あくありうむアナザー   作:鷹取翔

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試験期間だから僕はわるくないよね〜


別れとトラウマ

少し早めに家を出た俺は砂浜に向かっていた。テオが珍しく落ち込んでいる。普通ならなぜこんな状態になっているか気になるだろうが僕はわかっている。この日は確か、テオがあくあに別れを告げる日。そして、テオに悪夢を見せるきっかけが起こる日。ここだけは絶対に変えちゃダメだ。

あくあが近くにいないことを確認すると俺はテオに近づく。

「やぁ。テオ。」

後ろからいきなり話しかけたからか驚いた様子で後ろに振り向く。

「なんだショウか、びっくりした。」

「驚かせてごめん。少し聞きたいことがあるんだけど。」

「何?」

俺は少し申し訳ない空気を漂わせながら、

「君のこと、少し調べさせてもらった。」

「なっ」

「君のことも、君の家族のことも。だからどうしてそんなに落ち込んでいるのかわかる。」

「、、、」

テオは黙って俺の話を聞いてくれている。

「もう、会えないのかな。」

「多分無理だね。多分また屋敷に戻ることになるし屋敷に行ったらことに出ることもできなくなるだろうから。」

「そうか、、、」

原作で読んだからわかっていたとはいえ、別れは寂しい。あくあがあんなことを言ってしまったことも頷ける。

「そのことは、あくあにも伝えるのか?」

「うん、伝えないといけないと思うから。」

「それがいいと思う。何も言わずにいなくなったら心配するだろうし。」

2人がそんな会話をしているとあくあがいつも通りあくあが砂浜にやってくる。あくあがテオの異変に気付いたのか

「どうしたの?きょう、ちょうしわるそうだけど。」

あくあがそう言うがテオは言いたくないのか

「ああうん、、、、ちょっとね、、、」

言葉を濁している。

「やっぱり、きょうのテオ、へんだよ。」

あくあはう〜んと少し悩んだそぶりを見せると

「あたしがうたをうたったら、げんきになる?」

あくあがそう言うとテオが

「え?歌、聞かせてくれるの?」

と素っ頓狂な言葉とともにあくあに言った。

「まだれんしゅうちゅうだから、あんまりうまくうたえないけど、、、、でも、テオがげんきになるなら、がんばる!」

とはっきり言い大きく息を吸い込んだ。

「かぜひとつ、そまっていくおとを たなびかせて」

「ながれだす、あさやけのそらをとんでいく、、、」

彼女の歌はまだ完成していないが幼い彼女の歌は不思議と人を笑顔にする力がるように思えた。

ここですかさず俺、歌い出す

「聞こえた震えてる声の君は誰だろう、なんでかな、会いたくなったんだ、会えるかな」

ここで歌うのをやめるとあくあが

「このうたしってるの?」

と聞いてきた。

しまった俺はここでまだあくあが歌っているのを聞いたことがない。完全に無意識で歌ってしまった。

「いやー、実は少しだけ知ってたんだ、あははー、、、、、、」

苦し紛れだがないよりかマシだろ。

「でも、かしわすれちゃった、、、これじゃテオがげんきになれないよ、、、、、」

落ち込むあくあにテオは優しい声で

「そんなことないよ、ありがとうみなと、ショウ、僕のために頑張ってくれて。」

あくあはぱぁっと笑顔になると

「よかったあ、、、、テオがげんきになって。でもでも、ちゃんとうたえなかったのははんせいだよね。あたし、もっとおうたれんしゅうする。つぎはしっぱいしないようにする。だから、うまくなったら、、、またあたしのうた、きいてくれる?」

テオは

「うん、もちろん。」

と答えてしまう。もう、会えないことを知りながら。テオは少し悲しそうな悔しそうな顔になりながら

「少し長い話になるんだけど、聞いてくれる?」

テオが問うと

「いいよ、テオのはなし、いつもおもしろいもん。」

そう言うたびテオが苦しげな表情を浮かべているのがわかったが俺にはどうすることもできなかった。

「ごめん。きっと今日の話は面白くないよ。でも、伝えなきゃいけないんだ。」

そう言いかれは話し始めた、自分のこと、家のこと、家督争いのこと

「だから、、、僕はリムンズに戻らないといけない。君たちとは、もう会えないんだ。」

そう言った瞬間あくあがテオに詰め寄った。

「ど、どうして、どうしてそんないじわるいうの?」

とあくあが言う

「またいつでもあそびにくればいいじゃん。あたしたち、ずっとテオをまってる。」

そう言うが

「無理だよ。家に戻ったら気軽に館の外になんて出られない。」

「父さんの次は僕が家を担くから、いっぱい頑張らないといけない。遊んでる時間なんてないんだ。」

「じゃあ、あたしがあそびにいく。」

「それも無理だよ。貴族と平民は、一緒に遊べないんだ。」

「どうして?いままでは、いっしょにあそんでたよ?」

そう言われるとテオは痛いところをつかれたのかぐっと心の声を抑え込んだように言う

「今までが特別だったんだ。頼むからわかってくれよ。」

テオとあくあの押し問答は続いた。それはとても短かったようにも感じるし、とても長いようにも感じた。

その会話の中で突然あくあが何か思いついたかのように言い放った。

「あたしがテオのおよめさんになればいいんだよ。」

あまりに突拍子のない発言にテオも思わず

「は?」

と、口に出していた

「おかあさん言ってた。ふうふになったら。すきなひととずーっといっしょにいられるって。なろうよ、ふうふに、ねぇ!」

混乱しているテオはあくあに好きなのか問うがあくあはわからないと言い出す。ここだけ見るとただのイチャイチャなんながなぁ、、結末を知っているがためにこの会話も悲しく聞こえてしまう。

「ともかく、僕たちはお付き合いできない。わかってくれよ。」

「どうして!さっきからいじわるばっかり!」

「意地悪じゃない。身分が違うから仕方ないじゃないか!」

言い合いが激しくなってきた。

なによ。なによなによっ。テオといっしょにあそぶの。すっごくたのしかったのに。」

「テオにうたきいてもらうの、すっごくたのしみにしてたのに、もう知らない!

テオのこと、だいっきらい!」

あくあは目に涙を浮かべながら、走り去ってしまった。

俺は急いであくあの後を追ったがこの体での全力ダッシュに慣れていないからか何度もこけながらも家にたどり着いた。しかし、あくあは部屋に籠って出てこない。どうしようもないので借りている部屋へ戻り、今日のことを思い出しながら寝た。

翔は夢を見ていた

あくあを追いかけて砂浜を抜けようとした時に見たテオの光景を見た俺は

思い出した。

思い出してしまった。

忘れようとしていた思い出したくない過去を、絶望を




お疲れ様ですー。
、、、すいませんでした!!!!!!!!
と言うことで大変申し訳ございませんでした。
試験+モチベ不足+先が見えなくなったことが原因で全然投稿できませんでした。
やっぱ息抜きって大事だなとよく分かりました。
いやー久しぶりにゲーセン行ってチュウニズムであくあ色ぱれっとやったけどこまめにやらんとすぐ腕落ちるね昔とった点数よりだいぶダウンしてて軽く凹んだ。あとうちの行ってるゲーセンにようやくポラリスコードが入ってきたけどやっぱ始めたばっかのゲームじゃ全然点数とれへんわ
あとブログ作ったので良かったら見てね 活動記録とか関係ないこととか色々と書いてくから
https://takanizi.hatenablog.com/?_gl=1*t315gs*_gcl_au*MTY0NDM0MDY4MC4xNzUxMDE4ODQ3
話逸れすぎたんでそろそろ次回予告を、、、

別れ際のテオを過去の自分と重ね苦しむ翔、自分が言ったことに後悔するあくあ、
次回「フラッシュバック」
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