「ん、分かったよ犯人が使った列車トリックが。」
と、小海が言った。
「何、犯人が使った時刻表トリックが分かった。」
「ええ。」
「犯人は、分かったのか。」
「うん。」
「この事件の犯人は、やはり元社員と総会屋による犯行です。」
と、小海は高杉達に言った。
「つまり、犯人は新幹線に乗って仙台で寝台特急「カシオペア」に乗って北海道へ向かったんです。」
「ほう、なるほどね。」
「殺害された、青山、稲垣、田中、西田はいずれも高野交易の社員と分かりました。」
「そうか、つまり被害者の接点は一連の汚職事件と関係していたって事か。」
と、高杉は小海に言った。
「本庁の情報によると、犯人は元社員の1人の男を絞りました。」
「おう、わかったのか。」
「はい、犯人はこれを利用したと考えられます。」
東北新幹線「やまびこ217号」仙台行
東京発 18時20分
仙台着 20時50分
寝台特急「カシオペア」
仙台発 20時59分
函館着 5時01分
特急「スーパー北斗1号」
函館発 7時01分
札幌着 10時18分
快速「エアポート101号」
札幌発 10時44分
小樽着 11時16分
区間快速「いしかりライナー」
小樽発 20時41分
札幌着 21時29分
夜行急行「はまなす」
札幌発 22時00分
青森着 5時39分
特急「かもしか2号」
青森発 9時57分
秋田着 12時28分
特急「いなほ10号」
秋田発 12時50分
新潟着 16時33分
上越新幹線Max「とき338号」
新潟発 16時45分
東京着 19時00分
特急「スーパーひたち7号」
上野発 8時00分
水戸着 9時20分
「ほう、なるほどね。」
「それで、犯人は分かったのか。」
「ええ。」
「この方法で利用したのは、元社員の磯崎だ。」
「そうか、やはりこの事件の犯人は磯崎が。」
「ええ。」
「班長、どうした桜井。」
「磯崎は、今日札幌へ向かったそうです。」
「何だって。」
「恐らく、札幌へ行った後に定山渓へ行くんでしょう。」
「よしっ、南は高山と小海と菅原と三輪と一緒に札幌へ向かってくれ、道警には私の方から連絡しておく。」
「わかりました。」
そして、南と高山たちは16時20分発の寝台特急「カシオペア」に乗って札幌へ向かった。
札幌に到着したのは、翌朝の9時32分である。
駅前には、西村警部と川添刑事と紅林警部補が迎えに来ていた。
「何、犯人が分かった。」
「ええ、犯人は磯崎 誠35歳と判明しました。」
「そうか、彼は札幌へ行った後に向かったところは分かったのか。」
「恐らく、定山渓と思われます。」
「よしっ、定山渓へ向かえ。」
と、南と高山たちはパトカーに乗って定山渓へ向かった。
定山渓
「はっ。」
「さぁ、渡してもらおうか。」
「何の事だ。」
「これは渡さん。」
「何だと、命が欲しければよこすんだな。」
と、磯崎は言った。
「磯崎、お前!。」
「フフフフ、馬鹿な奴らだ。」
「何。」
「断るなら、死んでもらうぜ。」
と、磯崎はМ59を持っていた。
「動くなっ、磯崎。」
「お前を殺人容疑で逮捕する。」
「ちくしょー。」
「お、おいっ、撃ち殺せ。」
と、2人の男はガバメントを3発ずつ発砲した。
そして、南はけん銃で2発発砲した。
「ギャッ。」
「ぐはっ。」
そして、高山と菅原と三輪は磯崎と二人の男を確保した。
「おいっ、動くなっ。」
「くそーっ。」
「くそっ。」
もう1人の仲間を川添と紅林が確保した。
そして、小海は1人の男を保護した。
「大丈夫ですか、けがはありませんね。」
「えっ、はい、大丈夫です。」
何と、被害になったのは高間貿易の役員の日野 正雄だった。
「そうか。やはり汚職の証拠を持っていたんですね。」
「ええ、私はこの会社の役員で証拠を持っていたんです。」
「なるほどね。」
そして、3日後。
収賄と殺人教唆で高野社長は逮捕された。
こうして、寝台特急「カシオペア」連続殺人事件は無事に解決した。
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劇中の列車時刻は2010年のJR時刻表6月のダイヤを使用しています。