お盆休みを堪能してて遅れました。
前書きである程度投稿された時系列が分かりますね。
それでは、どうぞ。
龍の目覚め(ドラゴン1)
さっきまで誰かと話していた気がする。思い出せない誰かとの記憶。眠りから覚めるように、思考が冴えていく。冴えていくと同時にその記憶が薄れていく。
ゆっくりと目を開ける。
しろ。白。White。
肌を突き刺すような寒さ。足元を埋める雪の大地。視界を制限するブリザード。絶望的な環境。
「なんでだ!」
エリックは泣いた。
彼――四ノ宮·V·エリックは知る由もないが、そこは氷の大地と呼ばれる極寒の地。人の住むことの出来ない悪魔の土地だ。
(……一先ずはこの寒さを何とかしよう。)
「出てきてくれ、ドラーク!」
「――空は暗澹、お前も焦げるか?」
エリックが喚び出したのはドラゴンクラスのレジェンドフォロワー、ドラーク。バフドラゴンと呼ばれるデッキのデッキリーダーであり、炎の力を持つ竜人の若頭である。
「よぉ、エリック。久しぶりだな。」
「久しぶりだドラーク!早速で悪いがこの寒さ何とかしてくれ!」
「初っ端喚び出して頼むことそれかよ……。オラァ!!」
ドラークが炎を拳に纏わせ、雪面に叩きつけると熱波が辺りに広がり、辺りの雪が溶け始めた。しかし、雪の下には地面ではなく永久凍土があり、寒さは一瞬だけ緩和されたものの直ぐにブリザードで元通りになってしまった。
「これ溶かすのは骨が折れるぜ……」
何度か永久凍土を溶かそうと試みるものの失敗に終わったドラークは、エリックの方へ向き直り、改めて告げる。
「なぁエリック、やっぱりこれ無理あるんじゃねぇ……か…………ってお前何やってんだ?」
「ん?筋トレだ!ここは寒いからな!」
「筋トレでどうにかなる寒さじゃねぇと思うんだがな。」
エリックは、スクワットや腕立てといった筋トレを行い体を温めようとしていた。
しかしここは氷の大地、白氷竜の息吹が吹き荒れる魔境である。筋トレでどうにかなる場所では無い。
「む!ならばどうすればいい!何かいい方法はあるのかドラーク!」
「いや知らねぇけどよ。」
ドラークは腕を組みながら少し考える。その後いい案を思いついたとばかりに手を叩く。
「あぁ、アイツ呼んだらいいんじゃねぇか?」
「む?アイツとは誰だっ!」
「ほら、いただろ?金ピカで眩しいやつがよ。」
エリックは少し思い出す仕草をした後に、おぉと声を出す。
「ほーちゃんだな!確かに彼女なら何とかしてくれそうだっ!早速喚ぼう!
『戦闘開始』、万華の鳳凰をプレイ!」
「五色絢爛、万華の鳳凰!!」
炎に包まれながら姿を現したのは輝かしい真紅の着物、傾国の少女。その腰からは純白の羽が生えており、人間ではないことが分かる。少し低めの身長の彼女には不釣り合いな大きさの扇が腰に差されている。
伏せられた瞼がうっすらと開きーーーー
「おぉ!久しぶりだな、ほーちゃん!!」
「ほーちゃん!?馴れ馴れしいですよ!?!?」
嫌悪感たっぷりの形容しがたい表情に変化した。
なおビヨンドではドラークもほーちゃんも使われているみたいですね、よかった。
クラスごとの見出し(ヴァンパイアなど)
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章みたいになっていた方が良い
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その話の後ろについてればいい
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何でもいいから続きかきなよ