活動報告にも書きましたが左手の指を火傷したので、文字の入力に慣れていない右手では更新頻度と速度が落ちると思います
とりあえず1日に2回更新したりは、左手が完治するまでは難しいですね
ナイトバロンの漫画で神社に赴くシーンがあった為、東京都西国立市の神社に取材に来ていた俺は、神社の景観を見て覚えていると、3人組の男達を神社の敷地内で発見。
何かしらの暗号文に夢中になっている1名の男性目掛けて飛来する矢。
矢を止めるのは位置的に間に合わず、弓から放たれた矢で男性が射殺される瞬間を目撃してしまったが、倒れた1人に驚いていた2人へと翁の面を被った男が近付き、日本刀で襲い掛かろうとしていた。
男性2名が日本刀によって殺害されることを防ぐ為、古流剣術の使い手である翁面へと投擲した金属製のペン。
一直線に飛んだペンが日本刀を握る翁面の左手の甲へと突き刺さる。
手の甲に刺さったペンを引き抜き、ペンを投擲した此方に向かってきた翁面。
翁面を被って顔が隠されていても相手が俺に怒っていることは、簡単に理解できた。
左手の甲をペンで穿たれても日本刀を手離していなかった翁面は、古流剣術の構えで此方との間合いを詰めると日本刀による袈裟斬りを繰り出す。
素人とは違い、日本刀を刃物ではなく武器として扱う翁面の斬撃を避けていき、横一文字に振るわれた首狙いの一撃を潜り抜け、握った拳を槌のように振るう拳槌を翁面の膝へと振り下ろした。
容赦なく膝を破壊した拳槌打ちにより、逆方向に折れ曲がって、へし折れた翁面の膝。
怯んだ翁面へと叩き込んだ追撃の拳は、翁面が被っている面を叩き割りながら突き進み、顔面に軽くめり込んだ。
強烈な威力の拳を顔面に叩き込まれ失神する翁面を被っていた男。
窃盗団である源氏蛍のナンバー2の弁慶こと西条大河が翁面の正体であり、迷宮の十字路の犯人。
弓で射殺された男性以外の2名は、翁面と俺が戦っている間に逃げ去っていたが、西条に狙われていた面々は源氏蛍の一員で間違いない。
まずは警察を呼んでおき、現れた警察官達に事情を説明して西条を引き渡しておく。
片足の膝が破壊されて、歩けない状態になっている西条を抱えるように運んでいった警察。
後は西条の弟子である般若面の集団が残っているが、西条が捕まったことを知って弟子がどう動くか考えると、師の仇を討ちに来るか、西条でも敵わない相手と戦うことを避けるか、そのどちらかになりそうだ。
さて、西条の弟子はどちらを選ぶか、と思いながら町中を歩いていると、俺を囲むように現れた般若面の集団。
どうやら弟子達は師である西条の仇を討つことを選んだらしい。
日本刀を構えた般若面の集団を相手に、連続で投擲した数本の金属製のペン。
正確に日本刀を握る手の指を貫いたペンにより、握っていた日本刀を落とした般若面の集団。
師である西条よりも未熟で、得物から手を離してしまった般若面の集団へと突撃した俺は、それぞれの腹部へと抉り込むように拳を打ち込んで悶絶させてから、追撃として顔面へと拳撃を放つ。
般若面を叩き割って、顔面にめり込む威力の拳で気絶させておいた西条の弟子達。
1人も逃すことなく残らず気絶させた集団の服を用いて、身体を縛り上げておき、逃げられないようにしておく。
再び警察を呼び、西条の弟子達も引き渡しておいたが、引き渡す際に「また貴方ですか」と言われるぐらい警察と顔馴染みになってしまったことは確かだ。
一応これで迷宮の十字路の犯人達は捕まったが、窃盗団の源氏蛍は何人か残っているかもしれない。
まあ、窃盗団を捕まえるのは警察の仕事なので、警察に任せておくとしよう。
工藤新一と服部平次が頑張ることになるかもしれないが、西条とその弟子達は既に警察に捕まっているので、ある程度は楽な筈だ。
それから数日後、ナイトバロンの漫画を描き終えて、テレビに電源を入れると、怪盗キッドが予告状を出したことがニュースになっており、キッドの狙いは運命の宝石というスターサファイアであるそうだ。
迷宮の十字路の次は、銀翼の奇術師が始まるようだが、今回はただの漫画家である俺が関わることはない。
高校生である2代目怪盗キッドの相手は高校生探偵の工藤新一に任せておこう。
そう決めて自宅で漫画を描いていると、やってきた来客が3名。
萩原に松田と伊達の3人は腹を空かせているようで「何か食わして」と言ってきた。
冷蔵庫を確認してみると油揚げに挽き肉と椎茸に玉ねぎがあったので、みじん切りにした椎茸と玉ねぎを挽き肉に混ぜてから油揚げに詰めていき、鍋に適量の醤油と砂糖に昆布と水を入れて温めていく。
挽き肉が詰まった油揚げを鍋に入れて煮込み、アクを取りながら、しっかりと油揚げの中身の挽き肉に火を通し、油揚げと挽き肉が煮汁をしっかりと吸い込んだら完成。
これは前世の祖母がたまに作ってくれた料理だが、料理の名前を聞いても「知らん」と祖母は言っていたので、俺もこの料理の名前は知らない。
甘じょっぱい煮汁で煮込まれた油揚げと中に入った玉ねぎと椎茸が混ぜられた挽き肉が良い味をしていて、ご飯が進む料理であると、俺は個人的に思っている。
そんな料理をご飯と一緒に提供してみると「美味しい」と喜ぶ萩原に「美味いな」と頷く松田と「米に合うな」と笑う伊達。
腹一杯食べて満足した様子の3人が眠そうにしていたが、最近は忙しくてあまり眠れていなかったらしい。
「少しくらいは仮眠していった方が良さそうだぞ、仕事中に眠気に襲われたら洒落にならないからな」
そう言って客間に3人を案内した俺は寝具を3人分用意し、眠そうな3人を寝かせておいた。
5時間ほど3人を眠らせておくと、しっかり眠って眠気が取れた様子の3人。
元気になって帰っていった3人を見送ってから数日後、今度は諸伏と降谷の2人が家までやって来た。
この前の3人と同じく腹を空かせていた2人には、豚汁を作ってやることに決める。
調理場で諸伏と降谷が見守る前で、人参、大根、椎茸、玉ねぎを一口大に切っていき、水と昆布を入れた鍋に投入。
野菜を煮込んでいる間に、解凍した豚肉をフライパンで炒めていき、火を通したら、鍋に豚肉を入れていく。
豚肉から出るアクをこまめに取り、煮込んでいった野菜が柔らかくなったところで、鍋の火を止めて味噌をお玉に入れ、味噌を少しずつ溶かしながら混ぜ、全ての味噌が溶けて混ざったら、豚汁の完成。
炊きたてご飯と出来上がった豚汁をよそい、諸伏と降谷に提供していくと「いただきます」と言って食べ始めた2人。
何杯も豚汁をおかわりしていた2人は、俺が作った豚汁を気に入ってくれたようだ。
「ごちそうさまでした」
両手を会わせて言った2人と俺は、豚汁を全て残さず食べきっていた。
また5人が集まって俺の家に来て食事をしたいと頼んでくることもあるかもしれないので、念の為に大鍋を買っておいてもいいかもしれないな。
そんなことを考えながら、2人と食後のお茶を飲んでいると「やっぱりお茶は日本茶が1番ですね」と言うと頷いていた降谷。
「ゼロは日本茶好きだよな」
笑みを浮かべてそう言った諸伏。
「まあ、日本茶が1番落ち着く味ではあるな」
俺が降谷に同意するようにそう言ってみると顔を輝かせて「やはり陣さんは、分かっていますね」と降谷は嬉しそうにしていた。
それからしばらくは穏やかな一時を過ごしていたが、公安である諸伏と降谷は忙しいようで、直ぐに俺の家から去っていった2人。
俺の家に居る時くらいは気を抜いて過ごせているようだから、これからもやって来る顔馴染みの5人達は、俺なりにもてなしてやるとしよう。
とりあえず、誰が来ても何か食わせてやれるように、食材を買っておくとするかな。