「ゴホッ」
リリルカは血を吐きドサリと倒れる
「なっ⁉仲間を…………」
「仲間?僕に仲間なんて居ない。僕は何処まで行っても所詮人殺しの化物だ」
「ベル様………………どう………………して」
「リリ、僕は君に感謝してるよ。食べ放題に連れてきてくれたし君といた時間は少しだったけど楽しかった」
「なら…………どう……して」
「おいおい、君が言ったんじゃないか。【ソーマ・ファミリア】を全滅させて欲しいって。僕は君のお願いを叶えただけだよ。まさか、自分は対象外だとでも?それは少し都合が良すぎるだろう」
倒れるリリルカの頬を突きながら漆黒の目がニヤニヤとしている
「………………その目とこの惨状。貴様が【人喰い】か」
【ガネーシャ・ファミリア】の冒険者の女がそう訪ねベルはそれに不機嫌そうに答える
「皆して人喰い人喰いって。もう何回目かも分からないけど、僕は喰種。今後僕を呼ぶ時はそう呼んでくれ」
ベルはそう言い窓を破り外に飛び出す
「逃がすな!!追え!!」
【ガネーシャ・ファミリア】がベルの後を追うが凄まじい速度でベルが建物の間を駆けあっという間に姿が消える
「あ…………う」
「お前に死なれては困る。何が起こったのか事情を話して貰うぞ」
【ガネーシャ・ファミリア】の女冒険者。団長シャクティ・ヴァルマはそう言ってリリルカに水薬を飲ませ部下に【ディアンケヒト・ファミリア】に連れていく様に命じた
【ガネーシャ・ファミリア】から逃げ切ったベルはズタ袋に入れた気に入った人間の肉を食べながらゆっくりと隠れ家に向かう
「ふぅ、やっぱりエルフの女の肉は最高だな。まぁ酒中毒だったみたいだからアルコールが混ざって他より雑味があるけど許容範囲内かな」
カランと食べ終わった骨を投げ捨てる。角を曲がろうとすると行き先が騒がしく角から顔を半分だけ出し様子を伺う
「離せ!!僕は人を探してるんだ!!」
「まぁそう言うなよ女神様。こんな所で人探しなんて大変だろうから手伝ってやろうってんだぜ?」
「手助けなんて必要ない!!これは僕がやらないといけない事だ!!誰の手も借りるつもりもない!!」
「チッ。おい、いい加減にしろよ弱小女神。黙って俺達についてこい!!」
「止めろ!!離せ!!」
ズルズルと引き摺られる女神に見覚えしかなかった
(何やってんだあの神。ま、リリの時と違って飯の心配も無いしほっとこ。もう僕には関係無い人だし)
ベルはそう思いズタ袋を片手にヘスティアの隣を通り過ぎる
ガシッ!!
とヘスティアの横を通り過ぎた時、不意に手を伸ばされ纏っていた外套のフードがはだける
「………………やっぱりベル君だ。今度こそ間違えない。夢だと否定もしない。君は間違いなく僕の最初の眷族 ベル・クラネルだ」
涙を流しそう言うヘスティアにベルは舌打ちをしつつヘスティアに付き纏っていた奴らの首を折る
「べ、ベル君。何も殺さなくても」
「助けるのは今回だけだ。じゃあ」
「何処に行くんだい?君の帰る場所はそっちじゃないだろう?」
「いいや、此方だ」
「…………………………やっぱりあの時の事を怒ってるんだね。ごめんよベル君、僕はあの時「止めろ!!!!」ッ」
ベルは息を荒げ叫ぶ
「謝罪なんて止めてくれよ!!僕はもう貴女の事なんか何とも思ってない!!なのに今更出てこられても迷惑なんだよ!!」
「それは本当にごめん。僕があの時しなきゃいけなかったのは君の否定じゃなかった。そんなことより生きて帰ってきた事を喜ぶべきだった。ごめんよベル君」
「はあ?否定じゃない?喜ぶ?フフフフやっぱりあんた馬鹿なんだな」
「なっ⁉なんて言い草だ!!」
「本当に僕がただ生き返っただけだと思ったのか?、おかしいと思わなかった?僕が【人喰い】だとしてLv.1でしかない僕がなんで上のレベルの冒険者を相手に出来たのか」
「それは………………」
ベルの問いに口ごもる
「僕はね神様。人を喰うことでしか栄養が取れなくなっちゃったんですよ」
「………………………………へ?」
「人を喰うことでしか栄養が取れない。牛や豚は臭くて鉄の味だ。果物や野菜は青臭くて土臭い。ケーキやパフェは使われてる物の味が滅茶苦茶で訳が分からずそれらを食べれば体調を崩すし人を喰わなきゃ禁断症状の様な物と空腹で死んじまう。こんな状態でどうしたら良いって言うんですか!!ええ⁉」
「そ、それは………………その」
「分かったらさっさとあのボロい教会に戻って引きこもってて下さいよ。あの時みたいに僕が飲めない酒でも飲んでね!!!!」
そう言ってヘスティアを突き飛ばすと屋根に上がりヘスティアを置き去りにし隠れ家で思い出さない様に震えて眠った
ベル君の赫子どうする?4月30日11時59分まで
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羽赫(トーカちゃんタイプ)
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甲赫(月山さんタイプ)
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鱗赫(金木君タイプ)
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尻赫(西尾先輩タイプ)
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全部ぶちこんでやれ!!