あくありうむアナザー   作:鷹取翔

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この作品にはあくありうむ全編を通したネタバレがありますのでまだプレイしていない方は今すぐ買ってプレイしろ!


chapter1
アナザー


「こんな結末ってないよ、、、、」

あくありうむ。をクリアした俺、鷹取翔は1人で感傷に浸っていた。

「死ぬのはテオたちじゃなくて叔父の方だろ。なんで死ななきゃならなかったんだ、、」

 

あの最期を見てしまうとそう言わずにはいられない。2章でようやく記憶を取り戻して付き合って幸せそうだったのに3章でほぼ確実に全滅している様子を見せられると心が痛む。テオを庇ったフブキが手榴弾を喰らわなかったら、裏口にあった目印の近くに叔父の兵士がいなかったら、叔父が火をつけなければ、もしかしたら助かったかもなんてありもしない展開をベッドの上で想像しているとふと眠気がやってくる。プレイに夢中になって時計を確認していなかったがもう夜中の1時だ。今日も平日、明日も学園。いい加減寝ないとまずいだろう。時計のアラームを8:00にセットしてとっとと寝ることにしよう。

「あの世界に行けたらテオたちを助けられるのに、、」

俺は眠りに落ちた。

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全身が痛い。まるで岩に激しく打ち付けられたかのように痛い。そしてとても寒い。真冬の海に入ったみたいだ。いや真冬の海には入ったことないんだが。そんなことを考えていると段々全身の感覚が戻ってくる。

そして、俺はその場所で目を覚ました。

「こ、、、、、ここは?」

アラームを設定したはずがなってないしそもそもここに見覚えもなければ自分が何をしてどこにいるのかもわからない。

「確かアラーム掛けてすぐ寝たはずなのに。」

波の音でここが海であることに気がつく。そして全身に違和感がある。

「体が縮んでる!?」

そう、体が縮んでいるのである。訳がわからず混乱していると、

「大丈夫?」

と声をかけてきたのはピンク色の髪の隙間から水色の髪を覗かせる可愛い女の子だった。

「え?」

一瞬思考が停止する。だがどう考えても目の前の人物は湊あくあだ。

「あくあ!?」

思わず叫んでしまった。

「なんであてぃしの名前知ってるの?」

しまった。驚きすぎて思わず名前を読んでしまった。訂正しなければ。

「ばっくしょんっっ!」

大きなくしゃみをしてしまった。全身びちゃびちゃだったことをすっかり忘れていた。

「大丈夫?」

なんだこのロリあくたん可愛すぎだろ死ぬぞ。ゲームの挿絵の時点で十分に可愛すぎたが実際にこうして目の前にすると可愛すぎて気絶しそうなほどに可愛い。お持ち帰りしたい。

そんなくだらないことを傍らにこう答えることにする。

「うん。大丈夫だよ。」

大丈夫とは言ったものの意識してみるととてつもなく寒い。正直服を着替えたいところではあるがあいにく金がない。どこか金稼げるところでも探すか。

「おうちある?」   

そんなことを考えているうちにあくあが聞いてきた。どうしたのだろうか。

「ないけど、、、」

僕が答えると突然とんでもないことを言ってくる。

「うちに来る?」

思考がフリーズする。そして少し間が空いた後

「いや大丈夫だよ!?!?!?」

焦って答えるが

「服もびちゃびちゃだし風邪ひいちゃうよ?」

そうあくあが言った直後に

「ぶぁっくしゅい!!」

でかめのくしゃみが出てしまう。

「ほら〜やっぱり寒いんでしょ!いいから来て!」

無理矢理手を引かれて連れて行かれてしまった。

 

 

 

 

 

「すいません、本当に。」

僕は申し訳なさが積もっていた。服を洗濯してもらい服を貸してもらい更に食事や風呂までもらってしまった。

「いいのよ全然。困った時はお互い様っていうでしょ?」

そうあくあのお母さんはにっこりと微笑んで言ってくれた。本当に2人には感謝しかない。

「ふぁぁあぁあ」

今まで全く感じなかった眠気が襲ってくる。お腹がいっぱいになったのと風呂に入って安心したからだろうか。そんなことを考えていると

「眠いなら空いてる部屋があるからそこで寝てね。」

と言ってもらったのでお言葉に甘えて少し眠らせてもらうことにしよう。

「ここは夢の中なのか?」

眠たい体に鞭を打って思考する。夢の中にしてはかなりリアルに近い夢だなと思った。痛い、寒い、暖かいなど感覚がリアルそのものなのだ。

ここで体が限界を迎える。体が子供だから体力も子供になっているのだろうか

「もう限界だ、、、、、寝よう、、」

夢の中で眠気を感じるとは意味がわからないが寝ることにする。

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ピピピ、ピピピピピ

そんな目覚まし時計の音で目が覚めた。

「さっきのは、、、夢?」

先ほど見た世界はどう見てもあくありうむの世界だ。あくありうむを寝る直前にやったせいであんな夢を見たのだろうか。あまりにもリアルな夢だったのでいまだに夢なのか疑ってしまう。そんなことを考えている間にも時計はけたたましくなり続けている。いい加減うるさいので止めようと時計の時間を見ると、

 

 

         〈〈〈8:20〉〉〉

 

何と言うことだ。授業開始10分前ではないか!ここから学園まで徒歩30分、歩いているようじゃ到底辿り着けない。

「終わった、、、、、今日は定期試験なのに、、、」




初めまして!読んでくださってありがとうございました♪処女作なので文章が変だったり誤字脱字があったらすみません。
去年の8月末にあくたんがホロライブを卒業してめっちゃショックで体調崩して寝込むくらいは精神にきてたんすよ。そん時にあくありうむをプレイした時にふと思ったんすよ、2次創作書きたいなとそれがこの作品です。まじで他の人と比べると天と地ほどの差があると思うけどそれでも読んでくれるなら応援よろしくお願いします
てか最近卒業多過ぎん?これ書き始めた時まだあくたんくらいしか卒業してなかったのにいつのまにかクロヱもシオンもムメイもぐらも卒業するし、、、もう何というかホロライブ自体が問題なのかなぁ


さて次回は現実パートからスタートです。翔は学園に間に合うのか!?そしてあの夢は何だったのか?
次回「夢のこと」 お楽しみに!














完結するかな、、、、、完結できると良いな、、、、
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