主人公がボーダー隊員とわちゃわちゃするだけ 作:シールドを信じろ
忙しいのと案が思いつかないので遅れてしまった。
しかも前編と銘打っておきながら、後編の投稿日は未定です…
「さーて、今日もランク戦だ〜」
俺は今、学校帰りに隊室に寄る為に廊下を歩いている。近頃はホワイトデーという一大イベントも終わり結構暇している。B級ランク戦も全日程が終了し、A級ランク戦前のオフシーズンとなるので、隊室には暇してる桜子ちゃんが居るだろう。
人が集まるなら軽い団体戦でもやって実況してもらうか...そう思いながら隊室に入り...
「た、隊長!」
「うん?そんな慌ててどうし...」
「その、お客様です」
桜子ちゃんがおずおずといった様子で俺を隊室に入れる。まったく一体誰が来たってそんなにビビる必要は...
「...え、何で居るんすか」
確かに来客が彼なら...桜子ちゃんが怯えるのもやむなしか。しかし彼の目的は一体...
「...つっ立ってないで座れよ、平後園」
「ここ俺の隊室なんですけど」
この面白天然ポケインスーツの目的を、俺は測りかねていた...
「遠征を取り消された、ですか...」
「ああ。だが、上層部からはA級1位になれば考えると言われた」
「なるほど...」
...おそらく、上層部は二宮隊、いや鳩原ちゃんを遠征に連れていくのは今のままだとありえない。言葉は悪いが、戦場に出てきた癖に人を撃てませんなんてナメてんのかって話だ。
鳩原ちゃんの事情も感情も理解できるが、足手まといが1人増えるだけで労力は跳ね上がる…
二宮さんだって本当は理解してるはずだ。二宮さん個人なら、いや鳩原ちゃん抜きの二宮隊なら遠征に行ける。だけど遠征を志す二宮隊員は鳩原ちゃんだけ…となれば、上層部の甘言を馬鹿正直に信じるしかない、か
「それで、結局俺に何を求めてるんですか?」
「太刀川隊の、弱点だ。元チームメイトだが、お前はそれに引き摺られて話さないという事もあるまい」
「…まさか、京介にまで聞いたとか言いませんよね?」
「それはない。アイツに聞いても、出てくるのはお前が居た頃の太刀川隊の話だけだ」
「はあ…太刀川隊の弱点ですか…」
「先に言っておくが、「唯我」などというのは認めない」
「ええ…困ったな…」
実際問題、太刀川隊の弱点は昔から変わらない。「遠距離攻撃が出来ない」。これに尽きる。太刀川さんや出水と戦っている最中に狙撃の横槍が入らないのが確定しているのは、戦闘である程度は有利に立ち回れる…けどなぁ
「太刀川隊の弱点を探るより、チームの強化が近道な気がしますけど」
「…というと?」
「二宮隊のコンセプトは、俺の認識が間違ってなければ「エースをとことんサポートする」という物ですが…逆に言えば、二宮隊のメンバーは二宮さんの強化パーツに過ぎないという話です」
「…続けろ」
「対する太刀川隊は、エースをサポートする役割である出水ですら点を稼げる駒です。太刀川隊が1位なのは、強力なポイントゲッターが2人いる事が大きい…ま、実際まだ2人でランク戦は初めてでしょうし、どうなるかは分かりませんが」
「つまり…アイツらを、うちの隊員を鍛えて点取り屋にしろという事か?」
「平たく言えばその通りです。欲を言えば鳩原ちゃんを2人目のエースにしたいですね」
「ダメだ、鳩原が自分から言い出すまで、アイツに人は撃たせない」
「(…甘いなぁ)なら、辻ちゃんとかどうです?彼は二宮さんのサポートに周りがちですが、攻撃手なんだから点も取れるでしょう」
「加古隊相手に何も出来なくなるが?」
「彼の欠点も解消されれば万々歳ですが、なるべく女性を相手しない立ち回りをさせるとかで誤魔化せはできるでしょう」
「…ふむ」
二宮さんは考えるそぶりを見せる。今まで自分が点を取るという考えしかしなかったのだろうか…実際、二宮隊はサポーターしかいないハイパーキャリーだからなぁ。
「…わかった、助言感謝する」
「役に立ったなら何よりです」
「なら、もう1つ頼まれてくれるか?」
そう言うと、二宮さんは何処かに電話を掛ける。しばらくしてこちらに向き直った二宮さん。彼は口を開くと、衝撃的な発言をする…
「今から、
「…マジィ?」
さて、トンデモナイ事態になってしまった…まあ、A級の強さを桜子ちゃんに勉強させる良い機会か…
戦ってばかり ひごぞの
・前回の件でくまちゃんだけに手作りのお返しをしたところ、ファンガの間で戦争が起こった。(結束はお返しされた事実に気絶していた為不参加)
前々回で草壁隊の草壁・緑川抜きと戦ったが、今度は二宮隊フルメンバーと戦う模様。良い機会とか言ってますけど、多分チームランク戦で嫌という程戦う事になりますよ(ボソッ)