翌朝、私の前には泣きそうな顔のネギが挨拶に来ていた。ぺこぺこと頭を下げて恐ろしそうにこちらを窺っている。昨日、殺そうとしたのがトラウマになったのだろうか。だけど、トラウマはこちらの方である。人のファーストキスを奪いやがって……。
「あ、あの……これ、仮契約カードです」
「ああ、これが……。わかった。あと、昨日のことはなかったことにしろよ」
その手からカードを手荒に受け取る。恨みを込めて睨みつけてやるとネギはビクリと身体を震わせた。怒りの表情を浮かべる私に怯えながら返事をする。
「はい!わかりました!じ、じゃあ僕は関西呪術協会の本部に行ってきます!」
逃げるように去っていくネギ。それを横目に見ながら、自分の仮契約カードを手の中でくるくると弄ぶ。そこに描かれているのは、コスプレ衣装を着て、チープなステッキを持つ自分の姿。
「アデアット」
その言葉と共に自分の手に魔法のステッキが現れた。同時に出現した取扱説明書をパラパラと流し読みし、自身のアーティファクトの性能をおおまかに理解する。名称は『力の王笏』。電脳戦特化タイプのアーティファクトか……。これならペンタゴンにでもハッキングを掛けられそうだ。そんな万能感を覚えるほどに高性能である。
「ま、こんな長所(プラス)みたいな道具は使わないんだけどな」
ステッキを消去すると、カードを適当にポケットへと突っ込んだ。こういう長所みたいなのは私の性に合わない。ましてや、あのガキとキスして得た力だなんて、こっちから願い下げだぜ。思い出すだけでも殺意が湧いてくる。
「もったいないじゃん。せっかくだから使ったら?そのアーティファクト」
「冗談じゃねーよ。ったく、元はと言えばお前がゲームに参加させたのが原因だろうが」
背後から朝倉が私の首に腕を回して話しかけてきた。恨みがましくジト目でそちらを見つめるが、しれっと知らん顔をしている。原因ではあっても、こいつに責任がないのは分かってるけど……。
「それで、どうしたんだ?」
「ああ、桜咲が近衛の監視に回ったってさ。他のメンバーにも別行動って話は付けといたよ」
三日目の今日は班行動である。そのため、桜咲には離れたところから近衛を監視させていた。近くで護衛させないのは、敵の尾行者を秘密裏に消すためと言っておいたが、実際のところは同じ班で行動しているネギと神楽坂に見つからないためである。あいつらには、私が桜咲を抑えておくって説明してあるし。ま、桜咲自身も表立って近衛の護衛はしたくないようだし、ネギに見つかる心配もないだろう。ネギと神楽坂はいずれ別行動で関西呪術協会へ行くはずだ。そのときがイベントの開始となるだろう。
「それにしても、やっぱりあんたって最低だよね」
「ん?何だよ、急に……」
朝倉が溜息を吐きつつ、言葉を漏らした。しかし、その顔には面白がるような笑みが浮かんでいる。
「見てたよ。首謀者の女を逃がしてたの」
「そうかよ。だったら止めればよかったじゃねーか」
悪びれない様子で言い返す私に、朝倉は左右に首を振って答えた。
「私が協力してるのは、あくまであんただからね。それに、どうせロクでもないことなんだろうけど、一応考えがあるんでしょ?」
「秘密裏に解決されちゃあ、桜咲の願いは叶わないからな。首謀者のあの女がいないと、実際のところ計画は進まない」
「はぁ~、手伝うと言ったからには最後まで協力はするよ。どうせ悪い方向にしかいかなそうだけど」
不吉なことを言うなよ、と軽く笑って私達は班での自由行動に向かうのだった。
近衛の襲撃を企てている連中の戦力は、月詠という剣士が抜けたいま、三人しかいない。月詠の感情を覗いたところ、もう一人は未知数だが、犬神という少年は月詠よりもだいぶ格下の戦闘者らしい。そして、首謀者の天ヶ崎の動向は、朝倉の『欲視力(パラサイトシーイング)』で把握できる。一対三でも、桜咲ならば十分に勝てる戦いだろうと計算していた。だが、相手の目的は戦闘ではない。三人もいれば隙を突いて近衛を奪い取ることは可能だろう。
――さらわれたお姫様を助け出す王子様
それを近衛に見せ付けることが今回の目的である。吊り橋効果も合わさって、近衛が桜咲に並々ならぬ感情を抱くに違いない。
予想通り、ネギと神楽坂が別行動をとって離れた途端、近衛へと襲撃が掛けられた。しかし、残念ながら展開は私の想像とはまったく逆のものとなる。
「まさか、ここまで白髪のガキが強かったなんてな……」
慌てて裏路地へと駆けてきた私が見たものは、手足を石の槍で貫かれ、磔にされた桜咲の姿だった。石柱の乱立した裏路地は桜咲の鮮血でどす黒く染められている。近寄って呼び掛けると、口元から血を零しながらもかろうじて意識を取り戻した。
「ごほっ……お、お嬢様……」
「おい!大丈夫か!?」
うわごとのようにつぶやく桜咲に大声で呼びかけると、ようやく私のことを認識したようだ。朦朧とした意識でコクリと小さく頷く。そして、最後の力を振り絞って自身を串刺しにしている石柱を砕いた。
戒めが解けた途端、桜咲の身体は地面へと崩れ落ちてしまう。その身体をとっさに抱きかかえるようにして重みを支えてやる。コンクリートの地面には大量の血液で真っ赤な血溜まりができていた。
「ちょっとどいて!治療できるやつ連れてきたから!」
「いきなり呼びつけて何なんすか……って、ええ!?大怪我すぎる!」
切羽詰った風に叫ぶ朝倉が連れてきたのはクラスメイトの春日美空だった。本人は隠しているが、魔法使いである。魔法の腕前は知らないが、シスターだから治癒魔法くらい覚えているだろう。いや、偏見だが……。
しかし、幸いにも治療は出来るようで、できなかったら朝倉が連れてくるはずがないが、桜咲の傷が見る見る癒えていく。意外にも見事な腕前。治療が終わると、ぷはっと息を吐いて地面に腰を着いた。
「まったく……朝倉も人使い荒いよ。私の正体は秘密だってのに、なぜか二人とも普通に受け入れてるしさ」
「まぁまぁ、もうちょっとだけ手伝ってよ。何でもひとつだけ、好きな情報を教えてあげるからさ」
気を失っている桜咲を地面に寝かせると、春日は疲れたような表情で口を尖らせた。なだめるように声を掛ける朝倉をジト目で見つめている。
「助かったよ、春日。おかげで桜咲も無事に済んだし」
「言っとくけど、あんな大怪我だし、表面的に治しただけで暴れたらすぐに傷が開いちゃうんすから注意してよ」
「そうか。にしても、これはまずい状況だな」
まさか、桜咲を一対一で一蹴できるほどの実力者が敵にいたなんて……。完全にこちらの想定外だ。桜咲はこの怪我だし、戦えるとしてもあと一戦だろう。誘拐された近衛の救出に向かおうにも、こっちの戦力が皆無じゃどうしようもない。少し考えたのち、私は携帯電話を手に取った。番号を呼び出し、通話ボタンに指を掛ける。仕方ない、こうなったら手段を選んでられないよな。
太陽が天に昇った昼過ぎ。山中を高速で移動する物体があった。春日に抱えられて、目にも止まらぬ速度で運ばれている私と桜咲である。春日のアーティファクトの効果は『脚力を強化すること』。二人を抱えているにもかかわらず、自動車以上の速度で林の中を易々と踏破していく。
「はぁ…はぁ……春日さん、ありがとうございます」
「まぁ、乗りかかった船だし。だけど!危なくなったらすぐに帰るからね!」
「そこまでは期待してねーよ。運んでくれるだけでも感謝してるぜ」
怪我で息も絶え絶えの桜咲。戦闘にはまるで期待できない春日。仕事は終わったと班行動に戻ってしまった朝倉。はっきり言って敗北濃厚の布陣である。しかし、すでに近衛が誘拐されてしまった以上、一刻を争う事態なのだ。誘拐犯の目的は、近衛の強大な魔力により大鬼人『リョウメンスクナノカミ』の封印を解き、関西呪術協会に対する武力とすることである。その儀式が終わるまでに近衛を奪還しなければならない。
「しっかし、こんな戦力でやるなんてマジっすか……?」
「劣勢なのはいつものことだ。あの白いのが出てきたら、桜咲は先行して近衛を取り戻してくれ。私は足止めしとくから」
さっき姿を現さなかった犬神ってガキが出てきたら諦めるしかない。しかし、それを聞いて桜咲は慌てたように振り向いた。
「ちょっと待ってください!白髪の少年は長谷川さんに太刀打ちできるような相手では……!」
「実力差は承知してるって。だけど安心しろよ。勝ちを狙わない勝負なら、私の得意分野なんだからさ」
雑木林の中を跳び回りながら、私は周囲に隠された敵の気配を探る。そろそろ儀式場が近付いてきている。もう敵が出てきてもおかしくない。そんなことを考えていると、押し殺した殺意が脳内へと流れ込んできた。とっさに大声を上げる。
「春日!右に跳べ!」
「え?うおぉっ!?」
私の声に慌てて方向転換をした春日。その直後、先ほどまでいた位置には無数の巨大な石の槍が生えていた。地面から突き出されている石柱の針の山に、春日の顔色が一気に蒼白になる。ギリッと桜咲が唇を噛み締めた。
「やぁ」
そう言って無表情に片手を上げて挨拶をしたのが、白髪の少年、フェイト・アーウェルンクスである。正面から相対するのは初めてだが、確かにこれは桜咲を瞬殺したというのも頷ける。まるでガラス玉を覗き込んでいるかのような、無機質な底知れない強さを感じていた。球磨川さんとは正逆の意味での非人間的な存在感。
「あ、あのさ……もう帰ってもいいかな?」
声を震わせて怯えたように問い掛ける春日。それに私は、いいよと言葉を返す。
「ま、下手に関わっても死ぬだけだしな。ここまで運んでくれて助かったよ」
「あ、うん……ご、ごめんっ!じゃあ!」
後ろめたさを声に滲ませながらも、それでも死の恐怖には抗えなかったのだろう。逃げるように去っていった。残されたのは私と桜咲の二人。
「君達も逃げて構わないよ。僕の仕事はここから先に誰も通さないことだからね」
「残念だが、私達の目的はここから先に行くことなんだよな」
「そう」
それと同時に、少年から感じる圧迫感が物理的な重さを持つまでに変化する。ちらりと桜咲に目をやると、怪我の影響でおぼつかない手足を震わせながらも、必死に刀を握り締めていた。想像以上に怪我が治っていないようだ……
「無理はしない方がいい。君ほどの使い手なら、僕との実力差は十分に理解できたはずだよ」
「それでも、お嬢様だけは……!」
「ちょ、ちょっと待て!」
激昂して襲い掛かろうとする桜咲の手を掴み、寸前のところで特攻をやめさせる。思わず冷や汗をかいたぜ。計画が台無しになるところだったじゃねーか。こいつ、本当に近衛のこととなると考え無しだな……
「いいから、こいつは私に任せて先に行けよ」
「……本当にいいんですか?」
小声で囁く私を心配そうに見つめてくる。しかし、近衛を救出するにはその方法しかないのも事実。私じゃこんな山の中を山頂付近まで走りきることはできないし。苦虫を噛み潰したかのような苦渋を滲ませる。そして、意を決したようにその顔に悲壮な表情を浮かべた。不安に揺れる瞳。
「長谷川さん、ありがとうございます。私も出し惜しみはしません。誰にも見られたくはなかったのですが、この醜い姿を晒しましょう」
「桜咲……?」
突如、桜咲の背後に翼が出現した。神々しいまでに美しい純白の翼。その翼が一度はばたくと、その身体は地面を離れ、宙へと舞い上がる。
「私は人間ではありません。人間と翼人のハーフ。混血の化物なんです」
今にも泣きそうな顔で告白する桜咲。過去の迫害により、人間ではないという劣等感と恐怖心が心の奥深くに根付いているのだろう。しかし、彼女に言える言葉は一つだけだ。
「空を飛べるのか。ずいぶんと便利そうだな」
「え?それだけ……ですか?」
「その能力があれば、近衛のところまで飛んでいけるんだろ?化物には化物の特性がある。だったら、お前の翼の意味なんてそれで十分だろ。化物が他人の顔色を窺うなんて馬鹿げてると思わないか?」
呆然とした表情を浮かべる桜咲に言い放つ。私たち過負荷(マイナス)にとっては疎外と迫害こそが日常。だからこそ、私は彼女の劣等感を肯定する。人間じゃなくても、迫害されても、化物は化物のままでよいのだと。
おそらく私に拒絶されると思っていたのだろう。安心した桜咲の目尻には涙が浮かんでいた。
「私たち過負荷(マイナス)は、欠点を、劣等感を、そのままマイナスに伸ばしてきた。お前が化物だろうと劣等だろうと関係ねーよ」
「長谷川さん……」
「ほら、さっさと行けよ。時間が押してるぜ」
はい、と吹っ切れたように清々しい表情で桜咲は上空へと飛翔する。それと同時に、私はポケットから仮契約カードを取り出して念じていた。このカードには主と従者での通信機能がある。
「おいネギ!聞こえるか!?」
――千雨さんですか!?は、はい!聞こえます。あの……ごめんなさい!じつは僕たち、結界で鳥居に封じられちゃったみたいで……
「そっちの話はいい!緊急事態だ!急いでこっちに魔力を送ってくれ!敵との戦闘に突入する!」
――ええっ!?いえ、分かりました。すぐに魔力供給を行います。
ネギの呪文詠唱が終わると同時に、全身に力がみなぎってくるのを感じた。これが契約執行による魔力強化か。仮契約カードは使わないつもりだったが、早くも前言撤回してしまった。
私の肉体が魔力強化されたのを確認すると、桜咲は凄まじい速度で儀式場へと飛び立った。しかし、それを阻むように呪文詠唱を完了していたフェイトから、強力な魔法が放たれる。
「先へ進むというなら容赦はしない。――『石化の邪眼』」
「させるかよっ!」
放たれる瞬間に割って入った私の蹴りで、石化効果をもつレーザーは標的を外してしまう。攻撃自体は魔力障壁で止められてしまったが、狙いを逸らすには十分だったようだ。そして、その隙に桜咲はフェイトの攻撃範囲外へと飛び去っていた。それを確認し、やれやれと首を左右に振ってこちらを向くフェイト。その目からは、私のことなど歯牙にもかけていないことが窺える。
「仕方ない。君を倒したあとで儀式場へと向かうとしよう」
「そう簡単にいくと思うなよ」
そして、ナイフを構えた過負荷(マイナス)と白髪の魔法使いは激突した。
それから十数秒後、この場に立っているのは一人だけだった。無様に仰向けで地面に倒れている私を見下ろして悠然と佇む少年。
「……まさか、この程度の実力で僕の前に立ちふさがっていたなんて。ちょっとした驚きだね」
「ごほっ……これでも、弱いことが自慢でね」
かろうじて上体を起こすが、膝が震えて立ち上がることができない。やっぱり正攻法で太刀打ちできる相手ではなかった。その様子を眺めながら、フェイトは呆れたように溜息を吐く。
「たしかに、いま君が生きているのは僕が手加減しても勝てるほどに弱かったからだ。その点では、自身の脆弱さに感謝すべきだろうね。しかし、目的は果たせなかった」
そう言って、フェイトは踵を返して去っていこうとする。これだけの時間では近衛の救出には足りないだろう。万全の体勢で待ち構えている陰陽師相手に、満身創痍の桜咲だ。瞬殺とはいかないはず。もっと時間を稼がないと……。しかし、すでにフェイトの意識からは私のことなど消え去っている。会話で時間稼ぎできる相手ではない。
そのとき、この雑木林にかわいらしい声が響き渡った。
――契約に従い我に従え炎の覇王
無表情を崩さなかったフェイトの顔に、わずかに驚きの色が混じる。反射的に上空へと視線を向けた。
――来たれ、浄化の炎、燃え盛る大剣
「呪文詠唱……。この詠唱は高等呪文か」
声の方向を探るが、そこには何も存在しない虚空があるだけだ。
――ほとばしれよ、ソドムを焼きし火と硫黄
「凄まじい魔力量だけど、来るとわかっていれば防げないものではないよ」
ガウンと火薬の音が響く。その瞬間、フェイトの頭がガクリと勢いよく揺さぶられた。
――罪ありし者を死の塵に
「ぐぅっ……銃撃!?しかも、僕の魔力障壁を破るほどの……」
反射的にフェイトの意識が狙撃主へと向かってしまう。それを後悔する時間はない。詠唱が完了する。
――『燃える天空』
視界が業火に包まれた。遅れて届く轟音と焼け付くような熱気。タンカーでも爆破炎上したかのような想像の限度を超えた爆発に、私の認識が追いつかない。しかし、ひとつだけ理解できることがある。
「助かったよ、超」
トンッと軽い靴音を立てて私の横に降り立ったのは、超鈴音だった。その身体にはボディアーマーらしき装甲と、光学迷彩のマントを纏っている。私が援軍として呼んでいたのが、『麻帆良の最強頭脳』こと、この少女だった。フェイトの意識を探ってみるが、すでに感じられないということは倒したということだろう。全力を出した超の実力は、麻帆良でも五指に数えられるほどの最強クラス。危機が去ったことを確認し、ホッと安堵の息を吐いた。
「久し振りに魔法を使ったせいで、身体中がバラバラになりそうだヨ」
軽そうな口調で話しているが、超が魔法を使う代償は大きい。すでに全身を絶え間ない激痛が襲っていることだろう。そこまでして助けに来てくれたこと対して、素直に感謝の言葉を告げた。
「ここが麻帆良だったら助けには来なかったけどネ。ま、報酬ってことでもないけど、私のことは他言無用にして欲しいヨ。機会があれば頼みごとをさせてもらうネ」
「そうか。情報提供くらいならしてやるさ」
同じくクラスメイトの龍宮が、木の陰からこちらへ歩いてやってきた。援軍として呼んだもう一人である。フェイトの注意を逸らした銃撃はこいつのおかげだ。傭兵だけあって、あとで料金を請求されるのだろうが、そのくらいは甘んじて受けてやるさ。どうやら、桜咲が近衛の救出に成功したようだし。
「さてと、じゃあ私達は修学旅行に戻るとするヨ。班のみんなに黙って抜けてきたからネ」
「そうだな。では、また仕事の依頼があれば」
去っていく二人と入れ替わるように、近衛をお姫様のように抱えて飛んでくる桜咲の姿が視界に映った。彼女達の顔には笑みが浮かんでおり、私には珍しく大団円に終わった物語だった。こうして、修学旅行は無事に終了を迎えることとなる。
ちなみに、ネギと神楽坂は何とか結界から脱出できたらしい。