MUV-LUV ALTERNATIVE ACE   作:もち猫

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2年ぶりの更新です。
更新停止理由としては少しリアルを優先していたのと、
その間に色々とマブラヴが進み、そっちでプロットの変更が上手く行かず、
半分くらいモチベがなくなったのが原因です。
しかし更新期待というメッセージが着たので恥ずかしながら
もう一度、書いてみようと思いました。
更新は不定期ですが、今後も続けて生きたいと思います。


第20話「反省会」

side・黒川

 

とりあえず、会議室に全員を集めさせる。

着替えを済ませた俺は部屋に入室し、伊隅大尉を手で制す。

 

「香月副司令ほどではないが、訓練後なら必要ない。

基本、それを必要とするのは他の上級階級の人間が来た時のみで良い。」

「……はい、分かりました。」

 

少し呆れた顔で渋々、納得したと言う感じの声で伊隅大尉が返答する。

まぁ、基本的に部外者だからって言うのもあるが、これは言わない方がいいな。

とりあえず俺は周囲を見渡し、プロジェクターで結果を映す。

結果としては防衛失敗。タイムは大体30分程度。

戦線崩壊は25分頃から急にという感じ。

まぁ、初見でコレなら十分なのだが、A-01全員の顔色はよくない。

確かに結果だけで言えば不味そうに見えるが、中身を知ればそうでもない。

 

「さて、今回の結果だが、初見にしては十分なレベルだ。

コレだけの戦果なら誇って良い。」

「そうなのですか?」

 

風間少尉が不思議そうに尋ねる。

周囲もそうなのか、少しポカンとしている。

まぁ、確かにこの結果で言われても納得できないよな。

俺は少し苦笑してネタばれをする。

 

「これは大陸で戦ったBETAの数をかなり盛ったからな。

普通なら初見で10分持てば十分だ。」

「それ、攻略できるんですか?」

「勿論。」

 

ジト目で速瀬中尉が見てくるが、何処吹く風の顔で頷く。

 

「そもそも、防衛が主体だから生き残る事自体は可能さ。

それこそ、家の部隊は守りきれなくなると反応炉近くにS-11のトラップを

大量に仕掛けて連鎖で通路とBETAを潰したくらいだ。

そもそも、この先頭で求められている物の本質を考えれば分かる。」

「本質、ですか?」

 

宗像中尉の言葉に頷いて答える。

 

「今回の目的はあくまでもBETA進行に対する防衛だ。

つまり、基地の損害の有無や反応炉の防衛は含まれて居ない。

なら、究極の手段として反応炉を潰す事も一つの手でもある。」

 

まぁ、これが初見殺しの一つだろう。

反応炉はそれこそBETA研究における重要なキーだ。

ならどうしても守らないといけないと無意識に考えてしまう。

しかも香月副司令直轄ならその事は十分どころか十二分に理解している。

つまり、その時点で考えが少し硬直化を起こしていると言える。

 

「ま、最悪は反応炉の爆破も念頭に置く。その結果がどうであれ、な。」

 

A-01の方を向くと呆れたり感心したりと様々な顔色が見える。

 

「それと後一つ。」

 

俺は凄くいい笑顔でA-01全員の方を向き。

 

「今日は手加減したが、今後は反応炉爆破禁止とか脱出対象の護衛とかも行うから。

出来るまで、シミュレーターから降りれると思うなよ。」

 

凄くいい声で死刑宣告を通知する。

その言葉に全員がえっ?と言う表情を作る。

その期待通りの表情にひとまず満足する。

 

 

横浜基地に来て2日目。

俺は予定通り、A-01を地獄の片道ツアーへと叩き込んだ。

 

「伊隅大尉、海神が1機だけとは限りませんよ。」

『だからと言って狭い通路で4機も居るか!!』

「何事もありえない事は無いかもしれない。

その精神で行かないと、終わりませんよ。」

 

「速瀬中尉、それ相手に近接は無理ですよ。」

『つーか、何なのよこいつ!!』

「俺の戦闘データに200%のステータスで作ったチェルミナートルです。

俺でも3回に1回は負けます。」

『そんなもの作るなー!!』

「あ、墜ちた。」

 

『少佐、あれは何ですか!?』

「家の最高スナイパーのデータを元に作ったF-22ラプターだが。」

『空中で制動掛けながら狙撃してるのに、命中率がおかしいです!!』

「あ、それ、あいつなら普通にするから問題ない。」

『問題あります!!』

 

『少佐、何なんですかこの戦術機!?』

「1人のデータを複数の戦術機に組み込んで、パターン化したものだ。

連携に隙なんて無いぞ。そう言う風に作ったんだから。」

『物には限度ってあると思うんですが!!』

「白瀬中尉、BETAの物量に限度は無いぞ。」

『それとこれとは……。』

 

『仙華、当たらないよ!!』

『落ち着いて楓花、冷静に対処しないと。』

「北河少尉、藤乃少尉、相手もそうだが周囲も見ろ。

護衛対象、襲われるぞ。」

『マズイ、仙花!!』

『無理よ、楓花、こっちも抑えないと。』

 

「碓氷大尉、合流しないと危ないですよ。」

『分かっている。孤立状態で戦いたくないしな。』

「大尉、周囲だけでなく上も気をつけてください。」

『っ!?』

「戦車級は小さいし、何処でも現れますよ。」

『じょ、冗談!!切り開いてみせる!!』

 

2日目は深夜になって開放できた。

 

 

side・???

 

「2日目だけど、そこんとこどう?」

『伊隅たちが死に物狂いでやっているわ。いい経験になりそうね。』

「その前に心が折れるかもしれないよ?」

『問題ないわ。その辺りは信頼しているから。』

「ま、そうだね。ところで例の件だけど、どうだった?」

『難しいわね。コピーはあるけど材料を見繕わないと。』

「材料はネックなのはあれかな?」

『砲身もよ。』

「あー、それは確かに面倒だね。ところで夕子くん、取引って可能?」

『物次第ね。下らない物なら却下よ。』

「俺とかどう?」

『脳みそだけになりたいって事かしら?』

「愛が重い。」

『誰から誰の愛よ。真面目にしないなら切るわよ。』

「じゃ、例の件の協力。3人娘をそっちに行かせるはどう?」

『……足りないわね。』

「あいつの貸し出し延長。」

『……。』

「あとは例の設計図も付けてあげよう。」

『……はぁ。OK、OK。乗ったわ。』

「毎度~。」




しかし、2年ぶりなので書き方と長さが微妙だな(=_=;)
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