波紋使いとわたしの幸せな時間   作:アッシュクフォルダー

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三話目

今日もジョセフと美世とシーザーは街で遊んでいた。

 

三人で雑貨を見ていた。

 

「美世ちゃん!今日は何を買うんだい?」

 

「美世は美しくて可愛いから、

何でも似合うよ?」

 

「…おだてても何も出ませんよ?

でも、迷ってしまうな…」

 

美世にとって、ジョセフとシーザーは、

遊び相手であり、心を許す相手になりつつあった。

 

しかし、楽しい時間は決して長くは続かなかった。

 

「あら、おねえさまじゃない?」

 

「か、香耶…」

 

「おねえさまとこんなところで会うなんて、

意外だわ」

 

「どうした?美世ちゃん?」

 

と、ジョセフが言いだす。

 

「い、嫌…」

 

「美世?」

 

と、美世がシーザーの後ろに隠れる。

 

「あーら、どこぞで野垂れ死にしているかと思いきや、

男二人と、それも異邦人と仲良くしているみたいだね?

 

なぁんにも、出来ない、おねえさまが、

異邦人二人と呑気に遊んでいるなんて、嫌らしいにも程がありますわ?

 

おねえさまのくせに、生意気ですわ」

 

「香耶よせ」

 

「幸次さんは黙ってて」

 

「…」

 

「おい!さっきから、俺らをバカにすること言いやがって!

女の癖に!」

 

「貴方達だって、おねえさまの何なのですか?」

 

「俺の大切なレディだ」

 

と、シーザーが言いだす。

 

「ふーん、おねえさまが、どこであんなチンピラまがいの異邦人と、

出会ったかは興味は無いけれど、

せいぜい、幸せでいなさい?」

 

と、香耶は幸次を連れて、どこかへ行った。

 

「なんだ!この女!見た目は可愛いのに、

心はブスそのものだぜ!」

 

と、ジョセフが言いだす。

 

「私の妹」

 

「美世の妹?」

 

「怒れなかった…言い返せなかった…」

 

「…大丈夫だよ。美世。俺とジョセフが傍にいることを、

忘れないで」

 

「シーザーさん…それに、ジョセフさん…」

 

「あぁ!俺とシーザーが美世ちゃんを守って見せるぜ!」

 

と、ジョセフが言いだすのだった。

 

幸次はジョセフとシーザーに斎森美世が拉致されたと伝えた。

 

「んだと!美世ちゃんが拉致られただと!?」

 

「許せない…美世をぞんざいに扱う奴は?」

 

「香耶なんだ。僕だけじゃ、美世を助けられない。

だから、頼む!」

 

と、幸次がジョセフとシーザーに土下座した。

 

「わかった。助けに行くぞ!」

 

「あぁ、香耶の野郎は、心が腐っている野郎だ!」

 

辰石幸次の案内で、ジョセフとシーザーは、

香耶がいる、アジトに乗り込もうとしていた。

 

ジョセフとシーザーと幸次は、斎森美世の父に出会った。

 

「辰石。それにお前たちは、美世に絡んでいた異邦人か?

異邦人が来る場所じゃないから出て行け!」

 

「アンタが美世ちゃんの父親か?」

 

「愛情が明らかに無さそうだな」

 

「情?あの無能な奴に情など無い。

それでも、何かに生かせるかは思っていたが、

こんな目になろうとは…さっさと殺すべきだった。

アイツは疫病神そのものだ!もっと早く始末するべきだった!」

 

ジョセフはそれに激昂し、美世の父を殴った!

 

「さっきから、異邦人とやら疫病神とやら…ウザいにも程があるんだよ!」

 

「あぁ、こんなクソ親父は、こうしてやる!」

 

 

と、ジョセフとシーザーが、美世の父にお灸を吸わす為、

波紋を流した!

 

「刻むぜ!波紋のビート!

シーザー!とびっきりのアレ!やるぜ!」

 

「あぁ、あれか!わかったぜ!いくぜ!」

 

「コォォォ~」

 

「コォォォ~」

 

と、美世の父は瀕死状態になった。

 

 

「幸次、そんで、美世ちゃんの居場所は?」

 

「蔵だと思います」

 

 

ジョセフとシーザー、幸次は蔵の中へ!

 

「美世!」

 

「美世ちゃん!」

 

「ジョセフさん…シーザーさん…!」

 

すると、幸次が…

 

「僕が一等大事なのは美世だよ!」

 

すると、香耶が

 

「そ、そんな…何を言っているの!?」

 

「僕は香耶の顔なんぞ、一生涯見たくない」

 

「さーて、こんなゲス女には、特別な波紋をお見舞いしてやるぜ!」

 

ジョセフとシーザーは香耶を波紋攻撃でメタメタにした。

 

 

その後

 

「ありがとうございました…ジョセフさん、シーザーさん…」

 

「おう!美世ちゃんが無事で俺はよかったぜ!」

 

「あぁ。幸次とジョセフがいたから、美世を助けられた。感謝する」

 

「素直なシーザーなんて、気味が悪いぜ!」

 

そんな、ジョセフとシーザーの口喧嘩をしている姿を、

幸次と美世は微笑ましく思っていた。

 

 

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