ちなみに主人公はあえて記憶があやふやにしております、その方が緊張感が演出できると思ってしています
所々記憶があやふやでゲーム等から資料を引っ張ってきてるので所々がアニメと違う所が出てくるかもしれませんがご了承ください
「あむあむ…ぐむぐむ」
ミサイモンに戻った相棒はTV局の1階にあるコンビニの食料品を両手に持って食べている
「すいません…お金も払ってないのに」
「構わんさ 皆がいなければ命だって危なかったこれくらいはな? お金は私が料金分置いていくから心配はいらないよ」
ヤマトさんのお父さんの言葉に甘える事にしよう、これからまだ戦いがあるかもしれない 相棒には苦だがまだ戦ってもらわなきゃいけないかもしれない
他の皆さんのパートナーデジモンも各々食料を食べている中隠れていた母さん達を呼びに行った父さんが戻ってくる
「太一!ヒカリ!」
「母さん!」
太一さんのお母さんはヒカリちゃんが目の前で攫われた時かなり取り乱してたって父さんに聞いたし無理もないか
走ってきてその両手で太一さんとヒカリちゃんを抱きしめる
「無事でよかった……ほんとによかった!」
「苦しいよ母さん」
「心配かけてごめんなさいお母さん」
「ゲンナイさんからメールです!」
そんな親子の再開の中光子郎さんがパソコンを持ち叫ぶ
「ゲンナイさん何て?」
「この霧を晴らすことができる情報でもきたのかしら?」
丈さんと空さんの言葉に皆の視線が光子郎さんに集まる
【選ばれし子供たちよ喜べ ヴァンデモンを倒すヒントが見つかったぞ古代遺跡に眠る預言の詩じゃ】
預言の詩か…確か最終的にはウォーグレイモンとメタルガルルモンになる為のヒントになる奴だったか?
【初めに蝙蝠の群れが空を覆った 続いて人々がアンデッドデジモンの王の名を唱えたそして時が獣の数字を刻んだ時アンデッドデジモンの王は敵の正体を現した】
アンデッドデジモンは恐らくヴァンデモンの事だよな…って事はやっぱりアイツはまだ生きているのか
【天使達がその守るべき人の最も愛する人へ光と希望の矢を放った時奇跡が起きた、そして光を守る自由に光の加護が騎士を目覚めされる】
「はぁ?」
待て待て知らないぞそんな預言!なんだ騎士って!?
【では 幸運を祈る】
「ヒントって言ってもチンプンカンプンね」
「せめてこの霧を晴らす方法でもあればな」
空さんヤマトさんがゲンナイさんのヒントとも言えない預言の詩に難色を示す
「ねぇそれよりパパやママの事が私心配だわ!」
「お兄ちゃん お父さんは?」
ミミさんやヒカリちゃんが不安そうな声をあげる、確か大人達もビックサイトに集められているはずだ
「とにかく移動するか…」
「僕お父さんとお母さんを呼んできます、部屋にいるんです」
「僕も家に戻って父さんや母さん達がいないか見てきたいんだ」
ここで光子郎さん、丈さんとは1度別れる事に残ったメンバーと大人はビックサイトに向かって移動することになった
「Zzzz」
頭の上で寝てしまったミサイモンを落とさないようにしつつ移動しているとヤマトさんが声をかけてくる
「こんな時に寝るなんて緊張感ない奴だな」
「なるべく休むようにって俺が言ったんです もしまだ戦わなきゃいけなかった場合戦えないと困りますから」
そう言うとヤマトさんがそれもそうかと納得したように前に出て歩いていく
「今日だけで完全体に2回進化…今までの経験なんかで考えてあと1回完全体になれたらいいところか」
あえてミサイモンにまで退化してもらったのもエネルギーを無駄に使わない為だ、最悪メイルバードラモンで行くしかない
「薊」
「テイルモン?どうかした?」
ここからのことを考えていると前からテイルモンが話しかけてくる
「礼が言いたかったんだ ウィザーモンと友になってくれてありがとう」
「……短い付き合いになっちゃったけどね」
ウィザーモンから託された帽子を両手で抱える、庇った時にボロボロになってしまった彼の忘れ形見だ
「必ず倒そう…彼の分も俺達で」
「あぁ」
テイルモンとグータッチを交わし前に行っている太一さんに急いで合流する
ビックサイトに着くとそこには大人だけでなく子供も皆寝かされた状態になっていた
「父さん!目を覚まして 父さん!」
「お母さん…」
「パパ!ママ!!」
太一さん達の親御さんも寝かされた状態から目が覚めない様だ
「霧だけかと思ったら……こんな」
「丈さん それと?」
丈さんに雰囲気の似た男性 ご家族の方か?
「脈拍は正常だ」
そのまま寝かされた人の腕を取り脈などを測っていく
「丈のお兄さん!」
やっぱり丈さんのご家族の方か
「ああ 押入れに入ってたおかげでバケモンに見つからなかったらしくてね」
押入れって……どこぞの青狸*1かな?
「お兄さん お医者さんなんですか?」
空さんのお母さんの脈を測る丈さんのお兄さんに空さんが尋ねると困ったような笑顔でまだ医学生だけどねと答える
「…私のせいでこうなったのね」
「私のせいでもある」
「大丈夫よ!皆眠ってるだけだもん」
現状を見て気に病んでしまったヒカリちゃんとテイルモンに空さんが元気づけるように話しかける
「時間がたてば目を覚ますわ……そうよね?お母さん…」
空さんも自分のお母さんが寝たままが心配なのか不安そうな顔を隠せないでいる
みんな目を覚まさず時間だけがすぎていく
「! 薊!!」
「ミサイモン 目を覚ましたのか?」
寝てたミサイモンが目を覚ますと頭から離れ辺りを見渡す
「どうしたんだよ?」
「すごい……嫌な気配がする!!」
嫌な気配?…なっ!
「なんだこの蝙蝠の群れ!!」
空を無数の蝙蝠が飛んでいる…外にいたヤマトさんもこの異変に気づき声を荒らげる
「空も…太陽も隠れちゃう!」
「初めに蝙蝠の群れが空を覆った」
ヤマトさんのお父さんが先程の預言の一節を言葉に出す、今の現状は正しく予言のそれだ
「ヤマトさん!」
「薊! これを見ろよ!」
「分かってます!空を蝙蝠の群れが覆った…さっきのゲンナイさんの言ってた預言の通りです!」
「ミサイモン進化ー!ハグルモン!」
さっきから嫌な気配が止まらないと言っていた相棒がハグルモンに進化する
「やっぱりこの気配…!」
そんな時、ビックサイトの方から無数の声が響いてくる
「なんだ!?」
「とりあえず行ってみよう さぁ早く!」
今度はなんだとばかりに声を荒らげるヤマトさんにヤマトさんのお父さんがビックサイトに急いで戻ることを提案し全員で戻る
「「「ヴァンデモン様〜!」」」
ビックサイトに戻ると中では眠っていた筈の人達が起き上がりヴァンデモンの名を呼んでいる
「なっ 何が起こってるの?」
怯えたようなタケルくんの声にヤマトさんが手を握ることで励ましている中光子郎さんが声をあげる
「あの…気になってることがあるんですが」
「預言だろ?……人々がアンデッドデジモンの王の名を唱えた」
ヤマトさんも同じ事を思ったのか先に口に出す
「蝙蝠の予言もあたったんだよ」
「なんだって!?」
ガブモンがさっき外で見た蝙蝠の群れの事を話すと太一さんが驚いたように声をあげる
「3番目の予言はなんだった!」
「時が獣の数字を刻む時 アンデッドデジモンの王は敵の招待を現した…です」
空さんの質問に答える中光子郎さんはパソコンを睨みつける
「なんだよ!その獣の数字って!」
焦る太一さんの声にヤマトさんのお父さんが口を開く
「6 6 6…ヨハネの黙示録に出てくる数字の事だ」
その言葉に太一さんが壁掛けの時計に目を向ける
「6 6 6って事は6時6分6秒?…もうすぐだ!」
そして時計の針が獣の数字を刻んだ時……外の建物が弾け巨大な影が大きな羽を広げ立ち上がる
「ヴァンデモン……なのか!?」
俺達の知るヴァンデモンとはかけ離れた姿に太一さんが困惑の声をあげる
「でもあの大きさ……」
ヤマトさんも困惑を隠せないでいるとヴァンデモンの近くに影が
「ふふふ…ヴェノムヴァンデモン様の姿に声も出ない様だな!」
「ヴェノムヴァンデモン!?」
「パワーだ パワーが足りない!!」
ヴェノムヴァンデモンの声が空気を震えされる
「食料でしたら確保しております さ、参りましょう!」
「まずはお前からだ!」
そう言うとヴェノムヴァンデモンの口にピコデビモンが吸い込まれていく
「なっ! 何をされるのです!! ひえええええ!?」
「ピコデビモンを食いやがった…」
「そんな事させるもんか!」
かけ出す太一さんをヤマトさんと共に追う
ヴェノムヴァンデモンの近くまで来て太一さんが叫ぶ
「俺達でなんとかするんだ!」
「あぁ!」 「はい!」
俺達のデジヴァイスと紋章が光りパートナーを成熟期 完全体へと進化させる
「行くぞ皆! ギガデストロイヤー!」
ヴェノムヴァンデモンの顔に向けて放たれたギガデストロイヤーの1つにワーガルルモンが飛び乗る
「はぁ!」
顔近くまで飛び生体ミサイルから飛び降りたワーガルルモンはヴェノムヴァンデモンの額に向けて攻撃を仕掛ける
「円月蹴り!」
放たれた生体ミサイルと蹴りの斬撃がヴェノムヴァンデモンに直撃する
しかしその切り傷から赤い腸のような触手がワーガルルモンに向かって飛び出てくる
「サイバーブレイダー!」
飛翔したサイバードラモンがワーガルルモンの前に割り込み迫る触手を回転切りで叩き切りワーガルルモンの手を掴み地上まで戻ってくる
「全然効いてないぞ!?」
「デカイだけじゃない なんて奴だ!」
俺達が悩む中皆が攻撃をしかけて何とか足を止めてくれている
「邪悪な力め!」
「もう一度滅ぼしてくれるわ!!」
そこにエンジェモンとエンジェウーモンが駆けつける
「「お兄ちゃん!」」
「「ヒカリ/タケル!!」」
2人がパートナーを進化させて来てくれたのだ
「合わせて!ホーリーアロー!」
「わかったイレイザークロー!!」
光の矢と紫のエネルギーの斬撃が放たれるがヴェノムヴァンデモンには効いていない
俺達はコイツに勝てるのか……?
最近知ったんですけどイレイザークローアニメに出てるんですね…しかもただ爪が伸びるだけ!
グラットンファングも肋が開いてそれが鋭利に敵を貫く技……この作品と全く違うんですがそれは……タグでオリジナル要素って付けてるので許してください(白目)