転生したので前世の知識で生徒達と遊ぶことにする   作:popoponpon

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思惑と行動

 

「……梔子ユメ、だと……?成程、小生にも把握できなかった理由……成程、あれが別時間軸の存在だったから……ですか。しかし、ふむ……こうなりましたか」

 

混沌の領域。地下生活者はユメの出現により、スオウを止められ、シェマタを起動させるために必要なゴールドカードを奪われたという状況を前にしていたがそこまで気は動転してはいなかった。一応ユメをうまく使えないか多少はダイスを振って操作したのだが、そううまくはいかなかったようだ。とはいえ、元々予想すらしていなかったことだ。失敗したとしても別に痛くもない。それに、既に地下生活者からすればシェマタの有無は不要となったのだからこの状況はどう転んでもどうでもよかった。とはいえ、

 

「これは寧ろ僥倖かもしれませんね。なんせ梔子ユメが存在するということはオシリスが存在し得るということ。彼の者も知れば怒り狂うでしょうね」

 

この程度ならば計画に支障はない。それどころかユメが現れたという事実は地下生活者にとっては寧ろ好都合である。

 

「……オシリスの気配がキヴォトスに現れる。彼の者は狭間より不可思議な予感を感じる。その気配がオシリスのものであると気付けるか、否か―――」

 

そう言いながら、地下生活者はその手に握る三つの百面ダイスを転がす。出てきたのは31、76、12。いずれもまるで法則も何も見られない数字だ。

 

「ふむ、さすがに気が遠くなる数ですね。まあいいでしょう。どうせまだ時間はあります。その間に偶然でも出ればもっと面白くなる、それだけのことです。666……普通に考えれば出せない数字ですからね」

 

地下生活者は再びダイスを手元に戻すと、もう一度振る。当然、666なんて数字が揃うわけもない。

 

「……666……?」

「ええ、そうですとも。まあ、モルペウス、あなたが訝しむのも当然でしょう。この数字は獣の数字。黙示禄に記されし数字でありますが、これそのものはオシリスともホルスとも、アヌビスともセトとも関係はないのですからね」

 

モルフォの呟いた疑問の声に、気分が良い地下生活者は説明を始めていく。666、その数字はモルフォの知る限り、何かの黙示禄に記述されている数字のはずだったからだ。地下生活者が言う黙示禄とはヨハネの黙示禄。そこには、『ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は666である』という記載が存在しているのだ。

 

モルフォもホルスやオシリスらと聞けばエジプト神話が思い浮かぶし、その神の名とかはある程度出てくるが、おそらくはこの謎の黙示禄とは無関係だろう。とはいえ、地下生活者が着目しているのは「666」が意味のある数字、という点のようだが。

 

「そう、大事なのは意味のある数字という点です。そして、この6、6、6という目を一度に出さなければならない、そのあまりに細い確率を通す。その事実こそがこのTRPGであまりに強い効果を持つ。宣言し、細い確率を通した時、それは常識では語れない超常の力を持ちうるのです」

 

単純に考えて、百面ダイスを三個同時に投げて全ての出目で6が揃う確率は百万分の一。だが、それだけの確立を通して見せたのであれば、あらゆる無茶が罷り通るだろう。既にこの混沌の領域に定義された法則は奇跡を体現し得るほどの力を得ていた。

 

「さて……」

 

そして地下生活者は掌の上で三つのダイスをかき混ぜながら眼下の光景を見る。そこには、意識を回復し、カイザーPMCの兵達に連れられるプレジデントの姿があった。彼はこの後、宣言通りにカイザーの全戦力をアビドスへ差し向けるだろう。別にそれ自体はどうでもいいのだ。いいのだが、

 

「絶望が足りませんね。それに、既にカイザーの役割は終わりました。鉄屑はちゃんと処分してあげた方がいいでしょう」

 

今の戦力でカイザーの全戦力とぶつかったところで、先生達は負けはしないだろう。何せここから、まだ伝えていないようだが先生が既に繰り出していた鬼札、空崎ヒナの合流も控えている。むしろ噛ませと言わんばかりに処理されてしまうし、万が一カイザーに負けてしまうのはそっちの方が地下生活者としては困る。

 

「カイザーに負けてしまえば絶望はしても常識的な絶望しかしませんからね。今のホシノを壊すには……あの梔子ユメを殺し、全てを滅ぼす程の圧倒的な力が必要です。となれば、カイザーには……力を誇示するデモンストレーションになってもらいましょう。さあ、先生よ……ここからは小生とあなたの一騎打ち。小生が差し向けるこの強力なユニット、果たしてあなたは攻略できますかな?」

 

先生達は気付いてすらいないだろう。自分達に残されたタイムリミットが、カイザーが軍備を整え全戦力を以てアビドスに侵攻するその時までしか残されていないことなど。

 

「……」

 

その様子を見据えながら、モルフォはぎゅっと握っていた右手を音も立てずに開き、ついでにもぞもぞと動いてどうにか拘束を外そうともがくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

アビドスの校舎に戻ってきた面々。ケイによって気絶させられたユメを保健室で寝かせ、目を覚ましてすぐにどこかへ行かないようにミユが見張りをしていた。シェマタについてはおそらくその場所を知っているのがユメだけということもあり、現状は動くこともできない。であればと、教室に集まった皆は改めて、ゲーム開発部とC&Cから話を聞いていた。

 

「……ホシノ先輩?」

「……え?あ……うん、聞いてる聞いてる」

 

ホシノはどこか上の空であった。だが、いきなり別次元のユメが姿を見せたと思いきやあのような言い方をしてきたのだから無理もないだろう。現実を呑み込むのに時間がかかってしまうのも当たり前だ。

 

「……ホシノ先輩……」

「……なあ先生、ハイランダーは何も関係ないんだな?」

「あ……うん……スオウはその時の事をあまり覚えていないみたいなんだ」

 

総会会場での戦闘が終わった後、私募ファンドの面々は傭兵達を撤収させ、自分達もカイザーがアビドスに絶対に報復に来る事を恐れて逃げ出してしまっていた。ネフティスからはしっかりと砂漠横断鉄道の契約を更新し、シェマタをアビドスのものにした後に捕まえていたスオウを無理矢理目覚めさせたのだが、そこで彼女から語られたのは、モルフォを攫ったことについて何も覚えていないという事実であった。

 

「……そんなことがあり得るんですか?」

「そうだよ!!人を攫って何も覚えてないって!!」

「うーん、でも多分本当だと思うんだよね」

「……ちっ」

 

そんなことがあってたまるのかとアカネとモモイが先生に問いかけるも、アスナがおそらく嘘ではないと言ったことでネルは納得させられるようにいらいらしながら舌打ちをする。理由はわからないが、アスナの直感がスオウは何も覚えていないと言うのならば、おそらくはそうなのだろう。

 

「それって……どういうこと?ノノミを攫ったのも……」

「いや、アビドスに来てからの事はスオウも覚えているみたいなんだけど……モルフォを攫ったことは何も覚えてないようなんだ。その時の証拠とかも見せたけど、本人も驚いているようで……」

「……いや、どういうことだ?だってモルフォを攫った張本人だろ?そんな大それたことをしておいて覚えてないって……いくらなんでもおかしいだろ?」

 

サキが怪訝そうな表情を浮かべる。ミヤコ達も同様の表情を見せるも、当然の事だろう。なんで覚えてないんだとスオウに言いたくなるのも当然だろう。

 

「先生、スオウは今どこに?」

「ノゾミとヒカリ達が連れて病院だね。結構怪我も大きいみたいだし、モルフォの事を聞くと頭痛が酷くなるみたいで……」

 

どうやら、追加の情報を手に入れることはできないようだ。これからどうしたものかと一行が首を傾げていたが、モルフォに繋がる手がかりが消えた今、シェマタの方を先に対応するしかない。と、ここで先生はまだ言っていないことを思い出す。

 

「とりあえず今はユメが目を覚ましたらシェマタの場所を聞いてどうにかしよう」

「後でシェマタを解体するためにエンジニア部も来ることになってたよね」

「それにヒナに連絡してるからもうじき来るだろうし、そうすれば……」

「?いつの間にゲヘナに連絡したんだ?」

「まだシャーレにいる時にね」

「……初めて聞いた」

「えっ、じゃあヒナが来るっていうの!?」

「……まあヒナだけならまだ。これ以上面倒なことにならなきゃいいけど」

 

それは、既にヒナにシェマタの事を連絡していたという情報。総会が終わった後、ヒナも合流し、シェマタの対処に協力する手筈になっていたのだ。だが、そのことを聞かされたミヤコは少し呆れたような声になる。

 

「先生……総会そのものとは関係ないかもしれませんが、それはそれとしてその情報は先に伝えておくべきかと……少なくとも、あの後一緒にいた私達には共有されて然るべきもののはずです。そうすれば先にゲヘナにコンタクトを取ることができたはずです」

「うっ……ごめん……色々あってそこまで考えが回らなかったよ……」

 

ともかく、ヒナが合流すればシェマタについても話は進むだろう。と、ここでホシノがあることを思い出す。

 

「……黒服のオフィス」

「え?」

「先生は黒服のオフィスがあったのは覚えてる?そこにいけば何か手がかりがあるのかもしれない」

「……ゲマトリア、か……確かに」

 

アビドスには、黒服がかつて根城にしていたオフィスがあった。そこで先生も黒服と交渉を行ったのだ。もし、今回のスオウについての異変についてゲマトリアが関わっているのだとすれば、黒服のオフィスに何らかの情報が残されていてもおかしくない。

 

「わかった。調べてみよう……ホシノとネルは来てくれる?」

「うん、わかった」

「おう、あたしらだけでいいのか?調べ物するならもうちょい他の面子も用意した方がいいんじゃねえのか?」

「なら、私も……皆さんに迷惑をかけていますし、これぐらいは」

「後はケイ、お前も来い。なんかぶっこ抜ける奴もあるだろ」

「わかりました」

 

であれば、ゲマトリアとも対峙したことがあるホシノとネルを連れていくのがいいだろう。そこに自分から志願したノノミと、データの解析などのためにケイも同行することが決まり、四人を連れて先生は黒服のオフィスへと向かうことにする。

 

「リーダー、リーダー」

「どうした?」

「なんかね……この後、もっとやばくなりそうな気がする」

「……え、こっからさらにやばくなるの!?」

 

そのために軽く身支度を整えるネルにアスナが声をかける。それを聞いたアルが冷や汗を浮かべる中、ネルは少し考え込むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ここに来たのは二回目、か」

 

既に無人となっている黒服のオフィス。そこに足を踏み入れた先生達は、すっかり寂れてしまった内装を見渡す。黒服が引き上げる際に多くの資料や機材は持ち去ってしまったのか、残っているものはほとんどない。

 

「……何もありませんね」

「はい……」

『こういう時はどこかの壁や床の中に隠されているものですが……』

 

ノノミとケイとアリスが調べ、先生も残された痕跡をどうにかして明かそうとする。黒服の事だ、情報が残っているかどうかと言われると正直怪しい部分はあるが、もしスオウやモルフォに関連する事態がゲマトリアに関係するものであれば、ここしか手がかりがない。どうにかして見つけなければと先生の中に焦りが見え始める中、オフィスの外にホシノとネルの姿があった。

 

「……うへぇ、なんか疲れちゃったなぁ」

「お前、これからどうする気なんだ?」

「?どうするって……」

「……あのユメってやつだ。あいつは……その、蘇った本人とか、そういうのじゃないんだろ」

「……うん。正直……よくわかんない」

 

ホシノが気がかりな理由。それは当然、ユメにあった。これが、この世界のユメ本人であればまだ話は違っていただろう。それならばそうでまだ受け取りようはあった。しかし、あのユメはシロコ*テラーやもう一人のモルフォのように別時間軸の人間なのだ。シロコ*テラーやもう一人のモルフォの場合は、生きている本人がこの世界にも存在していた。だがユメは違う。しかも、ただ死人というだけではない。ホシノはこの世界のユメと死別しているのだ。それだけに、彼女に向ける思いは複雑であった。

 

「……なんだろうね。ユメ先輩なのは間違いないんだろうけど、ユメ先輩じゃないんだよね」

「……まあ、そりゃそうだろうな。そりゃあ、あたしがどうこう言える部分じゃねえけど……やっぱ、違うのか?二人のモルフォとシロコって」

「うん。見た目……はおいといて、シロコちゃんはなんていうか……擦れてる感じはあったけどまだ似てる部分はあった。けどモルフォちゃんは全然、なんていうか儚げって言うのかな……」

「そりゃ別物だな」

 

シロコ*テラーの方はモルフォの家に居候しているのもあってネルも多少知ってはいたが、こう言われると完全に別物である。

 

「……だからさ、どう向き合うのが正解なのかなって。ユメ先輩は……この世界の自分は死んで正解だったって言ってた」

「ああ、凄い馬鹿な事言ってたな。ケイにぶん殴られて当然だろ」

「……うん。確かにそうだね」

「んだよ、煮え切らねえな。他の奴らに見せてるみてえにうへうへ流しておけばいいだろうが」

「……それができたら苦労しないよ。これでも……昔と比べたらまあ、マシかな……」

 

壁に後頭部を打ちながら、ホシノは遠い目をする。それを見てネルは溜息を吐くと、少し表情を引き締める。

 

「……ホシノ」

「?一体どうし―――うわっ」

 

直後、ネルの放った拳がホシノに叩きつけられる。その拳はホシノに受け止められたものの、突然の一撃にホシノは困惑したようにネルを見る。

 

「ちょっとちょっと何するのってわわっ」

「うるせえ!お前にそんな弱気で居られるとこっちが困るんだよ!」

 

そのまま何度も拳を振るわれる。それらを受け止めたり捌いたりしながらホシノは少しずつその場から離れようとする。しかしネルは何度も何度も拳を振るい、蹴りつけてくる。

 

「だからってこんなことする!?」

「うるせえ!アスナがやばくなるって言ってたろ!」

「理由それだけ!?」

「ああそうだよ!てめえがシャンとしてなきゃてめえの後輩達もあたしらも困るんだよ!これでモルフォを助けられねえとかなったら一生恨むぞ!!」

 

と、その時だった。防戦一方だったホシノの動きが止まり、その額にネルの拳が突き刺さる。確かな手応えと鈍い音が響く中、ホシノはネルの手首を左手で掴み、ミシミシと音が鳴るほどの力で握りしめる。

 

「ぐっ……!?」

(シャンとしてなきゃ……か。まあ、そうだね……どっちのユメ先輩も……そうだった。ああ、そうだよ……あの人が遺したものは、ここにある……でも、それとあのユメ先輩は違う……あれは、もう一人のシロコちゃんとモルフォちゃんのユメ先輩であって、私のユメ先輩じゃないんだから……!)

 

そのままネルの手首を引き寄せる。そしてネルの頭部を引き寄せると、お返しとばかりにホシノは右の拳を握りしめてネルの額を殴りつける。

 

「あぐっ!?」

 

手首を握る手が外れ、ネルの体が地面を転がっていく。ネルが額に走った鈍い痛みを感じながら体を起こすと、そこには鋭い目をしたホシノの姿があった。

 

「へっ……やっぱり良い顔もできんじゃねえか」

「……酷い事するねぇ……いくらなんでももっとやりようがあったんじゃないの」

「あ?知るかよ……うだうだやってる奴なんかとりあえず徹底的に殴り合って好き放題言わせておけばちったあマシになるんだよ」

「そんな男の喧嘩みたいな理屈はさぁ……まあ、こういうのも悪くないし別にいいや。後でケイちゃんとノノミちゃんに怒られそうだねぇ。あー帰ったらアヤネちゃんにも怒られるか」

「ま、別にいいだろ……こういうのも」

 

改めてと言わんばかりに指をポキポキと慣らし、楽しそうに呟くネル。対するホシノも、どこか面白そうに口元に笑みを浮かべてネルを睨みつける。そして、

 

「「っ!!」」

 

二人の放った拳が、それぞれの頬に突き刺さるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「……ふむ、ここが百鬼夜行か。こうして来たのは初めてだね」

「そういえば……なんで一人でミレニアムに?セイアってティーパーティーの……」

 

百鬼夜行に一つのワームホールが出現する。その中からシロコ*テラーとセイアが現れる。セイアは少しだけ興味深そうに周囲の景色を見ていたがすぐに目的地へ向かおうと言わんばかりに歩き始める。その少し後ろをついていきながらシロコ*テラーは気になっていた疑問を問いかける。

 

「ああ、抜け出してきたよ。何、少し行きたいところがあるから今日一日は戻らないとは送ってあるから問題ないさ」

「そう……それでクズノハって?そのクズノハを見つければモルフォに会えるの?」

「……ああ、そんな気がしてね」

「そんな気って……」

 

セイアが一人でミレニアムまで来た理由はわかった。しかし、何故クズノハに会えばモルフォに辿り着けるのか。だが、セイアの返しは気がする、という直感に近いものであった。彼女がそういう感に優れていることは知っているが、だからといってこの場でその直感に頼れるかというとどうしても足踏みをしてしまう。

 

「……まあ、他に手掛かりがない以上そのクズノハに会いに行くのでいいと思う。でも、どうやって会うつもりなの?」

「……そうだね。ぶっちゃけてしまうなら、色彩を呼べば会いに行ける可能性がある。ただし私はその時に色彩に侵されて本質の一部を手放すことになったがね」

「……じゃあ駄目だね」

 

あの時、クズノハに会えたのはまさに偶然の産物だ。ベアトリーチェが儀式を行い、まだ予知夢を持っていたころのセイアがキヴォトスの外に追放され、そこまでやって奇跡的にクズノハがいた空間に辿り着けたのだ。同じことを再現しようとしたらアツコをまた犠牲にしたりする必要が出てくるので論外もいいところだ。

 

「だが、クズノハと関係の深い組織がこの百鬼夜行にはあるじゃないか」

「……百花繚乱。成程、ナグサの腕」

「……腕?」

「ん。まあ見ればわかる」

 

セイア自身、あの時クズノハに会った時のは邪道もいい所だと思っている。百花繚乱の委員長がクズノハに会ったらしいという逸話が残っている以上、正しい出会い方もここにあるはずだ。そして、その鍵を握るのがナグサなのだとここでシロコ*テラーも理解する。

 

「そうかい。それじゃあ、行こうじゃないか……次の目的地にね」

 

 

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