高校は自分の家から自転車で10分程の所にあり、コの字の鉄筋コンクリート製の屋上付き5階建てである。
「ここが清澄高校かぁ〜」
皇賭は周りをキョロキョロ見回す。
「あら!ようこそ、清澄高校へ」
「?…!あ〜悪待ち先パーイ!お久しぶりでーす」
「悪待ち先輩て…まぁ、久しぶりね」
「久先輩!麻雀の腕、落ちてないですよね?」
「アンタからすれば多少の差は変らんでしょ!?」
「えへへ〜。ま〜ね〜」
「と、言うことは…アンタの能力、弱くならなかったのね…」
「むしろ強くなりました。海外で賭け事して資産がゲキヤバです」
「増え過ぎて、ね」
「株や投資に全ツッパして更にドン、です」
「…将来は安泰ねぇ」
そんな風に世間話に花を咲かせていたら
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
「あら、そろそろ入学式が近いのかしら?」
「うへっ!?はなしすぎた〜!?それじゃあ悪待ち先パーイ!また後で〜!」
全力ダッシュで教室に向かう皇賭。
「あちょ、…私もそろそろ体育館に向かわないとね、学生議会長だからね!」
と小走りで体育館に向かう。
入学式が終わり…
「久先輩、部活はやっぱり…」
「ええ、麻雀部よ?」
「見に行っても?」
「良いわよ?だけど余り手を出しすぎないでね?」
「は〜い」
麻雀部の場所を聞き向かう。
「おっじゃまっしま〜す!」
「いらっしゃい、入部希望?」
「いんや?考え中!面白そうなら入る」
そう言って部室に入る
「そう言えば名前は?」
「あ、言って無かったねぇ。私は天之帝皇賭!麻雀をしているところが面白い人がいるか見に来た!」
「天之帝、皇賭…。!まさか!?あの中学の麻雀全国大会までずっと天和か地和+αで、全て終わらせてきた伝説の、アノ!?」
「何の伝説かは知らないけど、中学1年の時個人の部で確かにやったよ?天和か地和縛り(強制)」
「強制?」
「うーん、なんて言ったら良いかな…配牌をどう取ろうとも何でか毎回天和か地和になるんだよ。その他はそれのオマケ」
「悍ましいオマケもあったものだな…」
それから麻雀について夕暮れになるまで話し合った。
「それでは染谷先輩お先に失礼しま〜す」
「あぁ、君との話は楽しかったぞ。またな」
そして家に帰った。
「皇賭、学校はどうだった!」
「まだわかんないよ〜初日なんだから」
「それもそうか!ハッハッハッハッ!!」
「やっていけそう?皇賭」
「それは大丈夫そうだよ〜中学の時の先輩も見つけたし」
「あら、良かったじゃない」
「しかもその先輩学生議会長何だって」
「へ〜そうなの」
家族の団欒を楽しんだ