人工の羊は夢を見るか?   作:爆死san

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……もう少しで8月終わってしまいますね。冬までには投稿速度を戻せるよう頑張ります。


24:傍目八目

 

 

「リーダーですが、ひとまずは私に任せて頂けないでしょうか?」

 

 彼女のその一言にクラス全員の視線が俺達へと集まる。

 

 ……いや、なんで俺にも視線が向くんだよ、向けるなら坂柳さんだろ。

 

「……その理由は?」

 

 意味が分からないと言わんばかりに葛城さんへは怪訝な表情を浮かべる。

 

 彼の考えとして、まずリーダーは彼以外の者を指名し、自身はその監督にまわるといった考えだったのだろう。

 

 確かに一見すれば、他クラスにスポット占有の場を見られても彼をリーダーと誤認させることができる案だが、他クラスの面々もそれを鵜呑みにする程、単純ではない。

 

「まず、葛城君の言う通り、スポット占有を積極的に行っていく。これについては私も同意します。勝算も無しにリスクの高い賭けをするのは愚の骨頂。堅実にポイントを得るべきでしょう」

 

「だが、スポット占有は……」

 

「はい。スポットはリーダーでなくては不可能。さらには、先程の説明ではリーダーは正当な理由無しでは変更できないとあります。しかし、リーダーがリタイアした場合、それは正当な理由にはなり得ないのでしょうか?」

 

「それは……」

 

「先生、如何でしょうか?」

 

 坂柳さんは微笑んだまま、今度は真嶋先生へと問いかける。

 

 生徒一同の視線を受けながら、真嶋先生は少しばかり顔をしかめた。

 

「……可能だ。しかし、あくまでやむを得ない場合に限る」

 

「そうですか。ありがとうございます、先生」

 

 その返答を聞いた彼女は何処か勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

 

「皆さんもご存知の通り、私は杖がなくては歩行すらも困難です。ですが、同時にそれは私がリーダー務める大きな理由です」

 

「まさか……途中でリーダーを交代するつもりか?」

 

「はい。更に言ってしまえば、交代が露見されても、リーダー特定を撹乱することができます。そういう意味では葛城君が思い描いていた戦略通りにもなるでしょう」

 

 はっきり言って、戦略通りどころか完全な上位互換とも言える。

 

 彼女の離脱分のポイントが喪われるとはいえ、葛城さんが傍にいることが無い以上、リーダーの特定は困難になる。

 

 仮に坂柳さんがリーダーだと特定されても、後から変更できるのだから大きな問題になり得ない。

 

 逆にそれを鵜呑みにした他クラスへの攻撃──特にC、Dクラスからの干渉の大きな予防線にもなるだろう。

 

「しかし、やむを得ない場合に限ると先生は仰っていた。それについてはどうするつもりだ?」

 

「それについては慎君にご協力をお願いしようと思っています」

 

「篠坂に?」

 

「慎君の身体能力であれば、私を引き連れての移動も大した問題になり得ません。無論、探索において、葛城君から明確な指示がある場合であれば、基本的に従いましょう。それらを踏まえて、私の提案は受け入れて頂けるでしょうか?」

 

「……篠坂はどうなんだ?」

 

「坂柳さんの言う通り、別に彼女を抱えてても大した問題にはならないかな」

 

「ふふっ。流石、慎君ですね。ですが、もし慎君がリタイアしてしまった場合、同時に私もリタイアせざるを得ないでしょう。先生、これは正当な理由になり得ますか?」

 

「……」

 

 真嶋先生はその問いには答えない──いや、答えられないのだろう。

 

 坂柳さんの提案は謂わば試験のルールの穴を突いたもの。

 

 しかも、限りなくアウトに近いグレーゾーンに入ってくる。

 

 故に真嶋先生もすぐには答えられない……だが、この場において沈黙はもはや肯定であると言わざるを得ない。

 

 となれば、残るは俺についてだが、生徒達も俺が入学式でやったことは周知であるため、特に指摘する様子は見られない。

 

 とはいえ、入学式でやったことがこうも活かされるとは……我ながら不本意な巡り合わせである。

 

 それにこの試験が始まってから、葛城さんは彼女がリタイアするのは織り込み済みの筈だ。

 

 そこに俺の離脱分が加算されるとはいえ、探索のリスクの消滅、より確実なポイント獲得が見込めるときた。

 

 加えてルールの記載からして初期ポイント自体が0になったとしたも、以降の減点でマイナスになることは無いと見ていい。

 

 そのことを踏まえれば、初期ポイントは生活環境の改善に積極的に使ってしまい、スポット占有と他クラスの偵察に重きを置いても良いだろう。

 

「い、いくらなんでも無茶だ! いくら運動が出来るって言ったって……」

 

 葛城さんの傍らにいた戸塚さんが声を荒げる。

 

 無理もない。坂柳さんの案に注目が集まっている現状──一番、それを面白く思わないのは彼だろう。

 

「もし、不備があったなら、それ以降は坂柳さんがリタイアして、リーダーを選び直す所から始めれば良い。そうすれば最初の状態にリセットだ」

 

「それは……」

 

 十中八九、葛城さんの案でリーダーになるのは戸塚さんだろう。

 

 自分に従順な人間を矢面に立たせた方が指揮する側にとっては都合が良い。

 

 しかし、その組み合わせがスポットを占有している所を見られでもすれば……目敏い者ならそのカラクリをすぐに見破る。

 

 そうなってしまえばもうおしまい、こちらからは出来ることなど何もない。

 

 特に前の暴力事件やそれ以前の小テストの一件なども踏まえて、この試験でもCクラスの茶々が入るのは想像に難くない。

 

 況してや、後者については本試験の指揮する人間が見事に利用されているのだから尚更である。

 

「もし、不安でしたら探索に割く人員を1班につき、3人のスリーマンセルにしては如何でしょう? そうすれば、戸塚君が憂慮している事にはなり得ないと思いますが」

 

 尚も不服そうな表情を浮かべる戸塚さんに、彼女は微笑みかける。

 

 しかし、その笑みとは裏腹に、彼に一切の反論を許さない圧のようなものを感じた。

 

 もうこの話し合いの流れは彼女に傾いているも同義。

 

 故に渋い顔で沈黙する彼の答えなど、分かりきったものだった。

 

「……分かった。坂柳の案を採用することにしよう。篠坂も坂柳の事を頼む」

 

「迅速かつ安全な移動を約束するよ」

 

「おや、快適性も欲しいですね?」

 

「そりゃ無理だ。申し訳ないけど」

 

 残念なことに、俺の身体はサスペンションはおろか、冷暖房なんてものは完備していないでのである。

 

「……よし、すぐに行動を開始しよう。まずは各々でベースキャンプになり得る場所を優先して捜索して欲しい。1時間後に再度、集合して拠点にする場所を決めよう」

 

 葛城さんの言葉に各々が分かれてグループを作っていく。

 

 そんな中、ふと肩に手が置かれる──橋本さんだ。

 

「篠坂、頑張れよ。お前なら出来るって信じてるぜ」

 

「いや、何を頑張れと……というか、出来るって何?」

 

 俺の問いに答えることなく、彼は高々とサムズアップを掲げながら彼のグループの面々と共に森の中へと入っていく。

 

 そんな彼の後ろ姿を見送りながら、隣の神室さんに俺は問う。

 

「神室さん。橋本さんは俺に何を求めてるの?」

 

「知らないわよ。アタシに聞かないで」

 

 もはや、以心伝心どころか、隔靴掻痒(かっかそうよう)もいいところだった

 

「2人ともお待たせしました。それでは私達も行きましょうか」

 

「行きましょうって……目星は付けてるの?」

 

「上陸前、船はわざわざ島の周りを一巡しました。しかも、灯台などの人工物や崖沿いの洞窟といったものがよく見えるように」

 

「まあ、アナウンスでも意義がある景色をどうとか言ってたからね。大まかだけど、此処から北東に進んでいけば、灯台みたいな建物があった筈だ。ひとまずはそれを目標にして進もう」

 

「そうですね──っ、また……」

 

 波の音に混ざる先程と同じ低いうめき声のような異音。

 

「ほんと、気味が悪いわね……学校側も試験やるなら少しは場所を考えなさいよ」

 

 神室さんの愚痴を他所に、俺の脳内ではあの男──ホンフーが言っていた事が反芻していた。

 

 この島にあるというジャジメントの研究施設。

 

 おそらく、この異音の正体もジャジメントが研究していた何かなのだろう。

 

 ───────い。

 

 そして、確証は無いものの、きっとそれは俺の過去に──

 

 ──────ない。

 

 だから、俺は何があっても──

 

 ────たくない。

 

 辿り着かなきゃ────

 

 ──しにたくない。

 

 

 

 

 

 

 

 死にたくないしにたくないシニたくない死にタクナイシニたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイシニたくナい死にタくナイたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死にたくないしにたくないシニたくない死にタクナイシニたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイシニたくナい死にタくナイたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死にたくないしにたくないシニたくない死にタクナイシニたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイシニたくナい死にタくナイたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死にたくないしにたくないシニたくない死にタクナイシニたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイシニたくナい死にタくナイたクナイシニタクナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死二タクないしにたくナイしにタクないシニたクナいしにたくナイ死にたくないしにたくない────────────

 

 

 ──────ダカラ

 

 ─────オマエモ

 

 ─────ハヤクコイ

 

 

 

 

 

 

「──慎君!」

 

「……っ! あっ……えっと……いきなりどうしたのさ?」

 

「はぁ……それはこちらの台詞です。いきなり、ぼうっとしてしまって、話しかけても一切の反応を示さないのですから……」

 

 ぼうっとしてたって……あれ? 

 

 先程まで彼女達と灯台のような建物を目指すという話をしていた事は覚えている。

 

 しかし、その後──つい数刻前のことが思い出せない。

 

 いや、こうして未だ此処にいる以上、特に何かをしようとしていた訳じゃないのだろうが……

 

「えっと……それはごめん。じゃあ、行こうか」

 

 思い出せない以上、これ以上詮索しても仕方がない。

 

「ええ。では、慎君。お願いしますね?」

 

 ところで何故、彼女はこんなにも誇らしげな表情を浮かべているのだろう? 

 

 承諾しておいて、あれこれ言うのは野暮なのだろうが、少なくとも、誇るものではないと思うのだが……

 

 そんなことを頭の隅で思いつつ、笑顔で両手を突き出している彼女の身体を──

 

「「えっ?」」

 

 ──そのまま脇に抱えた。

 

「……慎君。これはなんでしょう?」

 

「何って……抱えてるだけだけど?」

 

「……いや、アタシから言うのも変だけどさ……人一人を脇に抱えて大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ。坂柳さん軽いし」

 

「……そうですか。成る程……そうですか」

 

 ……おかしい。さっきまでご機嫌だった筈なのに、彼女の期限がみるみる悪くなっていくんだが。

 

 いや、俺としては片腕も空くから、他の荷物も運べて一石二鳥だと思ったんだけど……

 

 もはや、二鳥を得るどころか、投げた石を剛速球で投げ返されたような有り様である。

 

 ……どうか、ここから入れる保険はないだろうか? 

 

「……アンタって変なところで気を利かせるのに、こういう時、ほんとデリカシーが無いわよね」

 

「えぇ……」

 

 神室さんがもはや呆れを通り越したと言わんばかりの冷めた眼差しを向けてくる。

 

 ……いかん、これは坂柳さんはおろか、神室さん的にも駄目だったらしい。

 

 そんな2人の視線に耐えきれず、おそるおそる脇に抱えた彼女へ問う。

 

「えっと……坂柳さん的にはどのようなものをご所望でしたか……?」

 

「……本当に、そういうところですよ」

 

 この後、彼女から女性の扱い方や、マナーだとか、朴念仁が云々といった話を叩き込まれ、出発が更に遅くなったのはまた別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 森の中へ入ったおかげで直射日光に晒されることはなくなったものの、高い湿度と、依然として高いままの気温は体力をじわじわと奪っていく。

 

 さらには、慣れぬ山道の傾斜は体力の消耗により拍車をかけていた。

 

「大丈夫?」

 

「なんとか……ね。というか、アンタこそ山道を人一人背負って歩いてよくケロッとしてられるわね」

 

「まあ、坂柳さんは軽──いてっ」

 

 言い切る前に背中をつねられ、思わず顔をしかめる。

 

「慎君?」

 

「……はい。俺が悪かったです」

 

「よろしい」

 

 そうだった……年頃の女性の身体の対して重い、軽いという表現は厳禁──しかと学びました。

 

 ……それは置いておいて、何か不満がある度に背中をつねるのをやめて欲しいのだが。普通に少し痛い。

 

「アンタ達、こんな暑い中でよくそんな痴話喧嘩やってられるわね……って、あれって……」

 

「洞窟ですね。おそらくスポットもあるでしょう」

 

 周りの木々がは斬り倒され、不自然にもぽっかり空いた森の一画。

 

 見ただけで人の手が入っていると分かる光景だ。

 

 とはいえ、やはり彼女達は都会のコンクリートジャングルで過ごしてきた時間が長いのか、物珍しそうに洞窟を見ていた。

 

「スポット占有がてら少し休憩しよう。まだ時間はあるし、無理をしても後に祟るしさ」

 

「賛成、アタシも少し休みたいわ……」

 

「そうですね……」

 

 全員の意見が一致したところで、歩いていた道から逸れ、岩肌の中に空いた空洞へと歩みを進めていく。

 

 休憩という言葉のおかげか、神室さんの足取りが少し軽やかになっている。

 

 尤も、洞窟自体はそこまで大きいものではないが、この暑さから逃れるには十分だろう。

 

 そして歩みを進めていき、洞窟の入口が目前に迫った瞬間、ジャージの襟が強く握られる。

 

 同時に背中越しから伝わる彼女の鼓動が早くなっているのを感じる。

 

「……ごめんなさい。あの時の事を思いだしてしまって」

 

「大丈夫。今は俺もいるから」

 

「はい……」

 

 握られた手に力が籠るのを感じつつ、一歩、また一歩と暗闇の中へと歩を進める。

 

 外の空気とは一変、冷たい空気が皮膚を撫でる。

 

 外の空気で熱された身体を冷ますにはちょうど良い温度だろう。

 

「あぁ……涼しい。日光が無いだけでこんなに変わるのね」

 

「ふふっ……確かにそうですが、真澄さん。少しはしたないですよ」

 

「生憎、アタシは歩きっぱなしなのよ……って、篠坂は何やってんの?」

 

「うん? この機械にカードキーをかざしてるんだけど……まあ、俺じゃ反応しないか」

 

 洞窟の少し奥に鎮座する不自然なカードリーダー。

 

 俺がカードをかざしても、何の反応も無い。

 

「スポットはリーダーしか、有効化できないって言ってたじゃない」

 

「そりゃそうだけど……抜け道があるなら、模索しておいた方がいいでしょ?」

 

「抜け道って……」

 

「今回の試験、支給されたポイントを使いきったとしても、獲得できるクラスポイントが0になるだけで、特に負債などにはなりません。しかし、逆にそれは大きな取引材料にもなり得ます」

 

「取引って……他クラスに食糧とか売り付けるってこと?」

 

「その通りです。対価はプライベートポイント、或いは本試験中のクラス間における不可侵協定でも、なんでも構いません。そうすれば、仮にこの試験で結果がでなくても、確かな利益を残すことが出来ます」

 

「それって……前にCクラスがやってきたことと同じじゃない」

 

「はい。おそらく、件の彼もそれに気付いているでしょう。同時に取引を持ち掛けるコネクションも既に持っています」

 

 Aクラスにおける派閥争い、現時点では坂柳さんの派閥が主導権を握っている。

 

 それもあって、葛城さんはこの試験で何がなんでも結果を出したい筈だ。

 

 しかも、葛城さんにとっては、坂柳さんがこの試験に参加するという事も予想外なのだから、尚の事だろう。

 

 そんな人間に付け入ることなんて、赤子の手を捻るよりも容易い事だ。

 

「それってマズイんじゃない? Cクラスの奴等、何を吹っ掛けてくるなんて分かったもんじゃないわよ?」

 

「葛城くんはおそらく無断で決定を下しはしません。その点においては彼はとても律儀ですから。そして、それは私達が逆に彼らを利用できる切っ掛けにもなります」

 

「はぁ……なんか、さっきから利用されたり、今度は利用したりとかで頭がこんがらがってきたわ」

 

「別にそこまで難しいことじゃないよ。それに実際に見れば分かることさ」

 

 俺の予想が正しければ、坂柳さんのような第三者の介入さえあれば彼らの頭を押さえることができる。

 

 それに俗に言うCクラスの王様──彼の行動というのは何かと分かりやすい。

 

 その奇抜な策略には坂柳さんに通ずるものがあるのもあるし、多くの策略を練っても、彼が目指す目標は1つ。

 

 彼は自身の力のみを信じて、自身が望む勝利の形を引き寄せそうとする。

 

 その望みは己に対する実利、もしくはより原始的な理由──相手を打ち負かす事への快感……などだろうか。

 

 まあ、彼の勝利への欲求の、その所以などはどうでも良い。

 

 俺が過去に対峙した者達も似たような者達が沢山いた。

 

 俺よりも新しい世代のアンドロイドだったりサイボーグ、或いは超能力者もその中にいた。

 

 その誰もが己の能力を信じ、そして勝利を盲信して向かってきて──俺は例外なく、彼らを屠ってきている。

 

 無論、彼を亡き者にしたいわけじゃない、それこそ当初の契約違反だし、そもそも俺にとって彼の生死に特別な意味はない。

 

 ただ……『灯台もと暗し』ということわざがあるくらいだ。

 

 前しか見ない者は、簡単に足を掬われるものなのだ。

 

 

 





いつもの雑談コーナー



もうすぐ夏も終わりですね……なんか仕事しかしてなかった気がします。

「大体の人間なんてそんなものでしょ?」

いや、分かっているんですけど……やっぱり非日常を望むところが何処かにあるというか……

「まあ、日常からの脱却ってのはどの創作物でも定番ですものね」

それこそがフィクションたる所以なのかもしません。

それでは質問に行きましょう。

『本作中の時系列は?』

パワポケ14の8月辺りです。初見時はこれで最後という実感が全然なかったんですよね。

ただ、14主が小学生というのをたまに忘れるくらい、内容が濃かったです。

「まあ、小学生であんな体験をしたらね……でも、大きな意味はあったわ。彼にも周りの面々にもね」

あの時点で現存してる古参のアンドロイドって白瀬さんや浜野さんくらいしかいないですもんね。

「あの最強さんも……ね」

でも、あの最期は最強の名に相応しいものだったと今でも思います。

それではまた次回!
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