百合は何処へ!?薔薇がトゲを刺しに来るんだけど!? 作:マメットナイツ
低速投稿なの許してくだせぇ…。
今回も短いです。やっぱり戦闘シーンがムズイぜ……。
〈グァギィァァァ!!!!!〉
「ッ……来るよ!」
〈グァァゥァァァァ!!!!!〉
レックス級は咆哮と共に口内のインナーバレルを展開、紫陽花色の光がシロ達を薙ぎ払うように撃ち出される。
しかし、光の発射より早くインナーバレルの展開を察知したシロは他二人へ回避を呼びかけ、トキは空へ、チヨはレックス級の側面へ回り込むように駆けだす。
そしてシロはレックス級の光線を身を屈めることで避けつつ、屈めていた身体をバネのように伸ばし、レックス級へ突撃。
近づいて来るシロを追うように光線の軌道がズラされるが、シロは二歩目を踏み出すことなく地面へと倒れ込むことで光線は頭上を通過する。
「あっッ……ぶない…なぁ!」
更に地面へと接触する寸前でシロは背の翼を展開し、その状態で地面のギリギリを飛行することでレックス級の懐へと辿り着く。
「"それ“はもう終わりだよ!」
〈グァッ!?〉
シロは槍がレックス級の顎を貫くように突き上げ、口内のインナーバレルを正確に破壊する。
バレルが破壊されたことでレックス級の光線が消え、そこへ助走を充分につけたチヨが飛び込む。
「食らえッ……ス!!」
空気を割るほどの音圧を鳴らし、チヨの両脚がレックス級の胴へ深々と突き刺さる。
チヨによって放たれたドロップキックにより、レックス級は悲痛の雄叫びと共に思わず片足を上げてしまう。
〈ッ……ガァァァギィァァァ!!!!!〉
レックス級は重心を崩されまいと、尾と頭をチヨへと向けて咆哮。
なんとか体制を制御するが、チヨは左脚で着地した瞬間に再び地面を蹴る。
「黙ってて……
そして追撃する形で続け様に、レックス級の顎へと残る右脚を縦回転をかけながら蹴り抜く。
ッスゥゥゥ!」
思わぬ追撃のムーンサルトキックを受け、完全に体制を崩したレックス級は倒れ込み、更にそこへトキとシロが空より舞い降りる。
「おお〜、いい吹っ飛ばし。」
[トキ!ハニーと合わせて!]
「はいはい〜!」
「わかったよッ!」
テイマーの合図に合わせトキの手刀突きが、レックス級の右大腿部を。
シロの槍がレックス級の首を捉え、そして貫く。
勝機を悟ったシロは、槍を押し込みつつレックス級の頭を踏みつける。
レックス級は抵抗のために立ちあがろうとするが、トキの深々と刺さった手刀によって右脚を動かせずにいた。
〈ガグッ!?〉
「悪いけど、これでも僕とテイマーは10年選手でね。君一匹ぐらいなら対応は簡単さ。」
〈ギィ……グァ……!〉
シロは槍を振り切りレックス級の首を寸断し、頭部に残るコアを穿った。
コアが失われたことによるレックス級の活動停止を確認したシロは、槍を"瞳"の中へと仕舞い込んだ……。
[ッ!?ハニー!上!]
シロはテイマーの声を聞き、咄嗟に後ろへと飛び退く。
先程までシロの立っていた場所には、いつの間に居たのか。
一人の少女が立っていた。
「貴様が、シロ…か。」
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私はシロと出会って、戦いを共にするネストの彼女たちと出会った。
当時のネストのメンバーは私とシロを含めた初期型鳥娘が"7人"。
初期型鳥娘はその名の通り人類が最初に生み出した鳥娘達であり、
その後の第二次製造期に生み出された実在の鳥類を素材とした鳥娘とは違い『 』を素材とした鳥娘だ。
そしてそんな彼女たちは、その後の鳥娘とは一線を画した力を持っていた。
俗に言う異能の力、
それは個々人によって異なる能力であり『フィクションフェザー』と呼ばれた。
シロの槍もその一つだ。
そんな初期型鳥娘の彼女達の実力と能力は圧倒的だった。
7人揃って戦場に赴けば連戦連勝。
どれだけのラプトル級が群れを成そうと、ラドン級が空を覆い尽くそうと、レックス級が砲撃戦を仕掛けようと、マザー級が現れようと。
彼女達と私は、決して負けることは無かった。
人類も私達に続くように奮起し始めていた。
私も、人類も、彼女達も……、シロも…。
皆んな希望を持っていた。
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〈私達が現れるまでは、な。〉
人類は鳥娘という兵器を手にして浮かれていた。
だからこそ、私達に負けた。
……いや、認めたくはないがアレでは相打ちか?
まぁいい……。
奴ら初期型鳥娘は確かに強力だった。
私達がマザー級を"3体“配備したとしても、勝利を収めるほどに。
7人それぞれの能力も、殆どが厄介極まりないモノだった。
まるで私達へと見せつけるように、その力を奮っていった。
だから負けた。
だってそうであろう?
奴らが戦えば戦うほど、奴らは自らの弱点を私達に見せてくれていたのだから。
対策を施せば如何様にも、手はあった。
その結果が、今だ。
初期型鳥娘は、ただ一人を残して全滅。
あまつさえ、遺体すら残らなかった奴すらいる。
もちろん、私達もただでは済まず、再起まで10年の時間を必要とした。
だがその価値はあったと今では思う。
何故なら……私達には彼女が居るのだから…。
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「我が名は、ゼロ。地球意思の代弁者であり、貴様ら人類を滅ぼす者だ。」
その黒い翼を見た時、俺はこの世界の始まりを察した。
彼女こそ、バードリンク・テイマーズで最も重要な役割を持つキャラ。
両手脚が鳥のモノへと変化した異質な姿と、顔を隠すペストマスク。
そして通常に比べて、数が少な過ぎたダイナストの襲撃。
「やっぱり……か。」
そう、あらすじとチュートリアルはここまで。
ここからが、本当の戦いの幕開けだった。
チュートリアル編終了でございます。
あ、次回からシリアス君はシベリアおk……旅行に行ってきますので(^ ^)
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