転生したので前世の知識で生徒達と遊ぶことにする   作:popoponpon

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元補習授業部達と花火

「……夏の思い出は花火だと思いません!?」

「は、はぁ……?」

 

シャーレのオフィスで共に作業をしていた中、突然のヒフミの言葉に思わず困惑してしまうモルフォ。

 

「折角の夏ですよ、やっぱり思い出は欲しいじゃないですか!」

「いやまあ、確かに思い出は欲しいですが」

「でしょう!ゲーム開発部はどうするんですか?」

「ミレニアムの人はほとんどがクーラーガンガンに効いた部屋でなんかしてるんじゃないです?」

「ええ!?外出ましょうよ!?ペロロ様のライブだってあるんですよ!?」

 

夏に差し掛かってきた季節なのもあり、気温の高さは気になってくる。それでも場所にこそよるものの出歩くことすら憚られるような暑さではない点は改めて考えるとかなり嬉しい点ではあるが、それとして用事もなしに外に出たくないのは今も昔も変わることはないモルフォの中の常識だ。

 

「まあイベントがあったら出る人もいるかもしれませんけど……」

 

その中にモモフレンズのファンは一体何人いるのだろうか。口には出さなかったりモルフォが知らないだけでそういう人も当然いそうではあるが。

 

「ま、まぁペロロはおいといて……花火とは?」

「いや、夏といえば花火だと思いまして……海とかも考えたんですけど、花火なら場所を選ばずにやれるじゃないですか」

「まあ、海よりは……?」

 

海と違って、そういう場所さえ見つければ花火の方が確かに場所は選ばないだろう。しかし、花火をやりたいと言い出すということは、

 

「もしかしてハナコさん達と花火をやりたいんですか?」

「その通りです!」

 

モルフォの予想は当たっていたようだ。ヒフミはハナコたちと共に花火をやりたいと考えているらしい。そういえば以前補習授業部の皆とアリスと共にアナログゲームをやった際は、その時にやったゲームの名前は花火であった。モルフォを見て花火の事を出したのはそういった理由もあったのかもしれない。

 

「……となると、そういえばヒビキがホログラム花火を作ってたような……百鬼夜行のお祭りでも使ってたし」

「本当ですか?」

「ちょっと戻ったら聞いてみますね」

「ありがとうございます!」

 

楽しそうに話すモルフォとヒフミ。その様子を見て微笑みながらも、先生は自分が片付けるべき書類を進めていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおおおおおお!刑期満了!完全釈放だああああああ!!」

 

数日後のエリドゥの一角。ミレニアムの生徒向けに開放されている区域にて、モモイが涙を流しながら喜びの声を上げていた。地獄のような日々と、ノアとユウカの講義。めっきりすり減らされたメンタルを無理矢理ゲームで回復されてはセミナーに放り込まれる毎日で、魂にまで地獄が刻み込まれた矢先、ようやく彼女は解放されていた。

 

「ふふ、我らエンジニア部が作る花火を使いたいと聞いてね。腕によりをかけて作らせてもらったよ」

「エンジニア部とは凄いな。火薬の扱いもお手の物なのか」

「火薬とエンジニア部の関連性とは……」

「ロマンだよ」

「そっかー」

「モルフォ、納得していい場所じゃない気がしますがそれは……」

 

もちろんモモイだけではなく、エンジニア部と元補習授業部の四人とモモイ以外のゲーム開発部の姿もあった。エンジニア部は大きな箱を何個か運び込んでおり、その中には様々な花火が入っているらしい。ヒフミの手には一応市販の花火らしきものが入っている袋があった。

 

「しかし……もうそんな季節か。というか花火なんて春にも打ち上げてもらってたものだから完全に忘れてたよ」

「私も花火は季節問わず打ってるイメージで完全に固定されてたかも」

「まあ百鬼夜行でバンバン打ってましたからね、ヒビキのホログラム花火は」

「しかし、これだけあればツルギさん達も喜んでくれそうですね……」

「「ツルギさん?」」

 

ふと聞こえてきた人物の名前にモモイとミドリが首を傾げる。そういえばミレニアムの人達だから知らなかったわね……と納得しつつもコハルがその人物について説明する。

 

「ツルギ委員長は正義実現委員会の委員長で凄く強くて恰好いい人なのよ」

「へー、風紀委員長のヒナさんみたいな人なのかな」

「当然風紀委員長より強いわよ!」

「マジ?ネル先輩より強いじゃんそれ」

「そんなこと言ったらネルが本当に喧嘩を売りに行くから止めてくれないか」

「……補足するとツルギさんがヒナさんより強いという確固たる証拠はないので……コハルちゃんの言ってることは本当かもしれませんし嘘かもしれませんね」

「ちなみにどういう人なの?」

「えっとね、黒い綺麗な髪で……」

 

ツルギなる実力者はヒナにも匹敵し得ると言う。つまり、ネルやホシノとも同等の存在、ということになるのだが……この時、ツルギを知っている元補習授業部以外の面々は悲しいかな、コハルが身長について言及していなかったせいでネルらに匹敵する低身長の黒髪の少女という誤解をしてしまったのだがそのことに気付くことはできなかった。

 

「えっと、それで……なんでその正義実現委員会が?コハルがその集まりに誘ったとか?」

「違うわよ……いや、そうだったら平和だったんだけど……ヒフミとアズサがクルセイダーを強奪したのよ!?」

「ち、違いますよ!?」

「違わないでしょ!?」

「クルセイダーって戦車じゃ……」

 

お前何やってんだよと言いたげなゲーム開発部の視線を受け、誤魔化すように慌てて両手を振るヒフミ。しかし、彼女のこの行動はさすがに擁護が難しかったのかハナコも苦笑することしかできない。

 

「ま、まぁその一件の後、ツルギさんらと共に海に行くことになりまして……その、色々あったのでツルギさんに休みを与えるということで是非、楽しんでもらおうと……」

「まあ、色々ありましたからね色々と……」

 

ミレニアムから帰った後の慌ただしさを思い出しながらハナコも少しうんざりしたような表情を浮かべる。アリウスに関連した一連の事件の影響は、今でこそ表向きは静まりつつあるものの、その中で補習授業部に対する大きな関与があったのは、やはりアズサであった。アズサが元アリウスの人間である、ということまでは隠しようができず、上層部に明らかになった結果、そのアリウスの情報源として狙われることが予想されるのは当然の話であり、望まぬ立ち振る舞いではありつつも、ハナコが個人的に関与していたシスターフッドと連携を取り、そこら辺の手回しをしたりしていた。

 

正直以前の自分であれば、やる前からこんなことに関与したくもないと速攻で匙を投げていただろうが、今はうんざりはしつつも、どこか充実感のようなものを感じている自分もいた。やはり、友達の為にやっている、という点が大きいのかもしれない、とハナコは認識しているようだ。

 

「確かに、アズサちゃんにも海や花火を楽しんでもらいたい、というのは私も思います」

「花火……信号弾とは違うのだろうか?」

「いや別物だよ……」

「アズサさんって結構ミリタリーオタな所ありますよね……」

「「あ、はは……」」

 

ミドリの指摘にまたしても苦笑いをするヒフミとハナコ。実際はミリタリーオタではなくミリタリーの中で育ってるようなものなのだが。

 

「さて、それじゃあ早速やっていこうか。まずは定番のススキだね」

 

ウタハが取り出したのは一見するとただのススキの花火。ススキは、点火すると細く長い筒の先から火花がまっすぐに噴き出すものとなっており、その見た目がススキに似ているという特徴がある。これに色の変化などが起こり、一般的に花火本体の長さが増せば増すほどに火花が出る時間が長くなる傾向もあるのだが、ウタハが取り出したのは市販品と変わらないサイズの花火だった。

 

「今回買ってきたものと見た目は変わりませんね」

「ふっ、点火してみればわかるとも」

「アリスが火を点けま……うわわわ!?」

 

うずうずした様子で花火をやるのを待っていたアリスが早速点火する。すると、派手で高い音を鳴り響かせ、勢いよく火花が噴き出していく。しかもそれだけではなく、光量もとんでもないことになっており、思わずそれを見ている方も目を庇い始める。

 

「いや何これ!?ススキ!?え、ススキなの!?」

「凄いなこれは……閃光手榴弾の代わりとしても使えそうだ」

「何が起こってるんですか!?」

「説明しましょう!このススキは市販品の同サイズのものと比べて倍の燃焼時間を実現しています!それだけでなく派手さを追求するためにマグネシウムやその他諸々を入れており、こうして着火すると圧倒的な火花と閃光を放つという画期的な一品に―――」

「……光のせいで火花が見れないのでは本末転倒では?」

 

燃え終わり、光と火花を失った花火を戸惑いながら持つアリスにバトンタッチし、コトリの説明にツッコミを入れながらケイが花火を水を入れたバケツに突っ込んでいく。

 

「と、とんでもないものが飛び出したね……」

「まだあるけどユズもどう?おすすめは数本まとめて同時に点火するロマン持ち……」

「め、目が潰れそうだから止めとく……」

「……まさかこれをツルギ委員長にやらせようとしてる?」

「いやぁ、ちょ、ちょっと……」

「見てる分には凄いですけど花火として楽しめているかというとそれはまた別のような……」

 

ヒビキからエンジニア部特製の花火を渡されそうになり、慌てて拒否をするユズ。と、その光景を見ながら、ウタハが先程のススキとは違う別の花火を取り出す。

 

「こういうのはどうだい?」

「それは?」

「スパーク花火だ」

 

スパーク花火とは雪の結晶のような形の細い火花が四方八方へと飛び散る花火である。ススキ花火とは異なり、火薬が剥き出しになっているのが特徴的だ。しかし、エンジニア部のカスタムが入っているとなれば明らかに通常のそれとは毛色が異なるだろう。

 

「……コハルちゃん、どうかな」

「待って私を生贄にしようとしてない!?」

「まあまあ、どのみち誰かが使うことにはなりますし」

「うぅ、そうだけど……」

 

それを手渡されたミドリがそのままコハルへと差し出す。先ほどのススキ花火の異常さを見たせいもあってかおっかなびっくりといった様子でそれを受け取る。そのまま、恐る恐る着火すると、火花が次々と飛び散っていく。

 

「あ、あれ?意外と普通?」

「そうですね……」

「なんだ、そこまで警戒する必要もなかったね」

「これならコハルちゃんじゃなくて自分で持ってもよか……うわっ!?」

 

モモイとミドリはコハルが花火を使っている様子を見て、エンジニア部にしては普通だなと感じてしまう。しかし、それは杞憂でしかないことを直後に知ることになる。

 

「なにこれ!?」

「おっ、始まったか……あ、手放さずちゃんと持つんだ!離すと吹っ飛ぶぞ!」

「ひぃいいい!?」

 

その瞬間を待っていたと言わんばかりにウタハが呟くと共に、とんでもない音と共にスパークが数倍に膨れ上がる。当然、持ち手にもとんでもない衝撃がかかり、ウタハに強めの警告を受けて慌てて両手で花火を握りしめることになるコハル。その手で暴れまわるスパークは必然的にとんでもない光量を放つことになる。

 

「……な、なにこれ……」

「これも花火さ……」

「花火とは……」

「……まあ、百鬼夜行にホログラム花火を作ってほしいって頼まれた時についでで作り上げた花火の処理に困ってたから丁度よかったんだけど」

「え?」

「どれだけ盛れるかの実験の一環でですね……ちょっと量を作りすぎてしまって。トリニティに持っていってくださるなら是非!」

「え、えっと……ま、まぁ使ってみてからですね。ほ、他は?手持ち以外の花火は……」

「ではねずみ花火とかどうでしょう!」

 

そんな中、ヒビキが裏事情を漏らし、コトリがねずみ花火を取り出す。これもまた、形こそ普通のねずみ花火と同じだが、これまでの二つを見れば普通で終わるとは思えない。

 

「よし、点けるぞ」

 

普通のねずみ花火の使い方を教えてもらったアズサが、特製ねずみ花火に着火。そのままねずみ花火を遠くに投げると、激しい火花を噴き出しながらその場で高速回転し始める。ここまではやはり正常な挙動である。問題はそこから。高速回転し始めるねずみ花火が突然空中へと浮き上がる。

 

「えっ」

「空を飛んでますよ!?」

「これではネズミとは言えませんね」

「いやハナコ、そんなこと言ってる場合!?」

「多分投げたせいだね……いやこれは凄いな。空中に飛び出したことで挙動が予想できなくなってしまった」

「冷静に語っている場合ですか!?」

 

空中に飛び出した改造ねずみ花火は壁に反射したりしながら縦横無尽に走り回る。その挙動は予想することも難しく、火力、スピードすべてにおいて、下手をするとこういう兵器とすら言われても通じるレベルである。

 

「ってこっちに飛んできたんだけど!?」

「うわあああ!」

「あぶなっ!?」

 

飛んできたねずみ花火を思わず銃でたたき落とすモルフォ。それによって燃えてる部分も崩れ落ちてしまったようで、ネズミ花火は消えてしまう。

 

「……これはちょっとやめておきましょうか」

「はい……」

「ち、ちなみに線香花火は普通なんですよね……?」

「もちろんさ、ちゃんとした()()()()花火だよ」

 

何か嫌なフレーズのようにも聞こえてきたが、形はちゃんとした線香花火を手渡される。線香花火とはススキやスパークのような派手さこそないものの、静かに燃えるその雰囲気はそれ相応の良さというものがある。

 

「じゃあ全員持ったね」

 

一人一本ずつ花火を持つ。そして同時に着火すると、先端が燃え上がり、小さな火花が迸っていく。ここまでは普通だ。だが、案の定、花火に異変が起こり、閃光が発生する。

 

「うわーん!眩しいですー!!」

「線香花火ってなんだっけ!?」

「……ふっ、これぞ閃光花火!」

「もう滅茶苦茶ですね……」

「ふふ、でもこれくらい派手に全部ぶっ壊しちゃった方がいっそ清々しいかもしれませんね」

 

もうまともに全員が目を開くこともできないレベルで光が迸る。線香花火と思ったら閃光花火だったというオチに、これでは静かに楽しむことなどできようもない。

 

「……ちなみにこれ、どれくらい持つんです?」

「うーん、数分は持ったと思いますが」

「持ちすぎぃ!?」

 

一瞬だけど閃光のように輝いて主張するこの花火たちの勢いを止める方法はあるのだろうか。と、ここでモモイがあることに気付く。

 

「あれ?これ落ちない?」

「……そ、そういえば!?」

「当然、線香花火の最大の問題点である、ちょっと揺れると火種が落ちる問題も解決済みさ!最後まで光り輝き続けるぞ!」

『何故こんな方向にベストを尽くしたのですか……?』

「ケイも何故ベストを尽くしたのかと言ってます……」

『アリス……そうして言われると逆に恥ずかしいのですが……』

「もうエンジニア部じゃなくて花火職人じゃないのこれ……?」

「コハルちゃん……これが彼女たちのロマンなんですよ」

「ロマンってなんだっけ……まあ楽しいからいいけど……」

 

このままではロマンの定義が歪められそうな気がする。コハルは考えることを止めてただ騒がしく楽しむことにする。実際、明らかにおかしい花火だからこその楽しさというものもあるし、先日のケイの一件もあり、学園の垣根を越えてより深く交流することができたからこそのものもある。

 

「花火ってこんなに激しく発射されるものなんですね」

「発射……!?」

 

そんなこんなで花火の勢いもやっと弱まり、手持ち式の花火も一通り試し終えることとなる。それらの所感もわかったところで、

 

「じゃあ、そろそろ本命のホログラム花火といこうか」

「これも派手に爆発するんじゃないか?」

「いえ、ホログラム花火自体は百鬼夜行のお祭りでも使われた由緒正しいものという話でしたので……おそらく大丈夫なはずです」

「まあ派手にやることはいくらでもできるけど、でも所詮ホログラムであって実体は無いからね」

 

とりあえずと言った様子で一回大きな花火を打ち上げる。シンプルに大きな菊花火に、おぉと感嘆の声が観客達から漏れる。

 

「冠とかもできたり?」

「できるよ」

 

モルフォの提案を受け、ヒビキが調整する。すると、黄色い火花が丸く広がって流れ落ちる形の打ち上げ花火が打ち上がる。

 

「あー、なんかこう落ちてく感じの花火あるある!」

「説明しましょう!冠とは過去におかっぱ頭の事を冠と呼んだことが由来なんです!」

「この花火ってちゃんと名前あったんだ……」

「モモイはもうちょっと雑学も深めた方がいいのでは……?」

「ちなみに型物もあるよ」

 

型物とは、ハートや星型といった様々な形を描くタイプの花火。コトリの解説も踏まえながら空に打ち上がっていく花火を見ていると、より花火に関する知見が深められるような気がして楽しくなってくる。

 

「次は千輪菊いってみようか」

「千輪菊?」

 

千輪菊とは、花火が上空で割れた後に一瞬遅れて無数の小さな菊の花火が開くものだ。一斉に花火が開く様を千輪といい、それを様々な色の菊で彩ることで千輪菊となる。

 

「綺麗……」

「壮観ですね!」

「花火ってやっぱりいいよね……」

「はい!アリスも花火を実際に見るのは初めてですが、凄く大きくて音がでかくて、こうズシンと来る感じがします!ケイもそう思いますよね!」

『……まあ、悪いものではありません』

 

花火を見て、目をキラキラさせて楽しそうな様子を見せるアリス。今日の花火を楽しんでいたのは当然アリスだけではなく、他の皆も同様だ。そしてその中で、ヒフミも楽しみながらもどんな花火がいいかちゃんと選別を行っていたのだが、

 

「う、うーん……やっぱり手持ちの花火は普通の市販品を使って、打ち上げ花火だけホログラムを使わせてもらった方がよさそうですね……」

「そうか……私はこれはこれで楽しいと思ったんだが……」

「普通の良さもありますよ、アズサちゃん!」

「というかあんなやばい花火持ち込んだら正義実現委員会から目をつけられてもおかしく……いやもう今更だったわ」

「コハルちゃん!?」

 

ヒフミが下した結論はホログラム花火だけを借りようということであった。さすがに市販品と比べてやばすぎる花火を持ち込んでも……というところもあったのだろう。とはいえ、クルセイダーを強奪しようとしたことを考えると今更な気はするが。

 

「となると、これまでと同じラインナップではちょっと味気ないね」

「なんかいいのを考えないと」

「うーむ、どういう感じがいいですかね……丁度よく景観が派手な花火というと」

「ナイアガラ花火とか?巨大な滝みたいにバーって流れてく感じの……」

「形状としては冠に近いが、滝のように演出するのか。面白そうだね」

 

ホログラム花火を使用するにあたって、前回のまんまでは芸がない。ということでああいう形の花火はいけるのか、こういうのはどうかとアイデアを出し合ってはそれをその場で機材を叩いてホログラムで再現していくという大喜利状態になる。その様子を見ながら、どんな花火なら皆楽しんでくれるのか考えながら、ヒフミ達も意見を出し合っていく。

 

その後、実際に使用されたホログラム花火は同行していた正義実現委員会の面々からとても高評価を受けるのだった。

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