転生したので前世の知識で生徒達と遊ぶことにする 作:popoponpon
「……凄く、大きい、船です……!!」
「……そんな馬鹿な……」
「え?あれ見てください!ミレニアムの……」
目の前に現れた巨大な戦艦に、アリス達は呆然となっていた。そんな中、ミドリが戦艦にミレニアムの校章が描かれていることに気付く。やはりあれはミレニアムのものなのだろう。しかし、
「……確かに、ウトナピシュティムにインスピレーションを得たエンジニア部がエリドゥで戦艦を作っていたことは知っているけど……でも、あれはとても動けるものじゃなかったはず」
「ええ……最後に確認した時はあの巨体を動かすための動力に難儀していたはずです」
「……そういえば、ミレニアムを出る直前に後数日で、ってコトリが……」
「数日……?」
「ヒマリ先輩が最後に確認したのは?」
「……えーと、確かモルフォが攫われる少し前ぐらいだったと……」
この戦艦をどうやって動かしているのか。皆が困惑していると、次の警報が鳴り響く。
「警報!?」
「またケテルのミサイルがこっちに!」
それはケテルの攻撃だった。それだけではない、またしても地上からゴリアテが何機も出現し、インベイドピラーが飛来してくる。
「どうにかしてこの状況を打開して一時撤退を……!」
「……今度は私達でミサイルを逸らそう!」
「「ええ!?」」
「装備の質だけなら少なくとも今の私達の方が上!先生、指示をお願いします!」
「わ、わかった!!皆、お願い!」
まずはこの場を切り抜けることが先だ。幸い、どう攻撃を捌けばいいのか、その答えを既にネル達は示している。ならば、今度は空中機動もある程度こなせる自分達がやる方が役割としては適任のはず。
「すぐに開きます!」
ケイが格納庫を開くと共にアリスが飛び出す。モルフォも格納庫の出口を蹴って瞬発力を上げて空へ飛びあがり、残りの面々が出口付近で待機し、照準を定める。
「エイミとユズはインベイドピラーを攻撃!ミドリとモルフォはミサイルを狙撃!アリスとモルフォはミサイルに取り付いて!タイミングは―――!」
モモイ達が格納庫から外に向かってエネルギー弾をばらまき、地上のゴリアテを牽制する。その間にエイミがインベイドピラーを撃ち抜き、ユズが榴弾を叩き込んで爆発させる。そしてミドリともう一人のモルフォが先生の指示とタイミングに合わせてケテルのミサイルを撃ち、エンジンブロックを破壊。その間にアリスが取り付き、アンカーを打ち込んでスラスターの姿勢制御で近づいたモルフォが、
「いくよアリス!」
「はい!!」
「いっせーの、せッ!!」
ミサイルを同時にゴリアテへ向かって蹴り飛ばし、再びゴリアテの群れを殲滅する。そのまま空中へ投げ出されるモルフォのアンカーをアリスが掴み、モルフォはアンカーを巻き取りながらも振り子の要領で空を舞い、船体の上部へと着地する。
「助かりました、皆さん!」
「……いやお前らどうなってんだよ!?なんだそのかっこい……恰好は!」
「あはは、二人とも恰好いいね!似合ってるよ!」
「……先程の榴弾……ユズちゃんですか?弾の威力も以前より上がっているように見えますが……」
「というか弾が実弾じゃなくなっていたな……」
少し遅れて船体に降りてきたアリス。モルフォとアリスの新装備を見て、驚きつつもどこか目をキラキラさせているように見えるネルや笑うアスナを始めとし、驚きを露わとしているアカネ、カリンを見たモルフォは、輸送船が徐々に戦艦に近づいていくことに気付く。戦艦の船底が開かれ、そこから出てきたアームが輸送船を掴むと、そのまま輸送船は戦艦の中へと収納される。そして鋼鉄大陸の外にある海へと移動していくのだった。
★
「……これは、どうなってるの?」
「いや、それはこっちの台詞ではあるんだけど……」
輸送船から降りた一行は、ネル達に連れられてブリッジに移動する。そこには、この戦艦に乗っている全員が集まっていた。セミナー、エンジニア部、ヴェリタス。ミレニアムで特に有事に対応してきた信頼のできる面子が勢揃いしていた。
「ユウカ!?それに他の皆も……どうしてここに!?」
「どうしてって……心配だから来たに決まってるじゃないですか!?」
「鋼鉄大陸の事を聞いてすぐに出発したんですよ。ギリギリで完成したこの戦艦で」
先生の姿を見て安堵しつつも声を荒げるユウカを宥めながらノアが、何故ここにいるのかについて説明を始めていく。
「出発の決め手になったのは、現在判明している情報がまるで遺書のように送られたことですね。キヴォトスが鋼鉄昇華されてしまった後、どうするべきか……ミレニアムの生徒達をエリドゥに避難させることや、デカグラマトンの預言者がエリドゥに襲撃した場合、どう動くべきか……リオ会長のことですから、自分達が駄目だった場合に備えてのことでしょうが……」
そこで一旦言葉を区切る。ノアが思い出すのはリオから送られた資料。リオ達が失敗し、預言者達とミレニアムが戦うことになった場合のことやその対応などを事細かに記したその資料は、もうリオ達からメッセージが送られなくなった場合に備えたものとしか思えなかったのだ。
「もし皆が死んでしまったらと思うと……」
「まあ、ヒマリ達は待ってる時間がないって思ったから先に出発したんだろうし、そうするしかなかったんだろうけど……預言者とは私達も戦ったことがあるし、それがキヴォトス全体に関わってくる問題ならこっちから打って出るしかないでしょ?……ウタハ達は単純にこいつを飛ばしたかっただけかもしれないけど」
「いや、チーちゃん……さすがにそれだけじゃないよ?普通に後輩達が心配だから来たんだが?」
「およよ……つまりこの天才美少女系ハッカーであるこの私は心配してくれていないのですね……」
「ヒマリ先輩は黙っててくれませんか?話が進まないんですが」
「そうだよ部長、真面目にやって」
ヒマリのわざとらしい噓泣きで一旦脱線しそうになるのをケイとエイミが軌道修正する。と、ここでケイが喋ったことでその場にいた全員がその場にいた全員の視線がケイへと向けられる。服装については他の面々も変わっているので逆に目立たないが、何よりも目を引いたのは白色の髪と肌だろう。さらにその隣に立つモルフォ、の傍に浮かぶもう一人のモルフォへと視線が向けられ、
「モルフォが……二人!?」
「いや待ってください、もしかしてそのモルフォって……」
「えっ、コタマ先輩今気付いたの!?なんかまだ聞いちゃいけないものなかなって」
「やっぱり起きてますねぇ!?なんででしょうか!」
「あーもう滅茶苦茶だよ」
「ところでここにいるってことは波動干渉装置を用意したってことでいいのかしら?」
「ああ、設計図は送られてきていたからね、来る途中で作ったよ……ってそんなことはどうでもいいんだ!それはなんだい!?」
「全くですよ!なんですかその格好いい新装備の数々は!!説明を!説明を求めます!!」
「コトリがそれ言っちゃうんだ……でも教えてもらわないといけないよねこれは」
もう一人のモルフォを見て、ざわめく面々。ネル達もかなりそこを気にしていたようで、先生とリオは顔を見合わせるとまずはお互いに情報交換を始めていく。皆が駆けつけてくれた経緯については今聞けたので、先生達が何があったのかを伝えていく。ケイの身体が破壊されたことや、もう一人のモルフォが目覚めた経緯などを聞いた皆の反応が特に驚きが多かったが、それも過ぎた所でこれからの行動について話し合うことになったのだが―――
「……ふぅ」
「ふふ、先生も中々お疲れのようで」
「はは、さすがに大変な目に遭ったからね……でもヒマリはいいの?戦艦の中を見なくて」
「そうですね……興味はありますが……それ以外にも見たいところはたくさんありますので。例えば……この戦艦を構築しているシステムとか」
戦艦の中に存在する広い共有スペースであるロビーで先生とヒマリは寛いでいた。そこには船の揺れに耐えられるように固定されたソファなどがあり、ヒマリはキーボードを操作して楽しそうに戦艦の中を覗き込んでいた。
他の皆はというと、アリスとケイはミドリと共にミレニアムから来てくれた皆の戦闘服の作成に取り掛かっていた。その間、残りのゲーム開発部は戦艦の内装を見て回っており、リオ、トキ、エイミは格納庫の中をじっくり見て回っていた。次の出撃までの時間、束の間の休息時間を楽しんでいた生徒達だったが、やがてケイから連絡を受けてロビーの方に集まってくる。
「……ケイ、終わったの?」
「ええ、といっても今回はさすがに一人一人デザインを……なんてことができる人数じゃないので、分かりやすさも兼ねて統一してもらうことにしました。なので、唯一新規でミドリにデザインしてもらったエンジニア部から入ってもらいます」
先生達が期待の視線を扉に向ける。アリスもネタバレしないようにとしっかり口を閉じている中、ウタハ、コトリ、ヒビキの三人がロビーへと入ってくる。三人はパイロットスーツにも似たスーツの上から厚めのスーツを羽織っているという、スーツを二重にしたパイロットスーツのような形になっている。
「ふふ……どうだい?先生、こういう恰好も新鮮じゃないかな?」
「うん、三人とも似合ってるよ」
三人のパイロットスーツは深緑色で統一されている。色味についてはウタハの意見を採用する形となっており、その色合いが統一されているのは単純にエンジニア部としての区別をつけるためという意味合いも大きい。一方コトリは窮屈なのか上に羽織ってる方のパイロットスーツのジッパーを半分程降ろしており上半身に関しては下のインナースーツが見えている格好となっているが。
「いやはや、こういう恰好を一度はしてみたかったんだ」
「コスプレ衣装としてはあるんだけど……でも、あれコスプレ用で実際に使えるわけじゃないからね。だから、本当に使えるのは嬉しいかも。それにこのまま作業もできるからね」
「その通りです!なんとこのスーツには耐熱性、帯電性は勿論の事、汚れを弾きやすいように設計されており、他にも着心地や肌触りについては特に―――」
「あ、あー……コトリ、ちょっと後がつっかえているからそれは後にしようか」
「そうね……とはいえ、彼女達が作業しやすいようにはしているのでしょう?」
「ええ、そこについては抜かりなく」
上機嫌で説明を始めるコトリをウタハが掴んで引きずっていく。そう、紹介するべき面子はまだたくさんいるのだ。続いて、C&Cの四人が入ってくる。
「部長は残念ながら私のおさがりですあーかわいそ」
「おい」
「そういうわけではありませんよ……ちゃんと一から新造していますし、皆さんの身体に合わせて調整していますし……とはいえ、説明内容に関しては一度トキの時にやってるので割愛させてもらいます。ただ皆さんに関しては機能の兼ね合いでデザインを変更できなかったという背景もありますが」
詳細は四人にも説明し終えていますしね、と言いながら、ケイは四人の持つ装備の方に目を向ける。
「武器に関してもネル先輩とアスナ先輩は基本的に銃種や機構についてはそのままにしつつ弾をエネルギー弾仕様に変更したものを作って火力を高めています。カリン先輩が使用しているのは火力や取り回しなどは……ミドリとエイミの中間と思ってくださると。最悪最前線に出て取り回すことも視野に入るギリギリのレベルに仕上げています。アカネ先輩にはエネルギー弾を撃てるハンドガンに加えて、爆発力を高めたグレネードや小型ミサイルを搭載したシールドを持たせており、戦闘中にそれらを使って援護してもらえるようにしています」
「これ、普段使いしちゃいけませんか?」
「……正直今のキヴォトスでここで作った武器を使われるのはその、技術レベル的な制約が……まあ、シールドの方は搭載火器さえ調整すればといったところですが、どのみち新造するべきでしょうね」
服装については一部、カラーリングや細かいところを除けば基本的にトキのものと同じデザインになっていた。ネルに関しては防寒服ではなくスカジャンをそのまま着ているものの、武装に関しては形状が少し変わっていたり、背中に取り付けられたバックパックの大小が異なる、というぐらいだろう。武装面に関してはアカネのシールドやカリンのスナイパーライフルが元から大きく形状を変えているというぐらいだ。
「しっかし物足りねえなぁ、別にこれでもイカしてるとは思うが……なんか足りないんだよ」
「そもそもその恰好は私がアビ・エシュフに搭乗するのを前提としたデザインなので。それがなければ魅力は半減です」
「お前なぁ……!」
「そちらについても問題はいずれ解決します。この戦艦が来た事で材料不足問題が一気に解決したので……とはいえ、今は置いておきましょう。では次、お願いします」
ネル達についての説明を終え、続けてヴェリタスの四人が入ってくる。ヴェリタスの四人の格好はヒマリのスーツのデザインを流用したものとなっており、その上からハレが白衣を着たり、チヒロ達がミレニアムのジャケットを羽織ったりしている。この点で言えばあくまで後方支援担当であるが故の纏う服装の自由度の高さが現れていると言えるだろう。
「なんかこの格好、違和感が……」
「あら、そうでしょうか?皆さんとてもお似合いですよ。ふふ……これは私が着ることを前提とした私だけのスーツだったのでそこの兼ね合いだけは心配でしたが……その心配は全くありませんね。特にチーちゃんなんて―――」
「部長」
「……これしかなかったの?」
「デザインを流用する都合上、下手に色を分けるより統一して所属で分けた方がよかったので……というかいきなりこんなに人数が増えるなんて予想してなかったんですよ!」
ニヤニヤと笑うヒマリを前に、チヒロがデザインの変更案を求めるようにゲーム開発部を見ながら言う。割と真剣なチヒロの言葉にケイも申し訳なさそうに肩を竦めながら、のっぴきならない事情があったのだと言う。
「一応サイズとかは個人に合わせたオーダーメイドですので……正直見た目も含めた性能面の調整となるとC&Cの方が最優先になってしまうので……そこは」
「まあ、しょうがないけど……」
「えっと、じゃあ最後は……セミナーだね!!」
とはいえ、チヒロ以外の三人に関してはどこかテンションが高い。思えばヴェリタスはプレナパテスとの決戦でもウトナピシュティムに搭乗していなかったこともあって、後方からサポートするはずなのにヒマリ以外はオペレーター服を着れていない状態になっていたのだ。その鬱憤みたいなものももしかしたらあったのかもしれない。そして最後に、
「にははは!先生ー!これすっごい動きやすいですよ!」
「……見ていた時からも思ってたけど、実際に着てみるとなおのこと……」
「あら、ユウカちゃんもお似合いですよ。コユキちゃんも可愛らしいです」
セミナーの三人が入ってくる。ユウカ、ノア、コユキの三人が身に纏っているスーツはリオが着ていたものと同じデザインだ。とはいえ、身体のラインがはっきり出てくるこの格好にユウカは少し恥ずかしさがあるのか、上着を別で羽織っているが。
「……ふーむ、やはり服に罪はありませんね」
「服は服でしかないから罪や罰があるとは思えないのだけれど……」
「……そういう意味ではありません」
「……ミドリ、こうしてみるとやっぱり凄いデザインじゃない?」
「でもお姉ちゃん……!譲れなかったから……!」
コユキは中々着る機会なんてなさそうな恰好になったことに対して嬉しそうな様子であり、ノアもどこか楽しそうな様子を見せている。しかしユウカは恥ずかしそうに顔を赤くしている。とはいえこの状況にはさっさと慣れてもらうしかない。
「……では、こうして集まったことで改めて、鋼鉄大陸攻略戦について話し合いましょうか。先ほどまでとは状況が大きく変わりましたからね」
「そちらは任せます。エンジニア部は私とアリスと工房に」
エンジニア部とケイ、アリスが離れていく中、一行はブリッジの方に移動する、そして全員が着席する中、ヒマリは改めて預言者達の映像を出していく。
「結論から言います。三部隊によるケテル、ケセド、ホドの同時攻撃を行います」
「あの連携攻撃を封じるためだね」
先生の指摘に頷くヒマリ。ケテルが放つミサイル攻撃、ケセドが繰り出すゴリアテの無限生成、ホドがもたらすインベイドピラー。今後の鋼鉄大陸での戦いを進めるためには、まずこの三機をどうにかしなければならない。
「さっきのあれか……」
「ええ、たまたま退けられたけど、何度も通用するとは思えないわ。それに、別にこのコンビネーションは限りがあるわけではなく、何度でも使えるのだから。なら最初から使えなくしてしまうのが一番合理的よ」
「でも、ケセドって……どうにかなるの?」
ここでチヒロがケセドを攻略できるのかという疑問を口にする。虚妄のサンクトゥム攻略戦におけるケセド攻略戦において、こちらも頭数を大量に用意して、それでもギリギリだったのだ。武装面の性能こそ一気に跳ね上がったものの、頭数が一気に減ってしまった以上、その攻略戦は難しいものになるだろう。
「ホドも難しいかも……今回はエリドゥを使った防衛戦じゃなくてこちらから攻め込む攻略戦だし」
「ケテルも以前なかった巨大ミサイルを装備してたし、他にも新装備がいくらあってもおかしくないような気がしますね……」
「というより預言者は後九体もいるんだよね?……無茶じゃない?」
「それでもやるしかなかったんですが!?」
他にもヴェリタスから懸念点がどんどん飛び出してくるわ、最終的にアスナからも率直な意見を言われてついヒマリが声を上げる。こっちだって戦力は幾らでも欲しいんだという、誰もが思ってた切実な本音である。
「……とはいえ、ケセドについては何とかなるわ。ケセドを攻略するにあたって、最大の懸念点なのは軍団戦にこちらが対処できないということ。だけど、この戦艦が来た事でそれも解決したといっていいわ」
「それって……」
「わかった。リオを信じるよ。それで、残りはケテルとホドだけど……」
「そちらについてもある程度考えているわ。いずれにせよ……二手に分かれての同時攻撃から三部隊を構成しての多面展開ができるようになったことで、準備の時間も取れるようになった。この差はとても大きいわ」
ともかく、準備の方はどうにかなりそうだ。と、ここでモモイがあることを思い出す。
「そういえばこの船の名前は?」
「あ……そういえば私達も知らないんです。そういうの決める前に出てきたので……」
「なので武装も何もないんですよねこの船。いや、あっても後々困りますが……」
「ねえねえ、なんかいい名前ない?」
それは、この戦艦の名前だ。戦艦というぐらいだから、何かしらあるだろうと思っていたが、まだそういうのはないようだ。マキが何かいい名前でもないのかと提案し、モモイとユズが考え始めるのだが、モモイに任せるといいのが出てくるまでに何か変なものが飛び出すと直感したモルフォが手を上げると、
「私達が相手にしているのはセフィロトのセフィラなら……その逆。クリフォトってのはどう?」
この戦艦の新たな名、クリフォトの名を提案するのだった。