『幼馴染に誘われて結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル部Liella!のマネージャーになったら』   作:かまくら雪

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水分補給 ~日常6~

 

千砂都「ワンツースリーフォー、ワンツースリーフォー…」

 

炎天下の中屋上でいつも通り練習をしていた。

 

千砂都「休憩~」

 

翠「スポーツドリンクだけどどうぞ~」

 

きな子「ありがとうございます!」

 

翠「かのんもどうぞ!」

 

かのん「ごめん!私持って来てる…」

 

翠「あ!そうなんだ!ごめん!」

 

かのん「翠君謝らなくていいよ!ありがとう!私部室に置いてあるから取って来るね!」

 

翠「どうしよう…一本余ったなぁ…」

 

すみれ「翠が飲んだら?」

 

翠「僕も自分の持って来てるから…」

 

夏美「翠先輩、余っているのでしたら貰っていいですの?」

 

翠「いいよ!」

 

夏美「ありがとうございます!」

 

翠「僕も部室に置いてあるから部室に戻るね」

 

~~~

 

ガチャ

 

かのん「あ!翠君!どうしたの?」

 

翠「僕も飲み物持って来てたから取りに来たんだけど…」

 

かのん「え?」

 

翠「今かのんが飲んでるスポーツドリンク僕の…///」

 

かのん「えぇ!?ごめんなさい!///テーブルの上に置いたって勘違いしちゃった…後、私も同じのだったから…///」

 

翠「大丈夫だよ///僕もごめんね、名前書いておけば良かった///」

 

かのん「そんな事ないよ!///」

 

翠「いやいや、かのんは悪くないよ!///」

 

かのん「でも…どうしよう…」

 

翠「かのんの飲み物と交換とか…?///冗談だけど…///」

 

かのん「いいよ!」

 

かのんは鞄から飲み物を取り出した。

 

かのん「飲みかけだけど…私のと交換!///」

 

翠「冗談だって!///」

 

かのん「冗談でも!受け取ってくれる…?」

 

翠「あ…ありがとうございます///」

 

かのん「飲まないの?」

 

翠「後でね」

 

かのん「翠君さっきから何も飲んでないでしょ?飲まないと脱水症状になっちゃうよ!」

 

翠「分かったよ…飲むよ///」

 

翠はかのんに背中を向けた。

 

かのん「翠君?」

 

翠は練習が始まって一回も水分補給をしていないのでとても喉が渇いているため飲みたいと考えている。しかし、かのんが一度口を付けたペットボトルに自分の口を付けて飲むのがいたたまれないと思い飲めないと考えてもいる。気持ちが揺れながら翠はペットボトルのキャップを見てた。

 

かのん「翠君?大丈夫?体調悪い?」

 

翠「…頂きます!」

 

翠は喉が渇いているのが我慢できず、キャップを開け勢いよくスポーツドリンクを飲んだ。

 

翠「ごちそうさまでした!」

 

かのんの方に身体を向け一礼をした。

 

かのん「う、うん…///練習戻ろうか…///」

 

2人は屋上へ戻った。

 

すみれ「顔赤いわよ、大丈夫?」

 

翠「だ…大丈夫///」

 

恋「かのんさんも少し赤いですが…?」

 

かのん「大丈夫!大丈夫!…///」

 

~かのん家~

 

マルガレーテ「翠先輩」

 

翠「…」

 

マルガレーテ「翠!」

 

翠「え!はい!」

 

マルガレーテ「水出しっぱなし!」

 

翠「ごめんなさい!」

 

マルガレーテ「どうしたのよ」

 

翠「何でもないです…」

 

片付けが終わり帰宅の準備をし、お店を出ようとした時かのんに呼び止められた。

 

翠「どうしたの?」

 

かのん「今日はありがとう…///いつもだけど…///」

 

翠「こちらこそだよ///」

 

かのん「小さい頃から翠君と一緒だけど…初めて…ちょっと特別な気持ちになった…///」

 

翠「///」

 

かのん「また明日ね♪///」

 

そう言ってかのんはその場を離れた。

恥ずかしくなった翠は勢いよくお店を出て、鼓動が速くなるのを必死に抑えようとしながら家に帰った。

 

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