翌朝、お台場周辺はうっすらとした霧に包まれた
「何かしらこの霧?お洗濯が乾かないかもしれないわね」
「変だな…静岡の研究所に連絡がつかないそれ所か近くの綾瀬くんにも連絡がつかない」
テレビを付けるとお台場は完全に霧に包まれているようだ…嫌な予感がする
携帯で光士郎さんに連絡を取ろうとしたけど繋がらない、やっぱり電波が飛ばないのか?
「薊!」
そんな事を考えていたらミサイモンがこっちに飛んでくる、なにか焦っているようだ
「デジモンの気配だ しかも沢山!」
「なんだって!?」
そんな時インターホンが鳴り緊張感が走る
「父さん 母さん!ドアから離れて!」
玄関ドアから距離を取り待機しているとドンドンと音を立てドアを破壊し幽霊のようなデジモンが2体入ってくる
「バケモンだ!」
【バケモン ゴースト型の成熟期デジモンだ 布のような物を被ったような姿をしておりあまり戦闘力は高くない】
「大人しくついてこ〜い」
「誰が思いどうりにしてやるか! ミサイモン進化 ハグルモン!!」
前に飛び出たミサイモンがハグルモンに進化しこっちに迫っていたバケモンの前に立ち塞がる
「デジモン!?」 「コイツ選ばれし子供!」
「薊達に手は出させない ダークネスギア!!」
両手の歯車を回転させハグルモンが黒い歯車形のエネルギーを射ち出し玄関先から吹き飛ばす
「うわっ!薊、外はバケモンだらけだよ!?」
「くそ囲まれたか!」
どうにか脱出しないと…!?
「グレイモン…太一さん!?」
グレイモンの手の上には太一さん、ヒカリちゃん、そして太一さんのお母さんだ
「そうか外からなら 薊ハグルモン!」
「どうしたの? 薊のお父さん」
「ベランダから脱出するんだ メイルバードラモンなら空から逃げられる」
なるほどその手があったか、よし
デジヴァイスを握りベランダに出るとハグルモンが飛び出し進化の光りが溢れる
「メイルバードラモン!さぁ乗って」
俺と両親を乗せたメイルバードラモンが高度を上げていく
「薊!!」
「太一さん!」
「逃がさ〜ん」
バケモン共が迫ってくる
「太一さん達もコッチに乗って!」
メイルバードラモンに3人を乗せるとグレイモンとメイルバードラモンが口にエネルギーを溜めて放つ
「メガフレイム!」「プラズマキャノン」
迫ってきていたバケモン共を火炎とプラズマが焼き払う
「一旦避難しましょう このままじゃジリ貧だ」
「クソー! グレイモン!」
グレイモンが退化しアグモンに戻った所を回収したメイルバードラモンが飛び立つ
「太一あれが言ってた悪いデジモンなの?」
「あぁ アイツらヒカリを狙ってるんだ」
メイルバードラモンに乗って飛んでいると下から手を振る影が
「ヤマトだ!」
近くにバケモンの姿も見えない、メイルバードラモンに着地してもらいみんなを降ろし工事中の建物の中に入る
「無事だったんだなヤマト!」
「朝親父に叩き起されてなここに隠れてろって言われてな」
今わかる分の情報を交換し外を伺う
「テイルモンがヒカリちゃんのパートナーデジモン…驚いたな」
「でも捕まってるなら早く助けなきゃ!」
ガブモンの意見も最もだがヴァンデモンが近くにいる、危険だ
「よしっ!俺が行くヤマトここで皆を守っててくれ」
太一さんが立ち上がりヤマトさんと作戦を立てている、親御さんは心配そうな顔をしている
「なら俺も…飛べる奴がいた方がいいでしょ?」
「そうだな…もしかしたら他の奴らもヴァンデモンの所に捕まってるかもしれないし」
今ここにいないのは空さん、光士郎さん、ミミさん、丈さん、タケルくんの5人だ
「タケルはお台場には居ない今母さんのところに戻ってるんだ」
「なるほど…よしっとりあえず俺と薊でテイルモン達を助けに行く 頼んだぞヤマト!」
「おう! 気をつけろよ2人共!!」
メイルバードラモンに頼み空から探しているとピヨモンが大人の女性と歩いているのが見えた
「ピヨモン!」
「アグモン? 太一に薊 メイルバードラモンも!」
「空は?」
「サッカーの朝練に行ってたけどそこで捕まっちゃったみたいなの…それで空のお母さんと助けに行こうとしてたの」
空さん……
「よし 俺達もテイルモンを助けに行こうとしてたんだ多分そこに空もいるはずだ!」
「えっ?テイルモン??」
「理由は後で…さぁ急ごう!」
「テイルモンが8人目のパートナーデジモン!って事はヒカリの?」
「あぁ それがヴァンデモンにバレちまおわぁ!?」
メイルバードラモンで飛んでいた時前から迫るデジモンを躱したせいで太一さん達が驚きの声をあげる
「なんだよいきなり!?」
「どうやら敵のデジモンが来たみたいです…捕まってて!」
カマキリのようなデジモンが鎌を構えて速度を上げて迫ってくる
「メイルバードラモン!」
「あぁ!」
鎌の一撃をしっぽの爪で防ぎ高度を落とす
「ここは俺達が太一さん達は先を急いで!」
太一達を降ろしメイルバードラモンが高度を上げ敵デジモンに体当たりして押し飛ばす
「薊…!たのんだぞ!!」
太一さんに親指を立て返事し振り返る
【スナイモン 昆虫型の成熟期デジモン 必殺技は目にも止まらない高速の一刀 シャドウ・シックル】
「キエエエエエエエ!!」
「しっかり捕まってて!」
迫るスナイモンの攻撃を体を逸らし躱していく
「くっ! ナイトホーク!」
高度を取りスナイモンの上を取りそこからメイルバードラモンが爆撃を放つが
「キエエエエエエエ!!」 (シャドウ・シックル!!)
腕の鎌を高速で振り爆弾を叩ききっていく
「コイツかなり出来る!」
「あまり時間はかけられない 一気にいこう!」
デジヴァイスが瑠璃色に染まり自由の紋章が飛び出し空で砕け0と1の遺伝子となりメイルバードラモンに降り注ぐ
「メイルバードラモン超進化!サイバードラモン!」
完全体のサイバードラモンに進化しスナイモンの鎌の一撃を手に持つ槍で受け止める
「キエ!?」
「ふん!」
押し返したサイバードラモンの後ろの方、海の方から爆発したような音が響く
「海の方から!?…まさか誰かいるのか?」
海だとすれば飛べるカブテリモン?……いや違うズドモンつまりメガシードラモンとの戦いか!
「キエエエエエエエ!」(シャドウ・シックル!)
「くぅ……」
いくら完全体でも必殺技を防ぎ切るのは至難の業だ、太一さん達が向かったビックサイトの方からも戦闘の音が聞こえてくる
「とりあえずはコイツからだ…サイバードラモン!」
羽音を立て迫るスナイモンにサイバードラモンが両腕を胸の前にクロスして広げると肋骨部分が開き無数の棘が飛び出す
「グラットンファング!」
「キエエエエエ!?」(シャドウ・シッ!?)
己の技で棘を防ごうとしたが間に合わず貫かれたスナイモンがデータの粒子となり昇っていく
「どっちに行くべきか…」
ビックサイトの方に向かうか? それとも海の方か?
悩んでいた時見慣れた赤い鳥型のデジモン、バードラモンが空さんと見慣れないデジモンを乗せて飛んでくる
「薊くーん!」
「空さん! 無事だったんですね!!」
バードラモンに向かってサイバードラモンが移動し空さんと話しを聞くとどうやら太一さんはまだビックサイトに残っているらしいミミさんがいるそうで助けに行っているそうだ
「なら俺も…あぁでも」
「どうしたの?」
先程の海側からの戦闘音を話すと空さんも悩むように唸りすぐに目を開ける
「薊くんは海の方に行って太一なら大丈夫よ」
「…わかりました!空さんは?」
「1回ヤマトと合流するわ 今パートナーデジモンが居ないヒカリちゃんの事も守らないと」
「わかりました 気をつけて!」
「薊くんもね!」
空さんと別れ行先は先程戦闘の音が聞こえた海……ただこの時気づけなかった
別れた空さんの背後を鎌を持つ悪しきデジモンが追跡していた事を……
ズバリ!オリ主パートナーデジモン究極体にする?(する場合進化先はオリジナル)3/27まで!
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する!!
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しない!!