寝台特急カシオペア連続殺人事件   作:新庄雄太郎

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早速、彼のアリバイを証言してくれた。


第11章 友人のアリバイ証言

「えっ、彼にはアリバイがあった。」

 

と、高山は言った。

 

「彼は、事件当日には札幌から仙台へ向かっていたって事ですね。」

 

「はい。」

 

「そして、函館駅で友人と別れて、札幌からは特急に乗って行ったのは間違いないんですね。」

 

「ええ。」

 

「そして、函館駅で友人と別れました。」

 

「ほうなるほど、札幌から函館へ行くには何時の列車か覚えていますか?。」

 

「ええ、俺と友人たちは札幌駅で15時07分発の特急「スーパー北斗16号」に乗って函館へ行きました。」

 

「ほう、15時頃に函館へ行く途中で友人が仙台へ行く為、ここで別れたんですね。」

 

と、南は言った。

 

「ええ、文矢が次の日に函館から仙台へ行く時に駅弁「函館大漁すし」を買ってその後に、特急「スーパー白鳥26号」に乗って八戸へ向かって新幹線に乗って仙台へ向かったって事ですね。」

 

「ええ。」

 

その後の捜査で、弘人は文矢に函館駅で別れた事が分かった。

 

札幌発 15時07分 特急「スーパー北斗16号」

 

函館着 18時24分 函館の夜景を楽しむ、朝市見物後に仙台へ

 

函館発 13時51分 特急「スーパー白鳥26号」

 

八戸着 16時45分 下車

 

八戸発 16時57分 東北新幹線「はやて26号」

 

仙台着 18時25分 下車 西田と合流

 

「なるほど、彼は仙台で友人と一緒に俳句会に参加していたんだね。」

 

「はい、西田と文矢は高校の同級生だったことが分かっています。」

 

「仙台駅で確認してみましたが、そこから友人がホームで迎えに来ていたことが判明しました。」

 

「そうか、確認は取れていますか?。」

 

と、川添は言った。

 

「ええ、確認は取れています。」

 

「やはり、事件当日は仙台へ行って次の日に松島へ行っていた事は確かですね。」

 

「ああ、確認はしているよ。」

 

「何で、函館から仙台へ行ったんですか?。」

 

と、小海は南に言った。

 

「ああ、何でも俳句のクラブで仙台と松島へ行ったんだって。」

 

「ああ、それで新幹線「はやて」に乗って行ったのか。」

 

「ええ。」

 

「やはり、犯人は前もって時刻表で調べていたんじゃないでしょうか?。」

 

「それで、あなたはその女の子と一緒に函館から特急「白鳥20号」に乗って東京へ帰ったんだよね。」

 

「ええ、間違いないよ。」

 

「そうか、あの時に主任は休暇していたんですね。」

 

「ええ、行く時は寝台特急「カシオペア」に乗って小樽へ行っていたんですからね。」

 

「そうか。」

 

「今回起きた事件は、寝台特急「カシオペア」と小樽と定山渓の殺人、そして仙台で殺人と。」

 

「アリバイ成立か。」




そして、犯人はどんなトリックを使ったのか。

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