、ビッキィ・ガングニル

 

 本来は自然現象であり天災である台風を、人工的に発生させる連携技。台風形成の為に必要な計算をズェピアと影が、観測を同じくズェピアと茜が担い、残りのメンバーで指示に沿って必要な力を出力していくのが基本の形式。成立させる難度は非常に高く、台風発生の行程を緻密に再現する事から時間の掛かる大技ではあるが、その分威力や効果範囲は絶大。加えて技そのものは台風の形成までで完結している…謂わば台風発生の流れを再現しているだけである為、発生した台風の制御や維持に力を割く必要はなく、発生後は別の行動を取る事も出来る。一方でそれは、台風の操作や任意での解除等が出来ないという事でもあり、技としての強大さはそのまま小回りが効かないという短所にも繋がっている為、技自体の難易度も含め、特定の状況下でこそ輝く性質の連携技であると言える。

(使い手達から一言)

「まさか、擬似的とはいえ台風を作り出して攻撃に使おうだなんて…発想自体も凄まじいけど、それを本当に実現してしまったっていう事も脱帽でしかないわ……」

「いや、エリナちゃんもそれを実現した一人…って言いたいところだけど…正直分かる。わたしも未だにとんでもない事したなぁって思ってるし。…とんでもない事が起こるのも、今に始まった事じゃないけど」

「うんうん。皆凄い、やっぱり凄いよ!…けど…最後に加えた私の魔法も、ちょっとは役に立ってた…のかな?…もし、役に立ってたなら…嬉しいな」

「勿論役に立っていたとも。この技は、誰か一人でも欠けていれば成立しなかった、したとしても大幅に完成が遅れていた事だろう。ふふ、本当に錚々たる顔触れが揃ったものだ」

「計算も観測もやって、おまけに途中からは出力の方にまで回ってたズェピアがそれを言うか…。…しかし、今思うとまだ改善の余地があるな。即興だったとはいえ、全体的にまだ無駄が多い」

「改善の余地も何も、これって普通じゃない状況だからこそ選んだ方法でしょ?だったらもうやる事なんて…と、思ったけど…もっとパワーを上げられるかもって思うと、少し面白そうでもあるわね」

「あはは、ちょっと悪い顔になってるよ?…だけど、こーゆーのって良いよね。やっぱり、皆で協力して、あり得ないって思うような事を実現させるのは…すっごく素敵な事だと思うな」

「うん、僕もそう思う。無茶苦茶なものはこれまでも色々見てきたけど、これは無茶苦茶でもドキドキする感じがあったっていうか……そんな事思ってる場合じゃない、っていうのは分かってるけど……」

「その後にやった、島全体を魔法で…というのもそうでしたけど、女神だって無理なものは無理だし、でもそれを協力で成功させられたりする…本当に、それって凄い事だな…って思います」

 

 

 

 

機体解説

 

ドリフティングスノー

 

所属・ルウィー(別次元)

設計開発・ジオトロン・マジカロトニクス

生産形態・実験機

武装

NSW-MR10A スレイドⅡ×1

NSW-SG15B バスターショット×1

NSW-Mk.11 大型高周波機巧剣×1

NSW-BS.12 高周波ナイフ×1

NSW-HG14 ストライクトルーパー×1

NSW-G505Lb ガトリングポッド×1

その他レイドックス(HAS-01)と同様の装備を使用可能

特殊機構

大型コンテナユニット

 

 とある次元へワイトと共に転移する事となった、ワイトの住む次元のルウィーの軍用機(アームズ・シェル)。同じくルウィーの軍用機にして軍の制式機に採用された事もあるレイドックスをベースとした実験機であり、雪原以外での地上戦に重点を置いた局地戦仕様。その為レイドックスに比べると脚部、特に下腿部が幅広となっている他、機体内外問わず細かい部分での差異は多いが、全体的な外見はレイドックスらしさが(バックパック以外は)残っている。性能においても傑作機と呼ばれたレイドックス譲りの汎用性とポテンシャルの高さを引き継いでおり、コンセプトとしている地上戦及び低空域での機動性はレイドックスを上回るが、スラスターを利用した高高度への跳躍及び滞空や、雪原での戦闘能力においては逆に一歩劣っている。また、水上や水中での活動も可能で、水上においてはホバー移動を駆使する事で滑らかな機動を実現しているが、流石に水中においては運動性が大きく低下する。また、実験機という事もあり機体の完成度や操縦性においてもレイドックスにはやや劣るものの、テストパイロットを務めるワイトはレイドックスの操縦経験がある事も手伝い、その性能を十全に発揮している。

 ベースが制式機という事もあり、整備性も良好。当然ながら多くのパーツをレイドックスと共有し、本機は実験機である為大量生産(=大量のパーツが必要となる)も想定していない事から、その面での不安はないとされている。加えて実験機としてデータの収集に関係する部分の性能も強化されているが、それに関しては通常のチューンアップの範囲に留まっている。

 大きな短所や欠点のない本機だが、それもベース機がレイドックスである…という事が大きく、同時に局地戦仕様といっても良く言えば堅実に纏めている、悪く言えば小さく纏っている性能である為、レイドックスのバリエーション機の域を出ていない…という声もある。また、仕方のない事ではあるが、ワイトからすれば彼の専用機と呼べるブランシュネージュと比べると、流石に性能面では物足りないとの事。

 

NSW-MR10A スレイドⅡ

NSW-SG15B バスターショット

NSW-Mk.11 大型高周波機巧剣

NSW-BS.12 高周波ナイフ

NSW-HG14 ストライクトルーパー

NSW-G505Lb ガトリングポッド

 

 ドリフティング・スノーが運用する武装の一部。全てレイドックスの武装であり、レイドックスをベースとしている本機も当然使用可能。地上戦に重点を置いた仕様、というコンセプト上新規の武装開発は不要(流用で十分)という結論に至り、実際使用感も基本的には変わらないが、機体としての安定感の関係から、地上〜低空域ではより使い易く、高高度や節減では若干使い辛いとも言える。

 

大型コンテナユニット

 バックパックとして搭載された装備であり、レイドックスとの最大の差異でもある背部ユニット。文字通りコンテナ…即ち各種装備を格納する為のユニットで、本機が運用する武器の他、人間用の水上バイクを始めとする、アームズ・シェル用以外の備品も格納出来る。レイドックスの装備の一つである、サポーターラックを発展させたような装備であり、本機の汎用性を支える装備の一つでもある。

 

 

ドリフティングスノーリペア

 

所属・ルウィー(別次元)

設計開発・ジオトロン・マジカロトニクス

生産形態・実験機(現地改修)

武装

原型機と同様

特殊機構

原型機と同様

 

 戦闘により大破、通常ならば廃棄も考えられるレベルにまで損壊したドリフティング・スノーを可能な限り修理し調整を施した機体。修理といっても正規の形ではなく、満足な設備もない中で、パイロットのワイト以外は軍人すらもいない状況下で行われた、極めて特殊な経緯を持つ。その為当初から完璧な形での修理は目的としておらず、出来得る限りの手段を用いて戦闘能力を確保する為の修理が施されている。外見からもそれは一目瞭然であり、機体各部に未修理の損傷が残っているが、最も損傷の跡として大きいのは、完全に失われた左腕部の存在。これは両腕部共に損傷が酷く、そのままでは修理が不可能であった為に、それぞれのパーツを寄せ集め、片腕(右腕部)だけでも使用可能な状態に仕上げた結果のもの。また、後述の理由から修復された装甲は若干薄茶色が差しており、結果として全体としてのカラーリングも変化している。

 修理設備どころか予備パーツもない中で修理が行えたのは、偏に錬金術の存在があった為。全てではないものの、錬金術によってパーツを製作する事が出来た他、装甲は『作り直し』を行う(その際素材として砂を使用している)事で強度の回復を図っている。これが実現したのは、それ以前から弾薬の製作を錬金術で行いノウハウを構築していたからであり、偶然にもこの『現地の素材を使った弾薬や修理』が後の戦闘に活きる事となった。ただ、センサー類を始めとする精密な部品は流石に錬金術による製作を断念した模様。

 上記の通り、本機に施された修理は苦肉の策として行われたものであり、修理を担当したのも(個々の腕前は十分ながら)専門外の人間である為、修理前より全体としての性能は低下している。ただ、左腕部や修復を見送った一部部位が失われた結果として機体は軽量化され、使用不能となった姿勢制御スラスターが複数ある事を差し引いても、機動性だけは僅かに向上している。システム面もOSを損傷及び修復を前提としたものに仕様変更されている他、実験目的からワイトが運用する事に特化した内容へと変えた事で、操縦のし易さも元よりは良くなっている…。




 今回の投稿を以って、事前にお知らせしていた通りOTの更新は一先ず終了となります。ここまでお付き合い下さり、本当にありがとうございました。
 そして、これからのOriginsシリーズについてのあれこれを、近日…というか、明日辺りに活動報告に載せようと思います。そちらも是非ご覧下さい。
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