リベンジデュエル   作:社畜ヲタク

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ルールについては次回載せます!
基本的には遊○王を意識してルールを構築して
他のカードゲーム要素を取り入れ
カードデザインにFateのキャラや宝具を取り入れる予定です


第2話 再起動するその日常

ピンポーン――。

 

 

 

インターホンの音が、静かな室内に響いく。

 

カーテンの隙間から差し込む朝の光がまぶしい。目覚めたばかりの俺、桜井コウは、ぼんやりと天井を見つめていた。

 

 

 

(……昨日の、あれは夢じゃなかった)

 

 

 

体を動かすたびに感じる違和感。

 

自分の体じゃない物が今は自分の体という現実。

 

でも――もう、受け入れるしかない。

 

 

 

再びインターホンが鳴る。

 

 

 

「……面倒くさ。誰だよ、朝っぱらから……」

 

 

 

玄関を開けると、そこに立っていたのは――

 

 

 

「あんた、また寝坊でしょ」

 

 

 

ツインテールにまとめた黒髪。涼しげな瞳と、しっかりした雰囲気。

 

制服のリボンをきっちり結んだその姿は、どこか懐かしくも、初めて見るような感覚だった。

 

 

 

「……?」

 

 

 

「なに“え?”って顔してんの。コウ、大丈夫? 昨日、ずっと連絡しても返事なかったから……」

 

 

 

彼女は、如月 真陽(きさらぎ まひる)。この体――コウの幼なじみ。

 

唯一の理解者にして、守ってくれる存在。と記憶にある。

 

 

 

俺の目をじっと見つめて、そっと眉を寄せる。

 

 

 

「……本当に、何かあった?」

 

 

 

(やばい。バレる…)

 

 

 

「ん…いや。ちょっと、寝てただけ。ありがとな、心配してくれて」

 

 

 

笑ってごまかすと、澪はじっと俺を見た後、ふっとため息をついた。

 

 

 

「……まったく、しょうがないわね。ほら、行こ。遅刻するわよ」

 

 

 

そう言いながら、彼女はいつものように鞄を俺の胸に押しつける。

 

まるで、何も変わっていないかのような朝。だけど、俺の中では、すべてが変わっていた。

 

 

 

***

 

 

 

天命学園――。

 

 

 

現代的な校舎と、カードバトルのアリーナが一体になった異様な学園。

 

どの教科よりも、カードゲームの成績が優先される。

 

勝者がすべて。敗者は、笑いもの。

 

 

 

「おい、見ろよ。また“底辺”が来たぞ」

 

 

 

「お?今日も、またボッコボコのショータイム見れるんじゃね?」

 

 

 

生徒たちのニヤニヤとした視線が集まる。

 

(……この体の“日常”って、こういうことだったんだな。そりゃ自殺もするか……)

 

 

 

下駄箱で立ち尽くしていると、目の前に影が差した。

 

 

 

「おやおや?底辺君じゃないか。今日も元気にカードを献上しに来たのか?」

 

 

 

見下ろすように現れたのは、久我 拓真(くが たくま)。

 

学園内でもトップランカーの一人。

 

 

 

粗暴で、容赦ない。毎朝、コウを“処刑デュエル”でいたぶるのが日課だったらしい。

 

 

 

「……面倒くさっ」

 

 

 

俺の中の、昔の俺が呟く。

 

だけど、今の俺は違う。

 

 

 

「お前の雑魚カード、今日もありがたく頂戴してやるよ。生徒たちの前で、な」

 

 

 

久我が指を弾いた瞬間、周囲の生徒たちが盛り上がり始めた。

 

教室前の広場。すでにカードバトルフィールドが自動展開される。

 

 

 

「いくぞ、底辺。さっさとデッキを出せよ」

 

 

 

「……ああ、望むところだよ」

 

 

 

気だるげにそう返しながら、俺はポケットに手を入れた。

 

指先に触れたカード――それは、気づかないうちに持っていた異端なカード《ビースト》

 

 

 

 

 

“いいね、復讐のはじまりだ”

 

 

 

――To be continued.

 

 

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