使徒襲来と陰キャオタク
「明日まで、明日までお待ちください!明日になれば、伝説の超ロボットが見つかるはずです!」
俺は今絶対絶命のピンチに陥っている、事の発端は22日前、つまり4月11日の事だ。なんと電話ボックスを探している途中で、NERVの上瀬さんと大河さんが来たのだ。
「少年、君に少し様があってな!」
「街をずっとぶらついてる奴がいるってNERVの方に通報がきたから、少しNERVに着いてきてもらうよ」
?????訳がわからん、NERVって治安維持的なのもやってるんだなぁと思った後にNERVへ来いだと?使徒でも来んのか?
まあ、そんな希望は打ち砕かれたのだが、
「少年!君学校に行って無いらしいじゃないか!」
「俺達がプライベートで調べたんだが、あんな不審な行動してたら普通捕まるからな、そこで少し上に頼み込んで、君には第3新東京市立第一中学校に入学してもらうことになった。」
てな訳で俺は中学に入学する事になった。この学校の奴らや、他の奴らもそんな理由で入学してきたのだろう。
そして俺が入学したのは2年A組だ。トウジやケンスケと同じクラスらしい。2度目の中学校生活だが、思い切り楽しみたい。と思っていたが、使徒がいつ来るか分からないので、電話ボックス探しはしなければならないので、学校は眠気との戦いとなる。
そんな中で俺は陰キャなので、転校生という称号は荷が重過ぎる。親睦を深める為のカラオケってなんだよ!どんぐりころころ歌ってやったわ!てなかんじで周りには馴染めず、歴史が違うので、覚えるのに苦労したり、勉強と電話ボックスのダブルパンチだった。そんな中、皆よーくご存知メガネのケンスケが話しているのが聞こえて来たのだ。
「知ってるか?NERVで秘密裏にロボットが作られてるって噂だぜ!」
まあ正確にはロボットじゃないんだけどな、と心の中で思っていたが、ケンスケとは友達になっておきたいので、ここらで仲良くしたい。
しかしここで陰の者特有のスキルが発動する。どうやって話しかけに行けば良いんだ?…もう勢いで行くか!
「ケンスケ君だっけ?」
「おう、お前は柳原だったか?どうした?」
「少し話をしないか?」
「悪いトウジ、ちょっと席外すわ」
「で、なんだよ?」
「NERVの事についてなんだが、俺は何のロボットが作られるか知っているんだが、それを話す代わりにNERVの情報を教えてくれ!頼む!」
「おい」
やべ、地雷踏んだか?これ死ん
「お前最高かよ!!良いぜ!いくらでも教えてやるよ!」
という事情があっていつかエヴァを見せる事になったんだが、20日以上経ったので、次第に俺を疑い始めているのだ…ちなみに話したのは名前とかだけなので、疑われるのも仕方ないのかもしれない。使徒ォ早く来てクレェ!そして着信は…
ケンスケだ…
「おい柳原、今日こそ本当にその超ロボット出てくんのかよ!」
「おう!任せろ!」
「本当になんなんだよその根拠の無い自信は?」
「知らん!」
「やれやれ、期待するだけ無駄だったか」
「お前が居なくてもカメラに収めてやるから安心しろ!」
さて、学校休んで電話ボックスで出待ちするのもそろそろ限界すぎる!使徒ォ!早く来てクレェ!
電車に乗っていつもの様に御殿場に向かう。
「暇だし景色でも見ておくか」
その瞬間、柳原ソウタの脳裏に浮かび出されたのは、エヴァ1話の電話ボックスだった!
「結局御殿場じゃねえのかよ!」
周りの視線なんて気にしてる場合じゃねえ!今すぐ近くの駅に降りねえと!結局南足柄市かよ畜生!
「行くしかねぇ!」
「本日12時30分、東海地方を中心とした関東、中部全域に特別非常事態宣言が発令されました。住民の方々は速やかに指定のシェルターに避難して下さい。繰り返しお伝え致します…」
「よりによって今使徒来んのかよ!」
「この気は!まさか…シンジくん!?」
「特別非常事態宣言発令の為現在、全ての通常回線は不通となっています」
「ダメかあ、やっぱり来るんじゃなかった。」
「待ち合わせは無理かぁ…しょうがない、シェルターへ行こう。」
その時、シンジの目には確かに青髪の女性が見えた。しかし瞼を閉じると居なくなっている。
その瞬間、とてつもない爆風が街を覆った。そしてこいつも来た!
「やった!やっぱそうだった!」
「えっと…君は?」
「話は後だ!奴が来る!」
「え?…奴?」
プロペラの音が街に響く。それと同時に山の間から出てきたのは…
水を司る天使、第3使徒サキエル、襲来