「神様?」
「誰?」
2人の間に言い知れぬ空気が広がりゆっくりとヘスティアがベルに近付く
「ベル……………………君?」
「はい、遅くなってすみません」
「…………………………ハハ、神でもこんな夢を見るんだね」
「夢?違いますよ、これは現実で僕はここにちゃんと…………」
「良いよ、ベル君は死んだ。これは僕が引き摺っているだけの無想だ。良い加減前に進まないとね」
「……………………僕が………………死んだ?」
「そうだよ、君は死んだ。5階層に進出した時【ロキ・ファミリア】が逃したミノタウロスに押し潰されてね」
瞬間ベルの脳内にその時の記憶が駆け巡り頭痛が走る
「グッ!!ハァッハァッハァッハァッ嘘だ。違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!僕はここにいる!!死んでなんか無い!!ここにちゃんといる!!」
「…………………………ベル君?」
ヘスティアがソッとベルの頬に触れるが同時にベルはその手を振り払う
「触るな!!」
「痛ッ………………へ?痛い?」
パチン!!とヘスティアの手を打ち払いベルは息を荒くする
「もしかして現実?ベル君…………でもそんな、あり得ない。僕は君の遺体を埋葬したんだ。僕の手で」
「ッ!!」
ベルは耐え兼ね扉を蹴破り逃げる
「ベル君待って!!」
後を追おうとヘスティアも追いかけるが無我夢中で逃げるベルは何と建物の屋根に飛び上がりあっという間にその姿川見えなくなる
「……………………ベル君」
次々と視界が変わる、ヘスティアも遠くにいると気配で分かる。それでも足を止めないのはヘスティアに対する自身の劣情から
(良い臭いがした、涎が止まらなかった、手を振り払わ無ければ歯を突き立てそうになった)
そして今も彼女にそれをしなかった事を後悔している事が何よりも恐ろしかった
息を切らせ自然と足を止めるとズルズルと壁にもたれ掛かる
グゥ~~
と腹の虫が空腹を訴えかけてくる。夕方に不味い串肉を食べて以来何も食べてなかった事を思い出す
「何でこうなった…………」
何故自身がこんな目にあっているのかと思う
(ミノタウロスに出会った事が運の付きだったのか?それともハーレムなんて望んだから?冒険者になった事が間違いなのか?何で僕だけこんな目に。何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で)
そう考えている内に不意にヘスティアの言葉が頭に浮かんだ
『君は死んだ。5階層に進出した時【ロキ・ファミリア】が逃したミノタウロスに押し潰されてね』
(【ロキ・ファミリア】…………全ては奴らのせいだ。奴らがミノタウロスを上層に逃がさなけらばこんなことにはならなかった!!僕がこんな思いをすることもなかった!!神様があんな風に苦しむ事も無かった!!全て!!全て奴らのせいだ!!)
空腹が限界に達し滅茶苦茶になった思考でベルは必死に考えた、考えに考え考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考え抜いた結果
「……………………お腹空いたな」
沸き上がってきたのは恐怖でも悲しみでも苦しみでもなく食欲だった
「あの?大丈夫ですか?」
その時、女性の声が路地の方から聞こえそちらを見る、そこには花束を持った女性が立っており心配そうにベルを見ていた。ベルにとっては最高で最悪のタイミングで
「綺麗な花だ」
「え?、ああ、両親から誕生日プレゼントに貰ったんです」
「そして貴女は……………………凄く美味しそうだ」
「え?」
「もう、我慢できない!!」
ベルは気が付くとその女性の内臓を口に運んでいた。
(う、美味い!!、今まで食べたこと無い味だ!!。これに比べたら今まで僕が食べてきたものなんか最悪だ!!)
その日からオラリオではバラバラ死体の殺人事件が立て続けに発生するようになる
その犯人が死んだ筈の1人の元冒険者であると言う事をオラリオが知るのはまだ先の話
ベル君の赫子どうする?4月30日11時59分まで
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羽赫(トーカちゃんタイプ)
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甲赫(月山さんタイプ)
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鱗赫(金木君タイプ)
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尻赫(西尾先輩タイプ)
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全部ぶちこんでやれ!!