リベンジデュエル   作:社畜ヲタク

4 / 10
第3話 獣の目覚め

 

「「――デュエル、スタート!」」

 

電子フィールドにエネルギーが走り、観客のざわめきが響く。

天命学園、朝の“処刑デュエル”。

これまでの桜井コウなら、泣きながら何もできずにカードを奪われていた。

 

でも今日の“俺”は違う。

 

「ほら、底辺君のターンから初めていいぞ」

 

「ならお言葉甘えて、俺のターン。手札にあるモンスター《蠢く死霊兵》の効果を発動。このモンスターが手札、墓地にある時1000LP(ライフポイント)支払って特殊召喚できる」

 

蠢く死霊兵

攻撃力500/守備力0

 

コウLP 8000→7000

 フィールドには槍を持った溶けた兵士のようなモンスターが現れる

 

 「あ?1000支払って パワーたった500の雑魚を出した?」

 

「まだ終わってねぇよ、《復讐の影 レイヴン》を通常召喚」

 

復讐の影レイブン

攻撃力800/守備力500

 

久我は「また低火力の雑魚モンスターかよ」と嘲笑する。けれどその顔から、次第に余裕が消えていくだろうさ。

 

「《レイヴン》の効果発動。フィールド全てのモンスターの攻撃力を500ダウンする。この効果で攻撃力が0になったモンスターは破壊。さらに、場に“破壊されたモンスター”がいれば次の相手ターン、相手はモンスターまたは魔法カードを1回しか使用できない。そして俺の場の《蠢く死霊兵》が破壊されたことによりお前は次のターン、モンスターは1体しか出せない。カードを1枚裏側で設置しエンド」

 

「ちっ……なんだこのデッキ、気持ち悪ィ。まぁいい、俺のターンドロー」

 

こうしてデュエルは始まったが

ターンを重ねるたびに、久我のカードは動きを止められ、じわじわとLPを削られていく。

モンスターを出しても除去され。手札も捨てられる、罠カードを駆使しようにも無効化される。

 

「くっそ……俺の《熱き戦激 チャリオッツ》まで……!」

 

「“死ね”とは言わないさ。でも、後悔はさせてやるよ。何度でもな」

 

ターン4

プレイヤー コウ

 

デッキの上に黒い光が差し込む。

 

「俺のターン、ドロー。来たか……」

 

ドローしたカードには、荘厳でありながらどこか痛々しい姿の少女が描かれていた。

かつて光の象徴だった聖女は、今や憎悪の炎を纏った復讐の使徒――。

 

「手札にある《堕ちた聖女 ジャンヌ・ダルク》召喚宣言。フィールド・墓地・手札から1体ずつモンスターを除外して自身のライフを1000払う。さぁ、復讐を果たそうか現れろ!ジャンヌ・ダルクよ!」

 

堕ちた聖女 ジャンヌ・ダルク

攻撃力2600/守備力2600

 

「な、何なんだよお前のカードは……!」

 

「ジャンヌ・ダルクの効果発動。相手フィールドのモンスターを1体破壊。破壊したモンスターのモンスター攻撃力分ジャンヌ・ダルクの攻撃力を上昇する。お前の《大海賊 ティーチ》を破壊!」

 

ジャンヌ・ダルクか手に持った槍を相手のティーチ目掛けて投擲する

 

大海賊 ティーチ 破壊

攻撃力2300/守備力1800

 

堕ちた聖女ジャンヌ・ダルク

攻撃力上昇 2600→4900

 

久我のフィールドが灰に包まれる。

誰もが息を呑む中、ジャンヌの槍が真っすぐに敵を指し示す。

 

「処刑の時間と行こうか。ジャンヌ、ダイレクトアタック」

 

久我LP 3600→0

 

試合の終了を告げるブザーが鳴り勝者が表示された

勝者:桜井コウ

 

静寂。

ざわめき。

そして、誰もが信じられないという表情で、俺を見る。

 

「お、覚えてろよ……! お前、今日のこと、後悔させてやるからな……!」

 

うつむき、敗走する久我。

その背中を見ながら、俺は――笑った。

 

「“後悔”か。何度も経験したさ。次はお前がするんだな。それが、復讐の始まりってやつだ」

 

真陽が、心配そうに駆け寄ってくる。

でも――俺は、少しだけ安心していた。

 

(これで……俺が“この世界”で生きるための、第一歩は刻めた)

 

――To be continued.




AIくん割とルール忘れたり
カードの効果を無茶苦茶にするから調整が難しいね……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。