季節の変わり目ですので皆さんも体調にはお気をつけ下さい
〜山海経訓育支援部、梅花園にて〜
「シュン教官、子ども達のおやつ完成しました。お昼寝のあとに出すまでに傷んだらマズいのでここの冷蔵庫に入れておきますね。」
「ありがとうございますタツミくん。まぁ、なんて美味しそうなプリンなんでしょう。」
「ふっふっふ、俺様はイブキのために日々美味いプリン作りの研究を重ねてますからね。味にも見た目にも自信はありますよ!」
「ふふ、きっとこれなら子ども達も喜んでくれます。」
「そうですか?そいつは嬉しいですね!」
「はい。子ども達はタツミくんのおやつはもちろんですがタツミくんと遊ぶのも大好きなので、タツミくんが来る日を心から楽しみにしているんですよ。」
「いやー、そんなに楽しみにしてもらえてるなんてちょっと照れますね。じゃ、しばらくこれなかった分そういうことなら思う存分遊んでやんないとですね!」
「うふふ、今日はしばらくぶりにタツミくんが来ると言うことでみんな楽しみにしていましたから元気いっぱいだと思うので圧倒されないよう気を付けて下さいね。」
「了解です。最近万魔殿での仕事が忙しくてあんまり顔を出せてなかったので、その分頑張りますよ!」
「毎週のように顔を出してくれていた頃はタツミくんは議長代理ではありませんでしたからね……」
「えぇ、平役員の頃は暇も結構あったんですが今は書類仕事や外交で忙しくて中々ここへ来れずに申し訳なく思ってます。すみません。」
「いえ、タツミくんも1年生の身でゲヘナの代表なんて言う大変な役に就任して大変でしょうし、それにタツミくんがゲヘナを上手く回しながらトリニティとも良好な関係を築いているのは私の耳にも入ってきていますから……すごいなぁと思っていますよ。」
「それほどでもないですよ。俺様は当たり前のことをやってるだけですしトリニティといい関係を築けているのはトリニティの皆さんが良い方だからですので。」
「謙虚ですね。……ただ、正直に言うとしばらくタツミくんに会えなかったので私も色々なものが溜まっていまして。あとでいっぱい甘やかしてくださいね?♡」
「は、ハハハ……程々にお願いします。」
「あ、タツミさん!こんにちは、梅花園へようこそ!」
「こんにちはココナ教官。元気にしてたか?」
「はい!毎日子ども達には振り回されっぱなしですがなんとか頑張っていますよ!」
「そうか、ココナ教官は頑張り屋さんだからな。あんまり無理はしないようにしろよ?」
「はい、ありがとうございます!」
「そう言えばイブキとは仲良くやってるか?」
「はい!イブキちゃんとは毎日モモトークでお話していますし予定が合う日には万魔殿のサツキさんやイロハさんと一緒に遊びに行ったりもしているんですよ!」
「あ、それはイブキから前に聞いたぜ。ココナ教官と遊べて楽しかったってイブキ滅茶苦茶喜んでたぞ。仲良くしてくれてありがとうなココナ教官。」
「いえ、私としても同年代のお友だちが居るのはやっぱり嬉しいですしイブキちゃんとはこれからもずっと仲良くしたいなーと思っていますよ。」
「そいつは俺様も兄として嬉しいぜ。イブキはいい友達を持って幸せだな。」
「それも全部タツミさんがイブキちゃんを私に紹介してくれたからですよ、タツミさんの紹介がなければイブキちゃんと知り合うことも無かったと思いますし、ありがとうございます。」
「いやいや、それはそうかもしれないが俺様はイブキを紹介しただけで今の仲良しな関係は二人で作っていったものだからな。だからこれからもイブキと仲良くしてやってくれると嬉しいぜ。」
「はい、もちろんです!タツミさんはお仕事の方はどうですか?」
「んーそうだな。最近はもっぱら万魔殿にこもってひたすら書類仕事をこなしたり、トリニティに外交へ行ったりしてるかな。もちろん山海経にも竜華先輩に会いに来たりしてるし山海経との交流会も開きたいなって話をしてるから、これから山海経に来る機会も増えると思うし梅花園へ顔を出せる頻度も増えると思うぜ。」
「えっ、それは本当ですか!?」
「あぁ。最近仕事が忙しくてあんまり梅花園に顔を出せてなかったから子ども達にもさみしい思いをさせちまってたみたいだしな。俺様としても子ども達と触れ合うのは楽しいし梅花園で過ごす時間は好きだから、顔を出せる頻度が増えるのは嬉しい限りだぜ。」
「はいっ、子ども達もタツミさんが来る日には目に見えて元気が良くなりますし、その、私や姉さんもタツミさんが来るのはすごく楽しみにしていますので!」
「おっ、そいつは嬉しいな!なら、今日はせっかく来たことだし思う存分子ども達と遊んでココナ教官とシュン教官とも話をするとするか!」
「ふふ、はいっ!」
〜万魔殿への帰還後〜
「ただいま、今帰ったぞ。」
「あっ、おかえりお兄ちゃん!」
「おぉイブキ!ただいま!いい子にしてたかー?」
「うん!サツキ先輩と一緒にお絵かきしてたの!万魔殿のぎじどーと虎丸を描いてたんだよ!」
「おぉ!確かにコイツは万魔殿の議事堂に虎丸じゃないか!流石はイブキだな!」
「えへへ、お兄ちゃんに褒められちゃった!あ、そう言えばお兄ちゃん。今日はココナちゃんのところに行ってたんだよね?」
「ん?あぁそうだぞ。よく知ってるな。ココナ教官から聞いたのか?」
「うん!久しぶりにお兄ちゃんが遊びに来てくれたってココナちゃんすごく喜んでたよ!」
「そっか、そいつは良かった。今日はココナ教官からもイブキと仲良くしてるって話を聞いて来たんだ。」
「うん!ココナちゃんとは毎日モモトークをしたり一緒に遊びに行ったりしてて、この前はお兄ちゃんがしゅっちょーに行ってる間に万魔殿に呼んでイロハ先輩と一緒に虎丸に乗ったりしたんだよー!」
「おー、そりゃ楽しそうだな!なんだかんだで俺様の方から梅花園へ行くことは多いけどココナ教官達をゲヘナへ呼んだことはほとんど無かったし、たまにはこっちに招いてみるのもいいかもしれないな。」
「うん!ココナ教官も普段では出来ない経験が出来たーって楽しそうにしてたし、今度はシュンお姉ちゃんも連れてきてあげたいって言ってたよ!シュンお姉ちゃんもイブキがココナちゃんのところへ遊びに行ったときに優しくしてくれるし、とってもいいお姉ちゃんなんだ!」
「なるほど、そういうことなら今度シュン教官とココナ教官の二人を万魔殿に招くのもありかもしれないな。二人にはいつも世話になってるし、何よりイブキや俺様と仲良くしてくれている人達だ。盛大なもてなしをして日頃の感謝を伝えるのも悪くないかもしれねぇしな。」
「それってパーティってやつだね!わーい!イブキ、ココナちゃんと一緒にパーティやりたーい!」
「よーし!それじゃあそうと決まれば善は急げだ!今から俺様とイブキで二人を呼んだパーティのやり方や出す料理について考えないとな!」
「おー!」
「……おや、帰ってたのですかタツミ。」
「あ、棗先輩。只今戻りました。」
「今日は確か山海経へ行っていたんでしたね。またあの保育所の手伝いですか?」
「はい、そんなところですね。」
「……たまの休みくらいゆっくりすればいいのに、貴方のお人好しさ加減にはため息が出ますね。」
「ははは……まぁ俺様が好きでやってることですからね。確かに傍から見たら仕事の手伝いかもしれませんが、俺様にとってはきちんと息抜きになっているので大丈夫ですよ。子ども達と遊ぶのは楽しいですからね。」
「……なら良いですけど、あまり無茶をしすぎて体を壊さないでくださいね。貴方はゲヘナの議長代理なんですから貴方の体は貴方だけのものでは無いことを肝に銘じておくように。」
「うっ……はい、よく覚えておきます。」
「よろしい。……ふふ、ではお疲れでしょうからコーヒーでも入れますよ。いつものインスタントですけど。」
「おっ、そいつはありがたいですね!なら遠慮なくいただくとします!」
「ではいつもの私のサボり部屋まで来て下さい。私はコーヒーを入れてから向かいますので。」
「分かりました。それじゃ先に向かわせてもらいますね。」
(……タツミと一緒にサボるのも久しぶりですね。昔はこうして一緒にサボったりしていたものですが最近はお互いに忙しい身ですし……ふふ、たまにはこういうのも悪くないかもしれませんね。)
そろそろ本編に戻らなければ……