転生したので前世の知識で生徒達と遊ぶことにする   作:popoponpon

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傷跡(ペイン)

「……」

 

二人の持つ大人のカードにかかっていた光の鎖が消滅、シッテムの箱もダウンしたのか、A.R.O.N.A.の姿が消えてしまい、それと共にプレナパテスがその動きを停止、倒れ込む。大人のカードが持つデメリット。その効果を先生は実感したことがなかったが、おそらくプレナパテス程に衰弱した身でこのカードをお互いに封じ合うために使うことですら、かなりの負担だったのかもしれない。倒れ込んだ彼、そしてシロコ*テラーの様子を見ながら、アロナが呟く。

 

『プレナパテス、沈黙……そして、別の時間軸のシロコさんは、倒れました……』

「……はぁ、はぁ……!」

 

やっと決着がつき、耳に巻いたマフラーがずり落ちる。シロコも思わず膝をついてしまい、呼吸を荒くする。モルフォはケイが遠隔で自爆装置を作動させたシールドを拾う。自爆装置を使ってもシールドとしてちゃんと使えるようになっているようで、未だ機能は健在のようであった。

 

「……勝ったのかな」

『……ええ。あれほど脳を揺らされれば、まともに動けないでしょう』

「……どうして?どうして……」

 

モルフォの隣に現れたホログラムのケイが呟く。先生がプレナパテスから意識を背けないようにシロコ*テラーを見ていると、やがてその目が開かれる。それに反応し、四人がシロコ*テラーに視線と意識を向け、モルフォとシロコが武器を構え直す。しかし、既にシロコ*テラーには戦意がないようで寝転がったまま、ぽつりと呟くばかりだった。

 

「私の方がたくさん経験を積んできたはずなのに……モルフォの力もあったのに……戦って、藻掻いて、生き抜いて……なのに、どうして……こうなってしまったんだろう……まだ……足りなかったのかな……」

 

ぽつり、ぽつりと呟くシロコ*テラー。敗北によって押しとどめていたものが溢れ出るかのように言葉を紡いでいく彼女の傍に、もう一人のモルフォが降り立つ。

 

「……シロコ先輩」

「ごめんね、ごめんねモルフォ……私、何もしてあげられなかった……皆、皆死んじゃった……この力を、あの時使えていれば、使えていたら……あの時、反転したのが私だったら、あんなことに、なんて……結局、私が弱いから……」

「もう……いいんです。もう……」

 

シロコ*テラーの傍にしゃがみ込み、落ち着いた様子で語り掛ける。まるで何かを悟ったかのようなその様子が気になりつつも、先生がシロコ*テラーともう一人のモルフォの方に歩き始める。

 

「先生」

「大丈夫。あの二人に聞きたいことがあるんだ」

「……うん」

「……わかりました」

 

それを一瞬止めようとするモルフォ達だったが、先生にそう言われ、留まる。実際、今の二人に敵意は感じられない。もう一人のモルフォは先生の顔を見て儚げに笑いかけて頷くと、先生も自分の要求を聞き入れようとしてくれているのだと判断してさらに数歩近づく。

 

「教えてほしいんだ。一体……何が起こったの?」

「……」

「どうして……そんなことを、聞くの……?」

 

そしてかけられた言葉に、もう一人のモルフォは俯く。そしてシロコ*テラーも、哀しそうに目を閉じ、顔を先生から逸らす。

 

「……私は、世界を滅ぼす存在だって。世界を滅亡に導いて、先生を殺して、箱舟を奪い取って……今度は、別の時間軸の世界までも滅亡させるためにやってきた……モルフォも、私のために一緒に来てくれた……そんな、私達に何があったか、聞くの……?」

 

それは、先生の優しさなのだろう。何があったのか知りたい。その心の傷を、理由を。それが痛いほどにわかるから、シロコ*テラーは受け入れたくなかった。それを受け入れたら、今度こそ、耐えられない。そんな気がして。

 

「何か、事情があると思ってるの?世界を滅亡させようとする……私達に……どうして、先生はどうして、そんなに……」

「じゃあ、なんでシロコはモルフォと一緒にいるの?」

「「……」」

「モルフォは言ってたよね。この世界を守ってみせて、って……」

「でも、あれはそういう言葉の綾じゃ……」

 

どこか、縋るようにシロコ*テラーがもう一人のモルフォの顔を見る。自分達の目的を、存在意義を、まさかモルフォまでもが否定するというのか。もし、そうなってしまったら。自分は最初から、独りぼっちに―――

 

「……私は、期待していました。この世界の人達が、シロコ先輩を、A.R.O.N.A.を、先生を、そして私を止めてくれることに……そしてそれができる世界ならシロコ先輩達を……それが、私が辿り着ける終着点だから……」

「……あ、あ……あ……」

 

哀しさの入り混じった笑みを浮かべながら、そう呟くモルフォ。その言葉を聞いてしまったシロコ*テラーの身体が震える。必死に体を起こし、モルフォに手を伸ばそうとする。しかし、未だに三半規管は乱れたままなのかすぐに倒れ込んでしまう。

 

『―――先生!お待たせしました!!』

『ゲーム開発部も到着したわ!』

 

そこに、対策委員会とゲーム開発部が突入する。それぞれ、武器を構えながら飛び込んでくる。怪異なる存在を前に足止めを余儀なくされていたが、どうやら倒すことはできなくともその動きを止めることはできたようで、強引に突破してきた彼女達は、突入と同時に素早く中の状況を確認する。

 

「助けに来ましたよ、先生!」

「急いで!早く出てこの船を爆発させるわよ!」

「先生、シロコちゃん……大丈夫?」

「!ホシノ先輩に、皆……!」

 

ホシノ達の姿を見て、やっとシロコの顔に安心の色が浮かぶ。その横では、モルフォを庇うように立つゲーム開発部の四人と、ホログラムのケイが立っていた。

 

「助けに来たよ!」

「モルフォちゃん、もう自爆シーケンスはいつでも発動できるって!すぐに帰ろう!」

「……よかった、無事で……」

「もう、モルフォを傷つけさせません!アリス達が守ります!!」

『既にゲームセット。私達の勝利です』

 

ゲーム開発部に守られたモルフォの姿。それを見たもうひとりのモルフォの顔が、様々な感情が入り混じったかのように歪む。しかしすぐに元の儚げな表情に戻る。そんな中、もう一人のモルフォ、そしてシロコ*テラーの姿に他の面々もここで気付く。

 

「……って、あれは……」

「もう一人の、モルフォちゃん……?でも、なんであんな綺麗な羽……」

「……君は」

「……う、うう……っ……」

 

ホシノ達の姿を見たシロコ*テラーともう一人のモルフォ。俯くモルフォの目からは涙が零れ落ち、シロコ*テラーも堰を切ったかのように涙が溢れ出す。そして、

 

「うあああああぁぁぁぁああああ!!」

「う……うぅ……」

 

共に泣き出してしまう。その様子に、その場にいた全員が思わず固まってしまう。

 

「え、な、何なの?何が……」

「な、なんで二人とも泣いて……?」

「わ、たし……わたし、の、せい、なの……!わたし、が、いるから……せかい、が……!そんな、こと、望んでない、のに……」

「……違うよ……」

「こんな結末、望んで、いなかった……世界なんて、どうでもよかった……わたし、まちがえて……あの日、モルフォに酷いこと言わなきゃ……あのとき、わたしがモルフォに自分勝手に怒って、一人にしたから……!」

「違うよ……」

「わたしが、わたしのせいで、モルフォの体がなくなって……わたしがかってに絶望して……世界を滅ぼして……!」

「先輩のせいじゃない」

「先生を、殺したく、なかった……!モルフォに、こんなことになってほしくなかったの……!ごめん、なさい……わたしは、こんな……」

 

慟哭と共に零れる、限界を越えた言葉。その声に、誰もが言葉を失ってしまっていた。彼女達の世界に何が起こったのかはわからない。しかし、その発言を聞いたホシノは気まずそうな表情を浮かべ、ノノミは悲痛な面持ちになってしまう。アリスとケイも、どうすればいいかわからないといった様子になってしまう。

 

「最後、まで、やり通せもしない、意気地なしで、ごめんなさい……でも、私は、もうだめ……もう、無理だよ……モルフォ……わたしの、せいなんだ……すべて、は、わたし、がアビドスに、いたせいで……わたしが、いなければ……わたし、さえ、いなければ……」

「もう……いいんだよ、先輩」

「こうなると、わかって、いたら……もらうべきじゃ、なかった……」

 

もう一人のモルフォの声も、悲しみの中に閉じこもってしまったシロコ*テラーの耳にはもう入らない。ただ、後悔の言葉だけが次々と溢れ出てきて、心が、精神がぐちゃぐちゃになっていく。

 

「さむくて、おなかへって……なんで、ここにいるのかも、わからなく……でも、あたたかくて……あたたかいから……もう、これ以上、さむいのは、イヤ、だから……さみしい、のは……イヤ、だから……!」

「……先輩」

「私が、間違っていたの……どうせ、こうなって、しまうのなら……そうしたら……私が……早く、そのことに気付いていたら……あそこで、私が反転していれば、先生は、ノノミ、達は生きて、いたかもしれないのに……!私が、ここにいるから……私が、間違ったせいで……!」

 

シロコ*テラーに手を伸ばそうとするもう一人のモルフォ。しかし、その手を本当に伸ばすべきかどうか、彼女は迷ってしまう。

 

「先生を、殺して……世界を、滅ぼして……ごめんなさい……先生が……モルフォに魂を繋ぎ止められて……色彩に飲み込まれて……私を、ここに呼んだの……すべての、世界を……消すために……でも、私が、モルフォを付き合わせて……モルフォの手まで汚させようとして……!私、わた、しは……!」

 

シロコ*テラーの慟哭に、絶句してしまう面々。しかし、その言葉の内容は嘘でなく事実であることはわかる。つまり、それがシロコ*テラーの経験したことなのだろう。

 

「……世界が、滅亡……?先生が……?」

「ど、どういうこと……?」

「……」

『別の時間軸のモルフォと、シロコさんが経験したことのようですね……どんな運命を辿ったのかはその言葉から推測するしかないですが……おそらくは』

「……二人は、ずっと苦しんでいたんだね」

 

そして、世界の滅亡は、もう一人のモルフォも同様に経験したのだろう。その中で身体を失い、意識だけの存在となっても彼女と共に居続けたのは、おそらく、彼女がシロコ*テラーの事を放っておけなかったから。だからこそ、堕ちていく彼女と運命を共にしようとし、そして、自分達を止めてくれる存在を待ち望んでいたのだろうと。

 

「……そっか。おじさんさ、シロコの眼差しが、ずっと気になってたんだよね……でも、今の先生の言葉を聞いて、やっとわかったよ。あれは……シロコちゃんは絶対にしない眼差し……でも、どこかで見たことがあって……懐かしい感じがしたんだ」

「……」

 

もう一人のモルフォがホシノを見る。ホシノは何かを思い出すように考えながら、言葉を続けていく。

 

「あれは……多分、昔の私……ユメ先輩を失った時の私と一緒なんだ。あの時の私もこんな感じで……もし、あの時の私が色彩ってのと出会ったら……シロコと同じことをしていたかもしれないね。それぐらい、絶望してたから」

「……」

「ホシノ先輩……」

「ホシノ……ごめん」

 

泣き崩れたままのシロコ*テラーの指先が僅かに動く。そして、顔を上げたシロコ*テラーの目に、シロコのマフラーが映る。

 

「……マフラー」

「?」

「まだ、持ってるんだね……私は、どこにやったんだっけ……思い出せないや……いつ、それを失くしたのかも……もう、わからない……すごく、大切だったのに、どうしてだろ……アヤネとセリカがあの化け物に殺されて、ホシノ先輩が、介錯された時……?ノノミが自殺して……ユメ先輩が首を吊った時……?モルフォに酷いことを言って飛び出して、いなくなったモルフォの体が、砂漠で死体になってるのを見つけた時?それとも……先生が、もう蘇生の可能性がないという連絡をもらった時……?」

「……あなた、は……」

「いつ、だったかな……私……」

 

そのマフラーは、おそらく砂狼シロコにとって大切なものだったのだろう。そんな、皆の繋がりすら失ってしまった彼女の姿には、誰も声をかけることができない。そんな中、この状況をどうすればいいのかわからず視線を左右に泳がせて完全に蚊帳の外にいたモモイ達が、またシロコ*テラーに手を伸ばし、だが手を引っ込めてしまう。

 

「……あのさ」

 

そして、声を上げたのはモルフォだった。モルフォは、もう一人の自分に歩み寄ると、もう一人のモルフォが悲しそうな顔を見上げる。

 

「……もう一人の私とか、シロコが何を経験したかなんて、全部はわからないけどさ……もう、終わりにしてもいいと思うんだ」

「……」

「世界を滅ぼすとかさ……もう終わりにして、行く宛がないならこの世界にいればいいんじゃない?」

「!それがいいです!」

『……まあ、それが落としどころとしてはいいのではないでしょうか。私も……別の時間軸とはいえ、モルフォを傷つけたいわけではありませんし』

「……そうだね。色々思うところとかもあるだろうし、今すぐには傷なんて癒せないと思うけど……それでも結局、時間をかけるしかないもんね。今はさ、ゆっくり休んでさ、とにかく眠ってもいいんじゃない?」

 

モルフォの言葉に同意するようにアリスやケイ、ホシノが声を上げる。それを聞いたもう一人のモルフォは苦笑しながら、自分を見つめてくる。やがて、悲し気に微笑むと、今度こそシロコ*テラーの背中に手を乗せる。背中に手を置かれたシロコ*テラーの体がビクッ、と震え出すが、もう一人のモルフォは優しく語り掛ける。

 

「……もう、終わりにしましょう?シロコ先輩……もう、終わりにしていいんです。やっと、あなたは辿り着い……!?」

 

もう一人のモルフォの優しい言葉に、泣きじゃくるシロコ*テラーの様子が少しだけ大人しくなった、その時だった。

 

『こ、これは……!?プレナパテスが立ちあがります、先生!!』

「!?」

 

先生が振り向いてプレナパテスを見る。そこでは倒れていたプレナパテスが立ちあがる姿があり、その姿を見て全員が構える。さらに、異変に気付いたのはケイだった。

 

『な……アトラ・ハシースの箱舟の全エネルギーがプレナパテスに流れていく!?』

「ど、どういうことですか!?箱舟は私達が……」

『そのはずです!しかし、エネルギーの流出が止まらない……!?一体、どういう手品を……!』

『先生!プレナパテスを止めないと……!!』

「……!今ならシッテムの箱もダウンしている……今しか無力化できるタイミングはない!」

 

なんと、箱舟に存在する全てのエネルギーがプレナパテスへと集まっていくのだ。これでは、プレナパテスがどうなるかわからない。さらに、

 

『先生!大丈夫ですか!?先……』

『まず……通信……不安……てる』

『く……エネルギーが集まっている影響で通信が不安定になっています!皆さん、気を付けて!』

 

オペレーター陣との通信も徐々に途絶えていく。ケイはアトラ・ハシースそのものに入っているおかげか彼女の声はまだ届いている。しかし、この状況では。

 

『く……一体、どうすれば……!せめて、千年の守護者を作れれば……!』

「っ、はぁ、はぁ……」

「!?も、モルフォ!!」

 

もう一人のモルフォの体がブレ始める。その変化にいち早く気付いたシロコ*テラーが慌てて起き上がる。

 

「……もう、駄目……お願い……地上、に……この箱舟を、先生……を……止めて……シロコ、先輩を……ワー……置で助……け……」

「モル……あ……先……生……」

 

苦しそうに声を漏らすモルフォ。シロコ*テラーがその手を掴もうとするも、その手が彼女の手を掴むことはなく、モルフォは消滅してしまう。そして消滅したモルフォだった光は、そのままプレナパテスの中へと吸い込まれていく。

 

「……今、あっちのモルフォちゃんがプレナパテスの中に……!?」

「もしかして、あの中に……」

「じゃあ、先生を止めて、っていうのは……」

『あのプレナパテスを止めてほしいということでしょうね……このままエネルギーをプレナパテスに集められたら、どうなるかわかりません!最悪、このアトラ・ハシース諸共爆発させられる可能性も……』

 

ケイの言葉に先生達の顔が険しくなる。プレナパテスが次の行動を起こす前に、止めなければならない。しかし、この戦力で足りるのか。先生の脳裏にその言葉が過ったその時だった。

 

「……じゃあ、後は―――」

「皆さん、大丈夫ですか!」

「何とか間に合ったよー!」

「ハルナ!」

「美食研究会!」

「ふふ、モルフォさんも、そちらの……シロコさんでしたか。ご無事なようで何よりです。本当にいなくなっては食を楽しむこともできませんから」

 

さらに、増援とばかりに美食研究会が運転による疲労と過度の緊張からか眠ってしまったフウカを背負って現れる。ハルナ達も無事なモルフォとシロコを見て安心した様子を見せる。圧倒的なエネルギーを纏い、オーラを見せるプレナパテス、それを前に先生もフウカをハルナから受け取り、背中に背負ってプレナパテスと相対する。

 

「……皆、来てくれてありがとう……よし。これで最後にしよう、プレナパテス」

 

消えてしまったモルフォ。体がないということは、おそらくA.R.O.N.A.のような存在なのだろう。だからこそ、プレナパテスの体に異変が起こり、エネルギーが集まっていったからこそ、彼女はそれと共に吸収されたと先生とアロナは考える。今、シロコ*テラーを助け、プレナパテスを止めるには、そして。もう一人のモルフォを助け出すには、この状態を止めなければならない。

 

「皆、準備はいいね?」

 

シロコが疲労を無理矢理抑え込み、喝を入れるように両膝を勢いよく叩く。その痛みに僅かに表情を強張らせながらもアサルトライフルを今一度強く握りしめる。それに応じるようにホシノが、ノノミが、アヤネがそれぞれ武器を構えていく。美食研究会も銃を構え、プレナパテスを見据えていく。

 

「モルフォ!これが最終決戦だよ!」

「私達の手で勝利して……皆で帰りましょう!」

「モルフォちゃん、怪我やばそうだけど……一緒に戦ってくれるよね?」

「……ここまで来たんだもん。負けるわけにはいかないよね」

 

四人の視線がモルフォに一瞬向けられる。モルフォが左手に握るシールドを見る。既に自爆装置は使い切っているため、シールドに攻撃力はない。ショットガンハンマーを見る。こちらはまだまだ問題なく使える。体も、怪我はそこそこだが、痛いだけなら軽傷だと割り切る。総じて、戦闘に支障はない。

 

「……うん、大丈夫!体の事は……落ち着いてから!今は乗り越えよう!皆の力で!」

「さあ、戦闘開始だ、いくよ皆!!」

「「「「「はい!!」」」」」

 

そして、先生の掛け声と共にモルフォ達はプレナパテスへ向かって走り出すのだった。

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