転生特典を原作を良くするために使った結果 作:パンダ三十六か条
そして、短いです。ごめんなさい。
俺は、死んだのか?
「アーシ……、早く……」
「……の微笑』か効き……!」
「こうなったら、……に転生させるしか……」
何も分からない。何が起きているのか分からない。
誰の声かが分からない。何を喋っているのか分からない。
「ごめ……、イッセーくん!ごめん……!」
誰かが泣いてる声が聞こえる。なんでこの子は悲しんでいるんだろう。何が辛いんだろう。
俺のせいなの? 俺のせいで泣いてるの? 俺が君を悲しませているの?
泣かないで。俺のせいで泣かないで。俺のせいで悲しまないでよ。
何だろう。似たような事が前にもあった気がする。
『お前達には人質になってもらうぞ。あの、罪深き神父達を断罪するためにもな』
『いや! 助けて! イッセーくん!』
そうだ、あの時も、俺は、俺たちは、襲われて、
俺は、何に?、俺は、誰に、俺は、襲われた、神父?、光?、刀?、罪?、
俺は、人質に、違う、俺は、龍に、
『その女を助けるために、俺と、取り引きをするのか?』
そうだ、この声。この声は、あの……
「……赤龍……帝?」
そうだ、俺は、龍と、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は、俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は
あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
何か大事な事を思い出した瞬間、俺の意識は真っ白に塗り潰された。
「……」
何か大事な事を夢の中で見たような感じがした。だけど、それが何かは理解できない。まだ頭の中はまどろみに包まれていた。
何故か身体がとても重い。瞼が開かなくて、手もピクリとも動かない。感覚すら朧げで、今自分がどのような状態なのかすらあやふやだ。
時間が経つにつれて、少しずつ分かってきた。
頭の後ろに当たる柔らかい感触。嗅いでいるとどこか安心する甘い匂い。優しく見守るような視線。
全部、覚えがあるものだった。全部、何年間も側にあったものだった。
「イリ……ナ?」
目を開くと、そこにはイリナの顔があった。
「イッセー君、目が覚めた?」
この状況から察するに、どうやら俺は膝枕されているらしい。どうりで頭の裏に幸せな感触を感じると思った。
「あれ? イリナ、なんで俺膝枕されているんだ?」
手をついて、ゆっくりと身体を起こす。
そこは異様な空間だった。
壁や床にあるのは様々な大きさや形の魔法陣。あちこちに飾られている怪しげな物体。そして、こちらを眺める三人の美少女。
「目覚めたようね」
その中の1人がにっこりと微笑む。
その人のことを俺は知っていた。
なぜなら目の前の人は、この学校では知らない人がいない、真紅の髪と豊満なスタイルを併せ持つ、二代お姉様と呼ばれるお方。
リアス・グレモリーだったのだから。