MUV-LUV ALTERNATIVE ACE   作:もち猫

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祝、就職決定!!!!
これで逝けるぜ!!ヽ(;▽;)ノ


第16話「極東の戦乙女達」

side・黒川

 

データベースの更新を終える。

 

「やっと終わったか。」

 

ふと時計を見ると日にちが次の日になっていた。

そこで自分が徹夜をしていた事に気づく。

しかも時計は朝の06:30を刻んでいた。

 

「寝る時間がないな。」

 

今日はA-01との初顔合わせの日。

そんな日に遅刻はできない。

慌ててシャワーを浴びに自室へ戻る。

 

 

 

シャワーを浴びて野戦服に着替え、ゴミの様にマズイコーヒーモドキを一気飲みする。

別の意味で意識が飛びそうになったが何とか気合で意識を強く持つ。

そしてそのまま指定された会議室へ向かう。

 

ノックを2回し、入室する。

 

「失礼します。」

「各員、起立、敬礼。」

 

そこには12人の若い女性たちが居た。

俺も敬礼で返す。

 

「自由にしていてください。」

 

しかし嘗ては2個連隊規模の戦力もここまで減るとは。

激務に次ぐ激務で人員の損失が補充を上回っているのか。

それとも、人員の練度の低さが原因だろうか。

 

「伊隅大尉、香月副司令は?」

 

近くに居た伊隅大尉に尋ねると首を横に振るう。

 

「まだです。」

「分かりました。」

 

どうやら早く来すぎたらしい。

しょうがない、少し待つか。

 

 

時間ギリギリに香月副司令が現れた。

そしてピアティフ中尉も同伴していた。

 

「遅れたかしら?」

「問題ありません。」

 

時間丁度に来たのは取り敢えず無視する。

今更のような気がするしな。

 

「さて、知ってるのも居るかもしれないけど、自己紹介でもしましょうか。

まずは伊隅、あなたからしなさい。」

「は。VFA-01隊長兼、A小隊隊長の伊隅みちる大尉です。ポジションは迎撃後衛を担当します。」

 

「A小隊副隊長の速瀬水月中尉です。ポジションは突撃前衛長です。」

 

「A小隊所属、宗像美冴中尉です。ポジションは迎撃後衛です。」

 

「同じくA小隊所属、風間祷子少尉です。ポジションは制圧支援を担当しています。」

 

「A-01副隊長兼、B小隊隊長、碓氷紗耶香大尉です。ポジションは迎撃後衛を担ってます。」

 

「B小隊副長の白瀬彩花中尉です。ポジションは強襲掃討となっています。」

 

「B小隊所属、北河仙華少尉です。ポジションは砲撃支援です。」

 

「同じくB小隊所属、藤乃楓花少尉と申します。ポジションは突撃前衛です。」

 

「涼宮遥中尉です。ポジションはCPを担当しています。」

 

各員、敬礼をしてきたので返礼で俺も敬礼する。

 

「帝国陸軍、本土防衛軍第12師団、鋼の槍連隊外接実験部隊所属、黒川敏行少佐です。

1週間の短い期間ですが、よろしくお願いします。」

「伊隅。訓練はこいつの指示で動きなさい。」

「了解。」

 

伊隅大尉が香月副司令に敬礼する。

なるほど、俺と副司令との関係に近いな。

どことなく、そんな雰囲気を感じる。

 

「じゃ、後はよろしくね~。」

 

そう言うと香月副司令は退出された。

ついでにピアティフ中尉も退出された。

 

「さて、今からシミュレーターを行うが、ここで一言言っておく。」

 

息を軽く吸い、吐く。

 

「俺より遅く来たら連帯責任で罰を負ってもらう。」

 

何かざわついているが、無視する。

どうせ今日だけで終わるわけではないのだし。

 

「では、よーい……どん。」

 

すると全員がバタバタしながらも脱兎の如き勢いで退出していく。

と言うか、女性が品なく走るなよな。

少しして、俺も更衣室へ向かう為に立ち上がる。

 

「さて、行くか。」

 

会議室の戸締りをし、いつも通りの感覚で更衣室へ歩き始める。

 

 

 

シミュレータールームには既に全員揃っていた。

まぁ、今日は様子見だから問題ない。

 

「ふむ。」

「あら、随分早かったのね。」

「副司令。」

 

そこには先に出て行った香月副司令が居られた。

俺はすぐに敬礼するが副司令は面倒臭そうな顔をする。

 

「そんなに硬くならなくても良いわ~。」

「公私混同は禁止です。階級にはけじめをつけなければ。」

「堅物ね。」

「性分ですから。その分、休憩時には砕けますのでご心配なく。」

 

会話を終えるとスイッチを切り替え、戦闘モードになる。

 

「では、傾注!!」

 

全員がこちらを向く。

画面を起動させ、戦況図を表示する。

 

「今よりシミュレーターにてAH戦と対BETA戦を行う。

AH戦は基地への強襲作戦を行う。敵防衛戦力は戦術機を含む戦力を保有するも詳細は不明。

加えて未確認の新型戦術機を確認した。」

 

手元のボタンを押し、次の画面を表示する。

 

「次に、対BETA戦は横浜基地防衛戦を行う。敵は1個旅団を遥かに上回る戦力を投入してきた。

なお、防衛目標を死守すれば基地の損害は一切問わない。

以上、質問のあるものは?」

 

すると真っ先に伊隅大尉が挙手をする。

 

「伊隅大尉。」

「搭乗機は?」

「不知火だ。無論、各員のデータを反映しているから、本物同然の動きをする。」

 

これにはかなり時間を食われた。

各員、機体の特性から癖が一つ一つ違うから入力するのが手間だった。

何でだろう、心の汗が出てくる

すると宗像中尉が挙手をする。

 

「宗像中尉は?」

「この戦闘は連続して行うのですか?」

「いや、3分間のインターバルを挟む。」

 

他にと周りを見ると特にない。

 

「では各員搭乗。」

 

各員、適当にシミュレーターへ搭乗していく。

俺も空いたシミュレーターに搭乗する。

 

「さて、見せてもらおうか。極東の戦乙女達の実力とやらを。」

 

これによって今後の指導方法が決まるのだからな。

 




次回、主人公無双が始まるかもね!!

……始まるといいな~(´・ω・`)


追記
一部、文章を変更。
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