転生したので前世の知識で生徒達と遊ぶことにする 作:popoponpon
次に作る新作ゲーム。その構想を皆で話し合う。そして出てきた情報などを纏め、その方向性を定めていく。今後の予定を固めつつ、それぞれの作業やその方向性に従ったタスクを調整していく。そして作業が終わり、暇な時間で皆で遊んだり勉強もしたり色々やる。そして今日も、ゲーム開発部はいつものようにゲームを遊んでいた。
「……うーん、やっぱり不便じゃない?」
そしてあるゲームをプレイしていたのだが、画面の中でポリゴン状のポケモンたちが繰り広げるポケモンバトルを見ながらモモイが首を傾げてしまう。その言葉を聞きながら、彼女の言いたいことを理解してモルフォは苦笑する。
「まあ、言いたいことはわかるよ」
「BWとかSVだとわざで物理と特殊が分かれていたもんね……」
モモイがやっていたのは、ポケモンスタジアム金銀クリスタルバージョン対応と呼ばれるゲーム。NINTENDO64で出た、ポケモンスタジアムシリーズ三作目であり、所謂第二世代、金銀クリスタルのポケモンも登場するゲームだ。
ジョウト図鑑までに対応した合計251体のポケモンがドットではなくポリゴンで動き回るゲームであり、ポケットモンスター赤・緑。青・ピカチュウ・金・銀・クリスタルらに専用機器を用いることで通信を行う、ゲームからポケモンを移動させておけるなど、現代におけるポケモンHOMEの走りとも言うべき偉大な作品でもある。
「後続の作品で仕様が変わるのはよくあることだけど……それを知らないとやっぱり混乱するよね」
モモイが時折苦戦するポイントを見ながら、ユズがうんうんと納得したように頷く。ポケモンスタジアム金銀クリスタルに登場するホワイトシティ。それはキャラを歩かせるといったことはせず、合計八ヶ所の施設をカーソルで選んでその施設を利用する形でこのゲームは遊ぶことになる。その中の一つにポケモンこうざという施設があり、ここではジョバンニ先生のポケモン講座という名目で色々なテクニックや知識を学べるのだが、それだけでなく相性表にポケモンのタイプやタマゴタイプ、道具、さらにはわざについてまで本当にあらゆる点を網羅しており、素晴らしいの一言に尽きるだろう。唯一懸念点があるとすれば、64のゲーム故にそれらのデータが二世代基準であるということだが。だからこその驚きというものもあり、
「私が一番驚いたのって二匹以上が眠りや凍り状態にしちゃいけないってことなんだけど……」
「この時のルールだからね……というかこの時は眠り状態が強すぎるんだ」
後の時代では一時期のドーブル……もといダークライの専用技、ダークホールのように相手ポケモン二体以上を同時に眠らせる技もあるように、別に複数催眠は禁止されているわけではない。ただ、この時代では眠り状態の強力さもあり、ポケモンスタジアムでは二匹以上眠らせてはいけない(ただし一匹を眠り、もう一匹を凍りは可)というルールになっている。なお、現実でもこの仕様は存在してはいないものの、ローカルルールとして複数催眠禁止が採用されていたりもする。
「というかここ変わりましたよって部分がなんか凄く多すぎませんか?赤緑とやらからどれだけメスいれたんですかこれ……」
「あはは……第一世代ってこうしてみると凄い粗いんだな……いやまぁ最初だから当然といえば当然なんだけども」
それだけでなく、第一世代から第二世代での変化は下手をすると後の世代以上のものだろう。例えばわざの威力や命中率の調整はもちろん、タイプすら変わったわざもある。さらに第一世代ではなんとおなじタイプのわざを受けても追加効果を受けないと言う仕様が存在していたのだがそれが廃止され、受けないのはこおりタイプが凍らない、ほのおタイプが火傷しないといった一部の点だけになっている(この時代はでんきタイプのポケモンは普通に麻痺する)。後は第一世代ではとくこうととくぼうがとくしゅに統一されており、その影響で一部のポケモンが暴れていたり。
「ただそれとして凄い教科書や授業として優秀……」
「わかる!こういう教科書なら正直何冊でも読めるよ!」
そういった、時代によって変わる知識などを差し引いても、ジョバンニ先生が教えてくれる内容は凄くタメになる。こういったポケモンやバトルの知識、特に状態異常とそうではない状態異常の違いや交代の重要性、自分と相手のステータスに応じて攻撃するわざを考えること、持ち物を組み合わせてバトルを有利に進めることに加え、ジョバンニ先生の下で受けられる実技の中には相手の出すポケモンに応じてこちらの手持ちを入れ替えながら戦っていくというサイクル戦の基礎に天候の奪い合いの必要性まで学べるのだから、現代のポケモンバトルに通じる多くの基礎を知れるといっていい。
そんなこんなでジョバンニ先生の授業を一通り終え、ポケモンスタジアムでのポケモンバトルを一通りゲーム開発部は楽しんでいたのだが、それも落ち着いてきたところで、ある施設に移動する。
「バトル以外にもミニゲームもあるんだね」
今作のホワイトシティにはポケモン講座以外には自由に対戦が可能となるフリーバトル、四種類のルールで戦うスタジアム。そしてジムリーダーを次々と倒していくジムリーダーのしろ。後はGBのポケモン作品と連携するけんきゅうじょ、GBビル、じぶんの部屋がある。これら三つのコンテンツは今の状況ではやりようがないので置いておき、ミニゲームと呼ばれるコンテンツに移動する。
本作ではポケモンクイズを除けば合計12のミニゲームが存在しており、様々な内容が存在する。それらを行うため、六人は負け抜けルールで遊ぶことにする。
「どれからやる?右上か左上か」
「じゃあ右上から順番で!」
ミニゲーム選択画面では主役となるポケモンが画面の中央にデカデカと表示されるようになっている。ならまずはと、右上にあったイーブイの映るアイコン、イーブイのフルーツダッシュを選択する。イーブイのフルーツダッシュはイーブイと呼ばれる四足歩行をするふさふさの首元や尻尾が愛らしいポケモンを操作するのだが、やることは俗にいう椅子取りゲームに近い。ただし、椅子ではなくフルーツを奪い合い、その合計得点で勝者を決めるという形になっている。
「「「「……」」」」
ひとまずはモモイ、ミドリ、アリス、ケイの四人がミニゲームを始める。四人がそれぞれ操作するイーブイが円形のフィールドを走り回り、その中央では籠のようなものをエイパムと呼ばれる猿のようなポケモンが籠を開けたのに合わせてボタンを押し、中央にイーブイを突っ込ませてフルーツを奪う。これを五回行い、その合計点で競うのだが、
「「あっ!?」」
ミドリがフェイントを織り交ぜると、それに反応したモモイとアリスが籠に突っ込んで弾かれてしまう。直後、籠が開かれて現れた果物を瞬時に反応したケイとミドリが同時に回収してしまう。
「ず、ずるいです!」
「フェイントはなしでしょ!?」
「でもそういうコマンドがあるし……」
「これに関してはちゃんと籠の方を見ればわかりますからね―――あっ」
エイパムが籠を揺らす。それに反応したケイが突っ込むが、エイパムは籠を開かない。結果、イーブイが籠から弾かれてしまう。しかもその直後に本当に籠を開けてしまうため、ケイは取り合いに参加できなくなってしまった……そう思われた次の瞬間だった。
「うわ!?」
「うわーん!爆発しましたー!!」
エイパムが繰り出したのはフルーツではなく、松ぼっくりのような姿をしたポケモン、クヌギダマ。反射的にそれに突っ込んだアリスとモモイが爆発して吹き飛び、次の取り合いに参加できなくなってしまう。だがケイは出遅れたことで、そしてミドリも一瞬待ったことでこの二人は難を逃れることになる。
「こっわ」
「綺麗に引っかかったねぇ……しかも次が最後だから……」
このゲームでは、最後の一回だけクヌギダマではなく大量のフルーツで固定となる。なのでこの時ばかりはクヌギダマという外れを気にせずエイパムがいつ開けるかのみを気にすればいいのだ。一回休みとなった二人を除き、ケイとミドリでそのフルーツを取り合い、スコアの計算が行われる。その結果、先ほどの一回休みが響いたのかスコアが小さかったのはモモイとアリスになってしまったようだ。
「じゃあモモイとアリスが交代で」
「くそー、次は勝ってやる……」
「ユズ!アリスの仇を取ってください!」
「いや……まあ、これの次は参加できるはずだけど……?」
モモイとアリスが外れ、モルフォとユズが入り次のミニゲームに入る。今度は卵を持っている桃色の優しそうなポケモン、ラッキーが主役のラッキーのタマゴだいさくせん。これは上から落ちてくるタマゴをビリリダマと呼ばれるモンスターボールのようなカラーリングのポケモンを回避しつつ、ラッキーを傾けて回収していくというゲームなのだが、落ちてくるタマゴは百個で固定なため、ある程度反射神経さえあれば初見でもパーフェクトは難しくない。そのため、ある程度ゲームに慣れているゲーム開発部は全員パーフェクトを出してしまい決着つかずとなってしまったため、次のゲームへ。
「はこんでデリバード……これは決着つくかな?」
「スコアに上限がなさそうなので多分つくんじゃないでしょうか?」
デリバードはサンタクロースをモチーフとしたポケモンであり、袋のような尻尾を持っているのが特徴である。デリバードを操作し、プレゼントを集め、ウリ坊のようなポケモン、ウリムーを避けながら運んでいく。デリバードはプレゼントを五つまで持つことができるのだが、プレゼントを多く、そして重いプレゼントを持てば持つほど重くなり移動スピードが落ちてしまう。さらにウリムーに激突されると持っているプレゼントを全てその場にぶちまけてしまうため、どこで妥協して運ぶかなどを考えるのも大事となる。
「ピアノやっぱ重くない?」
「よし、指輪はもらいました」
「……なんかミドリとケイが重くて高そうなものばっかり運んでるけど」
「でもモルフォとユズはボーナスを稼いでいます!」
とにかく高そうなものを片っ端から集めていくミドリとケイ。それとは対照的にそれぞれGBと64本体を連続で回収していくモルフォとユズ。このミニゲームは、同じ品物を集めると最大で五倍まで獲得スコアに補正がかかるため、最終的には馬鹿にできない数値になるのだ。そして最終的なスコアが明らかとなり、
「嘘!?指輪とか集めてたのに!?」
「うぐぐ……」
「ふぅ、なんとか勝ててよかった……正直結構指輪出てたから不安だったんだよね……一回始めたら途中から乗り換えられないし」
「そこはもう博打だからね」
単発の高額商品ばっかり集めていたミドリとケイが敗北することになってしまう。とはいえモルフォとユズも思った以上に一番スコアの高い指輪が出現率が低いはずなのにやたら出てきてる気がして不安ではあったのだ。だが勝利の女神はモルフォ達に微笑んでくれたようである。
続けて卵の中から手足や顔を出したようなポケモン、トゲピーを操作して障害物を避けながらゴールを目指すコロコロトゲピー、現れたポケモンたちをカウントしていき、それが正解に近いかどうかでポイントが入るピィとププリンのカウントゲームをこなし、続けてゾウのようなポケモン、ドンファンが出てくるドンファンのぐるぐるレースに入る。
「これはコロコロトゲピーとは違うのかな?」
このゲームをやるのはモモイ、ミドリ、ケイ、ユズの四人。モルフォもカウントゲームは途中までは順調だったのだが細かな見落としで点数を落とした結果、他の二人に逆転されてしまって負けてしまった。
「うわ!?」
「っとと……あっ」
そして始まるレース。これは一つのトラックを四体のドンファンが九周して順位を競うというシンプルなゲームだが、次の周回に入った際に順位に応じて土煙を手に入れ、三つまで溜めることが可能となっている。二位なら一個、三位なら二個、最下位なら三個といった感じだ。そして、土煙を使うことでその場に土煙を生み出して少しだけダッシュしてくれる。
この土煙は自分で発生させた土煙は自分で通過できるが、他のドンファンは通過できず、触れるとその場でスピンしてしまう。この土煙でどのように妨害して有利に立ち回っていくかもカギとなるのだが、案の定レースは阿鼻叫喚の渦に陥っていた。
「見てる分には凄く面白いね」
「はい!凄く盛り上がってます!」
「いや結構洒落になら……お姉ちゃんそこで土煙出さないで!」
「いやでもミドリがすぐ後ろにいるのが悪いし……!?」
ドタバタと暴れ出す四体のドンファン。ドンファンが出す土煙によってコース取りなども難儀しており、土煙でスピンするドンファンたちが生まれるというハチャメチャした状態。その混戦を制したのは、ユズとモモイの二人。ケイは土煙に連続で巻き込まれるというドツボに嵌ってしまい、建て直しきれずに負けてしまった。
「うぐぐ……!!」
「ケイの仇はアリスが取ります!!」
「まあまあ、次があるからね」
続けてピチューのはつでんきょうそうに入るユズ、モモイ、モルフォ、アリス。これはピチューを操作し、出てきた電極に対応する電気を送って充電をするというゲームなのだが、別に出てくる電極はフェイントをしたりするわけではなく、前の電極がまだ残ってる状態で次の電極が出てくるせいで充電ミスが起こるわけでもない。加えてそれ以上問題として一位しかわからず、残りの順位はその時の発電量で目視で決めるしかないのだが、全員ほぼ横並びで順位を決めるのが困難だったため、そのまま次に行くことに。
「バリヤー……テニス?」
バリヤードのバリヤーテニス。パントマイムをモデルにしたポケモン、バリヤードを操作し、バリアでボールを相手に打ち出してゴールに入れ、得点を稼ぐゲームだ。ボールにはスピンをかけてカーブさせることやスマッシュで強く打ち出すこともできる。
「うわわ……ぼ、ボールが多い!?」
「こんなボールが溜まることあるんだ……」
四人でテニスをやるという都合上なのか、出てくるボールは一個だけでなく、時間経過でどんどん追加される。しかも全員ボールをゴールに入れないように守りを固くしているせいでボールが大量に出てくる大惨事になってしまう。そんなハチャメチャ具合の中、次第にボールが多すぎて物理的に防げない状況も頻発してしまう。そして時間切れになった時、辛うじてモルフォが一番点数が高くなるものの残る三人が点数が横並びになっていたためまたしても決着つかずで次のミニゲームに行くことになる。
「あんまり決着つきませんね……」
「まあ、あんまり負け抜け想定してなさそうだし……」
三度目の正直とばかりに今度は体が長いイタチのような可愛らしいポケモン、オオタチが主役となっている、オオタチのピョンピョンボールに入る。このゲームでは普段はオオタチは中央にいるのだが、そこから十字キーで上下左右に移動し、そこから地面から頭を突き出して画面に大量に流れ込んでくるボールを自分の前に向かって押し出す。早い話がバトルドームのような何かである。ただしバトルドームが可能な限り失点しないことを目的とする代わりにこちらは自分のゴールにボールをとにかく入れていくことになるのだが。
「うわわ、いろいろ出てきた……」
「ひぃい、目が忙しい」
出てくるボールもモンスターボールからマスターボールの四種類があり、ボールのレアリティがあがるにつれて大きさも得点も大きくなる。特にマスターボールの大きさはモンスターボールの数倍はあり、とにかく自分のゴールへボールを押し込もうとモモイとアリスは必至でボタンを押していく。モルフォとユズも確実に相手のゴールを妨害しつつ自分のゴールに押し込もうとするのだが、モモイとアリスが必死にそれを防ぐせいで中々うまくいかない。だが、結局普通のモンスターボールでちまちま点数を入れていたことで、ここでようやく敗者としてモモイとアリスが決まることになる。
「やっと交代ですね」
「でもこのゲーム楽しそうだし一通りやったら私もやっていいかな?」
「ああ、全然いいよ」
その後、いあいぎりがっせんというカマキリをモチーフとしたポケモン、ストライクとクワガタをモチーフとしたポケモン、カイロスのミニゲームを終える。このミニゲームは上から落ちてくる丸太についている印に合わせてボタンを押して切っていくというミニゲームである。このミニゲームでミドリとケイがまたアリスとモモイと交代する形になり、続けてカポエラーのベーゴマに入る。
「ベイブレードかな?」
「イメージとしてはまぁそれに近い……」
カポエラーが高速で回転し、相手にこうそくスピンをぶつけてエリア外に吹き飛ばす。それによって相手を五回リングアウトさせた人が勝利になるという単純明快なベーゴマ勝負である。
「この、この……!」
「そこ!」
「あっ!?」
カポエラーを動かし、こうそくスピンを与えるべく必死の形相でモモイがコントローラーを動かす。ユズがそれを避けると同時にモモイにアリスのこうそくスピンがあたり場外へと吹き飛んでいく。だが、そこで気が緩んだアリスにユズが仕掛けるのだが、ユズがアリスを吹き飛ばした一瞬の隙を利用してモルフォがユズを吹き飛ばす。
「むぅ……」
「よし、まずは一点と……」
「こうなったら……!」
モモイとアリスの視線が重なり、無言で頷き合う。直後、二人はユズを挟み込むように攻撃を開始したのを見て、ミドリとケイは思わず呆れてしまう。
「遂に協力してユズちゃんを蹴落とし始めちゃったけどいいの?」
「まあ、それでもユズなら……」
「……モルフォちゃんは完全に漁夫の利を狙い始めちゃってるし……」
負けが込んでる二人はここでユズを追い込み始める。ユズも何とか回避していくのだが、さすがに二対一では分が悪いようだ。片方をこうそくスピンで倒してももう片方の衝突は避けられない。しかも、ユズが迂闊に動けないのは、静観しつつタイミングさえ揃えば狩りにこようとしているモルフォの存在も大きい。モルフォの方は全くの偶然だろうが、そのせいでユズは完全に行動を縛られてしまっていた。このミニゲームがもっと自由度が高く、盤面をひっくり返せるなら何とかなったかもしれないが、生憎と64時代の、それも本来ポケモンバトルが主コンテンツであるゲームに用意された1ミニゲームだ。そこまでの行動が許されるミニゲーム内容ではなくついに、
「ま、負けた……」
「ユズちゃんが、負けた……!?」
「一位はモルフォ、二位はアリス……三位はモモイですか」
「えっ!?」
ユズが陥落する。しかしモモイも得点が足りず、モモイも交代することになる。そして最後のミニゲーム、ゴルバットのどうくつたんけんに入っていく。この右ゲームではコウモリのようなポケモン、ゴルバットを操作してハートを集めていくという内容となっている。洞窟の中には無数のコイルが浮遊しており、コイルにぶつかったり、他のゴルバットから勢いよくぶつかるとハートを落としてしまうため、いかにハートを落とさないように立ち回るかが大事になる。
「コイル多すぎない?」
「ハートに一斉に群がるせいで中々取れないしコイルに被弾しますね……」
「うう、シンプルに難しい……」
そしてコイルを回避し、できるだけハートを手放さないように動きつつ、他のゴルバットにぶつかってコイルの方に吹き飛ばすということもしつつ、ゴールを目指していく。そしてゴールにたどり着くと、そこではハートを飛ばすルージュラが待ち受けており、一位のゴルバット以外が絶望でもしたのかその場に崩れ落ちてしまうという悲しい結末を迎えることになる。尤も、そういう勝利画面なのだろうと判断したゲーム開発部は特に気にしてはいなかったようだが。
「とりあえずミニゲームは一通りやったかな?」
「じゃあ今度はやってないミニゲームをやろう!」
ポケモンスタジアム金銀に登場するミニゲームを一通りやったゲーム開発部。どれも短く、シンプルで楽しいものばかりで存分に楽しんでいた。そして、今度はまだプレイしていないミニゲームをやろうとモモイ達はわいわいはしゃぎながら次のミニゲームを選び始めるのだった。