生まれ変わったら黒澤陣   作:色々残念

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途中まで書いて止まっていた話があったので、文を追加して完成させてみました
久しぶりの更新になります
火傷も完治しましたので、これからは更新できる時は更新していきますね


爆発を防ぐ転生ジン

八代グループの豪華客船であるアフロディーテ号の処女航海が行われることになり、人気漫画家の黒山剛昌として招待された俺はアフロディーテ号に乗ってみることにした。

 

工藤新一と毛利蘭に毛利小五郎も鈴木園子の計らいで招待されていたようで、まだ高校生で未成年である工藤新一と毛利蘭の保護者として付き添っていた毛利小五郎。

 

豪華客船の客室は広く、過ごしやすい部屋となっており、窮屈さを感じることはない。

 

いい船であることは確かなアフロディーテ号だが、俺が何もしなければ爆弾によって間違いなく沈没するこの豪華客船。

 

流石に船が沈没することは避けておきたいところだ。

 

そんなことを考えていたが、楽しめる内は豪華客船によるクルーズを楽しんでおき、黒山剛昌としてサインを求められれば快く応じていると、アフロディーテ号で殺人事件が発生。

 

警察を呼ぶことになり、豪華客船の乗客全員が容疑者となって、600人を超える乗客の数に警察の捜査は難航。

 

とりあえず俺は日下ひろなりがアフロディーテ号の機関室に仕掛けていた爆弾を、指紋等を残さないように解体しておき、爆発しないようにしておく。

 

船内で行われるウェルカムパーティーの席で、推理ショーを展開した工藤新一は、シナリオライターの日下ひろなりを犯人として指名。

 

トリックを明かされて機関室の爆弾を爆発させて逃走を図ろうとした日下だったが、既に爆弾は解体されている為、遠隔で操作しようが爆弾が爆発することは無く、困惑したまま工藤新一に取り抑えられた日下。

 

まだ事件は終わっていないが、まず先に爆弾を回収してもらおうと考えた俺は、警察の面々に爆弾らしきものが機関室に仕掛けられていたことを伝え、爆弾を回収してもらった。

 

その後、八代英人の部下であった秋吉美波子と対峙していた毛利小五郎が語る推理。

 

日下ではなく、毛利小五郎が突き止めた秋吉美波子こそが事件の真犯人であり、八代英人を事故に見せかけ殺害し、日下の計画を利用して復讐を成し遂げようとしたことが明らかにされる。

 

毛利小五郎は本性を現した秋吉美波子を一本背負いで投げて制圧し「あんたが犯人じゃなければいいって証拠を集めてたら、あんたが犯人だって証拠が集まっちまった」と悲しそうな顔で言っていた。

 

工藤新一でも見付けられなかった真犯人を見付けても喜ぶことはない毛利小五郎。

 

やはり別居中でも愛している妻である妃英理に似ている相手が真犯人だったことで、毛利小五郎は悲しい気持ちになっていたのかもしれない。

 

探偵である毛利小五郎に推理力が無い訳ではないが、時々しか発揮されない名推理では、いつも名探偵と呼ばれることはないだろうな。

 

アフロディーテ号が処女航海で沈没することはなかったが、殺人事件が発生したことで航海の続行は中止となったらしい。

 

俺が爆弾を解体した為、劇場版お馴染みの爆発も無く、水平線上の陰謀も無事に終了し、戻ってきた自宅。

 

水平線上の陰謀の次は確か、探偵たちの鎮魂歌だったが、此方は漫画家である俺が関わるようなことはないな。

 

そう考えて自宅で過ごしているとミラクルランドで事件があったとニュースで報道されたが、爆弾が爆発したとは報道されていない。

 

工藤新一や服部平次に白馬探へ変装していた怪盗キッドにより、探偵たちの鎮魂歌の事件は無事に解決したみたいだ。

 

しばらくは何事もなく漫画家として仕事をしていたが、ナイトバロンで海底宮殿が登場する話を描くことになり、海底宮殿が発見された神海島に取材旅行に向かった俺。

 

そこで、工藤新一と毛利蘭に鈴木園子と出会うことになったが、バカンスに来た3人と取材に来た俺では目的が違う為、行動範囲が被ることはなかった。

 

神海島ではトレジャーハンターを名乗る連中も見かけたが、島民にはあまり好まれていない様子のトレジャーハンター達。

 

島の景観も資料になるかと考えて取材を行っていると、トレジャーハンターの1人が鮫に襲われて、出血多量で死亡するという事態が発生。

 

工藤新一は残された痕跡から殺人事件だと判断し、警察を神海島にまで呼んでいた。

 

神海島にやって来た警察の面々から、強盗犯達と関わりがあると判断されていたトレジャーハンター達。

 

その日の夜、神海島の観光館にトレジャーハンター達が泥棒に入り、カトラスとピストルを奪って逃走しようとしていたが、逃走経路を予測して待ち伏せしていた俺。

 

手っ取り早く暴力での口封じを考えたのか襲いかかってきたトレジャーハンター2名。

 

腕を振り上げて此方に殴りかかろうとするトレジャーハンターの松本光次の腕を掴み、1本背負いで地面に叩き付けておき、顔面を踏みつけて気絶させておく。

 

松本光次が容易く気絶させられたことに怯んだもう1人も投げ飛ばして、締め落としておき、捕らえたトレジャーハンター達を動けないように縛ってから呼び出した警察。

 

リーダー格である松本光次

はアン・ボニーとメアリー・リードの財宝を狙って神海島までやってきた国際指名手配犯であり、松本光次の仲間も窃盗を行った犯罪者なので警察に引き渡しておく。

 

そんなことがあった日の翌日、工藤新一の推理によって神海島観光課長の岩永城児が、トレジャーハンター松本光次の仲間を殺した犯人だと明かされた。

 

大人しく罪を認めて捕まった岩永城児が警察によって連行されていき、終了した神海島での事件。

 

こうして紺碧の棺が終わったが、トレジャーハンターにダイビングインストラクターの山口喜美子という何の罪もない女性が殴られることがなかったのは悪いことではない筈だ。

 

最近は劇場版の事件が怒濤のように押し寄せてくるな、と思いながらナイトバロンに登場する海底宮殿を緻密に描いていき、完成させた漫画。

 

漫画の原稿を担当者に渡し、仕事を終わらせてからスーパーで食材を買い込んで帰宅。

 

さて、今日は何を作るかと考えていると、自宅までやって来た萩原が「陣さん、これお土産」と言いながら、ちんすこうの詰め合わせを俺に渡してきた。

 

「沖縄にでも行ったのか?」

 

「うん、仕事で沖縄にじんぺーちゃんと一緒に行ったんだけど、いつもお世話になってる陣さんにはお土産を渡しとこうと思って買ってみたよ」

 

萩原から受け取った沖縄土産を置き「ちょうど飯を作ろうと思ってたところだが、食べてくか?」と聞いてみると「食べてく食べてく」と答えた萩原。

 

今日は鍋にしてみるかと決めて、大根、人参、白菜、椎茸、えのきを切り、水を入れた鍋に入れ、粉末の出汁と醤油を入れて煮込み、野菜が煮えたところで鶏肉と切った長ネギと適量の日本酒を鍋に投入。

 

煮込んでいった鶏肉から出たアクを取り、日本酒のアルコールが完全に飛んだことを確認し、鶏肉や長ネギもしっかりと煮えたら鍋の完成。

 

萩原と一緒に鍋を食べていき、シメは鍋にうどんを入れて食べた俺と萩原は満腹になった。

 

「ああ、美味かった。1人暮らしだと、鍋とかやらないから久しぶりに鍋食べたかも」

 

「野菜が沢山食べれるから1人鍋も悪くはないと思うけどな」

 

「いやもう、仕事とかで疲れてると料理作る気力がね。コンビニの弁当が多いかな」

 

「コンビニ弁当とかだけだと間違いなく身体を壊すぞ。せめてバナナとか果物を食べてビタミン補給をしといた方がいいんじゃないか。バナナが嫌ならリンゴとかでも構わないが」

 

「そうだね、今度果物買ってくよ」

 

「そうしておくといい」

 

そんな会話を萩原とした後、帰っていった萩原を見送った翌日、朝から軽く身体を動かして汗をかいてからシャワーを浴びて全身を洗い、着替えて軽めの朝食を食べながら朝のニュースを見てみる。

 

たまに事件が起こっている米花町が物騒なことは、あまり変わっていないようだ。

 

工藤新一が江戸川コナンにならなくても、米花町で事件が起こることは変わらない運命なのかもしれない。

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