俺が神室を救う為の教室   作:まさこりん

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生徒会長とこれから

 神室と協力関係を結んだ初日から時間が経ち、もうすぐ始めの一週間が終わろうとしていた。

 早かったなぁ。

 やることやってたらあっという間だな。

 この一週間は勿論遊んでいたわけではなくしっかりリーダーになる為に活動をした。

 やってきたことは様々だが今のところ成果をあげれたのは二つ。

 

 一つ目はクラスメイトとの交流だ。

 初めに声をかけた石田を始め男子を中心に交流を深めた。男子には俺や葛城、橋本といった円滑剤の役割もできる人間が多いため全員と交流することができた。

 交流してみての感想はやはり能力が高いだけに気難しい人が多かった印象だな。

 よほど自分に自信があるのか多少下に見てくるものもいたくらいだ。

 だがまぁ、そんな奴は最初の一ヶ月で分からせるので問題ないだろう。

 初めの週にしては十分な収穫だ。

 

 だが、その反面女子との交流は上手くいっていない。

 一応神室以外では数人とは交流したがやはり性別の差もありあまりガツガツとその輪を広げることは難しかった。

 早めに交流したかった山村も気づいたらいないの繰り返しだしな。

 女子に人気のある里中や司城はもう仲良くなってるのに……。

 くっ……俺が超絶イケメンだったら……。

 ま、まぁ、まだ一週間だ。

 アピールできる水泳もまだだから焦らずいこう。

 

 そして二つ目はSシステムの解明の為の証拠集めだ。

 Sシステムについて俺と神室はこの学校について調べて回った。

 具体的には先輩達を捕まえて質問したり、上級生の動向を細かく観察したりした。

 まぁ、俺は答えを知っているからその答えを裏付ける証拠を集めている感じだ。

 いきなりクラス対抗だよと言ってもソースを出せと言われたら胡散臭くなるからな。

 証拠集めは状況証拠でそれらしく説明することはできるくらいには集めたが肝心な証言を得られなかった。

 だがまぁ、神室は実際に調べてみて俺の話に信憑性があることに気づいてくれたからそれが収穫だな。

 

 他にも動いてはいるがとりあえずは以上が成果だ。

 全く忙しいったらありゃしない。

 そして今日は校舎探索として上級生のフロアに来ていた。

 俺たちは今二、三年の教室の机の数を数えながら回っている。

 

「三年生が11人、二年生は14人か」

 

 ちなみに今回は上級生の退学者数の裏どりだ。

 一応クラス対抗だとは神室にも伝えているからそれがどこまで過酷なのかを神室に知ってもらう為についてきて貰った。

 

「うん、かなり多いね」

「確かに……一人二人ならまだしも20人以上はあまりに異様よね」

 

 神室もこの人数に疑問を覚えたようだ。

 ぶっちゃけ退学者が多い学校って普通に考えたらかなりやばいからな。

 原作でも堀北学世代は卒業までに24人。

 南雲世代ははっきりしてないが少なくとも36人は退学になっている。

 うん、異常だわ。

 意図的に退学者を出している南雲はともかく、普通に戦っていたであろう堀北学世代でさえ24人も退学しているのは流石にヤバすぎる。

 過酷すぎるぞ高度育成高等学校。

 

 

「一般の学校でもやむを得ない理由で学校を辞めたり、問題行動を犯して退学になったりするケースはある。それでもせいぜい数人くらいだよ。集団事件でも犯さない限りこの数はありえないが……それはあまり現実的ではないな。一学年ならともかくどちらも同じ有様だからね。進学率就職率100%を謳うこの学校から進んで辞めるような人はいないだろうし、恐らくこれは意図的に出してるんだろうね――退()()()()

「意図的に退学者ってそんなことあるの?」

「まだハッキリしてないけどそんなシステムなんだと思うよ。学校は生徒を実力で測るって言ってたから赤点とかとったり一定水準に満たない生徒は多分一発で切り捨てられるんじゃない?」

 

 ある程度原作知識を披露しながら説明していく。

 あんまり詳しく説明しすぎると後々不可解だからそれっぽくフェイクをいれているがな。

 

「確かにそれはありそう……でも赤点だけでこんなにも退学になる?」

「恐らく定期試験だけじゃなく別の試験もあるってことでしょ。それが毎月支給されるポイント額にも関わってるのかもね。運動能力やコミュニケーション能力といった社会にでて必要になるものを試されるんじゃないかな」

 

 実際原作では求められるものが多すぎるからな。

 学力、運動能力、コミュニケーション能力にその他各種技能技術。

 リーダーならそれを高い水準で持ち尚且つクラスをまとめるカリスマや試験での戦術の構築に他クラスからの防衛を担う必要がある。

 まじでどうなってんの?

 普通に15年生きてきただけじゃ無理だよこんなの。

 まぁ、日本を担う為に全国から集めた人材ならこれぐらいは持つなり身につけるなりしろという学校側の意図なのかもしれないが……。

 

「まぁ、とりあえず普通の試験だけじゃないから準備は怠らないようにしないとね」

「そうね……でも私はすぐ退学になるかもね。あんま愛想よくないし」

 

 神室は力なさげにそう呟く。

 コミュニケーション能力と聞いて不安を覚えているのだろう。

 実際神室はまだ教室で俺以外とあまり話さない。

 たまに俺が石田や近くの女子を連れてきて軽く会話をするくらいだ。

 側から見てもあまり人当たりが良いようには見えないだろう。

 

 でも、そんなことはないよ神室!

 神室はさっぱりした性格なのであまりつるむのが得意ではないだけで決してコミュ障というわけではないし愛想は美人だから問題ない!

 それに坂柳の面倒を脅されていながらもしっかりと見ていたことから面倒見も良い。

 気も強いし意外と姉御肌なのだ。

 自己評価が低いだけで周りの人間からの評価は高いからそんなに心配がる必要はないよ。

 それに――

 

「それはないよ」

「えっ?」

「神室は退学にならない。()()()()()()()

 

 神室を救う為に俺がいる。

 だからそんな不安な顔しないでくれ。

 君の為に俺はこの15年間準備をしてきたのだから。

 

「神室の足りないところは俺が補う。互いに協力していこう」

 

 そう言って元気づけるように俺は笑顔を見せた。

 この笑顔は虚勢でも張りぼてでもない

 15年間の努力で裏打ちされた自信からでる笑みだ。

 でも――

 

「……そっ、まぁちょっとだけ頼りにしてるわ」

 

 そんな俺の笑みを見て照れたのかそれともどこからそんな自信がくるのか分からないと呆れているのか素っ気ない返答を見せる。

 つれないなぁ。

 まぁ仕方ないか……。

 だが、まだ俺は神室に何も示せていない。

 今の彼女にはまだ口だけで安心などできやしないだろう。

 信頼は時間をかけて築き上げていくものだ。

 とりあえずは時がくるまでこれまで通り出来ることをする。

 

 にしても神室のコミュニケーション能力の不足か……。

 ()()を急いだ方がいいか。

 

 

 ――とそんな考えを巡らせていた時だった。

 

「一年生が上級生の教室の前で何をしている」

 

 

 ♢

 

「一年生が上級生の教室の前で何をしている」

 

 後ろから低く圧の込められた声が響く。

 俺と神室は声の方を振り向くとそこには眼鏡をかけた年齢不相応な威厳を纏った生徒がいた。

 

 

 その人物の名前は――堀北 学

 

 俺たちに声をかけたのはこの高度育成高等学校にて生徒会長を務める男にしてヒロインである堀北鈴音の兄だ。

 原作ではAクラスで卒業し綾小路に薫陶を刻みつけた偉大な人物でもある。

 まさかこんなところで会うことになるとはな……。

 

「どうした答えられないか? もう一度だけ聞くここで何をしていた」

 

 圧を込められた質問が再び飛んでくる。

 まるでパワハラ上司にタイマンで詰められているかのような圧迫感がそこにはあった。

 いや、ホント圧が強い。

 神室が少し怯えているじゃないか。

 女の子は丁重に扱え! 

 俺は神室を庇うように前にでて質問に答える。

 

「学校探索ってヤツですよ。()()()()の堀北先輩」

「ほう、俺を知っていたのか」

「入学式で挨拶もされてましたしね。あっ、ちなみに俺は一年Aクラスの早乙女 守です」

 

 せっかくだから自己紹介をしておく。

 現役の生徒会長にして三年で影響力を持つ偉大な先輩との繋がりは持っておくべきだしな。

 

「一年でAクラスか……それで学校探索と言っていたが上級生の教室を覗いていたのは何故だ? こちらからは怪しげに見えたが?」

「なっ⁈ 違っ――」

 

 神室が過剰に反応するのを手で制する。

 さて、どう答えるか。

 誤魔化してもバレるだろうし、せっかくだから答え合わせといこうか。

 もしかしたら()()ももらえるかもだからな。

 俺は袖に仕込んでいるソレを起動し答える。

 

「いえ、上級生の席の数を調べてたんですよ」

「それは何故だ? お前には関係ないことだろう」

「関係ないことはないでしょう? 明日は我が身なんだから」

「ほう」

 

 堀北先輩は興味深そうに俺を見つめる。

 中々好感触のようだ。

 

()()()()()()()()()()?」

「今のところ()()()()()()()()()()()()、後は()()()()()()だってことくらいですかね」

 

 堀北先輩の試すような問いに素直に答える。

 ここまでなら集めた材料で説明できる。

 でもAクラス特典だけはちょっと無理があるな。

 競い合わせるには目的や特典が必要なのは分かるがそれを言い当てれる材料は見つからなかったから。

 

「面白い……何故そう思ったのか話してみろ」

 

 堀北先輩は笑みを深め続きを促し、俺は説明を始める。

 にしてもまるで尋問されてる気分だな。

 

「そうですね、まずポイントの減額。これは入学時の説明で先生が来月の支給額について言及を避けたこととこの膨大な数の監視カメラの数からそう判断しました。変動内容は授業態度や出席日数、素行の良し悪しといったところと推測しています」

「なるほどな」

 

 そっけないなぁ。

 正解! とか言ってくれたら嬉しいんだが……。

 

「次にクラス分けですがこれは能力順で振り分けてますね」

「……何故そう思った?」

「前に上級生の方が新入生の一人にこう言ったんですよ『不良品のDクラス』と。これってDクラスに何かしら意図があるように聞こえませんか? これに疑問を抱いて授業中に腹痛で退席する振りをして各クラスを見て回ったらそれぞれ授業態度に差がありました」

 

 流石に授業が始まって一週間だからそれほど酷くはなかったがそれでもDクラスは携帯とか普通にいじってたし居眠りも多かった。

 流石1000クラスポイントを吐き出したポテンシャルだな。

 

「そこから深掘りして観察したんですがやはりクラスが上がっていくごとに民度も上がってる風に見えたんですよ。だから能力順なのかなと思いました。まぁ塾とかでも学力でクラス分けしてるところがあるんでこの学校もそうなのかなと思いました」

 

「最後に上級生を観察して分かったことですが他クラスとの仲が悪いっていうか交流が全くないように見えました。これまでの情報やポイントシステムから考察するにクラス間競争を強いられているのだと考えました。その方が辻褄も合うし競い合わせて生徒の質を高める方が日本を担う人材を育てるという学校側の意図にも沿うかと思いました。どうでしょうか堀北先輩?」

「一応は筋が通っているがクラス間競争は分からないな。お前は団体戦を想定しているようだが個人戦だとは考えなかったのか?」

「個人戦だとeasyすぎですから。あと協調性のない能力だけある奴を育ててもなぁって思ったのとクラス替えはないって言ってましたから。それに日本では団体の中で優秀な方が喜ばれますからね。日本って団体行動とか連帯責任好きだし……っていう感じでどうですか堀北先輩?」

 

 そう言って説明を終える。

 堀北先輩としばらく目線が交差し沈黙の時間が訪れる。

 あたりが静寂に包まれ僅かに緊張感が増したように感じる。

 堀北先輩はその間考える素ぶりを見せる。

 そして――笑みを浮かべた。

 

「ふっ、面白い奴だな早乙女 守。端末を貸せ」

 

 そう言って俺から端末を取り上げなにやら打ち込む作業をする堀北先輩。

 端末を返してもらうと画面には50万ポイントが振り込まれていた。

 

「面白い話を聞かせてくれた礼だ」

「わぁ、ありがとうございます! ちなみに答え合わせはしてもらえない感じですか?」

「ふっ、残念ながら今は言えないな。()()もされてることだしな」

 

 あちゃ、バレてた。

 袖口に仕込んでいたボイスレコーダーに堀北先輩は気づいていたようだ。

 流石三年Aクラスで生徒会長。

 しっかりこの学校で揉まれてきたんだな。

 

「早乙女 守、お前には期待している。また会おう」

 

 そう言って堀北先輩は去っていった。

 にしてもこれは口止め料的なあれかな?

 でも契約書交わしてないから普通に喋るけどね

 なんなら学校側からもむしるつもりだし。

 

 堀北先輩がいなくなったことで嵐は去りようやく重圧から解放された。

 凄かったなぁ、堀北先輩。

 

「……あんたよくあの人と会話なんか出来たわね」

 

 重圧から解放された神室がそう口にする。

 おっかなかったもんな……気持ちはわかるよ。

 

「まぁ、慣れてるから……」

 

 俺は神室にそう答える。

 神室……社会にでるとな日本語と理屈の通じない奴が毎日圧をかけてくるんだ。

 堀北先輩はどっちも通じるからまだマシだよ。

 俺は前世を思い出しどこか遠い目をした。

 

「あんたも苦労してんのね……なんかあの人のせいでどっと疲れたわ」

 

 俺の言葉にどこか重みを感じた神室はそれ以上は聞かずコイツも大変なんだなという視線を向けて呟いた。

 神室も疲れたようだし今日はもう終わりにするか。

 

「なら今日はもう終わりにして、()()()()()()()()()()帰ろうか」

「……今日もなの?」

「今日もだよ。ほらっ、帰ろ帰ろ」

 

 神室はなにやら少し不満気だが俺は帰宅を促す。

 そうして俺たちは校舎を後にしスーパーへと向かった。

 

 ♢

 

 校舎探索を終えた俺と神室はスーパーで買い物をした後、ある目的の為に俺の部屋へと向かった。

 時刻はもう夕方6時半、そう夕食の為である。

 勿論神室もいる。

 これはご同伴というやつである。

 

 実は協力関係を結んでから毎日夕飯は一緒に食べてたりする。

 神室は束縛されているようで少し不満気だが契約のうちなので我慢している。

 ちなみにただ夕食を共にするわけではない。

 これは立派な"治療行為"なのである。

 神室のクレプトマニアは家族からの愛の不足による部分が大きい。聞けば食事はいつもコンビニで済ませていたというではないか。

 これはいけねぇよ。

 原作で坂柳は綾小路に言った。

 貴方に人の温かさを教えたいと。

 

 ここに真に温かさを求めている者がいる。

 坂柳ではないが俺は神室に人の温かさを教えたいと思ったのだ。

 その一環として毎日夕食を共にすることになったというわけだ。

 

 だがそこで一つ疑問がでる。

 おいおいお前に料理が出来るのかって?

 結論から言うと――出来ます。

 前世はイタリアンレストランで働いてました。

 証明完了。

 

 というわけで作っていきます。

 今日の夕食は揚げナスのミートソーススパゲッティだ。

 まずはパスタを煮込みながら横でソースを作っていきます。と言っても一から作るのは面倒なので市販のソースに少し手を加えるだけだけどね。

 ガーリックオイルと唐辛子、隠し味にガムシロップを加えて煮込みます。

 その後パスタにかけて揚げナスを上にのせてはい出来上がり。

 お好みで粉チーズも。

 サラダとデザートのりんごも添えて、はい召し上がれ。

 

 お味の方は――

 

「……美味しい」

 

 はい、美味しいいただきました!

 うんうん、推しが自分の料理を頬張っているのを見ると幸せな気持ちになるね。

 

「あんた本当に料理上手いわね」

「ありがとう。昔から作ってたからね」

 

 料理とかそういった技術は何年経っても覚えているもんなんだなぁ。

 無人島試験でも使えるしこればかりは前世の自分に感謝だ。

 

「でも料理が出来る男子はモテるっていうけど全くそんなことなかったな。家庭科で無双できるくらいだった」

 

 前世でも今世でも色気はなし。

 料理男子って古いのかな?

 

「……ギャップじゃない? あんたみたいな優男は尽くすタイプっぽいからそこまで意外じゃないし」

「マジかぁ……」

「それに学生のうちはちょっと悪い人の方がモテるっていうしそれもあるかもね」

「……ちょっと学校爆破してこようかな」

「そこまでいくと流石に引くわ」

 

 とまぁ、そんな冗談も交えながら食事は続いた。

 数日共にしてるからか神室との仲も深まったように感じた。

 何気ない会話がある食卓。

 神室もどこかそれを楽しんでいるように見えた。

 誰かと時間を共にし同じ釜の飯を食べる。

 一人で食べる時とは違う温かさがそこにはあるのだ。

 

 どうかこの温もりが神室を癒してくれるようにと俺は内心そう願いながら神室との食事を楽しんだのだった。

 

 「「ご馳走様でした」」

 

 食事を終えた俺たちは片方は食器洗い、片方は水気をふく作業に移り、作業をしながら今後の話し合いをした。

 

「それで? 学校はもうあらかた調べたしシステムについてもほぼ分かった。この後はどうするの?」

「ん? ああ、それについてはもう決めてあるよ」

 

 食器をスポンジで擦りながら俺は答えた。

 

「神室……この学校がクラス間で争うってことはもういいよね?」

「まぁ、まだ信じられない気持ちも少しあるけどとりあえずは理解してるわ」

「クラス間で争うならそれぞれクラスに必要になるものがある。それは分かる?」

「……"リーダー"?」

「うん、正解。集団戦になる以上クラスを統率する者は必須になる。だから――俺はAクラスの"リーダー"になろうと思う」

 

 神室に俺の考えを告げる。

 神室は僅かに驚いた表情を見せた。

 

「その為に、仲間を増やそうと思うんだ。あっ、勿論神室は強制参加ね」

「嘘でしょ……」

 

「とりあえず二学期が始まるまでは協力して欲しいな。結果出せなかったら見捨てていいからさ」

「……まぁ、そういう約束だしね。とりあえず話は分かったけどアテはあるの?」

 

 いやそうな顔をしながら渋々了承してくれた神室。

 ごめんな! でも後悔はさせないから。

 ちなみに他のメンバーのアテは勿論ある。

 この一週間で見極め引き込めると判断した人物だ。

 

「とりあえず中核を担って欲しい二人に声をかけようと思っている。一人は()()了承してもらっているから」

「嘘……いつの間に」

「神室が部活でいない時にちょっとね。もう一人については神室にも説得を手伝って欲しい。――()()()()()()()()()!」

 

 

 こうして方針は決まった。

 次の動きは()()()()()

 それに向けて俺たちは動き出した。

 

 

 

 ――――――――――――――――――――――――

 早乙女 守

 前世は料理人だった。

 学から50万ポイントゲット

 所持金約59万ポイント

 

 神室真澄

 守くんの料理は意外と好評。

 誰かと食べる食卓も悪くないと思った。

 原作通り美術部に所属

 

 堀北学

 妹は学に憧れて学のようになりたいと思ってるらしく兄のように孤高に振る舞っているらしい。

 なら、妹がバスで老人に席を譲らないなかったのは兄なら絶対に譲らないと思ったからとも解釈できるのでは?

 もしかしたらコイツは老人に席を譲らない鬼畜メガネなのかもしれない。

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