それから自分は恋姫のパオの力を借りながら街作りに着手を始めていた。
パオの提案はとても素晴らしいけど欠点としては材料があまりにも少なすぎるとしてできる所から開始をしていた。
やはり人数も少ないから最初は大変であったけどパオの宣伝や助けた人たちがこの場所を紹介などしてくれたおかげで今で人口が500人以上となり小さな村と呼べるぐらいまでは発展を遂げていた。
それにしてもここまで人口が増えても全くも問題が発生しないのはやはりパオの腕が凄いと言える証拠であり感謝をしていた。
それを伝えると別に天才の私ですから出来て当然ですよと言っていた。
やはり凄いなと思っているとそんなに私が凄いですかと聞かれたで素直に良いところを褒めるとパオはとても嬉しそうにしていたので褒められるのな好きなのだなと感じながら過ごしていた。
そんなある日にこの場所の近くで魔族が倒れていると報告を受けて駆けつけてみると魔族が数名疲れてその場で倒れていたのだ。
そのまま倒すことは簡単だけどもしも魔族も仲良くできる者も現れるかもそう考えてしまうとここで殺すのは良くないとして拠点に連れて帰ることにした。
それにしてもこの魔族たちの中に見覚えがある見た目をしている子がいるのだけどこの子は間違いなく恋姫キャラのサワだよな。
魏軍・・・ではなくて華林の部下なのは間違いはなさそうだし・・・でも助けておこう。少なくても助けたら襲われることはないだろうしと思いながら拠点に帰ると人々から本当に大丈夫なのですかと心配されたので心配する事はありませんと言いながら傷ついた魔族たちを自分の拠点の近くに休ませた。
それにしてもこんな傷をついてしまうなんて何を戦ってきたのだと思っているとパオがもしかしてら天使たちと戦ってこうなったのかも知れませんねと言ってきたのでなにか分かっているのかと尋ねた。
「その様子だと信政さんは何も分かっていない様子なのでこの天才であるパオが教えてあげましょう」
そう言われてパオの説明が始まり詳しい事を教えてくれるのだった、どうやら魔族もいるから当たり前かも知れないが天使族もいるらしく昔から天使と悪魔が対立しておりその勝負に負けてここまで逃げてきたのではないかと言って説明をしてくれていた。
なるほどそうなると天使たちはもしかして蜀軍なのかなと感じていた。だって間違いなく桃香は天使が似合っているからな。
そうなると蜀軍に負けて逃げてきたってもしかしてこの世界線の樊城の戦いでも発生して逃げてきたのかなと思ってしまっていたけどこればかりは本人に聞かないとわからないとして保留にしておく事にした。
それにしてもこの世界でも国同士の争いはあるのだなとどの世界に向かってもそれは変わらないのかと落ち込んでいた。
つまりは軍備を整えておかないとここもいつかは侵攻されてしまう可能性があるからだ。
幸いなことにここは守りやすい地形だからある程度に守備を固めておけば問題は小さくなると思うけど。
それでもこの世界の情勢が分からない以上は何も油断はできないなと考えてしまっていた。
パオに聞いても分かる範囲は既に聞いてしまっているのでまた他の人からも情報を集めないとならないなと感じているとどうやら魔族たちが目を覚ましたらしいので会いに向かった。
そうして面会をしたのだけど全員が記憶喪失しているらしく自分の名前以外が思い出せないと言うのだ。
何か怖い思い出もさせられてしまったのか、それとも単純に頭の打ちどころが悪かったのか。
それは分からないけど実際に何も覚えていなことには変わりはなかった。
そうして困っている魔族たちをとりあえず問題行動だけは起こさないようにお願いしますねと言ってからこの場所に迎え入れた。
正直に言って他の人達に最初は滅茶苦茶に反対されていたけどこちらからどうしてもお願いしますと言うと分かりましたと渋々であるけど受け入れてくれた。
そこは良かったのだけど受け入れた魔族がサキュバスだったらしく気がつくといつの間にか人間とサキュバスのカップリングと言うか夫婦が多く誕生していたのですけど!?
と言うかその半分以上が最初、ここに魔族を受け入れるのを反対していた者たちなのですけど。
お前ら、最初の意見はどうしたのだと尋ねてみるとそんな考えは地獄に捨ててきましたととても良い笑みで返してきたのでイラッとしながらならお前たちも地獄に叩きつけてやろうかと思っていた。
でももしかして魔族たちがこうやって自分のところを奪うつもりなのかと思って密かにパオに相談をしていたのだけどその路線はかなり低いらしい。
その理由としてサキュバスとその夫になった者たちにあるあの紋章は本当にサキュバスにとって見ればかなり致命的と言うか旦那に有利になるような形になっているのでそこまでする理由がないとしてその説はありえないと言っていた。
なら何が一番可能性がありそうと尋ねるとパオは本当に記憶がないのは前提としてもしかして失った記憶に天使または同じ魔族に考えられないぐらいに酷い目に遭わされてトラウマになり優しくしてくれた人間が好きになってしまったとかと話してくれた。
そんな事であそこまでしてしまうのかとパオに尋ねてみると返答が返ってきた。
「良いですか、信政さん。弱りきっている心にとても優しくされてしまったら。男性は分かりませんですけど女子はコロって落ちてしまう事もあるのですよ・・・・・それにあんまり大きな声で言えませんけど私もそうですから」
あのー、途中から声が小さくなっていますから聞こえないのですけど。
ともかく裏切りの可能性は低いという事かと思いながらならば安心かなと思っているけどここに魔族がいる事がわかればその天使達が動き出すかも知れないから油断はできないと思うのだった。
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