転生したので前世の知識で生徒達と遊ぶことにする   作:popoponpon

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夢見モルフォとアイドルコンテスト(後編)

「……?」

 

気付けば真っ白な部屋にいた。モルフォはどうしてここにいるのか、ここはどこなのかと首を傾げながら辺りを見渡すと、オレンジ色の髪を長く伸ばした少女がマイクを手に何かを歌っている様子が見えた。

 

「あ、そうか……なんか勝手に彼の記憶歌いたいって言って歌い始めたのか……というか起きたのならあんな乗っ取るようなやり方しなくていいのに……そんなに歌いたいのかい私」

 

しかし、目の前のモルフォは止まらない。いや、こちらの言葉が聞こえてすらないようにも見える。

 

「……あ、そういう?」

 

どうやら目の前の自分は歌うというやりたいことをやってるだけで今も意識としては寝ているだけのようにも見える。これがどういう状態かはわからないが、眠った直後と違ってアクションは起こしているだけマシかと考えながら改めて何があったのかを思い出し始める。

 

「……ああ、そうそう。セイアさんにステージに案内されたら、そしたら私が歌いたいってなってなんかそれに身を委ねたら……急に歌い始めたのか。で、ここは?なんでインナースペース的な所にいるわけ?とりあえず意識を取り戻したいんだけど……おーい、とりあえずこっち気付け」

 

どれくらい彼女を表に出していたかはわからないが、突然中の人が変わったら彼女の事は知っているとはいえセイアも困惑するだろう。すぐに説明するべく、もう一人の自分の前で手を振ったりする。それでも気付かないのでこいつフリーダムだな?と内心思いながら、最終手段を取ることにする。

 

「これが私とはいえ別人で、この場所が私の夢なら……クズノハさんの所に行った時とか他人の夢と繋がった時みたいな感じでこう……接続するような雰囲気で!」

 

なんとなくそれっぽい感じの事を言いながらふんわりとなんか来た感じがする、それぐらいのニュアンスで手を前に出す。それがもう一人の自分の額に触れた次の瞬間、

 

「はっ!!」

「!目を覚ましましたか……」

「……え?ミネさん?」

 

モルフォの視界が医務室に様変わりする。モルフォはいつの間にかベッドの上で眠っており、ミネが自分を見下ろしていた。そしてもう一人の自分の姿がないことからも、どうやらちゃんと現実に戻ってこれたようだと安心しながらも、何故ここに自分がいるのかという疑問を浮かべる。

 

「ステージの方に行った後、私ってどうなりました?」

「先生やアビドスの皆さんの話は聞いていますが……覚えてないのですね。あなたはステージで歌った後、そのまま意識を失ってしまったんです。それで医務室に運ばれて私が手当てをしました。とはいえ外傷はなさそうですが……」

「そうですか……」

「何か心当たりはありますか?」

「心当たりというかなんというか……」

 

ベッドの脇を見ると、そこに置かれていた棚の上にヘッドフォンなどの私物が置いてあった。それを手に取ったモルフォはじっとそれを見ていたが、

 

「……私が一瞬目覚めました」

「私、というのは……え、えっと、皆さんの言っていた別時間軸の?」

「ええ、歌ってるときに出てきたのはそっちですね……ただ、今はなんか眠ってるみたいですが……」

 

シロコ*テラー達からの話を聞いたということはもう一人のモルフォの話も聞いているはずだ。それならいいかと何があったのか説明する。そして、

 

「……これは調べてみる必要があるか……私の体って大丈夫そうですか?先生って言ってましたし、今トリニティにいますよね?」

「え、ええ……とりあえず体の方は大丈夫です。先生はすぐに呼んできますね」

「すみません、お願いしてもいいでしょうか……」

 

ミネに先生を呼んでもらうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

その後、先生がセイアやホシノ、ユメ、シロコ*テラー、アヤネ、セリカ、アリスと共に医務室を訪れる。若干ユメの目元が赤い気がするだろうが気のせいだろうかと首を傾げていたモルフォだったが、先生達もあの歌を聞いていたという話やそれに至るまでの流れなどを伝えられる。話を一通り聞いたモルフォはそういう感じだったのかと天を仰いでからすぐに、

 

「それで……もう一人の私なんですが。多分ですけど、条件はこの二つだと思うんです」

「ヘッドフォン……はまだわかりますがMP3プレーヤー?こんなのいつの間に?」

 

本題に入るためにヘッドフォンとMP3プレーヤーを皆に見せる。先生達が来るまでに改めて原因として考えられる要素を考えたが、やはりこの二つだろうと。

 

「このMP3プレーヤー、ウタハ先輩からもらったんだよね。ウタハ先輩が今回のアイドルコンテストで使う予定だったらしいけど結局使わなくなったから押し付……まあ、提供してもらって」

「ああ、またエンジニア部の……」

「ふむ、そういえばあの時音楽を流していたのはこのプレーヤーというわけか。こうしてみると普通の品に見えるが……」

 

セイアがじっとMP3プレーヤーを見る。しかしいまいち不審な点が見つからずに首を傾げる。他の面々も見ていくが、やはり見ただけではわからなかったのだろう、見終わったMP3プレーヤーをモルフォに返す。

 

「これ、どうもヘッドフォンの時と同じ仕組みのようで脳波とか読み取って私の能力に反応できるようになっているらしいんですよね。とはいえこれが生み出せるのは音楽だけっぽいんですが……多分そこがいい感じに反応したのかもしれません。うーむ、あの時は上に体操服でジャケットじゃなかったから全然わかんなかった……」

「……ああ、そういえば三人で練習していた時は持ってなかったわね」

「……練習?」

「セリカちゃん!」

「あっ」

 

MP3プレーヤーの仕組みを説明しながらも、何故これがセリカ達との練習の時に起こらなかったのかと考えてその時との違いを伝える。それを聞いてセリカが納得したように頷いていたのだが、その発言を聞いたユメが困惑したような顔になる。

 

「「「……」」」

「……なんで三人で……?セリカちゃんとアヤネちゃんがアイドルコンテストに出るってことは聞いてたけど……まさかこの世界のモルフォちゃんを……え?もしかしてホシノちゃんは知ってたの……?」

「え、えーと……もう一人のシロコちゃんの持ち込み企画で……」

 

そして、この三人が何故か同じグループとしてアイドルコンテストに出ようとしていたことにもユメは気付いたようだ。おそらく、この世界のモルフォが彼女の世界のモルフォの代理として出ようとしたこと、シロコ*テラーの持ち込み企画であることからおそらくはユメを元気づけようとしてやっていたことなのだろう。

 

「そうだったんだ……」

 

おそらく明日のコンテストでこの事を明かす予定だったのだろう。だがまさかこんな形で明らかになるとは。

 

「……どうやら、余計なお世話だったようだね」

「いやいや!?そんなことはないよ!?」

「……ところで、もう一人のモルフォは大丈夫なんですか?」

「寝てる……と思う。とはいえ、こういう形で目を覚ましたってことは……」

「……成程。近いうちに意識が完全に戻るということですか。その場合はモルフォの中にもう一つの人格として起きる可能性がある、ということですか?」

 

アリスとケイがここにいるのは、先生や他の人達に来てもらう時にモルフォが呼んだのだ。何故自分達が呼ばれたのかわからず仕舞いだったが、ここにきてやっとその理由を理解する。今後、もう一人のモルフォが目覚めた場合、アリスとケイのような状態になると考えた方がいいと考え、何かの意見が貰えないかと呼んだのだろうと。

 

「まあね。後はそれだけじゃなくて、本番で歌ってる途中で変わったりしたら大変でしょ。だから条件とか一回洗い出しておきたくてね」

「まあ……確かに」

「一気に上手さが変わってくるからね……さすがにあんな歌を聞かされるとレベルの違いを感じさせられるわ」

「うーむ……酷い言われようだぁ……まぁ事実だからしょうがないけど」

 

モルフォにはわからないが、もう一人のモルフォは長い間歌い続けていたのもあってそのレベルは段違いなのだろう。何せ本職のようなものだから。

 

「まあでも、とっかかりができたならどうにかはしたいところですね」

「……あれ?アイドルコンテストには他にもいろんな学園の子達がいるんだよね?」

「ああ、最初はどの程度集まるものかと正直不安半分ではあったが……意外と望んでいる生徒は多いようでね。それがどうかしたのかい?」

「それだよ!」

 

目覚めるタイミングはもう少し見計らってもらいたいというのが本音ではあるが、思わぬところで手に入った手がかりだ。これを活かさない手はない。と、ここでユメがあることに気付く。セイアが困惑しつつもユメの発言に答えると、ユメは満面の笑みを浮かべて立ち上がる。

 

「……何を思い付いたんです?」

「皆の歌をモルフォちゃんに聞かせるんだよ!そうすればきっと目を覚ますはずだよ!」

「……えーと、それはその……もがっ」

「……まあ、それしかなさそうですね」

 

そりゃ会場にいるんだから他の人の歌も聞くのは当たり前では?と言いかけたセリカの口がアヤネに塞がれる。ホシノも思わず苦笑する中、とりあえずやる気に満ち溢れているユメに水を差すのも悪いと考えたモルフォもそれしかないかと納得する。

 

「とりあえず……ヘッドフォンの方を改めて調べてもらった方がいいんじゃないかな?念のために今日はもう帰って休んだ方がいいんじゃないかな」

「そうですね……まさか本当に倒れるとは思わなかったので今日はちょっと戻らせてもらいますね」

「悪かったね、モルフォ。こんなことになるとは思わなかったんだ」

「ああ、セイアさんも気にしないでください」

 

そして、先生から今日はもう休もうと言われ、モルフォも素直にそれを受け入れるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夕暮れ時。話を聞いて普段以上にやる気を出していたコタマがメインとなってヴェリタスに調べ直してもらったものの結局詳しいことはわからず、もう一度条件を満たしてみてはどうかとヘッドフォンを付けてMP3プレーヤーで適当に能力に感応させる形で音楽を流してみたが明確な意識の覚醒には至らなかった。しかし、MP3プレーヤーを使うことでほんのわずかだがモルフォは意識が薄れていくのを感じ、周りからは一瞬雰囲気が変わったように見えるという結果が明らかとなり、やはりこの二つが揃うことが引き金であるということが立証される。

 

大事な場面で覚醒できないように調整できればいいのだが、眠ったままの彼女をある意味でこちらが音楽で叩き起こしているような状態でもあるのでもう一人のモルフォもコントロールはできないのだろう。そんなわけで、

 

「ちゃんと出ないで済むようにはなったよ」

「まるで幽霊みたいな扱いなんだけど……」

「別に普段出ることについてはいいんだけどさすがに今出ると主に二人がね……」

「あ、はは……」

 

そして翌日。アイドルコンテストの準備をするため、控室で着替えていたモルフォ、セリカ、アヤネの三人。昨日戻ってからの事を話していたモルフォとセリカの話にアヤネはつい苦笑してしまう。

 

「今、例のMP3プレーヤーはどこに?」

「アリスに預けてるよ」

 

鍵になる道具はアリスに渡しているため、起きてほしくないタイミングで起きるということはないだろう。

 

「そういえばユメさん達は?」

「もう観客席に入ってるんじゃない?あの人凄くワクワクしてたし」

「そっか……結構アクティブな人っぽいし大変そうだね」

「あはは、確かに……ユメ先輩に振り回されるホシノ先輩は新鮮だったけど」

 

楽しそうに話をしながら、三人はこの日の為に用意した衣装に身を包む。黒を基調とした少し露出が大きそうな衣装。モルフォに関してはストッキングなどで露出を控えめにする調整をされているものの、あまり着慣れないタイプの衣装に最初は違和感を感じていた。だが、

 

(でも、動きやすいしそこはいっか……)

 

二人が違和感を感じて恥ずかしがってる様子を見ていると自分の違和感はどうでもよくなっていた。

 

(それに本当にシアンやらロロやらルクシアやら出されないだけよかったと思っておこうか……シアンはともかく二人はちょっとねぇ……)

 

衣装と聞いて若干嫌な予感も正直感じていたものだ。だが、これなら大丈夫と考え、着替えを終わった二人と共に更衣室を出ると、他の参加者と廊下で出会う。

 

「け、結構参加者多いわね……」

「へえ、結構似合ってるじゃないか」

「あ、ウタハ先輩」

 

やはりこういった催しなのもあって様々なグループや学園の生徒達が綺麗だったり愛らしかったり可愛らしかったりする衣装に身を包んでいる。そんな中、着物に身を包んだウタハが現れる。完全に演歌を歌いに来たとしか思えない彼女の格好はこの集団の中でもかなり目立っているらしく、他の参加者たちは思わずウタハを二度見していた。

 

「き、着物……!?」

「そ、そういうのもありなの!?」

「おや?言わなかったのかい?」

「なんか言うのはフェアじゃない気がして……」

 

ウタハの衣装を初めて見たセリカとアヤネが驚く。そういえば二人にはウタハの衣装の事はまだ伝えてなかったなと内心呟きながら、着物を見事に着こなし視線を集めるウタハの様子を見ていると、

 

「おや?そちらにいるのは夢見さんと奥空さんでは!?」

「あれ、この声って……」

「キリノじゃん。それにそっちは……あの時一緒にいた」

「こちらはフブキです!」

 

キリノの声が聞こえてくる。三人が後ろを振り向くと、所々にドーナツをあしらったような可愛らしい衣装に身を包んだキリノとフブキの姿があった。

 

「え、知り合い?」

「シャーレの当番に行った時にちょっとね……」

 

二人の事を知らないセリカが首を傾げていたが、そういえばセリカはまだ会ったことがなかったことにアヤネもここで気付く。とはいえフブキと会ったことがあるのはモルフォだけのようだが。

 

「……ドーナツ……?」

「あー、これはスポンサーをやっているドーナツ屋さんから提供されたもので」

「宣伝目的ってわけね……色々理由があるなぁ」

 

単純に興味などから参加したウタハみたいな人物もいればユメなどの事を考えて参加したアビドスやモルフォ、これまで音楽に携わってたからこそ乗り込んできた猛者など色々いるが、まさか企業案件で出てくる生徒までいるとは。

 

「それにしてもこうしてみるといい衣装多くない?私達も悪くないとは思うけどやっぱり子供向けのポップな感じがしちゃうよね~」

「そ、そうでしょうか?」

「この中だとそれはむしろ長所じゃないかな?デザインが浮いているというのはそれだけ注目を集めるということさ」

「ウタハ先輩が言うと説得力が凄い」

「そりゃ着物なんだから説得力の塊でしょ……」

 

そんな感じでお互いの衣装について話をして盛り上がっていると、

 

「ふむ……皆さんお集りのようで」

「マリーと……え?ミネさんとサクラコさん!?」

 

そこにホストであるトリニティからアイドルコンテストにエントリーした、ある意味今回のイベントの主役とも言うべき三人が現れる。アンティーク・セラフィムなるグループを結成したのは、なんとマリー、サクラコ、ミネの三人。マリーとサクラコであれば同じシスターフッドなので一緒にいること自体は違和感はないのだが、そこに救護騎士団、しかもその団長であるミネがいるとなればまた話も変わってくるだろう。

 

「……か、可愛い……」

「なんか自信なくすわね……」

「え、ええ!?み、皆さんもお似合いで凄く可愛いですよ!?」

 

三人とも灰色と黒の二色を基調とした可愛らしい衣装に身を包んでいる。ホストとしての意地なのか、それともこのアイドルコンテストに並々ならぬ思いを込めているのか、衣装にも目に見えて力が入っているように見える。

 

「ミネさんも参加していたんですね……昨日はすみません」

「いえ、気にしないでください。確かに少々思うところがあってアイドルコンテストにエントリーしてはいますが、だからといって救護騎士団としての責務を放棄する理由にはなりませんので」

 

だとしたら、事情があったとはいえミネの手を急に煩わせてしまったことを申し訳なく感じてしまう。ミネは気にしなくていいとモルフォに笑いかける中、サクラコが意外そうなものを見るような表情でモルフォに近づいてくる。

 

「モルフォさん、あなたも出ていたんですね。こういうのはあまり出ないイメージがありましたので意外です」

「あはは、まあ誘われちゃいましたからね。多分それがなければ出なかったと思います」

「成程……しかし、まさかアビドスの生徒達と一緒に出るとは……」

「ちょっとそれどういう意味?」

 

どこか含みがあるかのようなサクラコの声に思わずセリカがむっとなる。モルフォはセリカを宥めるように抑える。

 

「まあまあ、友達なんですから一緒に出ようと言われればその誘いを受けるのは当たり前じゃないですか。たまたまその相手が他校だったってだけですからね。それに他のグループも似たような人はそこそこいるようですし」

「ふふ、そうですね」

「……あれ?」

 

そしてサクラコと談笑するモルフォの姿を見て、セリカは首を傾げてしまう。サクラコの雰囲気やその言葉から身構えていたが、どうやらそれが自分の勘違いだと気付いたようだ。その様子を見ながらどこか遠い目をするミネの姿があったものの、それについて触れようとしたその時。

 

「出演者の皆さんは―――」

 

スタッフの生徒が現れ、出演する生徒達に次の行動や指示をしていく。それぞれグループを越えた話し合いを止めてそれぞれのグループに分かれ、スタッフから順番などについて話をされていく。

 

「ああ、なんか緊張してきたわ……」

「ま、こういうのは頑張ってぶつかれば案外何とかなるものだよ」

「モルフォちゃんがそう言うとそんな気もするよね」

『……』

「?」

 

二人と話をしていたモルフォは会場へ向かって移動していく。そして、アイドルとしてこの場に集った生徒達は大勢の生徒達が待つ会場へと足を踏み入れ、熱狂の最中、それぞれの歌を紡いでいく。そしてモルフォ達の番。三人が大歓声と熱狂の中、会場に出ると、ゲーム開発部やトキ、ヴェリタスの面々やアビドスの生徒達が観客席にいてこちらに向かってサイリウムや手を振っている様子が見える。その中で歌を紡いでいる中、

 

「……!?」

 

モルフォは背後に立つ、もう一人の自分を見たような気がした。だが、そのもう一人の自分は誰にも見えないようで、安らいだように笑うと消えてしまう。

 

その後、皆の下に戻ったモルフォ達は大量の撮影された写真を手にして楽しそうにしているユメやミドリを筆頭としたアビドスの生徒達とゲーム開発部を見つけ、セリカとアヤネが写真の中に偶然際どくなってたりするものを見つけてしまい慌てる一幕もあったのだが、それはまた別の話。

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