制服創造の厨二系堕天王子IF〜堕ちた彼岸の花と黒き狗神〜凍結中 作:戦魔王ゼロ
サタナエル配下の
「さて、先輩として思い上がっている後輩に現実を見せなくてはな!!!」
そう言って、魁人は目の前に対峙する敵ーーーサタナエルが率いるイカれた
牽制で投げられたナイフは、
「甘いですよーーー来なさい、僕の作品達よ!!
そう言って、
その際に叩きつけられたカードが一瞬だけ光って、そこから煙がもくもくと広がっていくーーー
煙が晴れると、そこにはーーー
『グルルルーーー』
『ハァッアーーー』
『ーーーーーー』
様々な生命体の特徴を持った異形、人の姿をしているが、人語ではない何かを唸り続けるナニカーーーそして、それとは真逆で何も言葉を発しない全身を黒い鎧で纏った騎士というものが現れ、魁人が牽制で放ったナイフから
だが、ナイフが当たっても傷を付けるどころか弾かれて床に落ちていく。
「牽制として放ったナイフとは言え、切れ味は軍で採用されるコンバットナイフに匹敵する代物だーーー鎧の騎士ならまだ分かるが、他2体は無傷かよーーーどんな魔改造を施したら、そんな化け物を作れる?」
「制服で様々な奇跡に等しい現象を起こす貴方に言われたくないですよーーーまぁ、そうですねーーー貴方が制服を造るように、私も同じように薬を造り、自分は勿論のこと、この子達に何度も使って検証した結果とでもいいましょうーーー」
そう言って、自身の
「それとーーー貴方も開発に関わっていた物も、僕が昇華させたましたよーー
「ーーーその掛け声、まさか!?」
同時に、
『ーーー僕の現最高傑作ーーー
光が収まると、四肢が巨人のように大きくかつ、堅牢とも呼べる装甲を各自に有した大型のロボット又はパワードスーツが現れた。
「ーーー
『かつては、そう呼ばれていたみたいですが、今は違いますよ!この子の名前は
そう言って、魁人に饒舌に語り始める
だがーーー
「舐めるなーーー仕事とプライベートは分ける主義でね。確かに闇堕ちは、俺の性癖に刺さる甘美な言葉だ。だが、仮にも組織の長である俺が、敵であるお前の甘言に乗ってしまうのは、仲間に示しがつかないーーー」
そう言って、魁人は左腕を
「
詠唱と共に魁人の左腕を覆うように黒い
『ーーー
「だったら、どうする?」
『いえ、カッコいいネーミングなので、今後は私たちも
そしてーーー
『さぁ、その無骨な籠手何かよりも私のデザインした鎧を着せて上げましょう!!!』
合図を出し、襲い掛かる。
周りの
「ーーー鎧なら、こっちもあるよーーー
ドス黒いオーラが天井に突き刺さるように魁人の身体から発せられる。
そのオーラは鎧と化し、魁人を包みこんでいく。
そして、オーラが消えるとーーー
『
対サタナエル及びアビスチームを想定して作った
『下手な神格でも一撃で炭に変えるほどだーーー』
『でも、ここで撃ったら下手すれば結界が維持できなくて、そこで倒れている子たち、死んじゃうじゃない?』
『ーーーまともにぶっ放せばな。それにーーー
魁人が呟くとーーー倒れている者達の地面が黒く染まり、そして、包み込むように
『
その呟きと共に左腕に着けられた円盤のようなものが回る。少し回ったあと、停止すると、停止した位置にある武装が、完全に魁人の左腕に装着される。
『格闘戦なら、破壊力も関係ねえよなーーー』
そう言って、鉤爪を装備した左腕を掲げ、その先を、そのまま
『
そう言って、
次の瞬間ーーー
なお、その頃、エルシア達はーーー
迷路となっている森の中に逃げ惑うウサギに扮した悪魔達を殺し回るーーー狩りの真っ最中だった。
「ふぅーーー久しぶりの狩り、楽しいねぇ〜〜」
ニコニコと明るい表情を浮かべなら伽羅は逃げ惑う悪魔を持っている葉っぱ型のナイフで切り刻んだり、松ぼっくりに扮した手榴弾を投げて、その爆発で仕留めたり、または殺した悪魔の亡骸を利用して、影から仕留めるなどやりたい放題だった。
それをーーー
「物凄い虐殺劇を見せられた。しかも、殺している相手がウサギのコスプレをした悪魔達だから、ホラーなのか、ギャグなのか分からないシュールさがあるなーーー」
「ーーーそうですね。そう言えば、ナナ・・・久しぶりの実戦ですけど、カンは取り戻せそうですか?」
「うーん、伽羅の姐さんの大立ち回りしてるから、そこまでと言えるほど実戦がなく、まだまだ掛かりそうーーーそっちは?」
「一応、ある程度は戻せそうですね。元々、後方支援が主でしたので、貴女に比べると、そこまで対人戦は行ってなかったのでーーー」
そう言って、伽羅の虐殺劇を垣間見ながら、お互いの状態を確認するナナとノワール
「伽羅さんの虐殺を大立ち回りと称している貴方達も大概ですよーーー」
そう言って、逃げ惑う悪魔の背中に躊躇いもなく銃弾の雨を浴びせるエルシア
なお、この空間内でウサギに扮した悪魔は持ち前の魔力が使えない。逆に、
ちなみに、一部の例外の筆頭候補が魁人でーーー魁人が認めていれば、自前の神器の使用は可能ではある。
今回の場はナナ、ノワール、伽羅、エルシアが対象となる。
「とりあえず、雇われたからには、ある程度は成果を残しますよ!!」
そう言って、ナナは手元に葉っぱ型のナイフを指で挟む形で6本装備するーーーそれを見たエルシアは、疑問が生じた。
何故ならーーー
「アレ?確か、ナナさんは二本しかナイフを渡された筈ですよね?いつの間に、そんなに多くのナイフを用意したんですか?」
「それは、私の
そう言って、指に挟んだナイフを投擲するナナ。ナイフが投擲された方向には、複数のウサ耳を生やした悪魔たちがおり、そのナイフを躱そうと、それぞれが別方向に避けようとする。
だがーーー
「遅いよ、ノロマーーー」
悪態をついて、指を弾くとーーーナイフが爆発した。
その爆風で吹き飛ばされた悪魔たち、それを隙と見なしたノワールはーーー
「ーーーチェックです」
そう呟くと、吹き飛ばされた悪魔達の頭、全てにヘッドショットし、仕留めていく。
「ーーー今のは、ノワールさんの
そうノワールは、チェックと呟いた瞬間、何も構えておらず、それなのにも関わらず悪魔達は頭を撃たれて絶命していた。
「ーーーカラクリはありますよ。説明はするのは、面倒なので、今は省きますが、一応、今回の狙撃のヒントだけ教えておきましょうーーー僕の
そう言って、ノワールは指を弾くと、また別の地点で、悪魔の唸り声が聞こえてくる。
どうやら、神器の力による見えない狙撃で殺られているようだった。
ノワールが使う狙撃技を垣間見たエルシアはーーー
この人だけは敵に回してはいけない。少なくとも狙撃のカラクリが分かるまでは警戒を解かないでおこう。
心に誓ったエルシアは伽羅に目配せしてーーー
「とりあえず、間抜けなウサギ共をドンドン仕留めていこう!!」
そう言って、伽羅の掛け声と共にエルシア達は、悪魔たちを仕留めるために、木の奥まで進んでいくのだった。
今回は、ここまで!!
あと、2話くらいで、エルシアの初任務のお話しを終える予定ですので、お楽しみに!