ウマ娘外伝-スチームダービー・ネクサス-   作:ST-33-4

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第1話

“こちらオペレーター。ACの調子はどうだ?”

 

「問題無い、しかし…時間凍結前の技術ってこんなに進んでいたのか?」

 

“さぁな…一説によると地球外の技術を用いていると言うものもあるが…”

 

「考えても仕方ないか…初の地表捜査、気を引き締めて行くぞ。」

 

“了解、カタパルトのロック解除。…いつでも行ける。”

 

「さて…出撃する!」

 

ーメインシステム、キドウー

 

企業間戦争終結、及び時間凍結魔法の発動から約400年。

 

一部の人類は地下に逃げ、

もう一部の人類は辛くも時間凍結から逃れ、生き延びた。

 

時間凍結により周囲の時間の時は止まり、

四季は冬のみとなってしまい、もはや、地球は死の星へと成り果てていた。

 

今、忘れ去られ、滅びた地表に一つの機影が降り立った。

 

 

"こちらオペレーター、地表の状況は?"

 

「...こちらパイロット。この白くてふわふわしたものは...?」

 

"ちょっと待ってくれ。...あったあった、過去の写真と文献だ。...

雪、と言うものらしい。どうやら水分が空中で固まったものらしいな。"

 

「雪...か...おおっと、ぬぼっとしてる場合じゃ無かった。探索を開始する。」

 

─────────────────────────

 

「…おい、なんだよあれ?」

 

「何って…いや本当に何よあれ!?」

 

「マーちゃんも知らない物なのです。」

 

「大型の…カラクリ人形って奴か?武器は持ってないみたいだぜ。」

 

「ねぇウォッカ、まさかあれを鹵獲するつもりじゃ無いでしょうね!?」

 

「ぎくっ…別に良いだろスカーレット、オレたちウマ娘ならあれぐらい…」

 

「お二人とも、お話中申し訳ないですがこっちに来てますよ〜?」

 

 

 

「「……ウソだろ(でしょ)!?」」

 

 

──────────────────────

 

…人影!?

 

「そこのお前、何者だ!?」

 

この機体には武装はなく、あるのはライトトーチのみだ。

 

ライトトーチを取り出し周囲を照らす。

…誰もいない。気のせいか?

 

…そもそも地表に人がいる事自体おかしいのだが。

 

\スモッ!/…何の音だ?

恐る恐る、機体の背後に振り向く。

 

「…うわぁぁぁっ!?」

 

…そこには、三人の少女が立っていた。

 

「「ぎゃぁぁぁぁぁっ!?」」「見つかってしまいましたね〜」

 

「ちょっとマーチャン、何ぼけっとしてるの!?早く逃げるわよ!」

 

「良いから逃げるぞお前ら!」

 

少女たちは素早く機体の真横をすり抜け、遠くへ逃げてしまった。

 

「あっちょっ…待て、待てって!()」

 

ブースターを必死に吹かすも、

調査用の機体では追いつけるはずもなく、取り逃がしてしまった。

 

 

「…彼女たちは…まさか地表の生き残りなのか…?」

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