咲の漫画を約190話まで見て止まってる
本編の設定を高校から中学に引き下げ原作主人公とかち合う様に調整しました。
また、引き下げに伴い年齢を2つ下げました。
その他加筆修正しました。
2025/4/22 済
転生者は麻雀が詰まらない
俺は、死んだ。それも20半ばで死んだ。死因は知らない奴からの殺生だった。最後に見た奴の顔は狂気が混じっていたような気がした。
「で、俺はどうなるんや?」
目の前に居るファンタジー風かも知れない絶世の美女に問いかけた
「無差別殺人にて死亡した君は転生出来るよ!」
「マジ?」
「本当と書いてマジ、だよ!いやぁ~君はもう少し、どころか本来ならもっと長生きする筈だったんだよ…」
「じゃあ、なんで死んだ?」
「賭けの賭け金に人間の寿命を掛けて負けたから取られちった♡」テヘペロ
「…反省の色無し、と」
「あぁ〜!ゴメンゴメン!反省はしてるから!」
「後悔はしてないと」
「賭けの神だからね!」
「だからね!じゃねーよ!どうしてくれんだよ!」
「わぁ!だから君に転生出来るって言ってるんだよ?」
「…成る程。ミスをほぼチャラにする為の特典付き転生、か」
「テンプレでしょ?」
「テンプレ過ぎて手垢
「特典付き転生自体はね〜」
「で、何くれるんだ?」
「前世で賭けの対象(日本人感覚)だった物や賭け事が発祥の遊びで間違い無く勝てる究極の才能」
「賭けの神としての最上級の加護じゃねぇ?」
「勿論!だからこそ反省はしてるからってことでその代金としてプレゼント!ふぉ〜ゆ〜」
「そうか。なら有り難く頂こう」
「じゃあ!来世、たのしんでね〜!」
そうして俺は、咲-Saki-の世界に生まれ直してから早13年。私は、男から女に生まれ変わり麻雀を
「する訳ねーわ」
していなかった。5年前に数回やってからうつのを辞めた。理由はただ1つ、詰まらない。それは途轍もなく詰まらない。賭けの神から貰った加護はこの世界では呪いに等しい。誰が相手でも負け無しどころか負ける事が出来ない。最初は天和純国士無双ドラ2が出て『うわすげー!!流石賭けの神の加護!ヤバァw』と笑っていられたが、それが何回も連続でどころか毎回来れば詰まらなくもなる。自分なりにやっても国士無双から崩れない。崩れても他の役満の役にしかならないし、何ならドラがたくさん乗って何倍役満とかに跳ね上がる。初手純国士無双とか
たから
「麻雀、詰まらない。と言うか賭け事自体が詰まらない。」
そう、賭け事が発祥の遊び自体が勝つ事しか出来ない。賭け事が発祥の遊びになった途端勝率が100%になる様な感じである。それが、天文学的数字レベルの勝率であっても、勝率自体が0%だったとしても勝つ。相手がどの様な事をしても
「ねぇねぇ!今年だけでいいから大会出てくれる?」
「…構わねーが他の選手の心、死ぬぞ?詰まらん麻雀にしかならんが、それで良いなら今年だけ、出てやろう。高校の部活ではやらんし、プロにもならん。他の選手が可哀想だからな」
そう言った後高らかに笑った。他の部員は頭を傾げていた。
中学麻雀全国大会個人の部決勝戦
『し、試合終了ーーー!!!何と言う事かー!!決勝戦が始まった途端、天之帝選手が開始直後に天和で和了ったーーー!!役は天和、
『彼女の運の良さはある意味では呪いに等しい強さですね…』
『麻雀をやらせてもらえない、これ程に頭が真っ白になるものは無い!他の選手は何が起こったのか分からず、皆呆然としています!そんな中、
『彼女の今後に期待ですね』
やはり詰まらん試合にしかならんかった。オカルト使いが何人か居たが天和を崩す様な強い奴は居なかった。役目は果たした。こんなつまらん大会なんぞ2度と出るか!…まぁこの特典と向き合わねばならん、か。