超次元ゲイムネプテューヌ Origins Transition   作:シモツキ

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 前話(第十三話)の続きである為当然ではありますが、今回もリクエスト作品となっております。


第十四話 命令は絶対?

 王様ならぬ、神姫様ゲーム。面子の関係でそういう名前になっただけの、実質普通の王様ゲーム。どういう訳か俺は、それに参加する事となった。…いやまあ、どうもこうもネプテューヌに誘われたからだが。別に俺だって、四六時中うずめやくろめと一緒にいる訳じゃない。

 で、その神姫様ゲームだが…これがまた散々だった。肩揉みさせられたり、肩揉みさせられたり、肩揉みさせられたり、挙句女装する羽目になりかけたり…俺の精神は、ゴリゴリ削られた。もしもうずめとくろめがいなければ、ちょっと役得だったかもしれないが、「ヤバい肌超すべすべ!肩から腕にかけてのラインがなんか美しい!っていうかこれ、角度的に服の内側見えそうなんですけどぉ!?」…とか心の中で色々不味い盛り上がりがあった事は否定しないが、常に二人の事がちらついて気が気じゃなかった。ボコボコにされるならまだいい、もしこれを知られて…そして勘違いでもされてガチ凹みにでも繋がったら、辛過ぎる。後、「え、女装趣味?」…とか思われたら、こっちが間違いなくガチ凹みする。っていうか、俺ほんと当たり過ぎじゃないだろうか。

…とまあ、ほんと散々だった。だからこそ、逆に火が点く。このまま終わってやるものかと、変な闘志が燃え上がる。あぁ、そうだ。これはゲームなんだから…こっから巻き返して、楽しんでやるよオラァ!

 

「ウィード君、次の回やるよ?」

「あ、おう」

 

 イリゼに言われ、持ったままだった割り箸をネプテューヌへ渡す。女装になりかけた五回目から、更にゲームが進む事数回。今の回はセイツが神姫となり、全員に「大勝負の前、相手に言い放つ決め台詞を考えて、全力でそれを口にする」…という命令を下してきた。これがまた中々に恥ずかしいもので、恥ずかしがりつつも全力でこなす俺達を…恐らくはその時の感情を、セイツは楽しんでいた。…あ、はい。さっき俺のモノローグのテンションが高くなっていたのは、多分これの余韻です。

 

『神姫様だーれだっ!』

 

 お決まりの掛け声と共に、割り箸を選んで引く。すぐに書かれているものを確認し…落胆。残念ながら、また俺じゃない。というか、まだ一度も神姫を引けていない。そしてそれは、ネプテューヌもそうだったんだが……

 

「き、来た…!来た来たキターっ!わたし(の番)が来たぁッ!」

 

 びしっ、と割り箸を突き上げ、某平和の象徴みたいな事を言い出すネプテューヌ。…何故だろう、ネプテューヌからは発言していない二文字が伝わってくる…。

 

「遂にこのわたし、ネプテューヌの番だよ!ネプテューヌの番ですYO!」

「なんでラッパー風芸人みたいな言い方になってるのよ…まあ、やっと自分が命令する番になって嬉しい、っていうのは分かるけど…」

「いやぁ、わたしはノワールが思ってる二倍は喜んでるからね、多分!…神姫かぁ…主人公っぽくはないけど、美少女且つ美人なわたしにぴったりな呼称だよね!」

 

 とにかくハイテンションなネプテューヌは、更にふふんと胸を張る。…何気に皆、神姫ってワード気に入ってるなぁ…というか全員、自分が一番似合うって思ってるんじゃないだろうか。

 

「喜ぶのは良いけど、命令はどうするの?」

「っと、そうだったそうだった。それじゃあねぇ…決ーめたっ!ノワール、焼きそばパン買ってきて!」

「私?しょうがないわね…ってなんで名指しなのよ!ルール守りなさいよ!」

 

 話を進めるようにブランが問えば、ネプテューヌは数秒考え、命令を口にする。そして当然のように、(途中までノっていたけど)ノワールに突っ込まれる。

 するとネプテューヌは、すぐにノワールへと謝罪。ノワールが全く…と嘆息する中、ネプテューヌは玉座に座り、肘掛けに手を掛けながら脚を組む。そうして改めて…言う。

 

「ノワール、焼きそばパンを買ってきて」

「だからなんで!?」

「あれ?ちゃんと命令は玉座に座ってから言えとか、そういう事じゃないの?」

「そんなルールないわよ!これまでだって座る前に言ってた事あるでしょうが!いい加減にしなさいよね!?」

 

 ふざけているのか、それとも本気で言っているのか分からないネプテューヌの発言。突っ込みという形で乗っている…のではなく、絶対本気で言っているノワールの発言。つまりはいつも通りの光景に俺達は苦笑いをし…ただまあこのままじゃ進まないという事で、「真面目にね?」…という視線をネプテューヌへ送る。ネプテューヌの方もそれは分かっていたのか、こほんと一つ咳払い。

 

「やー、ごめんねノワール。つい神姫モードになっちゃって」

「なによ、神姫モードって…全く……」

「あははー、じゃあ改めて…一番、焼きそばパン買ってきてちょーだい!」

「拘るわね焼きそばパン…って、一番私じゃないのよ!なんでよ!?」

「いや、それは流石にわたしに言われても……」

 

 まさかの番号で命令してもやっぱり逃れられない焼きそばパンの購入。結局ノワールが行く事になり……

 

「それじゃあわたしはあんぱんをお願い」

「わたくしはブルーベリーデニッシュを」

「それならわたしも蒸しパンを頼もうかしら。イリゼは?」

「え、私?…えっと…メロンパン、良いかな?」

「ついで感覚で揃いも揃って私をパシリに使おうとしないでくれる!?…あー、もうッ!ウィード、貴方は!?」

「あっ…なら、ソーセージロールで…」

 

 ご立腹になりつつも、ノワールは全員分のパンを買いに行くのだった。戻ってきた時、ノワールは自分用にチョココロネも買っていた。…流石に代金は、ちゃんと各々ノワールに渡した。

 

(…ほんと、気心の知れた仲なんだよな。皆って)

 

 命令とはいえ、折角買ってきてくれたのだからと神姫様ゲームは一旦中断し食事タイム。まだ不満気なノワールを女神の皆がおだてて、そのあからさまなご機嫌取りにノワールは呆れつつも嫌な気はしない…みたいな表情を浮かべる。そしてそんなやり取りを、俺も買ってきてもらったパンを片手にゆっくりと眺める。

 女神間の仲が良いなんて、今更の話。仕事上の関係だけじゃなく、プライベートでも…それこそこんな感じに、普通の友達の様に付き合っている事は、女神と親しい人なら恐らく大概は知ってる。けどよく考えてみれば、友好国だろうと常に色んな利害が存在しているんだろう国家間の代表、一国の長同士が表面上だけじゃなく本当に仲良くする…っていうのは、言葉で表現するよりも遥かに難しい事な筈。だけどネプテューヌ達も、ネプギア達も、昔の『うずめ』達も、そんな事を感じさせない位自然体で仲良くしていて…国同士が良好な関係を築けているのも、その理由の一つにはこの『女神同士の仲の良さ』があるんじゃないかと、俺は思う。

 

「ご馳走様、っと。さ、ゲームを続けましょ?」

 

 セイツからの呼び掛けで、神姫様ゲームは再開。全員ちゃんと手を洗った上で、割り箸を引き……おっ、来た!

 

「よっしゃ、やっと俺に番が回ってきたぜ。…俺の時だけ神姫じゃなくて普通に王様って事にしてもらっても…?」

「あ、そこ気にするのね」

 

 そりゃまあ、とノワールに肩を竦めてみせる俺。別に王になりたい訳じゃない…が、王様って響きには魅力を感じなくもないしな。…後、俺が神姫を名乗るのはちょっと…いや、かなり違う気がするし…。

 

「さて、ではウィードさんからのご命令ですわね。うふふ、わたくし達女神を前に、ウィードさんは一体どんな命令をするのかしら」

「…期待してるところ悪いが、変な命令なんかしないぞ…?」

「む…変な命令されたい訳じゃないけど、冷めた心でそう断言されちゃうのはちょっと詰まらないわね……」

「けどまあ、当然ね。貴方には、うずめもくろめもいる訳だし」

「それもそうだけど…そもそも俺、こういう場は昔から経験してきてるしな」

『あー…』

 

 肯定と共に俺がブランへ言葉を返せば、全員が納得したような声を出す。勿論昔も神姫…もとい、王様ゲームをやったって事じゃないが、こういう『女神同士の交流にお邪魔する』という状況は、本当に沢山経験してきた。昔の俺にとっても、日常の一つとなっていた。だから、こういう場には慣れている。記憶が戻り、女神がどういうものなのか思い出してからも、何気なく接している。…勿論当たり前の様に肩揉みしたりはしてないが。流石にそれは、経験なんかしてない訳だが。

 

(…けど、命令か…どうするかな……)

 

 やっと俺の番だ、とさっきはテンションが上がったが、いざ命令となると簡単には思い付かない。ゲームだし、適当な命令でもいいとはいえ、なんかそれは勿体無い。運含め滅茶苦茶振り回されたからこそ、俺も「これだ!」…って命令を出したい。

 そんな命令を出すべく、俺は頭を捻る。楽しい内容、面白い命令、恥ずかしい系は俺も望むところじゃねぇから、何かこう…愉快で笑えるような……あ。

 

「…よし、決めた」

「お、決まった?それじゃあウィードくんの命令を聞かせてもらお──」

「四番、五番、二人でショートコントで」

『予想以上にドキツイのが来た!?』

 

 ぎょっとした顔、全員同じような表情で俺を見てくる女神の面々。うんまあ、その反応は分かる。結構な無茶振りだとも思う。けど、きっと大丈夫だ。普通なら滑るのほぼ確定だが……時代も次元も問わずの面白集団、女神ならばきっと出来る…!

 

「な、なんかちょっとウィードから失礼な思考をされてる気がするわ…心とか感情とかじゃなくて、シンプルに地の文で……」

「いきなりコント要求とか、リスキーが過ぎるって…しかもよりにもよってわたしじゃん…。……因みに相方は…?」

「…えーと…宜しくね、ネプテューヌ…」

 

 がっくり肩を落とすネプテューヌの呼び掛けに応じて、小さく手を上げたのはイリゼ。つまり、ショートコントをするのはこの二人らしい。

 

「イリゼかぁ…Originsシリーズ初代主人公コンビって事は、イリゼがボケで、わたしが突っ込みになるのが盤石かなぁ…」

「いや逆でしょ!?な、なんで私がボケでネプテューヌが突っ込みなの!?」

「え…?シュールギャグといえばイリゼ、身体を捻りながらの二度突っ込みといえばわたしでしょ?」

「どっちも違うし、突っ込みに至っては他所様のじゃん!」

「…え、待って。もしや既にコント始めてる?」

「違うわウィード、これはただの平常運転よ」

「仮に始めてたとしても、これだとコントじゃなくて漫才ね」

 

 まさかと思って言ってみれば、ノワールとブランに冷静な顔で返される。…まあ、そんな気はしていたけど。割と普段から見る光景ではあるけども。

 

「はぁ…コント、コントかぁ…うーん、どうしたものかな……」

「一発ギャグやって、とかならまだしも、コントって言われるとかなり難しいよね…やる以上はわたしの名前に懸けて、詰まらない内容になんてしたくないし……」

「でしたら、頭がフル回転する言葉がありますわよ?」

「え、そんな言葉があるの?もしあるなら、教えてほし──」

「開演まで、三十秒!」

『パニック!』

 

 ほんと?という顔で訊き返したイリゼへ、笑顔でベールが告げる言葉。言われた二人は慌てた様子で(恐らく打ち合わせの為に)、部屋から廊下に走っていく。よ、容赦ねー…っていうか、なんでベールがルール追加してんの…?

 

「しかしまあ、ほんとにとんでもない命令をしたわね…変更になるような命令をした私が言うのもアレだけど、ある意味ここまでで一番キツい命令なんじゃないの…?」

「いやぁ…別に、全員で集団コントって命令にしても良かったんだけどな」

「え、えげつない事言いますわね…もしや、ここまで大いに振り回された事への仕返しとか、そういう意図でして…?」

「だとしたら、わたし達じゃなくて特に振り回していないあの二人が当たったのは不憫過ぎるわね…」

 

 二人が戻ってくるのを待つ間、残った面々と会話を交わす。一応言及しておくと、別に仕返しとかは考えていない。振り回されたのは事実だけど、俺を名指ししてた訳じゃなくて、単に運が悪かっただけだしな。

 そうして待つ事数十秒。俺が玉座に移る中、そしてちゃんと計ってはいないが、恐らくは本当に三十秒が経ったところで……部屋の扉が、開く。

 

『あなたを信仰させちゃうゾ!どうも、ゲーミングファーストでーす!』

((あ、結構仕上げてきた…))

 

 軽快な足取りで部屋の中、俺達の前へと戻ってくるイリゼとネプテューヌ。何やら二人はコンビ名まで決めていたらしい。そして、コンビ名を決めるので時間を使いきってしまった…的なオチもなく、二人のコントは始まった。

 

『ゲーミングファーストのショートコント、モンスター戦』

「くっ、なんて強いモンスター…!なんかちょっと場違いな位にこのモンスター強いよ…!」

「ど、どうするネプテューヌ。このままじゃ切り抜けられないよ?」

「仕方ない…こうなったら、あれを使うよイリゼ!」

「あれ…?はっ、もしかしてそれは女神化──」

「よーく足音を聞いて…はいここでセーブ&ロード!これを繰り返せば、モンスターとのエンカウントを完全回避余裕余裕!」

「って、無印限定のテクニックかーい!…はいっ!」

『Dimension tripper〜♪』

 

 びしぃっ!とイリゼが突っ込み、二人でポーズを決めて締め。…なんというか…本当にちゃんと、ショートコントだった。しっかりコントの形を作ってきていた。しかも最後、ブリッジまで入れていた。ネタ自体はまあ、凄い爆発力があるって訳じゃないが、三十秒でここまで決めて形にしたって思うと、やっぱり凄いというか、何かこう拍手を送りたい気持ちが湧いて……

 

『では続きまして、ショートコント……』

『続く(んです)の!?』

 

…と思ったら、最後の最後で大ボケをぶっ込んできた。ショートコント本体を含む、ここまでの流れ全部をフリにしたボケに、思わず俺達全員が突っ込んでしまった。ある種の観客参加型コントとなっていた。

 

「ふー…イリゼお疲れお疲れ〜!まぁまぁの出来だったんじゃない?」

「お疲れ、ネプテューヌ。いきなり且つ超短時間でショートコント一本作るのは大変だったけど…なんとかなったね」

『──ふっ』

 

 一拍置き、片手を上げた二人は謎のハイタッチ。そんな二人から伝わってくる、妙に清々しい達成感。…俺もこういう、爽やかな気持ちになれる展開が良かったな…っていうか、完全にベールの追加した内容が正式なルールになってたな……。

 

「ふ、二人共…感じる、感じるわ!二人から、名作を読んだ後の読後感にも似た、さっぱりさが!あぁっ、これぞ心の清涼飲料水ってものよ!」

「…イリゼ。貴女の姉は、何を言っているの…?」

「さぁ…セイツの言ってる事は、時々私にも理解出来ないから……」

 

 何やら自分の肩を抱いて身体をくねらせているセイツを尻目に、イリゼとブランが言葉を交わす。そして割り箸はまたネプテューヌの下に集まり…次の神姫が、決まる。

 

「うふふ、再びわたくしの番ですわね。…ふぅむ、今度はどんな命令にしようかしら……」

「肩揉み再びとかは止めてくれよ…?」

「流石にそれはしませんわ。今それをやってももう、ネタとしての鮮度が落ちてますもの。それよりは…あ、そうですわ」

 

 少考の後、ベールはぽんっ、と手を叩く。どうやら何か良いアイデアが思い付いたようだが…なんだろう、今のベールからは中々攻めた命令をしてきそうな雰囲気が感じられる。それに根拠って程のものはなく、本当にただそう感じたってだけだったが…結論から言うと、そんな俺の予想は当たっていた。

 

「一番と二番は、それぞれ三番とこのわたくしの膝に乗って下さいな。これが今回の命令ですわ」

『へっ?…膝に……?』

 

 神姫である自分も含め、二つの組を作るという変則的な命令。それ自体もさる事ながら、命令の内容も結構驚きのもの。…膝に乗って、って……。

 

「ちょっ、それまたウィードが当たったらどうするのよ。乗る側も乗られる側も肩揉み以上に大変な事になると思うんだけど?」

「あーノワール、それなら問題ないぞ。今回は俺、当たってないからな」

「あぁ、だから割と余裕そうな顔してたんだねウィード君…」

 

 どうやらこういう系は俺が当たる、という嫌な縁はもう消えたのか、驚きこそしたものの気持ちとしては大いに楽。なんならちょっと、どうなるものかと軽く気になってる位のもの。

 

「…取り敢えず、確認しましょ。わたしは不運にも、二番を引いてしまったわ」

「あら、酷いですわね。して、一番と三番は誰でして?」

「はいはーい、わたし達ねぷねぷ軍、イチバーン!」

「いや何よねぷねぷ軍って…しかも言い方的に所属メンバーが複数いるみたいだし…。…わたしは違うわ。で、ウィードも違うってなると、三番はイリゼか、或いは……」

 

 セイツに応じる形で、すっ…と軽く挙げられる二番の割り箸。それを持っているのは、ノワールで…つまり、ベールにはブランが、ノワールにはネプテューヌがそれぞれ乗るって事になる。…これは……なんというか、またセイツがテンション上がりそうだなぁ…。

 

「の、ノワールか…ノワールの膝、かぁ……」

「…何よ、嫌なの…?」

「い、いや、別に嫌とかそういう訳じゃ…ないんだけど……」

「だ、だったらいいでしょ…?」

 

 と思っていたら、二人は何やらギクシャク気味。一体何故か、当然気になる俺だったが…こういうのは、下手に訊くのも不味い。さて、どうしたものか。

 

「あー、っと…べ、ベール?どうしてこんな命令を?自分もだなんて、アイエフに知られたら不味いんじゃないの?」

「ふっ、逆ですわイリゼ。わたくしがあいちゃんを膝に乗せて抱っこしたまま、コントローラーを握ってゲームをするには…或いはあいちゃんと共にゲームを楽しむには、一体どんな体勢やポジションを取るのがベストか。それを主観的、客観的共に確かめる為の、この命令なんですわ!」

「つまり、わたしは代役って訳ね…。…因みにこれ、さっきノワールが言ったようにウィードが当たった場合はどうするつもりだったの?」

「その場合は命令取り消しをするつもりでしたわよ?流石にそれ位の分別はありますもの」

「分別ある女神の命令と動機じゃねーと思うけどな…」

 

 ふふん、と胸を張るベールだったが、俺は…というか、多分全員がブランに同意。まぁ、遊びなんだからそういう動機で命令する事自体は全然問題ないとは思うが…。

 なんて俺が思っている間に、ベールは玉座へと移動。そこに座ると膝…より正確には太腿をぽふぽふと叩いて、ブランを呼ぶ。もう完全に、予行練習をする気満々であり…深い溜め息を一つ吐いて、嫌そうな顔でブランはベールの膝へと座る。

 

「…………」

「ふむ、ふむふむ…ふむ……」

「…満足?」

「まだですわ。この状態なら画面は普通に見えるとして…となるとこうした場合……」

「んな……っ!?」

 

 ちょこんとブランが乗っかる中、ベールは何かを確かめるように小声で呟く。それからベールはブランの問いに返し…おもむろに後ろからブランのお腹に腕を回す。

 

「は、離せ馬鹿!何してんだ!」

「あ、ちょっ、暴れないで下さいまし…!…しかしまあ…本当にブランは小さいですわね。同じ守護女神でなければ、わたくしちっちゃくて可愛いと思っていたかもしれませんわ」

「そっちが大き過ぎるだけなんだよッ!っていうか…胸を押し付けるんじゃねぇぇぇぇええええッ!」

 

 実質抱っこしてるような格好になり、むにゅ〜っとブランの背中から頭にかけて押し付けられるような形となっていたベールの胸。思わず見てしまうそれの存在に、遂にブランはキレ、強引にベールを振り払った。……ブランを抱っこするベール、ベールに抱っこされるブラン…これが中々絵になると思ったのは、内緒。

 

「クソっ、覚えてろよベール!」

「えぇぇ…押し付ける形になったのはわざとではないのに、ここまで怒りをぶつけられるのは少し不服ですわ…。…まあでもそれはそれとして参考になりましたし、感謝しますわブラン」

「ふんっ。…で、そっちはやるの?やらないの?」

 

 鼻を鳴らしそっぽを向いたブランは問う。もう一組であるネプテューヌとノワールに、やるのか否かと質問する。

 その質問をされる前、二人は何もしていなかった。していないというか、まごついていた。ただ二人共さっき言っていたように嫌だとかそういう訳ではないらしく…顔を見合わせると、こくりと頷く。

 

「じゃ、じゃあ…お邪魔します…」

「え、えぇ…」

 

 何やらお互いちょっと緊張している様子で、ネプテューヌはソファへ座るノワールに背を向けると、ゆっくりその太腿へと腰を下ろす。

 

「…………」

「…………」

「……え、っと…その……」

「う、うん…」

「…座り心地、悪くない…かも……」

「そ、っか…私もこれ、嫌じゃない…かも……」

「…………」

「…………」

 

 

 

 

((み、見てられな過ぎるぅううううううぅっ!))

 

 ぎこちない、あんまりにもぎこちな過ぎるネプテューヌとノワールのやり取り。明るく活発なネプテューヌも、普段はハキハキしているノワールも、今や借りてきた猫状態で…その上で二人共顔は赤いものだから、とにかく見ていられなかった。見てるこっちが恥ずかしくなるレベルだった。

 

「…ちょっと、これどうするのよ…」

「そ、それはその…わたくしのせいでして…?」

『貴女のせいですけど?』

「ですわよねー…ふ、二人共ー?もういいですわよー…?」

 

 小声でブランがベールに問い、ベールは頬を掻き…それはそうでしよう、命令したのはベールなんだから、と全員で返す。そしてベールは二人に呼び掛け…呼ばれてはっとした顔になった二人は、速攻で離れた。ネプテューヌはぴょんと飛び退いたし、ノワールもソファ上を横にスライドしていた。そうして終わった訳だが…二人は顔を見合わせたかと思えば、更に顔を赤くして、ほぼ同時に目を逸らしていた。…マジでなんなの……?

 

「…なあイリゼ、二人ってなんかあったの…?」

「何か、あったみたいだね…それこそ、私がアルテューヌに捕まってる間に……」

「そ、そうだったのか…。……イリゼ…?」

「…いや、なんていうか…不思議なものでね、今はそれでも良いって思えるんだ」

「……?」

 

 気になって問い掛けてみると、ふっ…と遠い目をするイリゼ。今はそれでも良い…それが何を指しているのか、俺にはさっぱり分からなかった。訳が分からないから質問をしたのに、むしろ分からない事が増えてしまった。…なんだろう、掘り下げない方が良いのかな…取り敢えず今は良いんだろうな…。

 

「…えーと…うん、気を取り直していきましょ、気を取り直して!…わたし的には、もうちょっと眺めてても良かったんだけど…」

「え、セイツもさっき微妙そうな顔してなかった…?」

「それはそれで、って話よ。ほら、よく言うでしょ?悔しい、けど感じちゃう…!…って」

「よくは言わないよ、少なくとも日常生活で言うような言葉じゃないよ…!」

「じゃあ、嫌よ嫌やも好きの内?」

「それもあんまり言わないし、セイツの場合嫌とも感じてないでしょうが……」

「ま、まあともかく気を取り直していこうぜ。って訳でネプテューヌ、またこれを……」

 

 呆れるイリゼに苦笑した後、俺はネプテューヌに割り箸を差し出す。イリゼ達もそれに続き、また次の神姫選定が始まる…と思いきや、そこですっ、とノワールが挙手。

 

「悪いけど、そろそろ終わりでもいい?悪いけど、今日はまだ予定があるのよ」

「あ、さっき言ってたお土産の件でして?」

「それもそうだけど、普通に用事よ。皆は?」

「わたしもよ。時間的にはもう少し余裕があるけど…あまりギリギリになるのも嫌だし、ノワールに賛成よ」

「実はわたくしもなんですわよねぇ。という訳でここは、次の回でラストにする…という事で如何でしょう?」

「えー、って事は暇人はイリゼとセイツの姉妹にウィードくんだけ?」

『おいこら』

 

 忙しい訳じゃないが、暇人扱いは流石に見過ごせない。っていうか俺、「時間ある?あるの?じゃ、ウィードくんもおいでよ!絶対楽しいって!多分!」…って凄い勢いでネプテューヌに誘われたから来た訳で、そのネプテューヌから暇人扱いされるのは…流石に酷くね?

 

「まあでもそっかー、そういう事なら仕方ないし…次で最後、ラストバトル!」

「バトルじゃないんだけど…まぁいいや。それじゃあ皆っ」

『神姫様だーれだっ!』

 

 イリゼの掛け声で、これで最後となる選定のターンへ。何故かネプテューヌは「わたしのターン!ドロー!」…とか言ってたけどまあそれは置いておくとして、俺は引いた割り箸を見る。最後にもう一度何か命令を、と思って引いたが…残念ながら、書いてあったのは番号。そして、ラストの神姫となったのは……

 

「ふっ…取った!最後で再び神姫を引き当てるとは、やっぱり主人公は違うね、主人公は!」

「はいはい、ノワール達は後に予定があるんだから、さっさと命令してくれるかしら?」

「思った以上に反応が冷たい!…暇人って言ったの、怒ってる?」

「ううん、ただやり返しはしたいなぁと思ってただけ」

「そ、そっか…んー、でもどうしよっかなぁ…最後だし、それに相応しい感じの命令をしたいところだけど……」

「正直、セイツへの肩揉みとか、さっきのネプテューヌとノワールとかにインパクトを超えられるものって、そうそうない気がするわ。…どっちも良い感じのインパクトではないけど」

『うっ……』

 

 思わぬ角度から入るダメージ。けどまあ確かに、ここまでやってきたどれよりもインパクトのあるものを…っていうのは、かなり難しいんじゃないかと思う。勿論吹っ飛んだ命令を出すだけなら楽だろうが、命令された側が拒否した場合は成立しないし、最後の最後で拒否されるような命令をしてしまった…ってなったら、後味も悪いってもの。だから俺なら、インパクトより無難に…なんて考えるところだが、どうもネプテューヌは違う様子。

 

「分かってる、分かってるよブラン。でも…だからこそ超えたいんじゃん!その壁が高いなら、高いからこそ、セイツやベールを超える命令をしたい…それが神姫の心意気ってものなんだよ!」

「…神姫って、もしかして実は昔いた偉大な女神の二つ名とか、実はそういうものだったり…?」

『いや全然?』

 

 ならなんで皆ほんとに神姫ってワードを重視するのか、とさっぱり分からない俺だったが、多分何となくなんだろうなと思って俺は抱いた疑問を飲み込む。

 それはそうと、ネプテューヌは考え込む。腕を組み、むむむと唸り、首を傾げ、眉間に皺を寄せ……カッ、と目を見開く。

 

「やっぱりこれだ、これしかない…!最後に相応しい特大インパクト、話の締めとしてもばっちりな命令は…これ、しか、ないッ!」

「また随分と自信を持ってるわねネプテューヌ…私なんか嫌な予感するんだけど…。で、何を命令する訳?」

「ふっ…パープルハートが命じる!一番、二番…ほっぺにちゅーせよっ!」

『ぶ……ッ!?』

 

 どこぞの皇族みたいなポーズで命令をするネプテューヌ、その内容に思わず目を剥く俺達全員。正気!?ネプテューヌ正気!?…と思ったが…本人は、「インパクト残せた…!」…って感じに満足気な顔。そこで俺は不安になり、自分の割り箸を確認するが…幸い俺は、一番でも二番でもなこった。…せ、セーフ……。

 

「ちょっと!?幾ら何でもそれはどうかと思うんだけど!?」

「結構な確率で大惨事になるじゃねぇか!何考えてんだ!」

「えー、でもほら、最後にはこういう命令が出てくる土壌は、ここまでの流れで出来てるでしょ?」

「いやまあ確かにそれは否定出来ませんけれど…というか、冷静になって考えてみれば、こういう命令をする神姫…もとい、王様ゲームもあるのでは…?」

「でしょでしょー?まぁほら、本当に嫌なら断ってくれても良いしさ。それで、一番と二番は誰かなー?」

 

 さっき俺は、最後の命令で拒否されたら後味が…と思ったが、ネプテューヌはその辺り気にしていない様子。まあ確かにそういう事を気にするなら、こんな命令しないだろうって話だが…ネプテューヌは本当に相変わらず過ぎる。

 でもって問題は、一体誰が一番と二番なのかって事。それはネプテューヌも早く知りたいようで、玉座に座りつつ誰かと問う。そしてその問いに手を挙げる事で答えたのは……

 

「…………」

「…………」

『あっ…』

 

……イリゼと、セイツだった。ある意味俺と誰かのパターンにも匹敵するヤバい組み合わせ、神生オデッセフィアの姉妹コンビだった。

 

「ちょっ…どうすんだこれ…!余裕でアウトなんじゃないのか…!?」

「あわわ…ど、どうしよう…!?」

「それはたった今俺が訊いたんだが…!?」

 

 案の定こうなる事を全く予想していなかったらしいネプテューヌは大慌て。え、どうすんの?ほんとにどうすんの?…という雰囲気が部屋に流れ…そんな中で、セイツがぽつりと呟く。

 

「い、いやぁ…困ったわね、あはは……」

「そ、そうだね…。…っていうか、本当に困ってる…?セイツって普段から、私にハグしてきたりするよね…?」

「それはまた別よ…第一ハグとキスじゃレベルが全然違うでしょ…?」

「まあ、それは…うん……」

 

 ヤバい事になった。そう思っていた俺達だったが、幸い当の二人はそこまで憤慨したり、不快そうにしていたりはしない様子。勿論やる気があったらそれはそれで…いや、その方がより困る訳だが、こういう反応なら割と穏便に「無しで」という方向にいきそうな気がする。そういう意味じゃ、『姉妹』っていう逆に断り易い組み合わせとなったのはむしろ助かった……

 

「…け、けどほんと困っちゃうよね、こんな命令されちゃって。その…セイツの事は好きだよ?ほんとに、本当に大好き。だけどそれはそれ、これはこれっていうか…好きは好きでもそういう好きじゃない、だけどやっぱり私には凄く凄く大事な好きで……って、あ、あれ…?…セイツ…?」

 

 頬をほんのり赤く染め、恥ずかしそうに…けれど変に言葉を濁したりせず、はっきり好きだと言うイリゼ。恐らくそれは、姉妹愛や家族愛なんだって事が伝わりつつも、その深さや大切にしてる思いが伝わってくる、イリゼの言葉。なんというかそれは、イリゼらしい…本当にイリゼらしい、真っ直ぐな気持ちで……次の瞬間、ゆらりとセイツは立ち上がる。うずめとくろめが好きな俺でも何かこう、心にぐっと来るものがある発言の中で、セイツはイリゼの方を向き…その両肩を、掴む。

 

「──イリゼ、キスを、しましょう」

「ふぇッ!?いや、ちょっ…セイツ!?今の私の言葉聞いてた!?聞こえなかったの!?」

「聞いてたわ、聞こえてたわ、わたしの心に染み渡ったわ!感じたわ、伝わったわ、芯の芯まで響いたわ!だからよ、だからこそよっ!こんな思いに触れちゃったら…我慢なんて、出来る訳ないじゃない!」

「いやそこは我慢してよぉおおおおッ!?姉妹だよ!?私達姉妹なんだよ!?」

「そんなもの、関係ないわ!見てご覧なさい作者の過去作を!実の兄妹でキスまでしてる展開あるんだから、それに比べたらまだセーフよ!セーフオンセーフだわ!」

「意味が分からないんですけどぉ!?ひぃっ、この目マジじゃん!本気でキスしようとしてるよねぇぇぇぇッ!?」

 

 前言(地の文だが)撤回、やっぱりヤバい事になった。滅茶苦茶ヤバい展開になった。だってほんとにマジなんだもん!横顔だけでも分かる程セイツ興奮してるもん!はぁはぁ言ってるし、目とか爛々と輝いてるし!後言ってる事も無茶苦茶が過ぎる…!

 

「ちょぉぉいっ!す、ストップストップすとーっぷ!悪かったよ、わたしが悪かったって!だからセイツ一旦落ち着いて!?」

「止めないで頂戴!これは姉妹の問題よ、わたしとイリゼの問題よ!わたしはしたいと思っている、だから後はイリゼ次第なのよッ!」

「私は一貫して拒否してるよ!?私の好きは、そういう好きじゃないんだってぇッ!」

「わたしだってそうよ、でもしたいと思ってるんだから間違いはないわ!もうこの思いを、興奮を抑えられないのっ!あーもうイリゼ大好き!とっても好きっ!」

「だから待ってってばぁ!というかほっぺね!?わたし最初からほっぺにちゅーって言ったよね!?いや、ほんと…悪い意味でインパクトに残り過ぎるから、マジのキスをしようもしないでぇええええぇぇぇぇッ!!」

 

 最早状況は阿鼻叫喚。理性とか良識とかそういうものが全部吹っ飛んでアクセル全開状態となったセイツは、全く以って止まる気配がなく、肩を掴んだままソファに押し付けたイリゼへ向けて、本当に顔を近付けていく。ネプテューヌの言葉は聞こえていないのか、或いは無視しているのか、セイツの唇は一直線にイリゼの唇へと迫り……間一髪、イリゼ以外の女神総出で何とかセイツを引き剥がす。

 

「くっ…なんで、どうして…っ!わたしはただ、イリゼの思いに心打たれただけなのに…ッ!」

「そんなんだから変態だって言われるんだよ!?」

「うぐっ……」

 

 暴走状態のセイツでも、流石に妹からマジトーンの変態呼ばわりをされるのは堪えるのか、漸くちょっと勢いが削がれる。そしてこのままイリゼが拒否してこの命令はお流れ…になるかと思いきや、そこでイリゼは頭を軽く掻きつつ嘆息。

 

「はぁ……。…いい?セイツ。キスはあくまで頬、そこ破るようなら本気で怒るからね?」

「へっ?い、イリゼいいの?」

「いやまぁ、良いっていうか…この状態のまま何も解消させないでいると、後で何されるか分からないし…」

 

 びっくりしているネプテューヌに対し、イリゼは肩を竦めて答える。けど、それは悪手なんじゃないだろうか。キスする事で落ち着くどころか、余計興奮するんじゃないのか。俺はそう思い、皆も恐らくはそう考え、本当に良いのかとイリゼに視線を送る…が、どうやらイリゼには、何か考えがある様子。

 

「じゃ、じゃあ…行くわよ?イリゼ…」

「う、うん」

 

 皆からの拘束を解かれた(でも皆まだ警戒中)セイツは、再びゆっくりとイリゼに近付く。先と同じようにイリゼの肩を掴み、顔を寄せ……一回止められた事で少しだけ落ち着いていたのか、一瞬恥ずかしそうな顔をしつつも、ちゅっ…とイリゼの頬へと唇で触れる。

 その瞬間、かぁっと赤くなるイリゼ。頬とはいえ、姉妹でのキスになんだかこっちまでドキドキする。そして俺でさえそうなんだから、セイツが落ち着く筈もなく…再度セイツの瞳はヤバい色に。

 

「や、やっぱりわたし、わたしぃ……っ♡!」

「ほらやっぱり駄目じゃん!い、イリゼ逃げて!」

「ううん、ここは──んっ」

 

 今すぐにでもイリゼへと襲いかかりそうなセイツを、皆がまた押さえに掛かる。それと共に、ネプテューヌは逃げるように言い…けれどイリゼは首を横に振ると、一旦離れた上で、再度接近。この動きは誰も予想しなかったのか、セイツも皆も一瞬止まり…その隙を突くように、イリゼはセイツの側面へ回ると目を閉じ顔を近付けてキス。セイツ同様、軽く頬に触れるようなキスをし……

 

「…………」

「…………」

「……はぅっ…♡」

『あ』

 

 数秒の沈黙と、次第に赤くなっていくセイツの顔。先程のイリゼを超え、俺が肩揉みをした時と同様…或いはそれ以上の顔真っ赤っ赤状態となり……微かな声を漏らすと共に、頬へのキスという()()()()()()()()()()()()()セイツはその場に崩れ落ちるのだった。

 そうして終結する王様ゲーム。やってみると、意外と面白い遊び。全員が節度さえ守れば、楽しくやれるゲーム。だが一歩間違うと、そして運も悪いと、とんでもない事になる…それをよーく知る事になる俺達だった。




今回のパロディ解説

・〜〜某平和の象徴
僕のヒーローアカデミアに登場するキャラの一人、オールマイトこと八木俊典の事。私(わたし)が来た!は、パロネタですがネプテューヌなら言っても違和感ないというか、自然な感じになりそうですね。

・「〜〜ラッパー風芸人〜〜」
お笑い芸人、ですよ。こと斉藤哲也さんの事。〜〜ですYO!といえば彼ですよね。因みに彼といえばチョココロネですが、それを買って食べたのはノワールでしたね。

・「〜〜身体を捻りながらの二度突っ込み〜〜」
お笑いコンビ、ジョックロックの福本ユウショウこと福本裕章さんの代名詞的な突っ込みの事。もしネプテューヌがあんな感じの突っ込みをしてたら…全員目が点になる事でしょう。

・「開演まで、三十秒!」、『パニック!』
開演まで30秒!THEパニックGPの事。いきなりコントをやる事になる…といえばこれではないでしょうか。お題が決まってない、コントをやる事自体がいきなり…という違いはありますけども。

・「〜〜無印限定のテクニック〜〜」
原作であるネプテューヌシリーズの一つ、超次元ゲイム ネプテューヌ(一作目)及び、ダンジョンのエンカウントにおける仕様の事。気付けばもう、一作目から十五年近く経ってるんですよね。

・『Dimension tripper〜♪』
原作シリーズのアニメにおけるOP、Dimension tripper!!!!のパロディ。これも大分前にパロネタに使いましたね。確かライブ回の際に、そのまま歌として出した覚えがあります。

・「〜〜わたし達ねぷねぷ軍、イチバーン!」
プロレスにおけるヒールユニット、鈴木軍及び、その掛け声のパロディ。そういえば最近プロレスネタをやっていないですね。その内またやりたいものです。

・「〜〜悔しい!けど感じちゃう…!〜〜」
クリムゾンコミックスにおける、代名詞的な台詞…と思われがちな台詞の事。実際には、それに近い台詞はあっても、これそのものな台詞はないらしいですね。

・「わたしのターン!ドロー!」
カードゲーム作品における、よくある台詞の一つの事。多分大体のカードゲームアニメや漫画で、似たような台詞が一度はあると思います。多くのゲームはターンの初めにドローしますからね。

・どこぞの皇族〜〜
コードギアスシリーズの主人公の一人、ルルーシュ・ランペルージ(ヴィ・ブリタニア)の事。言うまでもないかと思いますが、ネプテューヌはギアスユーザーではありません。

・「〜〜作者の過去作〜〜」
私の作品の一つ、双極の理創造の事。具体的にどういう事(どういう展開)なのかについては…他の作品共々、実際に読んでもらえたら嬉しいな、と思います。
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