いつの間にか気を失っていた自分はまた知らない二人組に見つめられていた…
「見知らぬ天井だ…」
実際に言うとかなり恥ずかしいが、人のいる前で言ったことに自分を崇め立ててあげたい。俺はエヴァファンの鏡!我が生涯に一片の悔い無しという感じだろう。
「気がついたか少年!」
「言葉を話せるという事は問題無いっぽいか」
「恐縮ですが貴方達は…?」
誰だこの人達?!今回ばっかりは本当に知らんぞ?
「改まらなくても良いぞ少年!俺たちは怪しい者では無いからな!」
「お前が言うと余計心配になるぞ」
「説明は俺がしよう、ここは国連軍太平洋艦隊の中だ。そして俺たち2人は特務機関NERV諜報部の大河と」
「上瀬だ!」
「NERV?!」
「知っているのか、まあいい、そして俺たちはある任務でここに居る」
「ああ、私達太平洋艦隊の見張りとでも言うべきかね」
「艦長!おはようございます!」
「ああ、私達に見張りなど付ける必要は無いというのに…たかがおもちゃのパーツ運びに我々を使いおって」
「艦長、部外者の前ではここまでしておいた方がよろしいかと。」
「ああ、そうか。ではこの坊やはお前達に任せたぞ」
「「了解致しました。」」
そういえばあの艦長何処かで見た気がするんだよな…あー、今喉の下の食道の下の胃まで来てる…
消化されたから分かんねえや
「すまないな少年!起きたばかりでこっちの話をしてしまってな!」
そういえばさっきおもちゃのパーツがどうちゃらこうちゃら行っていたな、もしかしてエヴァのパーツか?だとしたら太平洋艦隊がわざわざ福岡まで行って
「残念ながら話せるのはここまでだが、お前が寝ている間に船が第二新東京市近海まで進んでしまったから一度新横浜で下ろすつもりだ。飛行機代は私達が出すから安心してくれ」
「いえ、元々第三新東京に居る祖母を訪ねるつもりだったので、問題無いです。」
「そうか少年!なら好都合だ!俺達と来ないか?」
「はい、ではご一緒させて頂きます」
てわけで少し古めのジープに乗って第三新東京市を目指す。
その時船に俺を見つめている人がいた気がするが、ただの見送りだろう
「あの子、少し他とは違う臭いがするニャね」
「第三新東京市に行くの初めてなので僕めちゃくちゃ楽しみです!」
これは真面目と書いて大マジだ。第三新東京市にはどの様な設備や、店、景色が見えるのかとても楽しみなのだ。俺の知ってる東京では無いが、新東京と名につく程だ。期待も高まるというものだ。
「じゃ、俺達行きつけの店に寄ってかないか?」
「味は保証しとくぜ♪」
「ありがとうございます。めっちゃ楽しみです」