生まれ変わったら黒澤陣   作:色々残念

3 / 12
思い付いたので更新します


マティーニとかは作ったりしない転生ジン

作家の工藤優作が書いた人気小説、ナイトバロンの漫画化の仕事を、工藤優作から直々に任されることになり、再び漫画家としての活動を続け、描いた漫画の原稿を担当者に渡す。

 

漫画のナイトバロンも人気作となり、漫画家黒山剛昌の知名度も更に上がってきたようで、再び行われた黒山剛昌サイン会。

 

シャーロック・ホームズの漫画のファンだけではなく、ナイトバロンの漫画のファンまで増えて、大勢のファンにサインを書くことになった。

 

今度は工藤新一だけではなく工藤優作までサイン会に来ており、工藤新一には黒山剛昌のサインとシャーロック・ホームズに相棒のワトソンを描いておき、工藤優作にはサインとナイトバロンを描いておく。

 

色紙に黒山剛昌のサインとイラストを貰った工藤親子は素直に喜んでいて「これからも黒山先生を応援しています」と言ってきた工藤親子。

 

黒山剛昌のサイン会が終わったところで、工藤優作から「以前新一を助けてくださった黒山先生には感謝を伝えておきたいと思っていました。息子を助けてくださってありがとうございます」と感謝をされた。

 

サイン会とは関係のない話であったから、工藤優作はサイン会が終わるまで待って感謝をしてきたのかもしれない。

 

ちなみに工藤新一は学ぶ武術を柔術にしたようで、体捌きが以前よりも洗練されていたな。

 

それから数日後、高名な建築家である森谷帝二から黒山剛昌宛に届いたガーデンパーティーの招待状。

 

締切前に漫画の原稿は担当者に渡している俺は、かなり暇ではあるので、ガーデンパーティーに向かってみることにした。

 

森谷帝二の自宅で行われるガーデンパーティーには様々な人々が呼ばれていて、その中には工藤新一の姿もある。

 

パーティーで提供されている料理の数々は森谷帝二の手作りであるらしく、スコーンやサンドイッチにクッキーなどが手間暇かけて作られており、味は悪くない。

 

料理だけに興味が向いていた俺に話しかけてきた工藤新一は「黒山さんも来てたんですね」と笑顔を見せる。

 

工藤新一と親しい関係にあるように見える俺に鋭い眼光を一瞬向けた森谷帝二。

 

俺も狙われる可能性が出てきたかもしれないが、今はとりあえず料理を食べておくとしよう。

 

森谷帝二が捕まればもう食べれない料理ではあるからな。

 

パーティーが盛り上がったところで森谷帝二が挑戦的な様子で出したクイズに、工藤新一はあっさりと正解を答えたが、森谷帝二は凄まじく悔しそうにしていた。

 

なんてことがあったりもした日も過ぎて、朝っぱらから東洋火薬の火薬庫の爆薬が大量に盗まれたと報じられていたニュース。

 

盗まれていた爆薬の種類から察するに、プラスチック爆弾を作成する為に爆薬を盗んだのは間違いない。

 

米花町は定期的に爆弾騒ぎがあるな、と思っていると、自宅に近付く気配を察知。

 

こそこそと俺の自宅へと爆弾を仕掛けようとしていた森谷帝二を取っ捕まえて気絶させておき、警察に通報。

 

爆弾を持っていた森谷帝二が爆弾騒ぎの犯人ではないかと判断され、警察に連行されていった森谷帝二。

 

その後、幾つか犯行予告もしていた森谷帝二が仕掛けた爆弾が見付かり、松田と萩原によって解体された爆弾。

 

それでも米花シティービルの爆弾は見付かっていないようだったので、仕方なく俺が米花シティービルへと向かい、爆弾を探して見付けておく。

 

再び警察に連絡し、爆弾の場所を教えてから避難した俺は、米花シティービルを出る最中に工藤新一と毛利蘭の2人に遭遇。

 

米花シティービルでデートしていたが、爆弾騒ぎでデートが台無しになった2人に、夜景が綺麗に見える場所を教えておき、デートを続けるように促してみた。

 

コナンが生まれなくなったのだから、工藤新一と毛利蘭の仲が、もう少し進展してもいい筈だ。

 

自宅へと戻り、様々な漫画を読んでいた俺は、読みたくなった漫画を描いていき、書庫にある漫画を増やす。

 

数日間でからくりサーカスを全巻描ききり、書庫に追加していると自宅のインターホンが鳴った。

 

来客が誰か確認する為に玄関を開けると、疲れきった顔をした萩原と松田が立っており「漫画読ませて」と言ってきた2人。

 

「疲れた」

 

「今回は流石にな」

 

書庫にあるソファーに身体を沈めた萩原と松田の2人は疲れきった顔を隠さない。

 

やはり森谷帝二が爆弾を仕掛けまくったことで爆弾処理班の2人は、かなり忙しかったようだ。

 

「陣さん、また新しい漫画増えてない?」

 

「ちょうどからくりサーカスが全部描き終わったところだな」

 

目敏く新しい漫画が増えていることに気付いた萩原に、新たに増えた漫画を教えていると、興味を惹かれたのか松田がからくりサーカスを手に取る。

 

「絵柄はうしおととらに似てんな」

 

「まあ、同じ人の話だからな」

 

漫画を開いて読み始めた松田の言葉には、正直に俺のオリジナルではないと伝えておいた。

 

その後、萩原と松田はからくりサーカスを読み終えて「これも名作」と頷いていたな。

 

俺の家で漫画を読むと、いい気分転換になるそうで、暇な時間があれば俺の自宅までやって来る萩原と松田。

 

「そういえば陣さんがオススメする漫画ってブラックジャック以外には無いの?」

 

そんなことを聞いてきた萩原に「個人的に好きな漫画は沢山あるが、まだ萩原と松田が読んでないのはこれかな」と言いながら差し出した漫画。

 

「魔人探偵脳噛ネウロ?探偵物なのかな」

 

「陣さんのオススメだからハズレではないと思うが」

 

俺が渡した魔人探偵脳噛ネウロに興味津々な萩原と松田の2人。

 

早速読み始めた萩原と松田は「探偵物かと思ったら」と驚いて「ドーピングコンソメスープって違法薬物じゃねぇか」と突っ込みを入れ、夢中になって漫画を読んでいた。

 

最終的には「面白かった」と笑っていた萩原と松田は魔人探偵脳噛ネウロを気に入ってくれたみたいだ。

 

それからギャグ漫画としてボボボーボ・ボーボボを渡してみるとメチャクチャ笑っていた萩原と松田は、かなりハチャメチャなギャグ漫画も嫌いではないらしい。

 

漫画を読んで元気が出たのか、疲れきった顔ではなくなった萩原と松田。

 

「2人ともちょっとは元気になったみたいだな。飯でも食いに行くか?」

 

「遠出はしたくないから近場でいいよ陣さん」

 

「オレも近場の飯屋で問題ない」

 

ちょっとは元気になったかと考えて萩原と松田を食事に誘ってみたが、まだ遠出をする程の元気はない2人。

 

とりあえず近場のファミレスに入っておき、それぞれが頼んだ料理。

 

食事を終え、会計は食事に誘った俺が全て支払っておき、ファミレスを出ようとしたところで逃亡中らしき強盗犯がファミレスに入ってきて「動くんじゃねぇ」とサバイバルナイフを片手に脅してくる。

 

こんな時は警察である萩原と松田に任せるべきだが、疲れている2人では不覚を取るかもしれないと考えて俺が動いた。

 

真正面から間合いを詰め、サバイバルナイフが振るわれるまえに腕を掴み、強盗犯の手首を捻り上げてサバイバルナイフを手離させてから、顎に打撃を打ち込んでフラつかせておき、背後に回り込んで首に両腕を回して締め上げ、完全に締め落とす。

 

無力化した強盗犯を呼んでもらった警察に引き渡し、帰宅することになったが「やっぱ陣さん強いね」と言った萩原と「軍隊格闘がベースになって、様々な武術が混ざってんな」と冷静に見極めていた松田。

 

なんてことがあったりもしたが、仲のいい5人組が俺の自宅に集まって、漫画を読むことには変わりはない。

 

からくりサーカスを発見した降谷が笑顔で「これはきっと面白いぞヒロ」と言いながら、漫画からくりサーカスを全巻取り出していく。

 

「まずは萩原と松田がハチャメチャギャグって言ってたボボボーボ・ボーボボを読んでみるよゼロ」

 

そう言った諸伏は、ボボボーボ・ボーボボを読み始めていた。

 

伊達は「女性向けの漫画とかは用意できねぇかな」と俺に頼んできたりもしたので、描き上げた花より男子を渡しておき「嫁さんと一緒に読んでみるのも悪くないだろ、伊達に貸し出しとくぞ」と貸し出しの許可を出す。

 

格闘漫画とも言えるホーリーランドを読んでいた松田は「神代ユウか」とホーリーランドの主人公の名前を呟いていた。

 

ナルトを読んでいる萩原は「最初に比べたらナルトとサスケ強くなったな」と感慨深い顔をしていたな。

 

様々な漫画を読んでいる5人組を見ながら、ヘルシングを読んでいた俺は、前世の面白い漫画について語り合える相手が居ることに喜んだ。

 

さて、短編も含めれば描きたい漫画は、まだまだ沢山あるし、書庫には余裕があるので、これからも様々な漫画を描いていくとしよう。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。