『幼馴染に誘われて結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル部Liella!のマネージャーになったら』 作:かまくら雪
翠「千砂都ごめん、遅れて…」
千砂都「大丈夫だよ♪」
翠はいつも通りバイト終わりの千砂都を迎えに来た。
千砂都「翠君もかのんちゃんのお店手伝ってるのに、いつもありがとう♪」
翠「千砂都ありがとう…寒い中待っていてくれたのに…」
千砂都「寒くないよ!暑い~暑い~」
翠「何してるの?」
千砂都「『暑い』って言ったら寒くなくなるってネットに書いてあったから!」
翠「そうなんだ…でも、こうしたらもっと暖かくなるよ」
翠は千砂都を抱き寄せた。
千砂都「翠君…///」
翠「確かに『暑い』って言ってた千砂都ちょっとあったかいかも」
千砂都「こっちの方があったかいよ///」
翠「だんだん千砂都の体暖かくなって来たね♪」
千砂都「うん…///」
千砂都はダンスの練習とバイトの疲れが取れるくらい心地よく翠に抱き着いていた。
千砂都(眠たくなってきた…翠君コーヒーのいい香りする…)
翠「『人肌の方が暖かい』ってネットに書いてあったから、かのんにも試してみたんだけど、千砂都にも効果あったね」
その瞬間千砂都は翠から離れた。
翠「ど…どうした?」
千砂都「もういい!」
翠「え?」
千砂都「1人で帰る!」
翠「ちょ!千砂都!」
~部室~
翠「って事があって~なんで怒ってたんだろ…」
すみれ「普通怒るわよ、『試してみた』って言い方」
翠「そうなの?」
すみれ「実験台みたいな感じで言われたら!」
翠「確かに…」
すみれ「翠が悪気が無くても、千砂都にはそう感じたのよ!」
翠「ちゃんと謝らないと…」
すみれ「そ・れ・と!」
翠「まだ何か…?」
すみれ「『かのんにも』って…余計な一言!」
翠「だめ?」
すみれ「ダメったらダメ!」
翠「そう言ったら自分だけじゃないって思って安心かなって…」
すみれ「かのんにも失礼じゃない?かのんが最初なんでしょ?」
翠「確かに…」
すみれ「あんたね…」
翠「ごめんなさい…」
すみれ「ちゃんと!二人には謝るのよ!」
翠「はい…」
すみれ「あ・と!」
翠「え…?」
すみれ「急に抱き着いたりしない事!セクハラよ!」
翠「えぇぇ!?幼馴染だからいいかなって思って…僕捕まる…?」
すみれ「二人が通報しなければね」
翠「気を付けます…」
すみれ「まぁ…でも、あの二人は逆に嬉しく思ってるわ」
翠「なんで?」
すみれ「なんでって…(翠とは一年生の頃から一緒にいるから私も翠の事分かったつもりではいたけど…やっぱり鈍感なのね…)」
すみれ「とにかく!相手が勘違いするような行動は慎む事!」
翠「分かりました…」
すみれ「本当に?翠は勘違いさせる様な行動するから、しかも本人はその行動を無意識でやるから…」
翠「そう?」
すみれ「この前も、寒がってるメイに自分のコート着させたり、マルガレーテの手を自分の手で包んで温めたり…まぁ…私もそういう所が…好きだけど…///」
翠「最後なんか言った?」
すみれ「なんにも言ってないわよ!///とにかく言い方に気をつけてちゃんと謝るのよ!」
~次の日(教室)~
かのん、千砂都
「「もう!翠君知らない!」」
すみれ「翠は謝る時なんて言ったのよ」
翠「もう身体的接触は辞めるから許してって言ったら…」
すみれ「あんたバカァ?」