寝台特急カシオペア連続殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、第2の殺人が起きた。


第10章 事件の推理

西田は事件当日、俳句の集まりで松島へ行っていたことが分かった。

 

「彼は事件当日は、「やまびこ」か「はやて」、特急「ひたち」に乗って行ったんじゃないかな?。」

 

と、高山は言った。

 

「ああ確かに、東北新幹線と常磐特急に乗って仙台へ行ったのは確かです。」

 

「今乗るとしたら、新幹線で行ったら。」

 

早速、時刻表で調べてみると。

 

東北新幹線「Maxやまびこ103号」

 

東京発7時16分 乗車

 

仙台着9時26分 下車

 

常磐線特急「スーパーひたち7号」

 

上野発8時00分 乗車

 

仙台着12時23分

 

「そうか、彼は上野から特急に乗って仙台へ向かったんだ。」

 

「なるほどね。」

 

そこへ、高杉がやって来た。

 

「えっ、西田が殺害された。」

 

と、高山は言った。

 

「ああ、今宮城県警の今井刑事から連絡があった。」

 

「それで、死因は?。」

 

「死因は、ナイフによる出血死だ。」

 

「えっ。」

 

「発見者の話では、水戸から特急に乗って仙台へ行く途中で発見されたそうです。」

 

「それで、怪しい人物は見なかったんですか。」

 

「いやー、それが。」

 

「怪しい客は見なかったそうです。」

 

「なるほど。」

 

「犯行時刻からにすると、水戸からいわき辺りの間と考えられますね。」

 

「うーむ、今回寝台特急「カシオペア」の殺人と定山渓と小樽の殺人、そして、仙台で殺人か。」

 

「でも、犯人はどうやって列車に乗ったかだ。」

 

と、松本は言った。

 

「つまり、犯人は上野から出発して仙台で寝台特急に乗った可能性は考えられないか。」

 

「ああ、その方法もあるな。」

 

「定山渓で殺害された友人は、小樽から仙台へ向かったから、そこから特急に乗って八戸で新幹線に乗って仙台へ行ったことが分かりました。」

 

「えっ、それは本当なのか。」

 

「ええ。」

 

「西村警部の話では、小樽駅で友人と別れた後にその友人は札幌から特急「北斗」に乗って函館へ向かい、そこから特急「白鳥と新幹線「はやて」に乗って仙台へ向かったと言っていました。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「彼らの話では、小樽から11時34分発の快速「エアポート120号」に乗り、札幌には12時06分に到着して、そこから特急「スーパー北斗12号」に乗って札幌から函館へ向かい、そこから特急「スーパー白鳥」と新幹線「はやて」に乗り継いで仙台へ向かったと言っていました。」

 

「仙台へは何をしに。」

 

「何でも、高校時代のサークルの仲間と一緒に松島へ行くと言って仙台市内のホテルへ向かっていました。」

 

「そうか、じゃあ松島へ行ったのは確かか。」

 

「はい。」




犯人は誰なのか。
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