アカ斬る劇場!第拾参・伍斬   作:聖獅

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後半

そして、現地に辿り着くナイターマン。

 

マイ「ぜぇぜぇ、死ぬかと思ったわ・・・」

 

2号「オーバーな奴だな」

 

マイ「ボス、あんた次は場所代わりなさい」

 

1号「ではサトウサンを探しに行くぞ」

 

 

 

とある湖

 

2号「ここにいるのか?」

 

1号「うむ、声が聞こえる・・・」

 

マイ『スーさんは電波な所があるような気が…』

 

1号は大型の釣り道具を取り出し、ルアーを付ける。

 

マイ「生き餌の方が釣りやすいんじゃない?」

 

1号「なるべく無駄な殺生はしたくない」

 

マイ「なによ、あたしには冷たい癖に」

 

そして糸を垂らす。

 

マイ「はぁぁぁぁ、どれくらい掛るのかしら、あたし寝てるわ」

 

1号「・・・・・・・・・----捉えた!」

 

マイ「え?」

 

2号「ふふふ」

 

なんと本当にサトウサンを釣り上げてしまった。

 

マイ「嘘!?」

 

2号「1号を甘く見るな」

 

1号「うむ・・・全長1mか・・・幻のモノでは無いが・・・さてどうするか?」

 

 

だがその時!

 

 

 

エス「ハーハハハハハ、それはこっちに渡して貰おうか」

 

その後ろにドヨウメカがやってくる。

 

2号「出たな、ドS小娘!・・・ん?今日はヤケにシンプルな外装のメカだな?」

 

エス「・・・ちっ、最近は何かと経費削減で会社も苦しいんだ!見栄えよりも中身で勝負だ」

 

1号「これは2mも無い。無駄だぞ、エスデス!」

 

エス「ふっふっふ、今はそれでもいずれは2mの大物になるかもしれんだろ?今から育てて大きくするのだ」

 

1号「駄目だこれは、国の天然記念物。このまま放してやるのだ!」

 

エス「希少なのだ、逆に保護してやる」

 

2号「・・・何を言っている?だからお前はショタコンなんだ」

 

メカの中

 

ウェ「ありゃりゃ、図星だよ」

 

ボル「フォローしようがないね・・・だけど本当に保護した方が良いのかな?」

 

ウェ「う~~~ん、判んないです」

 

 

 

エス「誰が逆源氏物語だ!私はただ、才能のある少年を自分の手で育てたいだけだ!」

 

2号「下心丸見えだぞ」

 

エス「うるさい、この年増!」

 

2号「ムカ!お前だってそれほど変わらんだろが!」

 

エス「大体、お前の場合はタバコの吸い過ぎで実年齢より老けて見えるぞ!肌のツヤには気を付けた方が良いぞ、ハハハハハ!」

 

2号「く~~~~~言うに事かいて、1号お前もなんか言ってやれ!」

 

1号「いや、あいつの言う通りだ。2号、1週間前と比べ、シワが3つ増えているぞ」

 

2号「!!!!」

 

マイ「そうよそうよ、・・・いつも煙いんだから、いい加減禁煙しなさい。あとその辺に灰皿無くてもポイ捨てするんじゃないわよ」

 

2号「お前ら・・・全国愛煙家の皆さんも敵に回すぞ・・・」

 

エス「ハハハハ、闘う者として体に悪い事は私はしない。どうやら2号よりもお前達の方が判っているじゃないか」

 

2号「今日という今日は絶対許さん、行け、ナイターコロ!」

 

コロの攻撃をエスデスはかわし、自分のメカに乗り込む。

 

 

エス「ではお前ら標的、ナイターコロ、今日こそ叩き潰すのだ」

 

ウェ「イェホラサッサー!」

 

ボル「・・・・イェホラサッサー・・『ちょっと恥ずかしいなこの台詞、隊長の命令とはいえ・・・』」

 

 

攻防の末、ドヨウメカのウナギ爆弾でダメージを受けるコロ。

 

コロ「きゅーー・・・い・・・・」

 

2号「ナイターコロが危ない!」

 

1号「よし帝具の元だ!」

 

説明しよう!この帝具の元はコロのエネルギー源であり、食べる事によって役立つ意味不明な小メカを作り出す事が出来る優れものなのである。

 

マイ「させないわ!!」

 

マインが銃のパンプキンでそれを撃ち落とす。

 

2号「おまっ!!何をしている!?」

 

マイ「もう好い加減あたしへの待遇改善を求めるわ、これは立派な労働権の行使よ」

 

1号「くっ・・・今は仲間割れしている場合では無いぞ!」

 

 

メカの中

 

エス「ハハッハッハッハ。なんだか知らんが仲間割れとは無様な奴らだ」

 

ウェ「凶悪なナイターマンにはお似合いですよ」

 

ボル「ふぅ・・・今日は勝てそうだね。よし、帰ったら妻娘に良い報告が出来るね」

 

エス「・・・む?ボルスには家族が居たんだったな・・・ウェイブ、私達は独り者同士、祝杯でもあげるか」

 

ウェ「・・・ああすみません隊長、俺も最近彼女が出来まして・・・」

 

エス「な・に!?・・・おのれ言うに事かいて私を差し置いて・・・許せん!」

 

ウェ「だーー隊長、それただの逆恨みですよ」

 

エスデスは怒りの余り暴れ、“絶対押すな”の自爆スイッチを押してしまう。

 

自爆まであと10秒・・・

 

エス「ウェイブ!きさまーーーーなぜいつもいつも余計な機能を作るんだ!!!!!」

 

ウェ「自爆は漢のロマン、何故なら負けた時は潔く・・・その為の備えですよ!」

 

ボル「まあ、今回は実質勝ってましたから、次回に今回の教訓を生かしましょう」

 

エス「お前諦めが良過ぎ・・・

 

ずどがーーーーーーーーーーーん!

 

ドヨウメカは大破する。

 

 

1号「・・・闘いは勝っても常に空しいものだな・・・」

 

2号「そうだな・・・・」

 

マイ「は?なんで?・・・なんで自爆したの?」

 

 

その後、サトウサンは無事湖に帰される。

 

 

 

・・・えっほえっほえっほ、

 

3人用自転車を漕ぎながらボロボロの状態で走る3人。

 

エス「くううううう、おのれ・・・ウェイブ、お前が余計なモノさえ作らなければ・・・」

 

ウェ「だから隊長も少しはメカ作り手伝って下さいよ。遊び心も無けりゃやってらんないですよ」

 

ボル「その遊び心が自爆ボタンなんて、面白いね・・・あははは、参ったねあれは」

ウェ「でしょう・・あははは」

 

エス「お前らいい加減にしろ・・・そろそろだ・・・な・・・」

 

自転車からどこからともなく声が聞こえる

 

オネ「お前らまたナイターマンに負けたストー・・・!」

 

エス「あ・・・オネスト様、これには深い事情があってだな・・・」

 

オネ「言い訳は無用。いつも通りお仕置きを・・・だが優しい私は海を越えて来たお前達に家へ戻れる・・・優しい優しいお仕置きを与えるストー!」

 

ウェ「お?どうやって帰らせてくれるんだ?」

 

オネ「ではムージック!」

 

ダダダダーン!

 

3人は球体カプセルに包まれ、そして!

 

巨大ウナギが現れ、尻尾で叩かれ、中の3人はぐるぐる回転しながら海を越えて星になる。

 

 

 

 

ボロボロで家路へ向かうエスデス。

 

エス「はぁ・・・あいつら、妻や彼女が待っているとさっさと帰りおって・・・」

 

花屋から声が掛る

 

タツ「あれ?エスデスさん、どうしたんですか?そんなボロボロで」

 

エス「あ、タツミ・・・今の私を見ないでくれ・・・は、恥ずかしい」

 

タツ「何言っているんですか?傷だらけで少し手当しましょう」

 

エス「うぅううぅううぅぅぅ」

 

 

タツ「よし少しはこれで、綺麗な髪が台無しでしたよ」

 

エス「うーーータツミーーーー」

 

涙を流しながら抱きつく。

 

タツ「お?あ?え?ど、どうしたんですか///」

 

エス「部下がな・・・揃いも揃って私をのけ者にして、私にはお前しかいないーわーーー」

 

タツ「エスデスさんも大変ですね・・・」

 

エス「うぐえぐ、判ってくれるのはお前だけだ・・・んんん、ふぅ・・・すまない見苦しい姿を見せてしまったな・・・」

 

タツ「いえいえお気になさらずに」

 

エス「・・・その、タツミは年上の女と年下の男の付き合いはあると思うか?」

 

タツ「・・・はい、そういうのもありだと思いますよ」ニコッ

 

エス「『きゅん///』そうか・・・そうか、判った、また来るからな♪」

 

タツ「はい、いつでもどうぞ」

 

エスデスは嬉しそうに帰っていく

 

タツ「・・・・・・・・フフフ、そろそろ語尾にストを付けるのは飽きてきたな・・・せいぜい俺の為に稼ぐんだな・・・イェーガーズども・・ははははは!」

 

本当の悪は中々見えずらいものである・・・負けるな僕らのナイター、ナイター、ナイターマン!

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