こちら地球防衛軍怪獣処理班   作:シグマ強攻型

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リハビリなのでゆっくりと更新していきます。
某あとしまつの映画とは一切関係ないです()

ハーメルンでの執筆はリアルで10年ぶりくらいなので新機能(新機能ではない)を四苦八苦しつつ少しずつ利用していきます


第1話 『鋼鉄怪獣メタルザウルス』の後処理

西暦20XX年。地球は宇宙からは宇宙人や宇宙怪獣の襲撃を受けていたし、地球内部からも地底人や海底人、地球怪獣の襲撃を受けていた。それに対抗するために地球防衛軍は今日も戦うのだ!

 

「司令!地中より怪獣が現れました!」

「すぐに実働班を出動させろ!」

「了解!イーグルチーム、ファルコンチーム出動してください!」

 

「よし!コンドウ、ヤマカワ!イーグルチーム行くぞ!」

「「了解!」」

 

「お~お~。イーグルチームは元気なこって。んじゃあカワグチ君、タニガキ君、俺等も行くよ」

「「了解!」」

 

そして地球防衛軍は友好的な宇宙人や地底人や海底人たちの協力を得ながら様々な超兵器を使い敵対的な怪獣や宇宙人その他と戦う。

 

「あれは…『巨人』!」

「また助けられたか…」

 

そして『巨人』と呼ばれる正体不明の友好的な巨大宇宙人の手助けを受けながら地球を狙う連中と戦っている。

しかし―――。

 

 

 

 

 

 

 

「班長、怪獣メタルザウルス完全に生命活動停止しています」

「よし。んじゃあ『ネスト』に搬入しようか。ワイヤー撃ち込み始め!」

 

この話の主役は華々しく戦う実働班でも『巨人』でもなく―――。

 

「班長!ワイヤー弾かれました!」

「刺さんねぇのかよ!マグネットキャッチャー用意!」

「班長…誠ニ言イヅライノダガ…アレ金属反応ナイゾ?」

「メタルザウルスって名前じゃねぇのかよ!?」

「…反応的にはチタンっぽいですね」

「チタノザウルスに改名しろやぁ!」

「ソレハ著作権ニ引ッカカルゾ」

 

戦ったあとの後処理や解析に命をかける後方組が主役である。

 

 

 

 

 

 

 

 

「んで、なんとか地中からワイヤー通して『ネスト』まで空輸してきたのが昨日だが…」

 

地球防衛軍極東支部は人類に友好的な地底人『グランツ』や海底人『アクアス』の力を借りて自然環境にも配慮した関東地方の山奥に建てられた基地である。そしてその敷地内にある怪獣などの処理や解析を行う『処理班』のエリアにおいて疲れたような声を上げる中年が一人。

 

「チタン合金製のカッターが役に立たない、と」

 

『処理班』班長シバハラ・ケンタロウ。『処理班』のトップである38才は部下からの報告を聞いて大きくため息をついた。

 

「火花が散ろうがカッターのモーター部が焼き付き起こそうが傷一つついていません」

 

『処理班』カサハラ・ミスズ。21才という若さでありながら『処理班』でも有数の才女としてしられる彼女は眉間にシワを作りながら強化ガラスの向こうでてんやわんやしている同僚たちを見つめる。

 

「レーザーは試したんだろ?」

「赤熱化しただけで終わりました。なお赤熱化した部分にカッターを当てても意味無しです」

「…冷却は?」

「アレをご覧ください」

 

カサハラが指を指し示す先にはメタルザウルスの外殻に冷凍銃を撃っている部下とパイルバンカーを打ち込んでいる部下の姿。なお効果はないのが彼らの疲れ切った顔で察することができる。

彼らの様子をみてシバハラはどうしたものかと天を仰ぐ。

 

メタルザウルスは実働班の徹甲弾やバルスレーザーなどもまるで効いていないような防御力を持った怪獣で『巨人』すらも超能力的なもので生命自体を奪い去っていたと報告書にあった。つまりはメタルザウルスという安直な名前でありながら、クソ強怪獣だったという事である。

 

「解析できれば徹甲弾だったり実働班のビークルの装甲に流用できるんだろうが…未だ目処は立たんな」

「一応、マグリたちが破片を解析中なのでそっちでなんとか分かれば…」

 

カサハラは同僚である地底人マグリが何らかの成果を手に入れるのを願った。他の班から圧力などがかかっている事実はないのだが、成果を挙げられないと追い詰められてしまうのは人間の性なのだ。

 

「カサハラ。お前ちょっと休憩行って来い。あとあいつらも一息入れたほうがいいかもしれん」

「…ですね」

 

徹夜で作業していたのであろうカサハラを始めとした部下全員に休憩を取らせたシバハラはメタルザウルスの死骸を見つめる。

 

「地球怪獣で地底から出てきたってことは恐らく地球の核に近い場所で長期間高圧縮されていた表皮なんだろうが…う~む」

「ヤア!シバハラ帰ッテイタノカイ?」

「ん?マグリか…今さっきな。進捗はどうよ?」

「ナントカ組成ハ分カッタヨ。今ノ君ノ独リ言ノ通リ、長期間高温高重力デ精錬サレテキタヨウダネ」

 

『マインツ』のマグリはそう言って分厚い紙の束をシバハラにわたす。それをパラパラと見ながらシバハラは解決策があるかをマグリに質問する。

 

「分子結合ヲドウニカスレバイイカラチョット時間ヲクレレバイケルヨ」

「よしなんとかいい報告を上げられそうだな」

「タダ加工ハトモカク、同ジヨウナモノヲ作ルノハ諦メタホウガヨサソウダヨ。組成見ルト年単位ジャナクテ万年単位ダヨ」

「つまり『巨人』ですら破壊できなかったこの個体分しか存在しないと」

「ウン。重要区画ノ建材ニ使ウトカシタ方ガイイネ」

「…オッケー」

 

まぁ何かしらに使えそうならヨシと思うことにしてシバハラは報告書作成のために自室へと戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

鋼鉄怪獣メタルザウルスについて

・現状地球防衛軍の装備で破壊することは不可能

・加工自体は時間があれば可能なので重要区画の建材や基地の防御壁などに流用することが好ましい

・内臓部についても相応の強度を持っていたが外殻ほどではなく防衛軍の装備でも十分破壊可能。こちらは実働班の装備に流用予定

 

主に以上3つのことを中心として報告書を上層部に上げ処理班の今回の仕事は終わったのだった。

 

「もう少し楽な処理の仕事ないかな…」

「諦メタホウガイイヨ?」

 

彼らの苦労は続く




約10年ぶりにハーメルンで書いております
新機能()がたくさんだぁ
リハビリも兼ねてゆっくりと書いていきますのでたまに見て「お、更新来とるやんけ」みたいに他の作品のついでに見てやってください

なお基本的に戦闘シーン等はないし、科学的にどうとかそういうのもないので頭を空っぽにしてお楽しみください。
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