寝台特急カシオペア連続殺人事件   作:新庄雄太郎

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高山が春休みに新幹線「こまち」と特急「かもしか」に乗って温泉巡りへ行ってきました。


特急かもしか・途中下車殺人事件

ある春休みの事だった。

 

高山は、久しぶりの春休みにローカル線巡りをすることになった。

 

札沼と今野と一緒に休暇で一緒に、温泉巡りをしていたのだ。

 

今回の旅行の日程は2泊3日でみちのくの旅をすることにした。

 

高山たちの旅行の日程は次のとおりである。

 

1日目 東京から秋田へは秋田新幹線「こまち」に乗車、角館と乳頭温泉へ

 

2日目 秋田から特急「かもしか1号」に乗って大鰐温泉へ

 

3日目 大鰐温泉から秋田へ、男鹿線に乗ってローカル線巡り。

 

「一緒に行くのは卒業旅行以来ね。」

 

と、札沼は言った。

 

「ああ、久しぶりに旅行へ行けれるなんてな。」

 

「旅行行くのは、伊豆内浦以来だね。」

 

「ええ。」

 

「あの時行きは特急「踊り子」で帰りは急行「東海」だったよな。」

 

「ええ。」

 

高山と今野と札沼は東京発6時56分発の秋田新幹線「こまち11号」に乗って秋田へ向かった。

 

「やっぱいいよね、秋田新幹線は。」

 

「俺も一度は乗ってみたかったんだよな。」

 

「ええ、私も。」

 

「見ろよ、田沢湖だ。」

 

「おっ、凄いな。」

 

11時16分、高山たちが乗った秋田新幹線「こまち11号」は定刻通りに秋田に到着した。

 

「ちょっと、角館を見物しようか。」

 

「いいわね。」

 

角館の町並み

城下の縄張り(設計)として最も注目されるのは、南北に延びる町の中央に土塁を築いた「火除け」を設け、武家居住区の「内町」と町人居住区「外町」とに分断したことです。武家屋敷は生活の場所であると同時に、ひとつの城郭を成していると言えるでしょう。

 

古城山山麓の国道46号から火除け前までの通称「武家屋敷通り」と呼ばれる区域が、昭和51年9月、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

 

「まぁ、素敵ね。」

 

「ロマンチックだな。」

 

「僕も一度はきたことがあるんだよ。」

 

「高山、お前行ったことがあるのか。」

 

「うん。」

 

「見て、桜だよ。」

 

そして、高山たちは乳頭温泉で1泊することにした。

 

次の日。

 

高山たちは、秋田から特急「かもしか1号」に乗って大鰐温泉へ向かった。

 

8時31分、高山たちが乗った特急「かもしか1号」は定刻通りに秋田を発車した。

 

特急「かもしか1号」の車内にて

 

「奥羽本線か、久しぶりに乗ったな」

 

「今野は、485系も好きだったな。」

 

「うん。」

 

10時30分、定刻通りに大鰐温泉に到着した。

 

「やっと、大鰐温泉か。」

 

「うん。」

 

「これで、休めるよ。」

 

そして、高山と今野と札沼は大鰐温泉で1泊する事にした。

 

3日目は、大鰐温泉から秋田へ向かい、日帰りで男鹿線へ向かった。

 

「おっ、キハ40系か。」

 

「ワクワクしてきたよ。」

 

そう言って、高山たちは男鹿線に乗り込んだ。

 

男鹿線(おがせん)は、秋田県秋田市の追分駅と同県男鹿市の男鹿駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。奥羽本線秋田駅 - 追分駅間を含む秋田駅 - 男鹿駅間には「男鹿なまはげライン」の愛称が付けられている。男鹿半島の南側を日本海に沿って走る。海側からの強風等に備え、沿線には防風林が整備されている箇所が多い。羽立駅からは男鹿温泉郷方面、男鹿駅からは門前方面へ秋田中央トランスポートなどの路線バスが発着している。

 

「凄いな。」

 

「いい場所だな。」

 

「うん。」

 

こうして、春休みの温泉巡りは楽しんだのであった。

 

そして、翌日。

 

「ほう、特急「かもしか」と男鹿線に乗ったのか。」

 

「ええ、楽しかったよ。」

 

と、そこへ1本の電話が入ってきた。

 

「はい、何、特急「かもしか」の車内で殺人。」

 

「えっ。」

 

「えーと、名前は稲垣 次郎、分かりました、早速調査いたします。」

 

と、電話を切った。

 

「おいっ、秋田県警から捜査協力の要請だ。」

 

「わかりました、早速調査します。」

 

高山は、南と伴って捜査を行った。

 

「ええ、夫はよくローカル線巡りをするので、まさか、殺されるなんて。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、彼に恨まれる人物に心当たりありませんでしたか?。」

 

と、南は言った。

 

「さぁね、心当たりがないわ。」

 

南と高山は、高杉に報告した。

 

「そうか、心当たりなしか。」

 

「ええ、稲垣は恨まれることはないようです。」

 

と、そこへ松本がやってきた。

 

「班長。」

 

「松本、何かわかったか。」

 

「ええ、特急「かもしか1号」で途中下車した人を目撃したそうです。」

 

「何、それは本当か。」

 

「ええ、2人の女子旅と車掌が目撃していたそうです。」

 

「なるほど、その男が怪しいな。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ、僕はその時は旅をしていたから大舘で途中下車したんですよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

彼の名前は相沢 浩一郎、事件当日に特急「かもしか1号」に乗っていたという。

 

「ほう、彼は秋田へ行くと言って次の日に特急「かもしか1号」に乗っていたのか。」

 

「ええ、彼は秋田の角館へ行くと言って次の日に大館へ行ったと言っています。」

 

「秋田へ行くときは、新幹線かな?。」

 

「ええ、彼は秋田新幹線に乗っていたって言っていますが。」

 

と、高山は言った。

 

「なるほど、秋田新幹線「こまち」に乗って角館へ行って、次の日に大館へ行ったっていうのか。」

 

「ええ。」

 

「わかったよ、犯人はこれを利用したんですよ。」

 

「えっ、分かったのか。」

 

「うん。」

 

早速、高山は時刻表を持ってきて調べてみた。

 

「犯人は、これを利用したんですよ。」

 

「えっ。」

 

上越新幹線「あさひ307号」

 

東京発 9時48分 乗車

 

新潟着 12時01分 下車

 

特急「いなほ5号」

 

新潟発 12時10分 乗車

 

秋田着 15時54分 下車

 

特急「かもしか1号」

 

秋田発 8時31分 乗車

 

大館着 10時01分 下車

 

「ほう、なるほど、すると犯人は秋田新幹線ではなく上越新幹線と特急「いなほ」に乗って秋田へ行ったのか。」

 

「その通りです。」

 

「これで、彼のアリバイは崩れた。」

 

「さすがだね、高山。」

 

「いやー、それほどでも。」

 

そして、3日後相沢は逮捕された。会社の不正で発覚されて口封じで殺害したことを自供した。

 




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劇中の列車時刻は98年のダイヤを使用しています
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