天国
、
カメラ
「何……だと………!?」
今日もまた、朝の日課である聖杯マラソンをしようとパソコンを立ち上げた私の目に映ったのは、紛れも無いサ終の二文字であった。
「ぐ、お、ォォォ……いや、このVR全盛の時代に60fpsのビデオゲームが続いていたという事自体奇跡の様な物。
それ故覚悟はしていた、して、いたが……ぐぅゥゥ……」
最も、この様な骨董品を新たにプレイする者が出るはずもなく、共鳴を鳴らしても来るのは年に2,3人。
掲示板もとうに投稿が途絶えており、何故未だ続いているのか疑問ではあったのだが。
「……まぁ、無くなってしまうのは仕方ない…か。しかし、私はこれから何をすればよいだろうか………」
己が人生の根幹が消え去り、どうしたものかと空虚感に頭を悩ませながら、取敢えず何か無いものかとVRのネットショッピングサイトを開いた。
「うぅむ、哲学書を読みあさったり、芸術を嗜んだりはしているが*3…
「ほぉ?」
どうやらポストアポカリプスの世界で己自身も呪いにより異形(それも腕が4本になったり、身体に触手を生やす本格的なもの)と化しながら呪いによって争うという、実に、実に興味深いものだった。
「作成元は…やはりな。」
その広告の中に馴染み深い会社名を見つけると、私はストアページを開いた。
「Curse Nightmare Party…クク、そうとも。
呪いに終わり等、あるはずが無かったな。」
【覇翔帝】スカー・リオス・ガグンラーズ
獅人族の皇帝 争いの際は最前にて勇猛に戦い、
平時には民の平穏を守る慈悲深き皇帝。その見えざる大気は敵を薙ぎ倒し、己は風より速く駆け抜ける
【賢雷王】マシュグ・ルォフ・ゾーギン
狼人族の王 策を弄し敵を翻弄することを好み、
その様は敵が相対すことを避ける程に冷酷で残酷。
ただ少々熱く成りすぎるきらいがある。遠地より雷を放ち、己は余り前に出ない。
己より優秀な兄がいたが異端の神に感化し出家したことで当主になり、その事をコンプレックスに思っている。
【斬輝王】オンケット・ピグル・マガルカ
猪人族の王 本来王獣族の生まれで無いにも関わらず、その武勲のみで成り上がった王。力を信奉し己を高める事を最上の娯楽とするが、仲間は大切にしている。宝石が如き剣を振るい、空をも斬る
【揺地王】バルナ・エルパ・ルードラン
像人族の王 獣人では珍しく常に慎重で周囲から一歩離れ愉し、いざという時はその巨体でもって敵を食い止め一歩も引かぬ不屈の王。ただ無口で多くを喋らず、孤立しやすい その台地を踏み鳴らは味方を鼓舞し、敵は絶望に沈む
【双渦王】ウック(シィズ)・オルラ・ウィルク
鯱人族の王 2人で1人の王で巫山戯た言動を取り
トラブルメーカーだが情に人一倍熱く臣下には慕われ、他の王からは頼りになるが困った奴と言われる
ウックの方が少し冷静 渦巻く大海は敵を捕らえ逃さぬ
【覇天帝】ロボル・ルォフ・ガグンラーズ
狼人族の元皇帝 故人 マシュグの父でありスカーの先代の皇帝 それは世界の全てを識っているかのように聡明で、天をも支配したかのように力強く
そして神のように皆を愛した偉大なる皇帝であった
その威光は今もなお轟き、その対比に子は劣等感を持っている
名前・家名・支配地の順
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