砂浜に1人腰掛ける白髪の美少年は間違いなくフランソワ家の後継、あくありうむの主人公テオ=フランソワであった。とてもお高そうな洋服に身を包んだ彼はとても分厚い本を読んでいた。
「あれは、、、確か帝王学の本か。リアルで見るとほんとにクソでかいな。」
2kgくらいあるんじゃないかと思うほどとても重そうな本であった。
「確かあの本があくあとテオの最初の会話のきっかけになるんだよな〜」
chapter2のラスト、あくあに連れられ幼少期のこのシーンを再現することで記憶を取り戻すあのシーンがいいんだ! あのシーンは涙が溢れたわ。
すると、寄り道をしていたのか少し遅れてあくあが砂浜にやってきた。
「まさか、くるのか?くるのか!?」
テオの背後に行ったあくあがテオに声をかける。
「ねぇねぇ、何を読んでるの?」
キタ―――(゚∀゚)―――― !! きちゃったよマジでやべえ興奮しすぎてヤバいとにかくヤバい鼻息が止まらん。一度離れんとまずい気がする。
1分後、、、
「ふぅ。」
少し落ち着いてきたので意を決して2人の元に行ってみることにした。
呼び方はみなとに変えた方がいいだろうか。おそらく変えた方がいいな。ここであくあと呼んでしまうと本編に絶対影響が出る。
本編ではあくあはみなととしか名乗っていなかったから、初めての顔合わせの際テオはあくあがみなとだと気づいていなかった。ここであくあ呼びしてしまうと中途半端に記憶が戻ることになりかねないし恋人同士になることも無くなる可能性もある。呼び方は変えておいた方がいいだろう。
「みなと〜」
俺は砂浜に腰掛けている2人の元へ駆け寄る。
「ようやく見つけた。あくあ家出てってすぐ見失うし見つけてもすぐ見失ってあちこち探し回ったけど、ここ綺麗だな。俺がぶっ倒れてた場所、あやふやな記憶を頼りに道を辿ってきたら無事辿り着けたわ〜。 ん?その子は?あくあの友達?」
少しわざとらしいし説明くさい気がするがまぁいいだろう。多分気づかれん。
「うん!テオって言うんだ!」
あくあが元気よく返事をした。他人の名前そんな堂々というか?普通。
「俺の名前はショウ。よろしく。」
テオに挨拶をする。
「よろしく。僕はテオ。」
「その持ってる本ぶっといな。何が書いてあるの?」
と言いながら本を持ち上げてみると見た目通りめちゃくちゃ重い。開いてみると文字だらけで頭が痛くなってきたが少し読み進めたあたりで昔、実家のどこかで見たことある気がする。
「これ、帝王学の本だろ?」
テオに聞くと少しビクッとした後
「よくわかったね。まさか知っている人がいるなんて。」
そうか、まだこの頃テオは身分を明かしていないし普通の家と偽っていたからバレるとまずいと思ったのだろう。
「実は実家にこれと同じ本があったんだ。もうほとんど内容は覚えていないけど暇な時はひたすら読んでたからなんとなく覚えてたんだ。」
周りが少し暗くなってきた。そろそろ帰った方が良さそうだが歌の会話はしたのだろうか。本編ではあくあの歌を聴きたがったけどあくあに拒否られたからこれから慣れていくために合うことを提案していた。会話がされていなかった場合約束がないため合わない可能性が出てくる。そうなってしまうとおしまいだがどうなるのか気になってしまっている自分もいる。 さて、どうするか。
ギリギリ8時には間に合わなかったので9時に投稿しました。すんません
一応まだ学生で通ってるんで試験とかが忙しいんすよ。なので少し更新頻度が減るかもしれんし減らんかもしれん そんときゃよろしく
さて次回は、世界の分岐点にやってきた翔。ここで歌の会話を切り出せば本編通り毎日のように会うようになるがここで会話を切り出さなかった場合どうなるか少し興味が湧いてきてしまった。未来はどうなるのかこのセカイははどうなるのか。
次回「第一の分岐」
これからもよろしく!