アカ斬る劇場!第拾参・伍斬   作:聖獅

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マネーロンダリング国

土地転がしの大元、

麻薬密売組織アジト

 

「よし、このケースはこの国へ出荷だ・・・後は」

 

ウェ「そこまでだ、お前ら!」

 

「なんだてめぇら!」

 

ボル「どうやらオネストさんの情報通りですね」

 

エス「ふん、肩慣らしになると良いがな?」

 

ウェ「お前ら、薬で苦しむ人達の事、考えた事あんのかよ!」

 

「ちっ、変な邪魔が入ったな。畳んじまえ、こんな奴ら!」

 

それぞれ武器を持った連中が襲いかかる。

 

ウェイブは特殊な鎧に身を包み、特攻を掛け次々になぎ倒していく。

 

「くそっ、発砲を許可する。やれ!」

 

エスデスはウェイブの周りに氷壁を作り出しを幾重も重ね、銃弾を防ぐ。

 

「な、なんだこりゃ手品か!?」

 

エス「ボルス!」

 

ボル「了解!」

 

ボルスは麻薬のケースに向かって超火力の火炎放射を行う。

 

「なっ、退けぃ退けぃ!」

 

エス「逃すかぁぁ!!」

 

エスデスは頭目おぼしき人物の延髄に蹴りを入れた後、3人程続けざまに打撃を加える。

 

ウェ「ひゅー隊長やるぜぇ」

 

エス「これで全員だな・・・歯ごたえの無い奴らめ」

 

ボル「隊長、彼らはどうします?」

 

エス「この土地の警察にでも突き出しておけ」

 

ウェ「くぅ・・・なんか正義の味方してるって感じだなあ」

 

ボル「そうだね」

 

エス『もっとも・・・警察に突き出した所でこの国の事だ。こいつらは金を積んで出所させてしまう可能性もあるがな。・・・まぁ私には関係の無い事だ』

 

ウェ「よし、隊長!更にこっから他にも不正資金に関与してる奴らのアジトもついでに叩きましょう!」

 

エス「ふっ・・・まぁ良いだろう」

 

アジト外から出ると・・・

 

1号「待てぇー!」

 

ウェ「む!?」

 

エス「来たか・・・」

 

2号「これ以上はもう止すんだ」

 

ナイタ―エアマンタから飛び降りて華麗に着地する。

マインは・・・着地に失敗しコロコロ転がっていく。

 

ウェ「出やがったな、ナイターマン。今回も俺達の邪魔をする気か?」

 

2号「もうこれ以上は止せ。後はこの土地の自治に任せるんだ!」

 

ウェ「今度ばかりは俺達の邪魔させねえぞ!」

 

2号「気持ちは判るが、これ以上事を荒立てると二国間の問題になる。我々だけの問題では済まされなくなるんだ!」

 

ウェ「悪い奴らをぶっ倒して何が悪いんだよ!」

 

2号「物事には手順というものがあるんだ・・・外交問題に発展するぞ・・・よしんば表向き何も無くても貿易に影響するかもしれないぞ」

 

ウェ「あーもうごちゃごちゃうるせえ。俺はお前達みたいに正体隠してこそこそ嗅ぎまわっているような連中とは違うんだよ・・・後ろ暗い所なんか何処にもねえ・・・俺は俺の道を貫くぜ」

 

2号「ちっ・・・良いか。この国そのものが不正で動いているんだ!」

 

ウェ「な・に?」

 

2号「だから、一つのシンジケートを壊滅させただけでも良しとしておけ。世の中そんな急には一気に変わらない。お前がやろうとしているのは究極的にこの国そのものを壊滅させる事だぞ!」

 

ウェ「うっ・・・。だがこの国が変わった方が良いのは間違いないんだ、俺はやるぞ」

 

2号「ぐっ・・・。」

 

エス「ふん、詭弁を言うなナイターマン。ウェイブ、こんな奴らの言う事など気にせずに行くぞ」

 

ウェ「ああ・・、はい」

 

エス「だがまずは邪魔なナイターマンを叩き潰すぞ!」

 

ウェ「・・・・・・」

 

メカに乗り込む3人。

 

エス「では今日こそナイターマンを倒せ!」

 

ボル「ウェイブ君・・・」

 

ウェ「ああ、はい・・・。」

 

エス「ウェイブ何をしている?」

 

ウェ「隊長、俺間違って無いですよね?」

 

エス「間違っているものか?我々の行為は我が国の為になるだろうが」

 

ウェ「隊長・・・これこのメカの取り説です。後は二人で頑張って下さい」

 

ボル「え!?ウェイブ君?」

 

エス「な?私にこのメカを動かせというのか?」

 

 

ボル「えーと、これが前進?」

 

エス「う~ん、このボタンは何だ?」

メカから電子光線が発射される!

 

1号「不味い!」

1号は2号を背負って避ける。

 

2号「くっ・・・、エアマンタ!口から破壊光線だ!」

 

命中する

 

エス「ぐわっ・・・おのれ・・・」

 

ボル「ウェイブ君、頼むよ、私達だけじゃあこのメカ上手く動かせないよ」

 

ウェ「・・・隊長もボルスさんもたまには俺に頼らず何とかして下さい・・・」

 

エス「ふぬぬぬぬぬぬ、ええい、こんなメカぐらい私が本気になれば・・・!」

 

 

マイ「動きが鈍ってるわ・・・ここは一気に私が決着を付けてあげる!」

 

2号「マイン頼んだぞ!」

 

マイ「じゃあ行くわよ・・・」

 

マインは超火力の銃火器を手にとって撃とうとするが・・・

 

マイ「うう・・・手が届かない・・・(TT)」

 

2号「だーーーー。その着ぐるみ脱げ!」

 

マイ「ええーー私のアイデンティティを!?・・・しかも、暑かったから中、下着だけなのよ。脱げる訳無いでしょ!!」

 

 

エス「何をやっているんだあいつらは?」

 

ボル「隊長これはチャンスですよ」

 

エス「そうだな・・・では止めはこのボタンだな、行くぞ!・・・ポチっとな」

 

 

「コノ区域カラ脱出マデ後3秒・・・」

 

エス「・・・ウェイブ、なんだこれは?」

 

ウェ「あーあ、隊長何やってんすか?それ緊急脱出ボタンですよ?」

 

エス「どうしていつもいつもお前は・・・」

 

ウェ「いやピンチの時は大事ですって、しかもちゃんと俺取り説に書いてま・・・」

 

 

ズゴゴゴゴゴッゴ・・・・

 

メカは大気圏に向け発進していった・・・。

 

1号「・・・どうしたんだ一体?」

 

2号「・・・?・・・逃げて行ったのか?」

 

マイ「ふっ、あたしに恐れをなしたのよ」

 

 

 

宇宙

 

無重力状態

 

エス「くっ・・・やっと収まったか、とてつもない重力が掛ったな・・・ところでウェイブ、ここは何処だ?」

 

ボル「地球か・・・何もかも懐かしい・・・」

 

ウェ「何処って?宇宙ですよ・・・はぁ・・・こうして見ると地球での争いなんてちっぽけなものに見えて来ませんか?」

 

エス「うるさい!とっとと地球へ戻せ」

 

ウェ「えー?宇宙に来るのにいくら掛ると思ってんですか?それなのにこんな低予算でこれただけでも俺に感謝して下さいよぉ」

 

エス「今日はタツミの出勤日なんだ・・・早く戻らないと会えないだろうが!」

 

ウェ「へいへい、判りましたよ。全く俺これだけでも褒められておかしく無いんだけどな」

 

だが其の時!

 

「こらお前ら!ナイターマンから逃げるとは何事だ!」

 

エス「な?オネスト!?」

 

ウェ「こんな所にまで来ているのか?」

 

ボル「・・・なんでもありだね」

 

「エスデス、お前も偉くなったものだな・・・そんなにタツミとやらに会いたいか、だが仕置きの方が先だ!ではムージック!」

 

ダダダダーン!

 

3人分の宇宙服が出てくる

 

一同「?」

 

「お前ら30秒でしたくしろ!・・・それを過ぎるとこの機体は少しづつバラバラになる」

 

ウェ「げっ!おい!!」

 

「さぁ・・・宇宙から地球に向かっての紐無しバンジージャンプだ・・・どうだ楽しいだろ!」

 

エス「おい、ウェイブこれどうやって着るんだ!」

 

ウェ「ええと、ここをこうで・・」

 

エス「馬鹿お前、何処触っている!」

 

ウェ「今そんな事言っている場合じゃ無いでしょ」

 

ボル「ええとここはこうかな・・・」

 

 

機体全壊

 

3人供地球へ急降下している。

 

エス「ぐっ・・・・・・・・」

 

ボル「回って回って回ってーーーーー」

 

ウェ「落ーーちーーーるーーーーーーーーー」

 

 

地表目前でパラシュートが開きとりあえず無事生還する3人。

 

 

例によって二人はとっとと帰る。

 

エス「全く、どうしてあいつらは・・・少しくらいのアフターファイブも付き合おうともしない・・・まぁ今日は良いか」

 

エスデスの足は花屋に向かう。

 

タツ「やぁどうもいつも有難う御座います」

 

アカメ「うん、今日はこれとこれ・・・」

 

タツ「お姉さんの黒とこの花の組み合わせ似合いますね・・・これからデートですか?」

 

アカメ「いやいや、そんな事は無い・・・そんな事は・・・」

 

タツ「はい、じゃまた来て下さいね」ニコッ

 

アカメ「///うん、また来る」

 

 

エス「・・・な、なんだあの小娘は・・・」

 

タツ「あ、エスデスさん。・・・やぁー今日もお綺麗ですね」

 

エス「え?あ?いやだ、そのちょっと仕事で飛び回っていたから身だしなみに気を使う余裕など無かったのだ」

 

タツ「いえいえ、そのままでも十分お綺麗ですよ」

 

エス「うう・・・タツミ、ここにある花全部も貰うぞ」

 

タツ「ああ・・・毎度有難う御座います・・・(馬鹿な奴だ・・・死ぬまで俺に搾取され続けな)」

 

エス「ん?タツミ、何か言ったか?///」

 

タツ「いえいえ、花の本数を数えてただけですよ・・・はい、どうぞ」

 

エス「で、ではまた来るからな・・・そ、そうだ。・・・こ、今度のこの日休みなんだが、そそそその・・・タツミは空いているか?あああ、部下達へのプレゼントを探したいんだが、なにぶん男への贈り物はよく判らなくてな・・・タツミにも選んで貰いたい・・・」

 

タツ「・・・・・・・・」

 

エス「い、いや、忙しいなら別に構わないんだぞ。・・・わ、私一人でも選ぶから・・・」

 

タツ「・・・・良いですよ。丁度その日予定が無かったんで」

 

エス「ほ、本当か・・・うむ。た、楽しみだな・・・ああいや部下達が喜ぶ顔にだぞ・・うん、ではまたな///」

 

タツ「はい、ではまた・・・」

 

エスデスが見えなくなり

 

タツ「・・・フフフ・・・、ハハハ、アハハハハッハ・・・今時珍しく純情な奴め・・・」

 

ナイターマンはこのような悪い男も倒せるのか?戦え、僕らのナイターナイターナイターマン!

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